JPS6339605Y2 - - Google Patents

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JPS6339605Y2
JPS6339605Y2 JP7878579U JP7878579U JPS6339605Y2 JP S6339605 Y2 JPS6339605 Y2 JP S6339605Y2 JP 7878579 U JP7878579 U JP 7878579U JP 7878579 U JP7878579 U JP 7878579U JP S6339605 Y2 JPS6339605 Y2 JP S6339605Y2
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JP
Japan
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flange
housing
packing
gasket
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP7878579U
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English (en)
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JPS55179322U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえばオートバイなどの計器構造
に関するもので、特に計器正面のハウジング上部
周縁と透明ガラスの周縁との密着度合いを良好に
し得る計器ハウジングの防水構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般にこの種の計器ハウジングにあつては、た
とえば実公昭38−17769号公報に開示されるよう
に、計器機構を収納するハウジングの開口側自由
端周縁に沿つて外方に突出形成したフランジの上
に計器の照明機構からの照射光線を計器の指示機
構に屈折案内する環状の見返しを載置し、さらに
この見返しの上に上記ハウジングの開口を閉塞
し、かつ計器の指示機構を覗視する透明のガラス
板材の周縁を挟着した断面コ字状の弾性パツキン
を載置し、この状態で金属のリングを外側から被
嵌し、リングの下端周縁を上記フランジに鋏着す
ることによりガラス板材と見返しとをハウジング
に取り付け固定するようにしている。
従つて、ガラス板の周縁には断面コ字状の弾性
パツキンが挟着されて支承保持されるため、水密
に保てるものの、計器ハウジングのフランジ部分
に鋏着した金属リングと、フランジ部分との間か
ら水分が浸入する場合があり、この際ハウジング
のフランジと、このフランジ上に載置された見返
しとの間から水分がハウジングの内方へ伝わつて
しまう虞れがある。
これを解決するため、防水機構を満足するよう
に構成した計器ハウジングの一例としてたとえば
実公昭49−6601号公報などに示されるものを第1
図によつて説明する。
第1図において、たとえば図示しない速度計な
どの計器機構を収納するハウジング1の開口自由
端周縁に沿つて外方に突出形成したフランジ2に
弾性の環状パツキン3を載置するとともにこのパ
ツキン3の上に計器の図示しない照明機構からの
照射光線を計器の指示機構に屈折案内する環状の
見返し4を載置し、さらにこの見返し4の上に上
記ハウジング1の開口を閉塞し、かつ計器の指示
機構を覗視する透明のガラス板材5の周縁を挟着
した断面コ字状の弾性パツキン6を載置し、かか
る状態で金属リング7を外側から被嵌し、リング
7の下端周縁を上記フランジ2に鋏着することに
よりハウジング1に見返し4とガラス5とを密着
して水分の浸入を防止するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、第1図に示した防水構造にあつては
ハウジング1の開口周縁に第1のパツキン3を載
せ、その上に見返し4を載せ、さらにその上にガ
ラス5を支承した第2のパツキン6を順次積み重
ね、この状態を確実に保持してリング7によりこ
れらの構成部材をかしめて密着しなければならな
いため、上記部材の積み上げ姿勢の保持が不安定
になりやすく、しかも部品点数が多いためその作
業性が悪いという問題があり、特に第1のパツキ
ン3はハウジング1の開口フランジ2に接触して
載置されるため、このパツキン3の位置ずれはそ
の上方の見返し4、第2パツキン6、ガラス5に
重要な影響を与えるためパツキン3のフランジ2
への接触面積を大きくしてパツキン3がフランジ
2からずり落ちないように注意しなければならな
いが、反面パツキン3のフランジ2への接触面積
を大きくすることはリング7によるかしめ圧を一
定とすると、パツキン3のフランジ2に対する単
位面積当たりの面圧力が小さくなつてしまい、こ
のためリング7の下端周縁とハウジング1の開口
周縁から上記パツキン3を通して水が浸入してし
まうという問題も併有する。
本考案はこれらの問題に注目してこれの解決を
計つたものであり、部品点数を抑えつつその組み
付けを良好にし、かつ防水効果を保つようにする
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の構成は、
環状の弾性パツキンの内側上部周面に沿つて透明
ガラスの周縁部分を挟着支承する環状溝を形成す
るとともに、上記パツキンの内側下部周面に沿つ
て照明光線を屈折案内するための見返しの周縁部
分と係合する環状段部を形成し、かつこの段部で
区画されたパツキンの下端周縁を上記見返しの肉
厚よりも長い寸法で下方に延ばした薄巾部分と
し、計器機構を収納したハウジングの開口周縁に
外方へ向かつて形成したフランジに上記パツキン
の薄巾部分を載せ、パツキンの外側からリングを
被嵌してリングの下端周縁を上記ハウジングのフ
ランジ部分にかしめて上記パツキンの薄巾部分を
フランジ上面で圧着変形するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第2図および第3図に
より詳述する。
環状の弾性パツキン36は上部内側に透明ガラ
ス板材50の周縁部分を挟着する断面コ字状の環
状溝8が形成してあり、パツキン36の下部内側
には見返し40の周縁と係合する環状の段部9が
形成してある。段部9で区画される上記パツキン
36の下端周縁は第3図に見られるように環状の
薄巾部分10を形成し、上記見返し40の厚みよ
りも長い寸法で下方に垂下してある。
すなわち、上記構成においては、パツキン36
の環状溝8にガラス板材50の周縁部分を嵌め込
み支承し、パツキン36の環状段部9に見返し4
0を係合して保持させ、かかるパツキン36の下
端周縁をハウジング11のフランジ20に沿つて
載置し、リング70で鋏着することによつてハウ
ジング11に見返し40とガラス50とを密着で
きるが、特に本考案においてはパツキン36のみ
をハウジング11のフランジ20に載置してその
位置を管理すればリング70を確実にかしめるこ
とができ、従つて部品点数を減少してその作業性
を向上することができ、多数の部品点数による不
安定要素を除去可能にすることと相まつて防水性
をも向上することができるという利点がある。
またパツキン36の下端周縁に内側段部9を境
目とした薄巾部分10を形成し、この薄巾部分1
0の長手寸法を上記見返し40の肉厚よりも長く
延ばし、この薄巾部分10をハウジング11のフ
ランジ20にリング70のかしめにより圧着変形
することによつてリング70の鋏着圧を一定とす
ると、薄巾部分10によるフランジ20部分への
単位面積当たりの面圧力を強くすることができ、
上述の従来装置に比較してはるかに防水性を向上
することができるという利点がある。
なお、組立工程の順序を先ずハウジング11の
フランジ20に見返し40を載せ、次いでパツキ
ン36をフランジ20に載せてその段部9に見返
し40の周縁を係合させることも可能である。
またガラス板材50は透明な樹脂材料、あるい
は硝子材料のどちらでもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は単一のパツキン材料にガ
ラスと見返しとを支承保持するためパツキンをハ
ウジングに対して単に位置決めするだけで上記ガ
ラスとともに見返しの位置決めもでき、その作業
性を向上できるとともに、かつ見返しの位置決め
をパツキンの環状段部で行い、この段部で区画さ
れ、見返しの厚さ方向に突出して延ばした薄巾部
分をハウジングの開口フランジに圧着変形するよ
うリングでかしめることにより効果的なパツキン
作用が得られその防水性を向上できるという2つ
の効果を同時に、しかも単一部材で達成できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部断面図、第2図は本案
装置の要部断面図、第3図は第2図要部の分解断
面図である。 ハウジング:1,11、フランジ:2,20、
パツキン:3,6,36、見返し:4,40、ガ
ラス板材:5,50、リング:7,70、環状
溝:8、環状段部:9、薄巾部分:10。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状の弾性パツキンの内側上部周面に沿つて透
    明ガラスの周縁部分を挟着支承する環状溝を形成
    するとともに、上記パツキンの内側下部周面に沿
    つて照明光線を屈折案内するための見返しの周縁
    部分と係合する環状段部を形成し、かつこの段部
    で区画されたパツキンの下端周縁を上記見返しの
    肉厚よりも長い寸法で下方に一体に延ばした薄巾
    部分とし、計器機構を収納したハウジングの開口
    周縁に外方へ向かつて形成したフランジに上記パ
    ツキンの薄巾部分を載せ、パツキンの外側からリ
    ングを被嵌してリングの下端周縁を上記ハウジン
    グのフランジ部分にかしめて上記パツキンの薄巾
    部分をフランジ上面で圧着変形するようにした計
    器ハウジングの防水構造。
JP7878579U 1979-06-09 1979-06-09 Expired JPS6339605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7878579U JPS6339605Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7878579U JPS6339605Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55179322U JPS55179322U (ja) 1980-12-23
JPS6339605Y2 true JPS6339605Y2 (ja) 1988-10-18

Family

ID=29312231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7878579U Expired JPS6339605Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09

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JPS55179322U (ja) 1980-12-23

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