JPH0114307Y2 - - Google Patents

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JPH0114307Y2
JPH0114307Y2 JP13198383U JP13198383U JPH0114307Y2 JP H0114307 Y2 JPH0114307 Y2 JP H0114307Y2 JP 13198383 U JP13198383 U JP 13198383U JP 13198383 U JP13198383 U JP 13198383U JP H0114307 Y2 JPH0114307 Y2 JP H0114307Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は内刃体及び外刃体をかみそり本体に装
着した状態で水洗い可能とした振動式電気かみそ
りに関する。
〔考案の技術的背景〕
従来の振動式電気かみそりは、第1図に示した
ようにモータ1が収納された本体ケース2上に、
防水パツキン3を介してカバー体4を取付け、こ
のカバー体4に収納されるとともにモータ1で動
作される駆動部材5の軸部6の上端部に内刃体7
を支持し、カバー体4と軸部6との間に防水パツ
キン8を介装し、かつカバー体4に外刃体9を着
脱自在に取付けて構成されている。防水パツキン
8は可撓性を有して軸部6の左右方向の往復動を
許容できるようになつているとともに、外刃体9
の左右両端部には開閉体10が夫々回動可能に設
けられている。なお、図中11はモータ1の回転
軸1aが貫通された防水パツキン、12は内刃体
7を押上げるコイルばね、4aはカバー体4の外
刃体掛止部を弾性変形させるための溝、13は電
池を示している。
この振動式電気かみそりは、開閉体10を夫夫
開いた状態(2点鎖線参照)で、外刃体9内に水
を流通させることにより、内刃体7等を水洗いで
き、この際の防水は各パツキン3,8,11で
夫々行われるようになつている。
〔背景技術の問題点〕
上記従来の構造によれば、カバー体4の中央部
に設けた孔と、これを遊挿した駆動部材5の軸部
6とのせまい場所に防水パツキン8を設けてある
ため、モータ1の負荷が大きい。このため、電池
13の電力の消耗が早いという不具合があつた。
また、外刃体9を取付けるカバー体4は合成樹脂
製であるが、これは駆動部材5を収納する構造で
あるため、大形で樹脂使用量が多く、コスト高の
一因となつていた。
〔考案の目的〕
したがつて本考案の目的は、防水構造によるモ
ータの負荷を減少できるとともに、樹脂使用量も
減少できるようにした振動式電気かみそりを提供
することにある。
〔考案の概要〕 本考案は、内刃体を外刃体に収納した状態で水
洗い可能とした振動式電気かみそりにおいて、モ
ータが収納された本体ケースの上面開口を塞いだ
取付板の上面に、この取付板との間に密閉空間を
形成して可撓性を有したシール材製の防水カバー
を取付け、上記モータにより動作される駆動部材
を上記密閉空間に収納して上記取付板に取付け、
この駆動部材の軸部を上記防水カバーに貫通させ
るとともに、この軸部の上端部に上記内刃体を支
持し、かつ軸部には内刃体を押上げるコイルばね
を巻装したことを特徴とする。
この特徴を有した振動式電気かみそりによれ
ば、軸部の左右方向の往復動を、駆動部材を収納
した大きな防水カバーで許容できるとともに、こ
のカバーにより水洗い時の防水を行うことができ
る。したがつて、防水カバーの可撓変形がきわめ
て容易となるから、モータの負荷を従来に比較し
て減少できる。そして、防水カバーは駆動部材を
収納するから、従来必要であつたカバー体を省略
することができる。したがつて、合成樹脂の使用
量も従来に比較して減少することができる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図から第8図を
参照して説明する。
図中21は有底筒状をなす合成樹脂製の本体ケ
ースで、その上面開口は取付板22で塞がれてい
る。23は取付板22の装着用のねじである。本
体ケース21には、モータ24および例えば充電
式の電池25等が夫々内蔵されているとともに、
外部に臨んで充電用端子26が取付けられてい
る。モータ24は図示しないねじで取付板22に
固定されており、その回転軸27は取付板22を
貫通している。この回転軸27にはバランサー継
手28を介して駆動軸29が回転軸27に対し偏
心して取付けられている。
取付板22上には、防水カバー30、駆動部材
31、枠体32がねじ33により取付けられてい
る。
防水カバー30は可撓性を有してシール材製で
あり、ねじ33が挿通される枠状の固定部材34
の内側に膜状のカバー部35を一体に設けて形成
されている。この防水カバー30は取付板22と
の間に密閉空間36を形成して設けられている。
しかも、本実施例の場合、固定部材34は本体ケ
ース21と取付板22との合わせ部の防水を行う
ように位置されている。
駆動部材31は合成樹脂の一体成形品であり、
軸部37を有した振動部38と、ねじ33が挿通
される固定部39と、これら振動部38と固定部
39とをつないだ薄肉部40とから形成されてい
る。この駆動部材31は上記密閉空間36に収納
されて取付板22に固定されているとともに、そ
の軸部37は防水カバー30を密に貫通してい
る。そして、駆動部材31は薄肉部40の上下端
部における可撓変形により、振動部38が左右方
向に往復できるようになつている。振動部38は
振動方向と直交する方向に沿う長孔38aを有
し、この孔38aには上記駆動軸29が摺動自在
に嵌合されている。
上記枠体32は合成樹脂製で、上記固定部材3
4に沿つて設けられているとともに、一対の弾性
変形可能な掛止突起41が一体に形成されてい
る。
防水カバー30を貫通した軸部37の上端部に
は、内刃体42が着脱可能でかつ軸方向に沿つて
移動可能に支持されている。内刃体42は、略半
円弧状の内刃43を一定間隔毎に並設し、これら
を複数本の骨材44で連結した構造を備えて形成
されている。なお、第4図中45は軸部37との
接続部である。そして、軸部37には上端部を内
刃体42に、また下端部を防水カバー30に夫々
圧接させてコイルばね46が巻装され、こねばね
46の力により内刃体42は常に押上げられてい
る。
また、本体ケース21上には外刃体47が着脱
自在に取付けられている。外刃体47は、合成樹
脂又は金属製の外刃ケース48に、図示しない多
数の小孔を有した外刃49を着脱自在に取付けて
形成されている。そして、外刃ケース48の左右
両端壁の内面には、掛止突起41に掛脱される突
部50が夫々一体に設けられている。外刃ケース
48の前側構成壁には、内刃体42の長さLに略
等しい長さの通口51が設けられているととも
に、この通口51を開閉する開閉体52が枢軸5
3を中心に回動可能に取付けられている。
開閉体52は、第1係合部54および第2係合
部55を有しているとともに、本体ケース21に
設けた開閉摘み56により開閉されるようになつ
ている。つまり、開閉摘み56は、本体ケース2
1の前壁表面側に刻設したあり溝状の案内溝57
(第7図参照)に上部を摺動自在に嵌合して設け
られているとともに、上端部に上記両係合部5
4,55に接する駆動部58を設けて形成されて
いる。したがつて、開閉摘み56の取付部分から
本体ケース21内への浸水のおそれがないことは
勿論、第5図の状態からの開閉摘み56の押上げ
により駆動部58が第1係合部54を押圧して、
開閉体52を第6図のように開くことができる。
これとともに、第6図の状態から開閉摘み56を
引下げることにより、駆動部58が第2係合部5
5を押圧して、第5図のように開閉体52を閉じ
ることができる。
なお、図中59はモータ24の起動および停止
をなす摺動自在なスイツチ摘みで、これは第4図
に示すようにシール膜60を介して本体ケース2
1内のスイツチ接片61を動作するようになつて
いる。したがつて、この摘み59の取付部分から
本体ケース21内への浸水のおそれもない。
上記構造の振動式電気かみそりを使用するに
は、スイツチ摘み59を操作してモータ24を駆
動させればよい。そうすると、回転軸27と駆動
軸29との偏心量に応じて振動部38が左右方向
に往復動されるから、内刃体42が外刃49の内
面に沿つて振動される。このため、外刃49から
導入されるひげをそることができる。
このような使用時において軸部37の振動は防
水カバー30で許容されるが、このカバー30は
駆動部材31を収納する大きさであつて、全体が
可撓変形するために、極めて容易に軸部37の振
動を許容できる。このために、防水カバー30が
与えるモータ24への負荷は極めて軽微であり、
よつて電池25の使用回数を多くできる。そし
て、防水カバー30と取付板22との間に密閉空
間36を形成ししたことによつて、部品点数を削
減するために回転軸27を取付板22との間に防
水パツキンを用いないようにしした本実施例によ
れば、既述の従来例に比較して更にモータ24の
負荷を減少できる。なお、本考案においては必要
により回転軸27と取付板22との間に防水パツ
キンを設けて実施してもよい。また、使用時にお
いては、次に述べる水洗いが可能であることによ
り所謂せつけんぞりを必要により行うことができ
る。
使用後に内刃体42等を水洗いするには、第2
図および第6図のように開閉体52を開けけた
後、第8図のように通口51を通して水栓62か
ら注水すればよい。そうすると、第8図中矢印に
示すように水が流れて、内刃体42等が洗われ、
除去されたひげくずは水とともに外刃49外に流
出される。なお、本実施例では、水圧が内刃43
の並んだ方向に対して略直角方向から内刃体42
に作用するから、ひげくずを洗い落す効率がよい
とともに、上記水圧の内刃体42への案内を防水
カバー30によつて行うことができる。そして、
この水洗い時においては防水カバー30によつて
駆動部材31側および本体ケース1内への浸水は
防止される。この場合、軸部37の貫通部分にお
いては、軸部37への防水カバー30の密接は勿
論であるが、コイルばね46が防水カバー30を
駆動部材31へ圧接していることにより、確実な
防水がなされている。
そして、この振動式電気かみそりによれば、従
来駆動部材31を被うために必要とされていたカ
バー体を防水カバー30で兼用できるため、外刃
体取付用の枠体32を別個に備えるにも拘わら
ず、全体としての合成樹脂の使用量を減じてコス
トダウンを図ることができる。
しかも本実施例では、防水パツキン30が本体
ケース21と取付板22との間の防水も兼ねてい
るから、この部分に従来必要であつた防水パツキ
ンも省略できる。よつて、構造および組立てが簡
単で、コストダウンを図れる。
さらに、本実施例では防水パツキン30の取付
けに当り、上方から重ねつけるだけで済み、従来
のように孔の縁等に嵌込む面倒な手間を必要とし
ない。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案において開閉体52には外刃ケース4
8の後側構成壁又は前後の各構成壁に設けてもよ
く、或は外刃ケース48の左右両端壁に夫夫設け
てもよい。そして、枠体32の掛止突起41に相
当する部分は枠体32とは別にして本体ケース2
1と一体に設けてもよい。その他、本考案の実施
に当つては、考案の要旨に反しない限り、本体ケ
ース、モータ、取付板、内刃体、外刃体、防水カ
バー、密閉空間、駆動部材、軸部、コイルばね等
の具体的な構造、形状、位置材質等は、上記一実
施例に制約されることなく、種々の態様に構成し
て実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案の上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするから、水洗い時の
防水をなす防水カバーの容易な可撓変形により、
モータの負荷を従来より減少できるとともに、こ
の防水カバーにより従来のカバー体を省略して合
成樹脂の使用量を減少できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断面図である。第2図
から第8図は本考案の一実施例を示し、第2図は
斜視図、第3図は縦断面図、第4図は外刃体を本
体ケースから離した状態で一部を切欠いて示した
側面図、第5図および第6図は第2図中A−A線
に沿う夫々異なる状態の断面図、第7図は第5図
中−線に沿う断面図、第8図は一部を切欠い
て示した水洗い状態における一部の側面図であ
る。 21……本体ケース、22……取付板、24…
…モータ、30……防水カバー、31……駆動部
材、36……密閉空間、37……軸部、42……
内刃体、46……コイルばね、47……外刃体、
51……通口、52……開閉体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内刃体及び外刃体をかみそり本体に装着した状
    態で水洗い可能とした振動式電気かみそりにおい
    て、モータが収納された本体ケースの上面開口を
    塞いだ取付板の上面に、この取付板との間に密閉
    空間を形成して可撓性を有したシール材製の防水
    カバーを取付け、上記モータにより動作される駆
    動部材を上記密閉空間に収納して上記取付板に取
    付け、この駆動部材の軸部を上記防水カバーに貫
    通させるとともに、この軸部の上端部に上記内刃
    体を支持し、かつ軸部には内刃体を押上げるコイ
    ルばねを巻装したことを特徴とする振動式電気か
    みそり。
JP13198383U 1983-08-26 1983-08-26 振動式電気かみそり Granted JPS6040268U (ja)

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JP13198383U JPS6040268U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 振動式電気かみそり

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JPS6040268U JPS6040268U (ja) 1985-03-20
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JP5013462B2 (ja) * 2007-05-11 2012-08-29 日立マクセル株式会社 電気かみそりのクリーニング装置

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