JPH0123420Y2 - - Google Patents

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JPH0123420Y2
JPH0123420Y2 JP12413384U JP12413384U JPH0123420Y2 JP H0123420 Y2 JPH0123420 Y2 JP H0123420Y2 JP 12413384 U JP12413384 U JP 12413384U JP 12413384 U JP12413384 U JP 12413384U JP H0123420 Y2 JPH0123420 Y2 JP H0123420Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はひげくずを水で洗い流すことができる
水洗い式の電気かみそりに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種電気かみそりのスイツチ操作部の
防水構造が第6図から第8図に示されている。同
図中1は上部に外刃体1aを着脱可能に取付けた
本体ケースで、その内部には蓄電池2およびスイ
ツチの主部3を取付けたPC板4、並びにモータ
5等が収納されている。上記主部3はPC板4に
設けられたスイツチ用の回路パターンとこれに接
離する可動弾性接片とからなり、接片は上記パタ
ーンから常に離れた状態を保持するようになつて
いる。本体ケース1の前面には上記主部3に対向
する窓が開口され、この窓は弾性を有する材料か
らなる防水パツキン6で被われている。このパツ
キン6は、上記窓の溝部7に外側から弾性的に嵌
合されるパツキンホルダ8に周縁を埋込まれてい
るとともに、この周縁部は上記ホルダ8の溝部7
への嵌合によつて上記窓の内側突縁9と上記ホル
ダ8の周縁との間に挾着されるようになつてい
る。そして、上記ホルダ8にはスイツチのスライ
ド摘み10が往動可能に取付けられ、この摘み1
0の内面には突起10aが一体に突設されてい
る。また、この従来構造において窓の溝部7およ
び防水パツキン6と突起10aとが摺接する部分
等には、上記摘み10の動きを円滑化し、かつ防
水性を高めるためにシリコン油が可成りの量付着
されている。
この電気かみそりのスイツチのON−OFFは、
スライド摘み10の上下動に伴つて、その突起1
0aが防水パツキン6を介して上記接片を押圧又
は自由状態にすることでなされ、かつ水洗い時に
おけるスイツチ部の防水は、防水パツキン6およ
びシリコン油によつて行つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、以上の従来の技術では、防水パツキン
6を取付けるのにパツキンホルダ8を特別に用意
する必要があることに加えて、上記ホルダ8と上
記窓の溝7との嵌合精度を高精度に保証できない
ことから、シリコン油の塗布を余儀なくされてお
り、しかも防水パツキン6を予めパツキンホルダ
8に取付ける作業も必要である等、部品点数が多
く、かつ組立てが面倒であるという問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本考案は、少
なくとも蓄電池およびスイツチの主部を取付けた
PC板を収納した本体ケース内に、上記PC板を支
持するPC板支え部材を収納するとともに、この
支え部材にはパツキン押え部を一体に形成し、こ
のパツキン押え部と上記本体ケースの内面側と
で、上記スイツチの操作部の防水パツキンの周縁
部を挾着したことを特徴とする。
〔作用〕
上記手段を備えた水洗い式電気かみそりによれ
ば、PC板を支えるためのPC板支え部材を、本体
ケース内に固定する作業の完了と同時に、そのパ
ツキン押え部と本体ケースの内面側とでスイツチ
用の防水パツキンを挾着できる。そして、この挾
着によりパツキン押え部は防水パツキンの周縁部
を全域にわたつて均一に押えることができる。こ
のため、シリコン油を使用しなくても水洗い時に
おいてスイツチ部の防水を確実になすことができ
る。そしてこのことと相まつて従来において用い
られていたパツキンホルダのような専用部品を省
略できるから、構造が簡単となるとともに、容易
に組立てることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第5図を
参照して説明する。
図中11は例えば前後一対のケース12,13
を連結してなる充電形水洗い式電気かみそりの本
体ケースである。この本体ケース1は第1図に例
示されるように上部の横向きのひげそり部Aと、
下部の握り部Bとで形づくられている。そして、
両ケース12,13の連結は、一方のケース例え
ば前ケース12内面に一体に突設した上下のねじ
ボス14,15に、後ケース13を通してねじ1
6,17を螺挿することでなされている。なお、
第1図中18は係止爪、19は両ケース12,1
3の合わせ部間に挾着された環状のケース部防水
パツキン、20はねじ16,17の締付部に夫々
挾設されたねじ部防水パツキンである。
上記ひげそり部Aには、両ケース12,13に
挾着されてモータ21が設けられているととも
に、このモータ21の回転軸22に着脱可能な内
刃体23が取付けられており、しかも外刃体24
が前ケース12の上部において着脱可能に取付け
られている。なお、第1図中25は後ケース13
と一体のモータ押え部、26は回転軸22の貫通
部に設けたモータ部防水パツキンである。
しかも、前ケース12の上部には、このケース
12と外刃体24との間に形成される内刃体収納
空所27に連なる排出口28が設けられていると
ともに、この排出口28を開閉可能な排出口蓋2
9が取付けられている。したがつて、水洗いを行
うには排出口28を開くとともに外刃体24が上
を向くような姿勢にした後に、第1図中矢印方向
から水を注いで上記空所27を通して排出口28
からひげくず等を伴つて排出させればよい。
そして本体ケース11の握り部BにはPC板3
0が収納されている。PC板30には、蓄電池3
1、および例えば押釦式スイツチの主部32、並
びに充電時にモータ駆動回路を開く常閉の補助ス
イツチをなす1対のスイツチ接片33,34等が
取付けられている。さらに本体ケース11の握り
部B内には樹脂製のPC板支え部材35が収納さ
れている。この部材35は第1図〜第4図に示す
ように、上記蓄電池31の長さより僅かに長い間
隔を置いて対向する一対の支持部36を有し、こ
れら支持部36に跨つてPC板30を支持してい
る。これらPC板30と支持部36とは、PC板3
0に穿つた孔37を支持部36に設けた突部38
に嵌合させることにより係止されている。また、
PC板支え部材35は、数個所に係止孔39を有
しており、これらを例えば前ケース12の内面に
突設した係止突起(図示しない)に嵌合させて設
けられている。そして、これらPC板30とPC板
支え部材35との組立て体は、上記ねじ16,1
7の締付けに伴つて両ケース12,13間に挾着
されるようになつている。なお、第1図中40は
後ケース13内面に形成されたPC板押え部であ
る。さらに、PC板支え部材35の上部にはパツ
キン押え部41が一体に形成されている。
また、前ケース12にはスイツチの主部32と
対向して操作部42が取付けられ、これら主部3
2および操作部42等でスイツチが構成される。
この操作部42は本実施例では第1部材43と第
2部材44とからなり、第2部材44は復帰ばね
45で押されたガス抜き弁座46を介して外方へ
付勢されている。なお、47は第2部材44の抜
止め鍔、48は可撓変形部であつて第1部材43
に係合されている。第1部材43は可撓変形部4
8を撓ませて第1図中少し上側に移動された後
に、第2部材44とともに押込まれるようになつ
ている。そして、この動作によつてスイツチ主部
32をON−OFFさせることができ、その押圧解
除に伴い復帰ばね45および可撓変形部48によ
つて操作部42は第1図に示す状態に復帰される
ようになつている。
この操作部42には第1図および第5図に示す
ようなゴム製の防水パツキン49が設けられてい
る。このパツキン49は、肉厚の周縁部50を前
ケース12の内面に形成した溝等の位置決め部5
7に嵌込むとともに、この位置決め部57と上記
パツキン押え部41との間に挾着されて固定され
ている。しかも、防水パツキン49の中央部のガ
ス抜き弁部51は、上記第2部材44とガス抜き
弁座46との間に挾込まれていて、充電時に蓄電
池31から発生したガスにより本体ケース11の
内圧が一定以上に高まつた場合に、上記弁部51
が上記弁座46の斜面部より離れて、ガスを操作
部42を通して排出するようになつている。
なお、第1図中52は充電用端子ピン、53は
充電時にスイツチ接片33を押上げる上下動可能
な動作ピン、54はピン部防水パツキン、55は
ピン押下げばねである。また、第2図中56はね
じボス14用の逃げ溝、58は防水パツキン49
を通す通孔で、その囲りは上記パツキン押え部4
1となつている。
上記構成の電気かみそりの組立てに当つては、
まず、前ケース12に対して、排出口蓋29が取
付けられ、かつ防水パツキン26、防水パツキン
54付きの動作ピン53が予め所定位置に嵌込ま
れるとともに、スイツチの操作部42をなす第1
部材43、第2部材44が取付けられ、しかも防
水パツキン49が第2部材44を被い隠すように
して前ケース12の内面側の位置決め部57に嵌
込まれる。そして、防水パツキン49の中央凹み
部内にガス抜き弁座46および復帰ばね45を嵌
込む。一方、蓄電池31およびスイツチの主部3
2等が予め取付けられたPC板30を、PC板支え
部材35に係止させて組まれたユニツトを用意す
る。そして、上記前ケース12に対して、モータ
21および上記ユニツトを組込むとともに、この
際、押下げばね55をPC板支え部材35と動作
ピン53間に挾設する。次に、予め防水パツキン
19を周縁部に保持した後ケース13を前ケース
12に被せてから、防水パツキン20を嵌めたね
じ16,17を締付ける。以上のように殆ど前ケ
ース12の開口側からの組付け作業により、所定
部品を取付けた本体ケース11が組立てられる。
そして、この組立てにより、ねじ16,17の
締付け力で上記ユニツトが両ケース12,13間
に挾着されるとともに、防水パツキン49の周縁
部50が前ケース12とPC板支え部材35のパ
ツキン押え部41との間に挾着される。勿論、防
水パツキン19,20,26も同時に挾着され
る。このような防水パツキン49の取付け構造に
よれば、PC板30を支えるための部材35の一
部を利用して防水パツキン49を取付けることが
できるから、特別な押え用の部品を必要とせず構
造が簡単である。そして、パツキン押え部41は
嵌込み式でなく、本体ケース11の組立てを同時
に防水パツキン49の周縁部をその全周に亘り均
等の力で挾着できる。このため、防水の信頼性を
著しく高め得、従来のようにシリコン油を用いる
必要性もなくなり、したがつてこれら諸搬の理由
により組立てが簡単である。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案においてPC板支え部材35の固定は
防水パツキン49が設けられる側の一方のケース
内面に対してねじ止めして行うようにしてもよ
い。また、本考案は往復動形の水洗い式電気かみ
そりにも当然実施できる。その他、本考案の実施
に当つては、考案の要旨に反しない限り、本体ケ
ース、PC板、蓄電池、スイツチの主部および操
作部、PC板支え部材、パツキン押え部、防水パ
ツキン等の具体的な構造、形状、位置、材質等
は、上記一実施例に制約されることなく、種々の
態様に構成して実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、スイツチ部の防水をな
す防水パツキンの取付けに専用の部品を必要とせ
ず、PC板支え部材の一部を利用して取付けをな
すから、構造が簡単であり、そしてPC板支え部
材を固定するための押圧力で防水パツキンの全周
縁部を確実に挾着できるから、既述のように専用
部品を用いず、したがつてその取付けの手間を省
略できることと相まつて、シリコン油の塗布作業
も省略でき、これにより組立てを容易にできる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図はPC板支え部材の
平面図、第3図は第2図中−線に沿う断面
図、第4図は第2図中矢視図、第5図は防水パ
ツキンの断面図である。第6図から第8図は従来
例を示し、第6図は正面図、第7図は一部を断面
で示す側面図、第8図は第7図中−線に
沿う断面図である。 21……本体ケース、30……PC板、31…
…蓄電池、32……スイツチの主部、35……
PC板支え部材、41……パツキン押え部、42
……スイツチの操作部、49……防水パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース内に、少なくとも蓄電池およびスイ
    ツチの主部を取付けたPC板を収納した水洗い式
    電気かみそりにおいて、上記本体ケース内に上記
    PC板を支持するPC板支え部材を収納するととも
    に、この支え部材にはパツキン押え部を一体に形
    成し、このパツキン押え部と上記本体ケースの内
    面側とで、上記スイツチの操作部の防水パツキン
    の周縁部を挾着したことを特徴とする水洗い式電
    気かみそり。
JP12413384U 1984-08-14 1984-08-14 水洗い式電気かみそり Granted JPS6139078U (ja)

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JP12413384U JPS6139078U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 水洗い式電気かみそり

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JP12413384U JPS6139078U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 水洗い式電気かみそり

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JPS6139078U JPS6139078U (ja) 1986-03-12
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JPS6139078U (ja) 1986-03-12

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