JP2001346499A - ハト侵入防止器具 - Google Patents

ハト侵入防止器具

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JP2001346499A
JP2001346499A JP2000165459A JP2000165459A JP2001346499A JP 2001346499 A JP2001346499 A JP 2001346499A JP 2000165459 A JP2000165459 A JP 2000165459A JP 2000165459 A JP2000165459 A JP 2000165459A JP 2001346499 A JP2001346499 A JP 2001346499A
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Minoru Nojima
實 野嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハトがベランダに侵入することを効果的に阻
止し、且つ使用しやすい鳥侵入防止器具を提供する。 【解決手段】本発明の鳥侵入防止器具は、対象となるベ
ランダにおいて、ハトの止まり木となる部分に取り付け
て用いる。鳥進入防止器具Aは、手摺に沿って張り渡さ
れる線状体10と、線状体10の両端部をそれぞれ支持
する支持体20とを含んで構成されている。支持体20
は、その先端で線状体10を支持する支持アーム21
と、支持アーム21を手摺などに固定するための固定部
材22とからなる。線状体10は、鳥が止まれなくなる
程度の距離を対象となる手摺との間に空けて手摺の上方
に、手摺と略平行に張り渡されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマンション
等のベランダにハトなどの鳥が侵入するのを防止するた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】家屋のベランダに、ハトなどの鳥が侵入
する場合が多々ある。かかる鳥の侵入は、マンションな
どの高層住宅で多く見られるが、ベランダの床や、そこ
に干されている洗濯物が鳥の糞で汚されるという、いわ
ゆる糞害の原因となっている。
【0003】このような事情を考慮して、ベランダへの
鳥の侵入を防止するための様々な方策が考案されてい
る。例えば、ステンレス製の細い針金を、鳥が侵入でき
ない程度の間隔でベランダの上から下まで張り渡すとい
ったことが行われている。
【0004】しかしながら、マンションなどの集合住宅
におけるベランダは、入居者の自由な改修が認められて
いない場合が殆どであり、また、上述の方策は、マンシ
ョンの住民の総意を得られなければ実施することが困難
であるため、実際上その実施が行われることは稀であ
る。このような事情により、鳥の侵入を防止するための
手段としては、ベランダの全体をゴルフネットなどで覆
うという極めて原始的な策が多用されている。しかしな
がら、かかる方策は、美観の点で問題がある反面、十分
な効果が得られるものとはいい難い。また、上述の2つ
の方策では、ベランダの、外部に向かって開放されてい
る部分の全体に針金やネットを張り巡らせる必要がある
が、そうすると、布団や洗濯物を干すといった日常生活
での場面でベランダの有効利用が図れなくなり、それの
みでなく、火災等の際における避難の妨げにもなり得
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の課題
を解決せんとするものであり、ハトなどの鳥がベランダ
に侵入するのを効率良く防止することができると共に、
マンションなどの集合住宅でも実施し易い技術を提供す
ることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本願出願人はベランダに侵入する際の鳥の侵入径
路について研究を重ねた。それにより、本願出願人は以
下の知見を得るに至った。即ち、一般的に、ハトをはじ
めとする鳥の飛行は、平行飛行及び斜行飛行である。つ
まり、通常、鳥は、垂直方向への上下飛行やホバリング
飛行を行えない。そのため、鳥がマンション等のベラン
ダの内側に進入するためには、手摺り部分等の止まり木
となるような場所に一端止まることが必要となる。鳥
は、外部から飛来して手摺などに一端止まり、そこから
飛び降りるようにしてベランダの内側に進入するのであ
る。従って、鳥の止まり木になる場所をなくしさえすれ
ば、鳥は、ベランダに侵入することができなくなる。以
下に説明する本願発明はすべて、この知見を基本として
創案されたものである。
【0007】具体的には、本発明による鳥の進入防止方
法は以下のようなものである。即ち、鳥が止まれなくな
る程度の距離を対象となる手摺との間に空けて、該手摺
の略上方に、該手摺と略平行に線状体を張り渡すことに
より、ベランダへ鳥が侵入するのを防ぐ、ベランダへの
鳥の進入防止方法である。この方法では、鳥が止まれな
くなる程度の距離を対象となる手摺との間に空けて、該
手摺の略上方に、該手摺と略平行に線状体を張り渡すと
いう極めて簡単な手段により、手摺が止まり木として機
能しなくなるようにしている。鳥は、線状体に止まると
足でこれをつかめず落下するので、ベランダに侵入でき
なくなる。この方法では、ベランダの手摺に沿って線状
体を張り渡すだけで鳥の進入防止の効果を得られる。従
って、複数方の針金を上下方向に張り渡す場合や、ネッ
トを用いる場合と比して住宅の美観を損ねず、またベラ
ンダの有効利用を確保でき、更には火災等の際における
避難を妨げないものとなる。また、この方法は、一つの
手摺毎に実施可能であるため、他の家庭のベランダとは
無関係に実施することができる。従って、集合住宅につ
きまとう隣家との関係などを考慮することなく実施でき
るため、非常に使いやすい現実的な技術となっている。
尚、この明細書における『手摺』の用語は、ベランダの
前面や、側面に設けられた所謂『手摺』のみならず、マ
ンションのベランダ間を仕切る仕切りの上端部や、ベラ
ンダの床面の縁部に沿って設けられた壁の上端部など
の、ベランダに侵入する鳥の止まり木として機能し得る
すべての部分を意味する。
【0008】上述のように、本願発明は、手摺と平行に
線状体を一本張り渡すという実施の容易さをその大きな
利点とする。もっともこれは、複数の線状体の張り渡し
を禁止するものではない。例えば、手摺の幅が大きい場
合に特に有効なのであるが、前記線状体を、水平方向に
複数本張り渡すと共に、そのうちの1本を、前記手摺の
外端に沿った状態で張り渡すことにより、手摺のいかな
る部分も止まり木として機能しなくなるようにすること
ができる。この場合に、複数本水平方向に張り渡される
線状体は、互いに平行なものとすることができる。ま
た、上述の2本の線状体の他に、例えばこれらと平行と
された他の線状体を更に張り渡すことも自由である。ま
た、手摺と平行に張り渡した線状体の上方に、所定の間
隔をあけながら、線状体を張り渡すこともできる。
【0009】本発明の方法は、例えば以下の鳥進入防止
器具を用いることで簡易に実施できるようになる。即
ち、鳥が止まれなくなる程度の距離を対象となる手摺と
の間に空けて、該手摺の上方に、該手摺と略平行に張り
渡された線状体と、この線状体の端部をそれぞれ支持す
る支持手段とを含んで構成されている、ベランダへの鳥
の侵入を防止するための鳥侵入防止器具がそれである。
【0010】かかる支持手段は、1本の線状体を支持で
きれば良い。複数の線状体を張り渡そうとする場合に
は、支持手段は、当該複数の線状体を支持できるように
適宜構成する。手摺の外端に沿う線状体を含む複数本の
線状体を張り渡す場合、支持手段は、手摺の外端に沿う
線状体を含む複数本の線状体を支持できるように構成す
れば良い。
【0011】線状体と手摺との間隔は、進入を防止した
い鳥の種類に応じて適当に定めれば良い。例えば、前記
手摺との間隔を5cm〜10cm、特には、この間隔を
6cm〜8cmとして線状体を張り渡すようにすれば、
ハトの進入を防止するに効果的である。
【0012】本発明における線状体はどのような素材に
よるものでも良いが、温度変化による伸縮の小さい素材
により構成するのが好ましい。また、紫外線による劣化
の少ない素材が向いている。例えばステンレス製とされ
たワイヤや、テグスを線状体として用いることができ
る。
【0013】本発明における支持手段のそれぞれは、そ
の先端で線状体を支持できるものであれば、ベランダの
床に置かれるようなものでも、ベランダの床に固定され
るようなものでも構わない。また、手摺に取り付けられ
るようなものとしても構わない。この場合には、支持手
段は、その上部で前記線状体の端部を支持する線状体支
持手段と、この線状体支持手段の基端部と前記手摺との
固定をなす固定手段とを含んで構成される。この場合、
上述の固定手段は手摺に対して着脱自在に構成すること
ができる。これは、家屋に対して手を入れることに対す
る規制が厳しいマンションその他の集合住宅で特に効果
的である。このような集合住宅では、ベランダの塗装を
一斉に行ったりする場合もあるので、そのような場合に
備えて固定手段と手摺との解除を行えるようにしておく
ことは有用である。
【0014】尚、線状体の一時的な除去を可能とするた
めに、支持手段と線状体とが着脱自在となるようにして
おいても良い。線状体の一時的な除去を可能とすること
で、例えば布団を干す場合などに、一端線状体を除去し
て布団を干し、その後線状体を元に戻すといった一連の
作業が可能となる。この場合、線状体の少なくとも一端
側での支持を着脱自在に行っておけば足りる。支持手段
による線状体の支持を着脱自在とするにあたって採り得
る構成は様々である。例えば、線状体を上方に引き上げ
ることで支持手段による支持を解除できるようにするこ
とができる。このようにすれば、火災が生じて緊急的に
線状体を除去する必要がある場合に、その除去を容易に
行えるようになる。つまり、線状体をベランダの内側に
ずらすことで支持手段との結合を解除するような構成と
しておくと、ベランダの外から救出活動を行おうとする
人にとって、上述の解除の作業が非常にしづらくなる。
線状体を上方に引き上げることで支持手段との結合を解
除できるような構成としておけば、ベランダの内側から
避難しようとする人にとっても、ベランダの外から救出
活動を行おうとする人にとってもその解除が等しく容易
になるため、火災などの緊急性を要する場合に効果的で
ある。尚、線状体を手摺の上方に複数本連続して張り渡
し、且つ少なくとも一番下の線状体を着脱自在に支持手
段にて指示するような構成とするのも良い。このように
すれば、例えば、一番下の線状体を除去することにより
ベランダの手摺に布団を干すことができるようになるの
みならず、布団の上方に他の線状体が残ることで、布団
が止まり木として機能することを防げるようになる。
【0015】本発明の支持手段は、その重心が前記手摺
よりもベランダの内側寄りに位置するようにしても良
い。このようにすれば、支持手段が倒れたり手摺との接
続が予期せず解除されたりした場合でもこれがベランダ
の外側へ落下するという事態を防げるようになる。
【0016】上述の固定手段は、手摺との固定をなせる
のであればどのような構成とされていてもよい。例え
ば、固定手段は、当該固定手段と金属製の手摺との固定
をなす磁石を含んで構成されており、この磁石により手
摺と固定されるようなものとすることができる。これは
手摺が金属製の場合にしか採用できない構成ではあるも
のの、手摺を傷つけることなく固定手段を手摺に固定す
ることができるため、住宅の自由な改修が禁じられてい
る集合住宅でもその使用が制限されることがないという
利点を有する。尚、磁石と金属が接触すると電蝕により
金属が痛む場合があるため、手摺保護の観点からすれ
ば、磁石の少なくとも手摺と当接する面を、絶縁性を有
する絶縁部材で覆っておくのが好ましい。磁石を備える
固定手段は、手摺を内外から挟持することにより当該固
定手段と金属製の手摺との固定をなす一対の磁石を含ん
で構成されているものとすることができる。この場合に
は、ベランダの内側から手摺に当接する磁石を、ベラン
ダの外側から手摺に当接する磁石よりも重いものとする
ことができる。このようにすれば、支持手段の重心をベ
ランダの内側寄りにするに好適である。
【0017】また、固定手段は、手摺を挟持することで
当該固定手段と手摺との固定をなす挟持手段を含んで構
成されるものとしても良い。このようにすれば、固定手
段の固定をなす際に手摺の材質を選ばないものとなる。
【0018】本発明における線状体は、その一部に、当
該線状体に適度な張力を与える弾性体を備えるものとす
ることができる。このような弾性体を配することによ
り、線状体に適度な張力を与えることができるようにな
り、また線状体の伸縮を吸収できるようになる。弾性体
は例えばバネやゴムにより構成することができる。この
弾性体は、線状体の端部に設けても良いが、線状体の中
間位置に設けても良い。線状体の端部に弾性体を配する
と、この弾性体が支持手段と固定されることで止まり木
として機能するようになる。そこで、弾性体を線状体の
中間位置に配することで、弾性体が止まり木として機能
しないようにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明による鳥侵
入防止器具を取り付けたベランダの好ましい第1乃至第
3実施形態について説明する。尚、各実施形態の説明で
は、同一の部分について同一の符号を用いて説明を行う
こととし、重複する説明は省略する。
【0020】≪第1実施形態≫この実施形態のベランダ
は、図1〜図9に示した如きものである。この実施形態
におけるベランダは、鳥進入防止器具Aを、ベランダB
に適宜取り付けてなる。鳥進入防止器具Aが取り付けら
れるベランダはどのようなものでも構わないが、この例
のベランダは、図1及び図2に示したような、マンショ
ンに設けられたベランダである。即ち、この例のベラン
ダBは、床面B1の前方に壁部B2を備えており、この
壁部B2から縦棒B3を等間隔で立設すると共に、この
縦棒B3の上端部で横棒B4を水平状態で支持して構成
されている。このベランダBは、また、当該ベランダB
を、これと隣接するベランダBから区分けするための仕
切り壁B5を備えている。このベランダBにおいて、進
入する鳥の止まり木として機能し得る部分、即ち本願発
明における手摺に相当する部分は、壁部B2と仕切り壁
B5の上端部、及び横棒B4である。
【0021】鳥侵入防止器具Aは、手摺として機能する
ベランダBの各部分に取り付けて用いられる。この鳥侵
入防止器具Aは、図1及び図2に示したように、手摺に
沿って張り渡された線状体10と、線状体10の両端部
をそれぞれ支持する、本発明の支持手段に相当する支持
体20とを含んで構成されている。
【0022】この実施形態における線状体10として
は、温度変化による伸縮が出にくく、紫外線に対する耐
性が強いという観点からテグスを用いている。もっと
も、他の線状体、例えばステンレス製とされたワイヤな
どをこれに代えて用いてもよい。線状体10は、鳥が止
まれなくなる程度の距離を対象となる手摺との間に空け
て手摺の上方に張り渡されている。また、線状体10
は、手摺と略並行とされている。線状体10と手摺の間
隔は、これには限られないが、7cm程度とされてい
る。この間隔は、手摺が鳩の止まり木として機能しない
ようなものとして採用したものである。これよりも間隔
を広め或いは狭めにすることも、当然に可能である。ま
た、この実施形態では、これには限られないが、上下2
段に渡って線状体10が張り渡されている。手摺が止ま
り木とならないように機能するのは、通常では下側の線
状体である。上側の線状体は、布団を干す場合等に下側
の線状体を外したときに、布団などの上方に位置するこ
とで、布団自体が止まり木とならないように機能するも
のである。
【0023】上述の線状体10の中間位置(端部以外の
位置)には、線状体10のそれぞれに適度な張力を与え
る弾性体11が設けられている。つまり、上述の線状体
10は、弾性体11の両端に2本のテグスを接続して構
成されている。この実施形態における弾性体11は、こ
れには限られないがバネであり、その伸縮の方向と、線
状体10の長手方向とが略一致するようにされている。
尚、ベランダBの横棒B4上に張り渡される線状体10
の一端部には、線状体10と支持体20の着脱自在な固
定をなすための接続金具12が取り付けられている。こ
の接続金具12は、その基端部で線状体10と接続され
た略L字型に形成された金属製の棒状部材であり、その
先端を鋭角に曲げることで形成された係合部を備えてい
る。
【0024】次に、支持体20の構成につき説明する。
支持体20は、棒状の支持アーム21と、固定部材22
とを含んで構成されている。
【0025】支持アーム21は、本発明の線状体支持手
段に相当するものであり、その上部先端で線状体10を
支持している。この実施形態における線状体10の長さ
は、支持アーム21間の距離よりも若干短くされてい
る。このようにすることで、適度な張力を与えた状態で
線状体10を張り渡せるようになる。また、ベランダの
横棒B4には3つの支持アーム21が立設されている
が、そのうち中央の支持アーム21は、着脱自在な状態
で線状体10を支持するようになっている。具体的にい
えば、この支持アーム21の上方の両側面部分には、環
状に形成のリング21bが、異なる2つの高さ位置で計
4つ取り付けられている。これらリング21bは、線状
体10の端部に取り付けられた上述の接続金具12の接
続を行うためのものである。ベランダの横棒B4に3本
立設されたうちの中央の支持アーム21と線状体10と
の接続は、弾性体11の弾性力に抗して線状体10を若
干引き伸ばした状態で、接続金具12先端の係合部をリ
ング21bへ挿入することにより行う。このようにする
ことで、ベランダBの横棒B4上方に張り渡される線状
体10にも適度な張力が与えられる。一方、ベランダの
横棒B4に3本立設されたうちの中央の支持アーム21
と線状体10とは、以下のようにすることでその接続が
解除されるようになっている。即ち、接続金具12を上
方に引き上げるようにすることにより、接続が解除され
る。接続金具12を引き上げると、接続金具12の係合
部は、リング21bと当接した状態で線状体10を引き
伸ばす方向にずれながら上方へ移動する。そして、その
まま接続金具12を引き上げることで、接続金具12先
端の係合部がリング21bから外れる。尚、上述のリン
グ21b及び接続金具12は、支持部20と線状体10
端部の接続を着脱自在にするための構成であるが、かか
る着脱自在な接続を担保するための他の構成をこれらに
代わって採用することも勿論可能である。また、この例
では、線状体10の一方の端部における支持部20との
固定を着脱自在としているが、線状体10の双方の端部
における支持部20との固定を着脱自在とすることもで
きる。
【0026】固定部材22は、支持アーム21の基端部
に取り付けられている。この固定部材22の構成の一例
を、図3で示している。尚、図3で示した固定部材22
は、取り付け対象となる手摺が、磁石で固定可能な金属
である場合に用いられるものであり、手摺と支持アーム
21の着脱自在とした固定を可能とするものである。こ
の固定部材22は、その上面で支持アーム21を固定す
るための、断面L字型に形成された2つの外枠22a、
22aと、両外枠22a、22aの内側にそれぞれ設け
られた磁石22b、22cと、磁石22b及び磁石22
cの手摺と当接する面を少なくとも覆う、例えばビニー
ルテープなどの絶縁体22dとを備えている。この絶縁
テープ22dは、磁石22a及び磁石22cとが手摺と
当接することによって生じる電蝕を防止する効果を有し
ている。かかる固定部材22による支持アーム21の固
定は以下のようにしてなされている。即ち、かかる固定
部材22を採用する場合には、支持アーム21の下端
に、水平なベース体21cを設けておく。そして、この
ベース体21cを手摺の上に置いた状態で、ベース体2
1cごと手摺を覆うようにして両外枠22a、22aを
被せることにより行う。このようにすることで、両外枠
22a、22aの内側に配された磁石22b、22cが
手摺と当接し固定される。ベース体21cは、両外枠2
2a、22aの水平な部分で抑えられ、手摺と固定され
ることになる。このようにして、支持アーム21の手摺
への固定が行われる。この実施形態における2つの磁石
は、大きさを異ならせてある。2つの磁石のうち大きな
磁石22bは、ベランダBの内側に配され、小さな磁石
はベランダBの外側に配される。このようにすること
で、固定部材22の、ひいては鳥進入防止器具Aの重心
がベランダBの内側に位置するようにでき、これにより
例えば磁石の固定力が弱くて支持アーム21が倒れる場
合に、それがベランダBの内側に倒れるようになる。
尚、支持アーム21が倒れる方向を規制するには、2つ
の磁石の大きさを変えるのではなく、2つの磁石の手摺
への固着力を変えることによることも可能である。例え
ば、2つの磁石のうち、ベランダBの内側に配される磁
石の手摺に対する固着力を、外側に配する磁石の固着力
よりも大きくしておけば、支持アーム21が倒れる場合
は、ベランダBの内側へと倒れるようになる。
【0027】固定部材22は、図4に示したような構成
とすることもできる。図4は、第1の変形例にかかる固
定部材22の構成を示す側面図である。この固定部材2
2は、クランク部材22eと、押さえ部材22fとを備
えており、手摺を挟持することで当該固定部材22と手
摺との固定をなすものである。従って、この固定部材2
2は、手摺が金属製であるか否かにかかわらず使用でき
るものとなっている。クランク部材22eは、クランク
型に形成されており、上方の垂直部分と、水平部分と、
下方の垂直部分とからなる。尚、クランク部材は、上方
の垂直部分と水平部分とを接続して補強を行う補強部材
23を備えている。この固定部材22では、上方の垂直
部分を、上述の支持アーム21とすることができる。ま
た、上方の垂直部分を別部材とするなどして、これを上
述の支持アーム21とすることも可能である。クランク
部材22eの水平部分には、後述の固定ボルトのネジ切
り部を貫通させるための長孔22gが、長さ方向に渡っ
て貫通的に設けられている(図5参照)。また、クラン
ク部材22eの水平部分の下面には、例えば断面三角形
状の噛み合い歯22hが形成されている。クランク部材
22eの下方の垂直部分には、図示せぬ貫通孔が設けら
れている。これを貫通するようにして調整ボルト22i
が配されると共に、この調整ボルト22iと螺合させた
調整ナット22jが配されている。押さえ部材22fは
略L字型に形成されており、水平部分と、その下方に設
けられた垂直部分とからなっている。水平部分には、後
述の固定ボルトのネジ切り部を貫通させるための長孔2
2kが、長さ方向の所定の部分に渡り貫通的に設けられ
ている。この長孔22kの断面は、図6で示したように
なっている。図6は、図4中のX−Xで切断したとき
の、押さえ部材22e中の水平部材の断面を示す図であ
る。長孔22kは、図6で示したように、その内部に段
差を備えており、幅広の部分に固定ボルトの頭部を入れ
込むと共に、幅狭の部分からボルトのネジ切りされた部
分を外部へ露出させるようになっている。長孔22kの
幅広の部分の幅は、ボルトの頭部が入り、且つボルトの
頭部と干渉してボルトが回転しないようなものとなって
いる。例えば、幅広部分の幅は、六角形に形成されたボ
ルトの頭部の平行な2辺間の距離に等しいものとするこ
とができる。押さえ部材22fの水平部分の上面には、
クランク部材22eの水平部分の下面に形成の噛み合い
歯22hと噛み合う噛み合い歯22lが形成されてい
る。例えば、上述の例のように、クランク部材22eの
噛み合い歯22hの形状が断面三角形状である場合に
は、押さえ部材fの噛み合い歯22lの形状も、断面三
角形状とされる。押さえ部材fの垂直部分のうちの上述
したクランク部材22e下方の垂直部分と対向する面に
は、例えばゴムにより形成されることで適度な弾性が与
えられたシート22mが取り付けられている。
【0028】この固定部材22による手摺の固定は、以
下のようにして行う。固定を行うには、まず、手摺の幅
に合せて、クランク部材22eの垂直部分と、押さえ部
材22fの垂直部分の間の間隔を調整する。具体的に
は、手摺の幅よりもクランク部材22eの垂直部分と押
さえ部材22fの垂直部分の間隔がやや広くなるように
してクランク部材22eの噛み合い歯22hと、押さえ
部材fの噛み合い歯22lとを噛み合わせる。このと
き、図7に示したように、そのネジ切り部分が、クラン
ク部材eの長孔22gと押さえ部材22fの長孔22j
の双方を貫通し、且つその頭部が、押さえ部材22fの
長孔22jの幅広部分に嵌め込まれた状態で固定ボルト
22nを配しておく。そして、クランク部材eの長孔2
2gから突出した固定ボルト22nのネジ切り部分に固
定ナット22oを螺合させることにより、クランク部材
22eの水平部分と、押さえ部材22fの水平部分とを
位置決めして固定することで、クランク部材22eの垂
直部分と、押さえ部材22fの垂直部分の間隔を位置決
めする。ここで、クランク部材22eの垂直部分と、押
さえ部材22fの垂直部分の間隔が手摺の幅よりも大き
い場合には、調整ボルト22iを締め込むことで、調整
ボルト22iを前進させ、その先端と押さえ部材fの垂
直部分との間で手摺を挟持する。この固定部材22は、
調整ボルト22iや、固定ボルト22nを締めたり緩め
たりすることで、手摺に対して着脱することができる。
【0029】尚、手摺の幅が狭くて押さえ部材22fの
水平部分の長さが長すぎる場合には、押さえ部材22f
の水平部分を切断することにより長さを調節することが
できる。この場合、押さえ部材22fにおける水平部分
の強度が落ちることを防止するため、当該部分の長孔2
2jの幅方向に渡る梁を長孔22jの所定個所に設けて
おくこともできる。
【0030】固定部材22は、図8乃至図10に示した
ような構成とすることもできる。図8は、第2の変形例
にかかる固定部材22の構成を示す正面図、図9は、側
面図、図10は、図8中のY−Y断面を示す図である。
【0031】この固定部材22は、その上面で支持アー
ム21の基端部と固定される接続棒22pと、この接続
棒22pの下端部に取り付けられた当接板22qとを備
えて構成される。当接板22qは、図10で示したよう
に断面略V字上に形成されている。この固定部材22
は、以下のようにして手摺に固定される。即ち、当接板
22qのV字の内側面をベランダBを構成する縦棒B3
に当接すると共に、その接続棒22pの両側をベランダ
Bを構成する横棒B4にくくりつけることによりその固
定をなす。この場合、当接板22qを縦棒B3にくくり
つけるのも良い。くくりつけは、例えば紐やワイヤを用
いて行っても良いし、ビニールテープやガムテープなど
を用いて行っても良い。ビニールテープを用いてくくり
つけを行った場合の一例を図11の側面図で示す。尚、
この固定部材22は、上述のごときくくりつけを行った
り、それを解除したりすることで手摺へ着脱自在とな
る。
【0032】以上説明した固定部材22は、ベランダB
の構造に合せて適宜選択して使用することができる。例
えば、仕切り壁B5の枠材が金属の場合に、その上端部
に取り付けられる支持部材20の固定部材22は、枠材
に固着可能な磁石とすることができる。
【0033】≪第2実施形態≫第2実施形態によるベラ
ンダを、図12及び図13を用いて説明する。図12
は、第2実施形態に係るベランダの概観を示す斜視図で
ある。図13は、図12のQ−Q断面図である。このベ
ランダBも、第1実施形態の場合と同様に、マンション
に設けられたベランダとなっている。この例のベランダ
Bは、床面B1の前方に壁部B2を備えており、この壁
部B2から縦棒B3を等間隔で立設すると共に、この縦
棒B3の上端部で横棒B4を水平状態で支持して構成さ
れている。このベランダBは、また、当該ベランダB
を、これと隣接するベランダBから区分けするための仕
切り壁B5を備えている。尚、ベランダBの前面の一部
には、化粧板B6がはめ込まれている。このベランダB
において、進入する鳥の止まり木として機能し得る部
分、即ち本願発明における手摺に相当する部分は、壁部
B2と仕切り壁B5の上端部、及び横棒B4である。但
し、壁部B2の上端部の一部は、化粧板B6が存在する
ゆえに本発明の手摺とはならない。
【0034】鳥侵入器具Aは、手摺として機能するベラ
ンダBの各部分に取り付けられている。この鳥進入防止
器具Aは、図12及び図13に示したように、手摺に沿
って張り渡された線状体10と、線状体10の両端部を
それぞれ支持するようにされた支持体20とを含んで構
成されている。
【0035】≪第3実施形態≫この実施形態のベランダ
を、図14を用いて説明する。図14は、第2実施形態
に係るベランダの概観を示す斜視図である。この例のベ
ランダBは、床面B1の前方に壁部B2を備えており、
この壁部B2から縦棒B3を等間隔で立設すると共に、
この縦棒B3の上端部で横棒B4を水平状態で支持して
構成されている。但し、このベランダBは、隣家のベラ
ンダBと連続して設けられる構造ではないので第1実施
形態のベランダBのごとき仕切り板B5を備えていな
い。仕切り板B5に替えてこのベランダは、厚みの大き
い側壁B7を備えている。このベランダBにおいて、進
入する鳥の止まり木として機能し得る部分、即ち本願発
明における手摺に相当する部分は、壁部B2の上端部
と、横棒B4と、側壁B7の上端部である。
【0036】鳥侵入防止器具Aは、手摺として機能する
ベランダBの各部分に取り付けられている。この例の鳥
進入防止器具Aは、図14に示したように、手摺に沿っ
て張り渡された線状体10と、線状体10の両端部をそ
れぞれ支持するようにされた支持体20とを含んで構成
されている。
【0037】そして、側壁B7に設けられた支持体20
は、複数本の線状体10を支持できるように構成されて
いる。そして、複数本の線状体10のうちの1本は、側
壁B7の外端に沿って張り渡されている。この場合の支
持体20としては、例えば、図4で示したものを用いる
ことができる。この支持体20が備える支持アーム21
の中間位置と、補強部材23の上端部及び中間部とで、
線状体10が適宜支持されている。このようにすること
で、複数本の線状態10を、そのうちの一本が側壁B7
の外端に沿うようにして張り渡している。尚、この側壁
B7のように、手摺に厚みがある場合には、幅方向にお
けるどの部分も止まり木として機能しないように、複数
本の線状体を、手摺と平行で且つ手摺から所定の間隔で
張り渡すようにすることも可能である。
【0038】≪第4実施形態≫この実施形態のベランダ
を、図15を用いて説明する。図15は、第4実施形態
に係るベランダの概観を示す斜視図である。この例のベ
ランダBは、床面B1の前方及び側方に及ぶ壁部B2を
備えており、この壁部B2から縦棒B3を等間隔で立設
すると共に、この縦棒B3の上端部で横棒B4を水平状
態で支持して構成されている。このベランダBも、隣家
のベランダBと連続して設けられる構造とはなっておら
ず、縦棒B3、横棒B4は、ベランダBの前方のみなら
ず側方にも配されている。このベランダBにおいて、進
入する鳥の止まり木として機能し得る部分、即ち本願発
明における手摺に相当する部分は、壁部B2の上端部
と、横棒B4と、側壁B7の上端部である。
【0039】鳥侵入防止器具Aは、手摺として機能する
ベランダBの各部分に取り付けられている。この例の鳥
進入防止器具Aは、図13に示したように、手摺に沿っ
て張り渡された線状体10と、線状体10の両端部をそ
れぞれ支持するようにされた支持体20とを含んで構成
されている。
【0040】ベランダBの前方に配された横棒B4と側
方に配された横棒B4とはが交わる部分においては、そ
の交点を挟むように2つの支持体20が配されており、
その支持体20により手摺とややずれた状態で線状体1
0が配されている。但し、この線状体10は、手摺に鳥
が止まれないような間隔を空けて手摺の上方に張り渡さ
れている。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の鳥侵入防止器具によれば、ハトをはじめとする鳥のベ
ランダへの侵入を阻止できるようになるため、糞害の発
生を効果的に防止できるようになる。また、この鳥侵入
防止器具は設置が簡単であり、集合住宅の各家ごとに設
置することも可能である。また、鳥侵入防止器具を取り
付けた状態でもベランダ利用の妨げとならず、火災等が
生じた場合における非難の妨げにもならず、且つ美観に
関する問題も生じない。従って、この鳥侵入防止器具
は、その実施を妨げとなる事情が少ないものであるた
め、広範な利用が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるベランダを概観で
示した斜視図。
【図2】図1で示したベランダのP−P断面図。
【図3】固定部材の構成の一例を示す断面図。
【図4】固定部材の第1の変形例の構成を示す側面図。
【図5】第4図で示したクランク部材の水平部分のX−
X断面を示す図。
【図6】第4図で示した押さえ部材の水平部分のX−X
断面を示す図。
【図7】図4で示した固定部材の用い方を説明するため
の側面図。
【図8】固定部材の第2の変形例の構成を示す正面図。
【図9】図8で示した固定部材側面図。
【図10】図8で示した固定部材のY−Y断面を示す
図。
【図11】図8で示した固定部材の取付け状態を示す側
面図。
【図12】本発明の第2実施形態によるベランダを概観
で示した斜視図。
【図13】図12で示したベランダのQ−Q断面図。
【図14】本発明の第3実施形態によるベランダを概観
で示した斜視図。
【図15】本発明の第4実施形態によるベランダを概観
で示した斜視図。
【符号の説明】
A 鳥侵入防止器具 B ベランダ 10 線状体 11 弾性体 20 支持部材 21 支持アーム 22 固定部材

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鳥が止まれなくなる程度の距離を対象と
    なる手摺との間に空けて、該手摺の略上方に、該手摺と
    略平行に線状体を張り渡すことにより、ベランダへ鳥が
    侵入するのを防ぐ、ベランダへの鳥の進入防止方法。
  2. 【請求項2】 前記線状体を複数本張り渡すと共に、そ
    のうちの1本を、前記手摺の外端に沿った状態で張り渡
    す、 請求項1記載の鳥の進入防止方法。
  3. 【請求項3】 鳥が止まれなくなる程度の距離を対象と
    なる手摺との間に空けて、該手摺の上方に、該手摺と略
    平行に張り渡された線状体と、この線状体の端部をそれ
    ぞれ支持する支持手段とを含んで構成されている、 ベランダへの鳥の侵入を防止するための鳥侵入防止器
    具。
  4. 【請求項4】 前記支持手段は、複数本の線状体を支持
    するように、且つ前記複数の線状体の1本を前記手摺の
    外端に沿った状態となるようにして支持するように構成
    されている、 請求項3記載の鳥侵入防止器具。
  5. 【請求項5】 前記線状体は、前記手摺との間隔を5c
    m〜10cmとして張り渡されてなる、 請求項4記載の鳥進入防止器具。
  6. 【請求項6】 前記支持手段のそれぞれは、その上部で
    前記線状体の端部を支持する線状体支持手段と、この線
    状体支持手段の基端部と前記手摺との固定をなす固定手
    段とを含んで構成されている、 請求項3記載の鳥進入防止器具。
  7. 【請求項7】 前記固定手段は、前記手摺に対して着脱
    自在に固定されるように構成されている、 請求項6記載の鳥進入防止器具。
  8. 【請求項8】 前記支持手段は、その重心が前記手摺よ
    りもベランダの内側寄りに位置するようにされてなる、 請求項3記載の鳥進入防止器具。
  9. 【請求項9】 前記固定手段は、当該固定手段と金属製
    の手摺との固定をなす磁石を含んで構成されている、 請求項6記載の鳥進入防止器具。
  10. 【請求項10】 前記固定手段は、手摺を内外から挟持
    することにより当該固定手段と金属製の手摺との固定を
    なす一対の磁石を含んで構成されている、 請求項9記載の鳥進入防止器具。
  11. 【請求項11】 ベランダの内側から手摺に当接する磁
    石は、ベランダの外側から手摺に当接する磁石よりも重
    くされてなる、 請求項10記載の鳥進入防止器具。
  12. 【請求項12】 前記固定手段は、手摺を挟持すること
    で当該固定手段と手摺との固定をなす挟持手段を含んで
    構成されている、 請求項6記載の鳥侵入防止器具。
  13. 【請求項13】 前記線状体は、その一部に、当該線状
    体に適度な張力を与える弾性体を備えてなる、 請求項3記載の鳥進入防止器具。
  14. 【請求項14】 前記弾性体は、前記線状体の中間位置
    に設けられてなる、 請求項13記載の鳥進入防止器具。
  15. 【請求項15】 前記支持手段による前記線状体の支持
    は、前記線状体の少なくとも一端側について着脱自在と
    されてなる、 請求項3記載の鳥進入防止器具。
  16. 【請求項16】 前記支持手段による前記線状体の支持
    は、前記線状体の少なくとも一端側について着脱自在と
    されると共に、前記固定手段と、当該一端側において
    は、前記線状体を上方に引き上げることで支持手段接続
    を解除できるようにされてなる、 請求項3記載の鳥侵入防止器具。
  17. 【請求項17】 前記線状体は、ワイヤ、又はテグスに
    より構成される、 請求項3記載の鳥侵入防止器具。
  18. 【請求項18】 鳥が止まれなくなる程度の距離を対象
    となる手摺との間に空けて、該手摺の上方に、該手摺と
    略平行に張り渡される線状体の端部をそれぞれ支持する
    2つの支持手段を含んで構成されている、 ベランダへの鳥の侵入を防止するための鳥侵入防止器具
    部品。
  19. 【請求項19】 手摺を備えており、当該手摺に、請求
    項3記載の鳥進入防止器具が取り付けられてなる、ベラ
    ンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004047533A1 (ja) * 2002-11-28 2004-06-10 Kabushiki Kaisya Bird Stopper 鳥害防止具の張架用取付台

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