JPH0323170Y2 - - Google Patents

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JPH0323170Y2
JPH0323170Y2 JP14217285U JP14217285U JPH0323170Y2 JP H0323170 Y2 JPH0323170 Y2 JP H0323170Y2 JP 14217285 U JP14217285 U JP 14217285U JP 14217285 U JP14217285 U JP 14217285U JP H0323170 Y2 JPH0323170 Y2 JP H0323170Y2
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main body
body case
drive rod
motor
vibration base
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JP14217285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は防水式の電気かみそりに係り、内刃の
駆動機構部における防水構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来の防水式電気かみそりは例えば特開昭58−
1487号公報の「電気かみそり」においては、本体
ケース内にモータと、該モータの回転軸に連結す
る振動子と、該振動子の上面に一体形成された駆
動杆とを有し、防水パツキングはその中央開口に
て駆動杆を貫通せしめ外周部を本体ケースの上部
開口部で液密的に固着する技術が開示されてい
る。ところがこの構造では金型成形上駆動杆の周
側面に上下方向のパーテイングラインが生じ、こ
の部分にバリが発生することが多いためパツキン
グの中央開口縁との接触が悪くなつて防水不良を
起こす惧れがあつた。また駆動杆にトリマーの駆
動部を一体に形成したものではパツキングの中央
開口を駆動杆が貫通する際その駆動部によつて中
央開口が無理に押し拡げられ破損等の危険性が非
常に高かつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点は電気かみそ
りの駆動杆と防水パツキングとの密着性を良好と
しこの部分における防水性能の向上を促進させる
ことである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本体ケースの内部に収納されるモータと、該モ
ータの回転軸に連結されてその回転運動を往復運
動に変換する振動基台と、該振動基台の上面に連
結されると共に上部を前記本体ケース上部に形成
される開口を貫通して上方へ突出位置せしめられ
る振動駆動杆と、中央部は前記振動基台と振動駆
動杆との間で挟持されると共に外周部は前記本体
ケースの上部内面に液密的に固着されてなる防水
パツキングとにより構成される。
(ホ) 実施例 以下本考案電気かみそりを第1〜3図に示す一
実施例について詳細に説明する。
1は電気かみそりの外殻を構成する合成樹脂製
の筒状本体ケースであり、その内部に内ケース2
を介して電池(図示せず)及びその電池に接続さ
れたモータ3を収納位置せしめてなる。4は前記
本体ケース1の上部開口を閉塞する内蓋部材であ
り、該内蓋部材4と前記本体ケース1との嵌合部
には環状の防水パツキング5が介挿されている。
6は前記モータ3と前記内蓋部材4との間に形成
される空間に配設されてなる合成樹脂製の振動基
台であり、両側より一体に垂下形成した薄肉脚片
7,7と該脚片7,7の下端に一体に形成された
モータ支持板8と前記モータ3の回転軸9に嵌合
された偏心カム10が遊嵌するカム遊嵌部11と
を有し、前記モータ支持板8が前記モータ3の上
面にネジ12,12によつて固定されることによ
り前記振動基台6は前記モータ3に対して取付固
定され、且つ前記モータ3の回転軸9の回転運動
を前記偏心カム10とカム遊嵌部11との結合に
よつて往復運動へ変換する。13は前記振動基台
6の上面に連結されてなる合成樹脂製の駆動杆で
あり、前記振動基台6上面に形成された凹部14
に嵌合する取付脚15とトリマー連結用突部16
とを有する。また前記凹部14には小孔17,1
7が形成されており、一方前記取付脚15の下面
には螺合突部18,18が形成されている。そし
て前記螺合突部18,18を前記小孔17,17
を介して前記振動基台6の下面に張出させ、この
螺合突部18,18をネジ19,19によつて固
定することにより前記振動基台6と駆動杆13と
が一体化される。20は前記振動基台6の凹部1
4と前記駆動杆13の取付脚15との間で中央部
を挟持されると共に外周部を前記内蓋部材4と該
内蓋部材4の上面に載置され長ネジ21,21を
介して固定される金属板22との間で液密的に挟
持されるラツパ形状の防水パツキングである。そ
して前記駆動杆13の取付脚15に形成された螺
合突部18,18は前記防水パツキング20の中
央部を貫通するためその部分には撥水性のシリコ
ン樹脂等が塗着されている。また前記駆動杆13
は前記内蓋部材4の開口部23と前記金属板22
に設けられた開口部24とを貫通して前記本体ケ
ース1の上方にその上部が突出位置せしめられて
いる。25は前記本体ケース1の上部に載置係合
されるアルミダイキヤスト製の外刃枠であり、そ
の開口部にはニツケル製で多数のヒゲ導入孔(図
示せず)が形成された外刃26が着脱可能に係着
されており、該外刃26と前記外刃枠25と前記
本体ケース1とによつて囲まれた空間27に前記
駆動杆13を配置せしめ、その上部にスプリング
28によつて上方へ常時付勢された内刃取付台2
9を装着し、且つ該内刃取付台29に対して係脱
可能で多数の内刃素片30をインサート成形した
内刃基台31を取付けている。前記外刃枠25の
本体ケース1に対する着脱機構部は、前記本体ケ
ース1と前記内蓋部材4の両側との間でバネ部材
32,32により水平突出方向に付勢されてなる
押ボタン部材33,33と前記内蓋部材4の両側
に沿つてスプリング34,34により垂直突出方
向に付勢されてなる係合杆35,35とによつて
構成される。前記押ボタン部材33,33には一
対ずつの係合爪36,37が設けられ、この係合
爪36,37が前記外刃枠25の下縁に係合し、
前記係合杆35,35は前記外刃枠25の両側内
面に係合して該外刃枠25を前記本体ケース1か
ら離れる方向に付勢している。従つて押ボタン部
材33,33を押し込んで外刃枠25と係合爪3
6,37との係合を解除すると、外刃枠25が若
干本体ケース1から離れ、外刃枠25下縁と本体
ケース1との間に〓間(図示せず)が形成され
る。この隙間はかみそり使用により前記空間27
内に溜まつたヒゲ屑の排出口となる。
38は前記本体ケース1の背面側にトリマー取
付部材39を介して取付けられたトリマー体であ
る。このトリマー体38は互いに摺動し合う固定
くし刃40と可動くし刃41を有し、90°の範囲
で起伏回動自在に枢支されている。前記可動くし
刃41に駆動伝達レバー42が固着されており、
該レバー42はトリマー体38の本体ケース1に
対する起立時に前記駆動枠13のトリマー連結用
突部16に係合し、駆動杆13の往復運動を可動
くし刃41に伝える。43は前記本体ケース1の
背面に摺動自在に取付けられてなるトリマー操作
摘みであり、連結レバー44を一体に有し、該レ
バー44の上動によつて前記トリマー体38を起
立位置へ回動操作する。
45は前記本体ケース1の前面に摺動自在に設
けられた始動スイツチ摘みであり、該摘み45の
摺動によつて本体ケース1内に設けられたスイツ
チ接片46が移動し、接点が閉じてモータ3が駆
動を開始する。
以上の構成を有する電気かみそりにおいて、前
記駆動杆13近傍の部品の取付方法を説明する。
先ず防水パツキング20を間に挟んで振動基台6
と駆動杆13を取付脚15及び凹部14を介して
ネジ19,19によつて固定する。次にこの振動
基台6をモータ支持板8及びネジ12,12を介
してモータ3に固定する。このときドライバーが
ネジ12,12に届き易いように振動基台6に逃
がし穴を設けておくと作業がやり易い。そしてモ
ータ3を本体ケース1内に収納し、内蓋部材4と
金属板22とで防水パツキング20の外周縁を挟
むようにして両者を本体ケース1に長ネジ21,
21を介して取付ける。このとき同時に押ボタン
部材33,33や係合杆35,35等のその他の
部品も本体ケース1に装着される。前記駆動杆1
3は前記内蓋部材4及び金属板22を貫通して上
方に突出しており、この駆動杆13の上部に内刃
取付台29を取付ける。この取付台29に内刃基
台31を嵌合し、外刃枠25を係合爪36,37
及び係合杆35,35を介して本体ケース1上部
に載置係合する。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く、本体ケースの内部
に収納されるモータ、該モータの回転軸に連結さ
れてその回転運動を往復運動に変換する振動基台
と、該振動基台の上面に連結されると共に上部を
前記本体ケース上部に形成される開口を貫通して
上方へ突出位置せしめられる振動駆動杆と、中央
部は前記振動基台と振動駆動杆との間で挟持され
ると共に外周部は前記本体ケースの上部内面に液
密的に固着されてなる防水パツキングとよりなる
ものであるから、駆動杆と防水パツキングとのシ
ールが従来のものに比べてより密になり、モータ
や電池に水が浸入して漏電を起こす等の不具合点
が解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電気かみそりの一実施例の正面
要部断面図(但し左右で断面する位置を異ならせ
ている)、第2図は側面要部断面図、第3図は要
部分解斜視図である。 1…本体ケース、3…モータ、9…回転軸、6
…振動基台、23,24…開口、13…振動駆動
杆、20…防水パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースの内部に収納されるモータと、該モ
    ータの回転軸に連結されてその回転運動を往復運
    動に変換する振動基台と、該振動基台の上面に連
    結されると共に上部を前記本体ケース上部に形成
    される開口を貫通して上方へ突出位置せしめられ
    る振動駆動杆と、中央部は前記振動基台と振動駆
    動杆との間で挟時されると共に外周部は前記本体
    ケースの上部内面に液密的に固着されてなる防水
    パツキングとを構成要素とする電気かみそり。
JP14217285U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0323170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14217285U JPH0323170Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14217285U JPH0323170Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6250561U JPS6250561U (ja) 1987-03-28
JPH0323170Y2 true JPH0323170Y2 (ja) 1991-05-21

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ID=31050642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14217285U Expired JPH0323170Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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JP (1) JPH0323170Y2 (ja)

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JPS6250561U (ja) 1987-03-28

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