JP4534040B2 - 営巣防止装置 - Google Patents

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本発明は、電柱に設置された柱上開閉器への鳥類の営巣を防止するための営巣防止装置に関するものである。
一般に、電柱に設置された柱上開閉器には、カラスなどの鳥類が飛来して営巣しやすく、この営巣によって配電事故を発生させるおそれがある。発見された営巣は電力会社によって撤去されるが、近年増加している多くの営巣を撤去するには、多大の時間および労力を要すると共に、高所で撤去作業中の作業員が営巣時期の興奮したカラスに襲われるなどの危険を伴う。
このような営巣を防止するため、例えば特許文献1〜3が開示するような手法が用いられている。特許文献1が開示する営巣防止具は、柱上開閉器の近傍に、多数の針棒体が突出するバリヤーを設けて、鳥類の接近や鳥類が止まって営巣することを防止するものである。特許文献2が開示する鳥害防止構造は、柱上開閉器の上面を遮蔽板で分割することにより、鳥類の営巣スペースをなくしたものである。
特許文献3が開示する鳥類飛来防止装置は、柱上開閉器の近傍に、磁石を表設した風車などの回転体を設けて異常変動磁場を形成し、鳥類の飛来を防止するものである。また、これら以外にも、営巣する鳥類の天敵である鷲や梟の模型を取り付けたり、光を反射する円盤等を取り付けたりして、鳥類の飛来および営巣を防止する手法が用いられている。
特開平10−84840号公報(段落番号0008〜0010、図3) 特開平9−28270号公報(段落番号0005〜0011、図1) 実開平4−129789号公報(第2頁、図1〜図6)
ところが、特にその営巣が問題となっているカラスは、嘴に咥えてきた営巣材料を空中から落として巣の基礎を作るため、特許文献1のように、多数の針棒体によって鳥類の接近や鳥類が止まることを阻止しても、十分な営巣防止効果を得にくい。さらに、開放型の柱上開閉器では、特許文献2のように、営巣スペースを遮蔽板で分割しても、遮蔽板間の空間に落とされた営巣材料が充電部およびケースに接触して地絡事故を起こすおそれがある。
また、近年は洗濯業などで使用される金属製ハンガーが営巣材料となることが多く、この金属製ハンガーが特許文献1における針棒体間の隙間に入り込むことにより、通常よりも強固な巣ができ、営巣の撤去作業が困難になることがある。さらに、金属製ハンガーは、それ自体が自由に曲がることやフック部分があることから、特許文献2における遮蔽板間の空間に引っ掛かりやすく、これを足場として営巣されることがある。
特許文献3のように、鳥類の警戒心などを利用する手法は、装置設置後のしばらくは鳥類の飛来を防止することができるが、学習能力の高いカラスなどが装置が無害であることを学習することにより、装置の設置後のわずかのうちに鳥類の飛来を防止する効果がなくなることが多い。
本発明は、柱上開閉器への鳥類の営巣をより確実に防止することができる営巣防止装置を提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本発明が提供する営巣防止装置は、電柱に設置された柱上開閉器への鳥類の営巣を防止するためのものであり、柱上開閉器が電柱に固定された腕金に懸架されている場合に、その腕金よりも上方に、柱上開閉器を上方から覆う営巣防止板を設け、この営巣防止板の上面を、その表面粗さが最大高さで1mm以下の平滑面とし、営巣防止板を、柱上開閉器を腕金に懸架するための懸架ボルトを利用して、この懸架ボルトの上端部に締結したものである。
この構成によれば、営巣防止板で柱上開閉器を上方から覆うことにより、柱上開閉器への営巣を防止すると共に、営巣防止板の上面を平滑面とすることにより、鳥類が落下させた営巣材料を滑らせて営巣防止板上への滞留を阻止し、鳥類の営巣を防止することができる。
営巣防止板上に落下した営巣材料を滑らせるには、営巣防止板の上面の表面粗さ(JIS B0601−1994に規定の最大高さ)をRy≦1mmとするのがよい。これにより、営巣材料は、営巣防止板への落下時の勢いによって、あるいは営巣防止板上に載った後の自然の風の力によって、営巣防止板から容易に滑り落ちるので、営巣をその初期段階で阻止することができる。なお、最大高さ(Ry)は、これを規定する際の基準長さの代わりに、営巣防止板の全面を用いて、その最高部と最低部との差を採用するのがよい。
営巣防止板を柱上開閉器の全体を上方から覆う大きさに設定することにより、営巣防止板の縁から落ちた営巣材料が柱上開閉器の外方を通過するようにして、柱上開閉器への営巣材料の引っ掛かりを阻止することができる。さらに、営巣防止板を柱上開閉器の接続端子などの充電部の露出部分を覆う大きさに設定することにより、営巣防止板上から滑り落ちた営巣材料が柱上開閉器の充電部に接触することによる地絡事故を防止することができる。
営巣防止板は、1種類の素材からなる板であってもよく、互いに異なる素材を積層してなる積層板などであってもよいが、少なくとも上面部がデュロメータ硬さ(JIS K 7215)でD50以上の硬さを有するようにする。そうすれば、営巣防止板上に落下した営巣材料や鳥類の飛来による上面部の傷を防ぐことができ、この傷によって営巣防止板の上面の平滑度が低下することを防止することができる。
また、営巣防止板の少なくとも上面部を硬質の素材から形成することにより、営巣防止板上に落下した営巣材料を弾いて、その勢いによって営巣材料を営巣防止板の縁から落下させやすくすると共に、営巣防止板の上面部への営巣材料の食い込みによる定着を防止することができる。
営巣防止板を略水平に配置すれば、鳥類が止まる足掛かりをなくして、その糞害を防止することができる。つまり、営巣防止板を傾斜させて配置する場合、上方を向いた営巣防止板の端縁(突部)が鳥類の足掛かりとなりやすいが、営巣防止板を略水平に配置することにより、鳥類の足掛かりとなる突部がなくなり、営巣防止板に鳥類が止まることを阻止することができる。これにより、鳥類の糞による地絡事故や、鳥類の糞によって営巣防止板の上面の平滑度が損なわれることを防止することができる。
営巣防止板を電気的絶縁体から形成すれば、鳥類が落下させた営巣材料が充電部に接触した場合にも、営巣防止板を介する地絡を防止することができる。電気的絶縁体としては、硬質塩化ビニルを例示することができる。
柱上開閉器を電柱に固定された腕金に懸架する場合、営巣防止板を腕金よりも上方に設ければ、営巣防止板上に落下した営巣材料が腕金に引っ掛からずにすみ、腕金が営巣材料の滑りを阻害することを防止することができる。
柱上開閉器を腕金に懸架するための懸架ボルトを利用し、この懸架ボルトの上端部に営巣防止板を締結する。そうすれば、営巣防止装置の構造を簡単にすると共に、柱上開閉器と営巣防止装置との位置合わせを不要にすることができる。
以上のとおり、本発明によると、電柱に設置された柱上開閉器を営巣防止板で上方から覆い、かつ、営巣防止板の上面の表面粗さを平滑面としているので、柱上開閉器への営巣を防止すると共に、営巣防止板への営巣材料の滞留を阻止して、営巣防止板への営巣をも防止することができる。これにより、鳥類の営巣や糞害による地絡などの配電事故を防止することができる。
また、営巣防止装置は、営巣防止板を設けただけの簡単な構造であり、その営巣防止板を柱上開閉器の懸架ボルトを利用して取り付けることにより、柱上開閉器との位置合わせが不要になるなど、熟練を要することなく短時間で設置することができる。
以下、本発明に係る営巣防止装置を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、本実施形態では、柱上開閉器として気中開閉器を採用した形態を示すが、これに限定されるものではない。
図1は本発明に係る営巣防止装置を設けた柱上開閉器の斜視図、図2は営巣防止装置を設けた柱上開閉器の平面図、図3は営巣防止装置を設けた柱上開閉器の正面図、図4は営巣防止装置を設けた柱上開閉器の側面図、図5は営巣防止板の平面図、図6は図4におけるG−G断面図である。
この営巣防止装置は、電柱1に設置された柱上開閉器2への鳥類の営巣を防止するためのであり、柱上開閉器2を上方から覆うように、平板状の営巣防止板3を略水平に設けた構成とされる。
柱上開閉器2は、両側面が開口された箱状とされ、その内部に装備された本体碍子4の先端に、電線5を接続される接続端子6が設けられている。接続端子6は充電部であり、電線5を接続した後にカバー7で被覆されている。
柱上開閉器2は、その上面から上向きに突出する4本の懸架ボルト8によって、電柱1の柱上にバンド固定された腕金9aに懸架されている。腕金9aの上方には2枚の取付金具10が配置され、この取付金具10のボルト孔に懸架ボルト8を下方から挿通して締付ナット11で締め付けることにより、柱上開閉器2が腕金9aに懸架される。
なお、柱上開閉器2の直上に耐張2連碍子等の充電部が近接して設置されている場合は、地絡事故を防止するように、懸架ボルト8に絶縁カバーが取り付けられる。電柱1を挟んで腕金9aと反対側には、腕金9aと並行な腕金9bが設置され、この腕金9bに設けられた碍子(図示せず)を介して、金具12によって本線13に接続された電線14を保持している。
営巣防止板3は、例えば硬質塩化ビニルなどの電気的絶縁体から形成され、6kV以上の高電圧が充電されている電線14、本線13、柱上開閉器2などの充電部に、鳥類が落下させた営巣材料が接触しても、営巣防止板3を介する地絡が生じないようになっている。
営巣防止板3の上面は、その表面粗さが最大高さ(JIS B0601−1994)でRy≦1mmの平滑面に設定され、鳥類が落下させた営巣材料をその落下時の勢いによって、あるいは、上面に載った後の自然の風の力によって滑り落とすようになっている。
営巣防止板3の硬さは、デュロメータ硬さ(JIS K 7215)でD50以上の硬さとされ、鳥類が落下させた営巣材料を勢いよく弾いて滑らせると共に、営巣材料の落下や鳥類の飛来による傷を防いで平滑度の低下を阻止し、落下してきた営巣材料の食い込み定着を防止するようになっている。
営巣防止板3の強度は、曲げ強さが50MPa以上、引っ張り強さが30MPa以上の材料を使用することにより、電柱1の上部において台風などの強風に耐え、かつ、ボルト締結に耐え得る強度とされる。
なお、営巣防止板3を構成する素材は、硬質塩化ビニルに限定されるものではないが、配電用の絶縁工具や保護板に使用されているFRP(硝子エポキシ樹脂)を採用した場合、樹脂部およびガラス繊維のうちの樹脂部のみが劣化することにより、設置当初に上面が平滑面であっても、経年変化によってその平滑度が低下するおそれがある。
また、配電用絶縁カバー類に使用されているポリエチレンは、軟質であり傷つきやすく、その上面への営巣材料の落下などにより、徐々に平滑度が低下するおそれがある。絶縁材料として通常使用されるゴムは、特に軟質であり、落下してきた営巣材料が食い込んで定着するおそれがある。
営巣防止板3の左右方向の長さ(A)は、柱上開閉器2に装備された本体碍子4の全長(B)以上の長さに設定され(A≧B)、営巣防止板3の前後方向の長さ(C)は、3相あるうちの両側の接続端子6の外面から外面までの長さ(D)以上の長さに設定されている(C≧D)。
すなわち、営巣防止板3は、柱上開閉器2の本体碍子4とカバー7との隙間から露出する接続端子6を上方から完全に覆い隠す外形寸法とされる。これにより、営巣防止板3の上面から滑り落ちた営巣材料が本体碍子4とカバー7の間に入り込んで接続端子6(充電部)に接触することによる地絡事故が防止される。
営巣防止板3は、腕金9aに柱上開閉器2を懸架している懸架ボルト8の上端部に、取付ナット15で締結される。これにより、営巣防止板3が腕金9aよりも上方に設置され、腕金9a、9b、柱上開閉器2、接続部カバー7、電線5、14の全てが営巣防止板3よりも下方に位置する。
営巣防止板3と、柱上開閉器2を懸架するために腕金9aの上面側に配された取付金具10および締付ナット11との間には、懸架ボルト8が挿通する筒状のスペーサー16が介在され、営巣防止板3と腕金9aとの間に空間を設けるようになっている。この空間により、営巣防止板3と、腕金9a、9bの上面および側面に取り付けられることの多い高圧ピン碍子やアレスター取付金具、オツストなどの部材の取付部との干渉が阻止される。
腕金9aの上部に空間が不要な場合には、スペーサー16を設けることなく、締付ナット11の上面にワッシャ17を載置して営巣防止板3を取り付けてもよく、懸架ボルト8の長さが不足する場合には、懸架ボルト8に延長ボルトを継ぎ足して空間を拡大してもよい。
営巣防止板3の取り付けは、懸架ボルト8に上端からスペーサー16、ワッシャ17、営巣防止板3のボルト孔18、19およびワッシャ20を嵌めつつ、これらをこの順で締付ナット11の上に載置し、最後に取付ナット15を締め付けるようにする。腕金9aに柱上開閉器2を固定している締付ナット11を外さないので、営巣防止板3の取付作業中も柱上開閉器2が支えられたままであり、柱上開閉器2の落下が防止される。
営巣防止板3には、懸架ボルト8が挿通する丸孔のボルト孔18と長孔のボルト孔19とがそれぞれ2箇所ずつ合計4箇所に形成され、丸孔のボルト孔18と長孔のボルト孔19とが互いに対になって腕金9aを挟むように位置している。腕金9aの長手方向における孔間隔寸法Eおよび抱き方向における孔間隔Fは、開閉器1の4本の懸架ボルト8の間隔に対応する大きさに穿孔されている。
腕金9aの長手方向における懸架ボルト8の間隔は、柱上開閉器2を腕金9aに取り付けた際にも狂いが生じにくいため、その間隔を例えば240mm±5mmで設計製造する場合、孔間隔寸法Eを240mmとし、丸孔51の径に±5mmの製造誤差を考慮するのみである。
一方、腕金9aの抱き方向における懸架ボルト8の間隔は、腕金9aの太さや施工誤差によって懸架ボルト8に傾きが生じるため、懸架ボルト8の位置ずれを吸収するように、一方のボルト孔19を中心間隔20mmの円を一体につないでなる長孔として、懸架ボルト8を通しやすいようにしている。
図6に示すように、ワッシャ20は、懸架ボルト8が長孔19のどの位置を通る場合であっても長孔のボルト孔19を完全に覆う大きさに設定され、営巣材料が長孔のボルト孔19に入り込んで地絡事故を発生させることを防止する。つまり、営巣防止板3が懸架ボルト8に対して腕金9aの抱き方向にずれて、懸架ボルト8の片側に、長孔のボルト孔19による空間が大きくあいた場合であっても、ワッシャ20の外縁と長孔19の内縁に隙間が生じることがない。
上記構成によれば、柱上開閉器2を上方から覆うように、平板状の営巣防止板3を略水平に設けているので、柱上開閉器2への営巣を規制することができる。営巣防止板3の上面を硬質の平滑面とするので、鳥類によってその上面に落下されたり載置されたりした営巣材料を滑り落として、営巣材料の滞留を阻止し、柱上開閉器2に加えて営巣防止板3への営巣も阻止することができる。また、鳥類が止まる足掛かりもなく、糞害をも抑えることができ、鳥類による高圧電力の地絡事故を防止することができる。
柱上開閉器2を懸架する懸架ボルト8を利用して、電気的絶縁体からなる平板状の営巣防止板3をスペーサー16、ワッシャ17、20および取付ナット15で取り付けただけの簡単な構造であり、柱上開閉器2との位置合わせの必要もない。これにより、熟練を要することなく、営巣防止装置を確実かつ短時間に設置することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、ワッシャ17、20は、丸型のものに限らず、長孔のボルト孔19を塞ぐ大きさであれば、正方形や長方形のワッシャを採用してもよい。
通常の場所に設置する営巣防止板3は、例えば厚さ5mmの硬質塩化ビニル板を使用することができるが、海岸付近のように電柱1および開閉器1が強風に晒される場所に設置する場合などは、営巣防止板3の下面側に補強リブを設けて、営巣防止板3の強度を高めるようにしてもよい。補強リブを下面側に設けるので、上面を平滑面にすることができる。
営巣防止板3は、懸架ボルト8を貫通させて上面側から取付ナット15を締め付けるだけでなく、例えば図7に示すように、営巣防止板3の下面側にL字形の脚部21を設けておき、この脚部21を懸架ボルト8に締結することにより、営巣防止板3の上面側から一切の突起をなくすようにしてもよい。
本発明を柱上開閉器に取り付けた時の斜視図 取付状態の上面図 取付状態の正面図 取付状態の側面図 営巣防止板の上面図 営巣防止板取付部の断面図 本発明の別の形態を示す側面図
符号の説明
1 電柱
2 柱上開閉器
3 営巣防止板
8 懸架ボルト
9a 腕金
A 営巣防止板の左右方向の長さ
B 開閉器本体碍子の全長
C 営巣防止板の前後方向の長さ
D 続端子の外面から外面までの長さ

Claims (4)

  1. 電柱に設置された柱上開閉器への鳥類の営巣を防止するための営巣防止装置であって、前記柱上開閉器は、電柱に固定された腕金に懸架され、前記腕金よりも上方に、前記柱上開閉器を上方から覆う営巣防止板が設けられ、該営巣防止板の上面は、その表面粗さが最大高さで1mm以下の平滑面とされ、前記営巣防止板は、前記柱上開閉器を腕金に懸架するための懸架ボルトを利用し、該懸架ボルトの上端部に締結されたことを特徴とする営巣防止装置。
  2. 前記営巣防止板は、少なくとも上面部がデュロメータ硬さでD50以上の硬さを有することを特徴とする請求項1に記載の営巣防止装置。
  3. 前記営巣防止板は、略水平に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の営巣防止装置。
  4. 前記営巣防止板は、電気的絶縁体から形成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の営巣防止装置。
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