JPH0616106Y2 - ベランダ用ブラインド - Google Patents

ベランダ用ブラインド

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JPH0616106Y2
JPH0616106Y2 JP8383488U JP8383488U JPH0616106Y2 JP H0616106 Y2 JPH0616106 Y2 JP H0616106Y2 JP 8383488 U JP8383488 U JP 8383488U JP 8383488 U JP8383488 U JP 8383488U JP H0616106 Y2 JPH0616106 Y2 JP H0616106Y2
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veranda
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藤三雄 中村
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藤三雄 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主としてマンション・団地等の中高層建築物
における屋外のベランダにおいて使用するブラインドに
関する。
[従来の技術] 従来からカーテン、ブラインド類は、日除、遮蔽用とし
て用いられているが、特にブラインドは日除及び遮蔽し
つつも通風が可能なため、最近では家庭用としてもかな
り普及している。そして前記ブラインドは室内の窓枠等
に取付けられるものである。
[考案が解決しようとする課題] 近年、日本の都市部の住宅事情においては、草木を植栽
する場所として庭を得ることは極めて困難になってお
り、いきおいマンション等の中高層の集合住宅のベラン
ダに植木鉢、プランター等を並べ、ここに草木を植栽し
て楽しむことが増えている。
ところが、マンション等の中高層の集合住宅におけるベ
ランダの存在と、一軒家における庭とは意味合いがかな
り異なっている。つまり。一軒家においては、室、庭、
塀という位置関係であるのに対し、集合住宅において
は、室、ブラインド、ベランダという位置関係になり、
前記塀に対応するものが、ベランダの壁や手摺りという
よりも窓のカーテン及びブラインドに相当する。このた
め、一軒家においては人目は常に塀に遮られているの
で、人目が問題となることはないが、集合住宅において
は、ブラインドを開けない限りベランダの草木を鑑賞で
きず、そしてブラインドを開けることで往々にして、室
内が衆目に晒されることになる。
ここでサッシのガラスを目隠し用ガラスにすれば、確か
に人目を浴びずにベランダの草木を鑑賞できる。しか
し、この手の目隠し用ガラスは高価である以外に、更に
着色されてあり、花等が自然のままの色彩で鑑賞できな
いということは、鑑賞する人にとって誠に都合が悪い。
また、特に暑い夏期において、自然の良風を室内及びベ
ランダ内に取入れつつ、気侭な姿で昼寝、食事、団欒を
行う願いは、屋外の衆人の視線が気になる以上とても実
現できるものではなかった。
そして、ベランダ内の草木において、夏期の強烈な直射
日光を幾分かでも和らげたくとも通風させつつ光量を可
変できるものなどはなかった。
更には、ベランダに干した洗濯物が盗まれるということ
があり、これはベランダ内に常に衆目に晒されているこ
とも原因の一つであるが、かといって室内に洗濯物を干
すことは、室内の湿度をひどく上げるので衛生上好まし
くないので、洗濯物をベランダに干して通風させても衆
目を浴びないようにする装置の出現が期待されていた。
そこで、本考案にあっては、ベランダ内を通風させつつ
屋外から室内及びベランダ内を覗かれることを妨ぐこと
ができるブラインドを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前述した課題は、ベランダの床面の手摺り側に該手摺り
面と平行に設置され上下に昇降する2本の多段収納式支
柱と、該支柱を下端で接合する梁体と、一端を前記支柱
の上端に固定し、他端を前記支柱の下端に固定した紐体
と、該紐体により一定間隔で係止されつつ上下に複数連
接され、最上層の一端を前記一方の支柱の上端部の前記
紐体に固定し、他端を前記他方の支柱の上端部の前記紐
体に固定した短冊状の羽根体とからなることを特徴とす
るベランダ用ブラインド、またはベランダの床面の手摺
り側に該手摺り面と平行に設置され上端にプーリーを内
設した直立した2本の支柱と、該支柱を下端で接合する
梁体と、紐体により一定間隔で係止されつつ上下に複数
連接された短冊状の羽根体とからなり、前記紐体はプー
リーを経由して一端を前記短冊状の羽根体を係止しつつ
前記支柱下端に固定され、他端を開放端としたことを特
徴とするベランダ用ブラインド、またはベランダの手摺
り面の左右いずれか一端に設置され直立した支柱と、複
数の紐体により一定間隔で係止されつつ左右に複数連接
され、前記支柱に結束可能である短冊状の羽根体と、一
端を前記支柱に固定し、他端を前記支柱から最遠端の前
記羽根体に固定した前記複数の紐体と、前記支柱から最
遠端の羽根体に固設された掛止具と、前記ベランダの前
記支柱が設置されていない他端に前記掛止具が掛合する
係着具を設置したことを特徴とするベランダ用ブライン
ドによって解決される。
[実施例] 以下、本考案のベランダ用ブラインドの一実施例につい
て述べる。
第1図は本考案によるベランダ用ブラインドの一実施例
を示す概略側面図、第2図は本考案によるベランダ用ブ
ラインドの一実施例を示す概略斜視図であり、図におい
てベランダの床面の手摺り側に置かれたベランダ用ブラ
インド1は、複数の段部を有して伸縮する支柱2a,2
bと、該支柱2a,2bの下部を接合する梁体3と、紐
体5によって複数連接された短冊状の羽根体4と、図示
されていない前記梁体3に内蔵した前記支柱2a,2b
を伸縮させるモーターと、該モーター駆動回路を室内か
ら制御するためのリモートコントローラー7と、該リモ
ートコントローラー7を梁体3に接続するコード8とか
ら成る。また前記紐体5は、一端を前記支柱2a,2b
の上端に固定し、他端は前記支柱2a,2bの下部また
は前記梁体3に固定し、上端と下端の間には、複数の短
冊状の羽根体4の両端部に穿孔された孔を挿通しつつ、
一定間隔を開けて短冊状の羽根体4を係止している。
支柱2a,2bを最も伸長させたとき、ベランダの壁に
固設した固定具9の端部に設置された磁石等の係合部1
0が、支柱2a,2bの上端部に設置された磁石等の係
合部6a,6bと係合する。そして固定具9はブライン
ド1を収納して使用しないときには、水平に回転させ
て、目立たないようにすることができる。
支柱2a,2bを縮退させると、支柱2a,2bは最下
段に総て収納され、また短冊状の羽根体4は重なり合っ
て梁体3の上に載置され、屋外からは、ブラインド1を
視認することができなくなる。
また、支柱2a,2bの伸縮においては、前記リモート
コントローラー7とモーターにより電動で行っても良い
が、支柱2a,2bもしくは梁体3に取付けられるクラ
ンクによる手動で行っても良い。
第3図は本考案によるベランダ用ブラインドの他の実施
例を示す概略正面図である。
図において、支柱9a,9bは、ベランダの床面の手摺
り側に直立状態で設置され、前記支柱9a,9bの下部
が梁体10で接合され、前記支柱9a,9bの上端には
短冊状の羽根体4を連接する紐体11が通るプーリー1
2が設置され、図示しないが前記プーリー12の外側に
は前記紐体11をロックする掛止部が設置され、該掛止
部は連接した短冊状の羽根体4を適宜な高さで停止させ
ることができる。
左右2本の紐体11は、それぞれ短冊状の羽根体4の両
端部に穿孔された孔を挿通しつつ一定間隔で羽根体4を
掛止し、紐体11の一端は梁体10に固定され、他端は
プーリー12及び掛止部を経由して垂れ下がって開放さ
れている。
紐体11の開放端側を下方へ引張ると、梁体10上面に
重なり合って載置されていた短冊状の羽根体4は上昇
し、プーリー12の真下に達すると、羽根体4部の紐体
11は伸びきりこれ以上上昇することはない。そして紐
体11を緩めると短冊状の羽根体4は徐々に下降し、最
後に梁体10の上面に重なって載置され、また収納され
ても良い。
また、図示しないが支柱9a,9bの上端面には、前記
固定具9の係合部10と係合する係合部を設置してい
る。
第4図は、本考案によるベランダ用ブラインドの他の実
施例を示す概略斜視図である。
図において、支柱13は、ベランダの手摺り面の左端に
直立状態で設置され、前記支柱13には複数の紐体15
の一端が固定され、該紐体15は複数の短冊状の羽根体
14を直立状態で一定間隔で係止しつつ左右に連接し、
紐体15の他端を最右端の羽根体14に固定している。
前記最右端の羽根体はそれ以外の羽根体14と比べたわ
みを少なくするため適宜な厚さを有し、中央部には掛止
用のフック16を固設している。そして、ベランダの右
端には、羽根体14及び紐体15を最も伸長させたとき
に、前記掛止用フック16が掛合する係着具17をベラ
ンダの手摺り面に固設している。
尚、前記フック16と係着具17の掛合を外し、羽根体
14をベランダの左端の支柱13に寄せ集めた際、羽根
体14を総て結束する結束具及び羽根体14を総て収納
する蓋体を支柱13に設置しても良い。
また、短冊状の羽根体4,14には、特に図示はしない
が、多数の小孔を全面に亘り穿孔しても良い。
[考案の作用及び効果] 以上詳述の如く、本考案のベランダ用ブラインドによれ
ば、ベランダの手摺り側にブラインドを設置したことに
より、室内に対する日除効果、俯窺防止の遮蔽効果、通
風効果に加え、人目を浴びずにベランダ内の草木を鑑賞
できる点、自然の良風を室内及びベランダ内に取り入れ
つつ、気侭な姿で昼寝、食事、団欒を行うことができる
点、ベランダ内に載置された直射日光を避けるべき草木
に対する光量コントロールができる点、そしてベランダ
内に干した洗濯物の盗難を予防できる点等の優れた諸効
果を発揮できる。
また本考案のベランダ用ブランドは収納することによ
り、外部からは構築物として視認することができないの
で美観及び安全性に保つことができる。
そして、ブラインドの支柱の上端を固定具を介して壁面
に固定するため、屋外使用で問題となる風によって倒壊
する危険を防ぐことができる。この固定具はブラインド
を使用しないときは壁に沿って水平に折り曲げて片付け
ることができ、美観上優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるベランダ用ブラインドの一実施例
を示す概略側面図、第2図は本考案によるベランダ用ブ
ラインドの一実施例を示す概略斜視図、第3図は本考案
によるベランダ用ブラインドの他の実施例を示す概略正
面図、第4図は、本考案によるベランダ用ブラインドの
他の実施例を示す概略斜視図である。 1……ベランダ用ブラインド、2a,2b……支柱 3……梁体、4……羽根体、5……紐体 6a,6b……係合部、7……リモートコントローラ
ー、8……コード、9……固定具、10……係合部、1
1……紐体、12……プーリー 13……支柱、14……羽根体、15……紐体 16……フック、17……係着具

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベランダの床面の手摺り側に該手摺り面と
    平行に設置され上下に昇降する2本の多段収納式支柱
    と、該支柱を下端で接合する梁体と、一端を前記支柱の
    上端に固定し、他端を前記支柱の下端に固定した紐体
    と、該紐体により一定間隔で係止されつつ上下に複数連
    接され、最上層の一端を前記一方の支柱の上端部の前記
    紐体に固定し、他端を前記他方の支柱の上端部の前記紐
    体に固定した短冊状の羽根体とからなることを特徴とす
    るベランダ用ブラインド。
  2. 【請求項2】ベランダの床面の手摺り側に該手摺り面と
    平行に設置され上端にプーリーを内設した直立した2本
    の支柱と、該支柱を下端で接合する梁体と、紐体により
    一定間隔で係止されつつ上下に複数連接された短冊状の
    羽根体とからなり、前記紐体はプーリーを経由して一端
    を前記短冊状の羽根体を係止しつつ前記支柱下端に固定
    され、他端を開放端としたことを特徴とするベランダ用
    ブラインド。
  3. 【請求項3】ベランダの手摺り面の左右いずれか一端に
    設置され直立した支柱と、複数の紐体により一定間隔で
    係止されつつ左右に複数連接され、前記支柱に結束可能
    である短冊状の羽根体と、一端を前記支柱に固定し、他
    端を前記支柱から最遠端の前記羽根体に固定した前記複
    数の紐体と、前記支柱から最遠端の羽根体に固設された
    掛止具と、前記ベランダの前記支柱が設置されていない
    他端に前記掛止具が掛合する係着具を設置したことを特
    徴とするベランダ用ブラインド。
  4. 【請求項4】支柱の上端には、ベランダの壁に固設した
    固定具の一端と係合する係合部を設けたことを特徴とす
    る請求項1,2または3記載のベランダ用ブラインド。
  5. 【請求項5】固定具は水平に折曲げ可能とすることを特
    徴とする請求項4記載のベランダ用ブラインド。
  6. 【請求項6】短冊状の羽根体が紐体に対する角度を可変
    できることを特徴とする請求項1,2または3記載のベ
    ランダ用ブラインド。
  7. 【請求項7】短冊状の羽根体は複数の孔が穿孔された薄
    い金属板から成ることを特徴とする請求項1,2または
    3記載のベランダ用ブラインド。
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JPH025600U JPH025600U (ja) 1990-01-16
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