JPH0220999Y2 - - Google Patents

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JPH0220999Y2
JPH0220999Y2 JP19377284U JP19377284U JPH0220999Y2 JP H0220999 Y2 JPH0220999 Y2 JP H0220999Y2 JP 19377284 U JP19377284 U JP 19377284U JP 19377284 U JP19377284 U JP 19377284U JP H0220999 Y2 JPH0220999 Y2 JP H0220999Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水洗いが可能な往復動式電気かみそり
に関する。
〔従来の技術〕
内刃等の水洗いをするに当つて、外刃体を取外
すことなく行えるようにした往復動式電気かみそ
りが従来提供されている。
この種の電気かみそりは、外刃体の長手方向に
沿う左右両端壁に夫々開閉蓋を取付けて、水洗い
時には、各開閉蓋を開いた状態にして、外刃体の
外部からその外刃板を通して注水し、注入された
水を、内刃体および内刃体を収納した空所を通し
て、開閉蓋によつて開かれた開口より、ひげくず
等を伴つて排出するように構成されている。
〔考案が解決しようとする門題点〕
しかし、上記の従来技術では、水が注入方向に
対して略直交する方向に二分されて流通されるた
めに、内刃体の多数の内刃が上記開閉蓋方向に流
れる水の邪魔になり易い。したがつて、水の排出
性能が悪く、水洗い完了までの作業時間および水
量を多く必要とするという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、本体ケースに排出口を設けるととも
に、この排出口を開閉する排出口蓋を上記本体ケ
ースに取付け、かつ、上記本体ケースが有する横
長な外刃体取付け面にこれを覆う外刃体を取付け
て、この外刃体と上記外刃体取付け面との間に内
刃体収納空所を形成し、上記外刃体取付け面に入
口を開口して上記内刃体収納空所と上記排出口と
を連通する連通路を上記本体ケースに設け、上記
排出口蓋を開いて水洗いを可能とした往復動式電
気かみそりにおいて実施される。
そして、上記従来の問題点を解決するととも
に、外刃体の大形化を防止するために、上記連通
路の入口を、上記外刃体取付け面の長手方向中央
部に取付けられた駆動部防水パツキンの左右両側
位置に夫々開口して設けるとともに、これら一対
の入口は、上記外刃体取付け面の中央部から上記
外刃体取付け面の長手方向の端部にわたる開口長
さを有し、かつ、上記一対の入口間の最大距離を
上記外刃体取付け面の長手方向長さと略同じにし
たものである。
〔作用〕
本考案の電気かみそりによれば、排出口に連な
る連通路の一対の入口を外刃体取付け面に開口さ
せたから、外刃体を通して内刃体収納空所に注入
された水は、内刃を通つた後は、略注水方向に沿
う流れを大幅に変えることなく、水洗い状態では
内刃の下方に位置される連通路の一対の入口から
連通路を通つて、排出口に導かれる。つまり、内
刃が排水流の邪魔になることを防止できる。そし
て、連通路の一対の入口の開口長さを、外刃体取
付け面の中央部から長手方向端部にわたる長さと
して、これら一対の入口間の最大距離を、外刃取
付け面の長さ方向寸法と略同じにしたから、これ
ら一対の入口は、外刃体取付け面の長さ方向の中
央部で途切れるもの、上記外刃体取付け面の略全
長にわたつている。そのため、内刃体収納空所内
の水流の偏りが防止されるとともに、外刃体取付
け面の隅々にまで水を流して、内刃体収納空所内
のひげくずを洗い流すことができる。したがつ
て、以上の理由により水の排出性能を向上でき、
水洗い時間を短縮できるとともに、少ない水量で
水洗することができる。しかも、連通路の入口を
一対として、これらを駆動部防水パツキンを避け
てその左右に位置させて外刃体取付け面に夫々配
設したから、外刃体取付け面および外刃体を大形
化することなく実施できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中21は例えば前ケース22と後ケース23
とを連結してなる合成樹脂製の本体ケースであ
る。上記一対のケース22,23の連結は、例え
ば後ケース23に一体に突設した一対のねじ受け
ボス24に前ケース22を通つて螺合された上部
連結用のねじ25、および後ケース23を通つて
前ケース22に一体に突設したねじ受けボス26
に螺合された下部連結用のねじ27によりなされ
ている。
この本体ケース21には、モータ28、および
このモータ28により動作される内刃往復動機構
29が内蔵されている。さらに、本体ケース21
には、蓄電池30および押しボタン式のスイツチ
31並びに充電用の補助スイツチ32等を取付け
たPC板33が内蔵されている。なお、34はス
イツチ31の第1操作部材、35は第2操作部材
で、第1操作部材34は第2操作部材35と一体
の弾性片36により常に第2図に示す位置に付勢
されており、スイツチ31のON−OFFの際に
は、第3図中少し上側に押し上げた後第2操作部
材35とともに押し込まれるようになつている。
また、本体ケース21の下端部には、充電器(図
示しない)との接続用の一対の端子ピン37が取
付けられているとともに、補助スイツチ32を開
くための動作ピン38が上下動可能に取付けら
れ、かつ、このピン38を下向きに付勢するばね
39も設けられている。
上記内刃往復動機構29は、モータ28の回転
軸40に固定された偏心駆動体41に、回転軸4
0に対して偏心した位置に伝達軸42を突設し、
この軸42を合成樹脂製の駆動子43に係合させ
て形成されている。
駆動子43は、左右の固定部(一方のみ図示)
45と、厚肉な振動部46と、この振動部46の
両端と両固定部45とを夫々一体に繋いだ左右一
対の薄肉な可撓変形部47とから形成されてい
る。そして、一方の固定部44は切欠き48を設
けて二又状となつている。この駆動子43は、そ
の固定部45を例えばねじ49を介して前ケース
22の上部内側に止めて取付けられている。
そして、駆動子43の振動部46の一部は前ケ
ース22の上部を前側に突出され、この部分には
内刃体50が支持されている。なお、51は押し
上げばねである。さらに、振動部46にはその振
動方向と直交する方向に沿う細長い孔または溝か
らなる係合孔(図示しない)が形成されていて、
この孔に上記伝達軸42が摺動自在に係合されて
いる。また、振動部46には上記ねじ受けボス2
4が貫通する一対の逃げ溝52が形成されてい
る。この溝52は振動方向に細長く例えばこばん
形状に形成されていて、これにより振動部46の
往復移動(振動)に拘らず、この振動部46とね
じ受けボス24とが当らないようになつている。
前ケース22の略長方形状をなす外刃取付け面
22aには、一端部において外刃係止部53が一
体に突設されているとともに、他端部において溝
部54が一体に形成されている。そして、溝部5
4には外刃係止体55が挿脱可能に嵌め込まれて
いるとともに、溝部54は上記切欠き48内に入
り込んで配設されている。外刃係止体55は弾性
変形ができる合成樹脂製で形成され、これは操作
体56の係合突起57と係合孔58との係合で、
溝部54からの抜け止めをなされているととも
に、操作体56の押し込みで弾性変形されるよう
になつている。
そして、前ケース22の外刃取付け面22aに
は、外刃体60が外刃係止部53および外刃係止
体55に着脱可能に係合して取付けられている。
なお、61は爪係合部である。
また、図中62は前ケース22の上面に開口さ
れたひげくずの排出口、63は後ケース23に枢
軸64を介して回動可能に取付けた排出口蓋で、
これにより排出口62が開閉されるようになつて
いる。65は後ケース23の外面に往復動可能に
設けた樹脂製の蓋操作体で、その操作に連動して
排出口蓋63が開閉されるようになつている。
排出口62は通路状をなす連通路67を介して
内刃体収納空所66内につながつている。連通路
67は上記外刃体取付け面22aに開口する一対
の入口67aを有している。一対の入口67a
は、振動部46の上記面22aからの突出部分を
囲んだ後述する防水パツキン68の両側に夫々配
設されて、第2図のように上記面22aの中央部
から長手方向端部にわたつて細長く開口されてい
る。このような入口67aの配設構造によつて、
第1図に示すように排出口62の幅Aよりも一対
の入口67a間の最大距離B(つまり、外刃体取
付け面22aの長手方向端部側に位置された入口
67aの端部間の距離)の方が大きく形成される
とともに、この距離Bは外刃取付け面22aの長
手方向の寸法と略同じにしてある。また、上記面
22aは第2図中下側から上記入口67aが設け
られている上側に行くにつれて、後側に傾むく傾
斜面で形成されている。
なお、図中68は両ケース22,23の合せ面
に挾まれた環状の防水パツキン、69はスイツチ
31の操作部の防水パツキン、70は作動ピン3
8の摺動部の防水パツキン、71は駆動部の防水
パツキンである。防水パツキン71はその弾性変
形により上記振動部46の動きを許容し、かつ、
これは上記ねじ25で締付けられるパツキン押え
72を介して前ケース22に取付けられている。
この電気かみそりを使用するには、スイツチ3
1を入れればよく、そうすると、モータ28が動
作して、その回転軸40に対して伝達軸42が偏
心回転する。これに伴つて伝達軸42と振動部4
6の係合溝との係合を介して偏心量に応じて振動
部46が左右方向に高速で往復動される。そし
て、この際の振動部46の動きは可撓変形部47
の両端の撓み変形で許容される。したがつて、内
刃体50が外刃体60の刃面に摺接して往復動す
るから、外刃板60aから導入されるひげをそる
ことができる。
そして、使用後における水洗いに際しては、蓋
操作体65を引き下げて排出口62を開いてか
ら、外刃体60の外刃板60aに対して第3図中
矢印方向から注水して、水を前ケース22と外刃
体60との間の内刃体収納空所66に通しなが
ら、連通路67から排出口62に導びいて、この
排出口62から排出して行なう。
この場合、連通路67の一対の細長い入口67
aが上記面22aの長さの略全体にわたつている
から、この面22aを案内として流れる排水の分
布に片寄りがなく流れが平均化し、かつ、水は内
刃体50の多数の内刃に邪魔されることなく、内
刃体50の通り抜け方向にある上記入口67aを
通るから、外刃体取付け面22aの隅々にまで水
を流して、排水を円滑に排出口62に導いて、内
刃体収納空所66内のひげくずを洗い流すことが
できる。さらに、連通口67が振動部46の上記
面22aからの突出部分に対して第2図中上方を
横切るようにして設けられた構造ではないことか
ら、上記面22aの幅(第2図参照)Cを大きく
する必要がなく、よつて外刃体60およびその取
付面を小さくできる。しかも、一対の連通路67
の入口67aを上記の配置としたことにより、前
ケース22の上部を第2図中縦方向中心線D、横
方向中心線Eに対して夫々線対称の形態とできる
ので、外刃体60の取付けにおいて方向性がなく
なり、いちいち外刃体60の向きを考えて取付け
を行う必要がない。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、本体ケース、外刃体取付け面、外刃
体、内刃体収納空所、排出口、排出口蓋、駆動部
防水パツキン、連通路、連通路の入口等の具体的
な構造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に
制約されることなく、種々の態様に構成して実施
できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、内刃が排水流の邪魔に
なることが少なくなつて排水性能を向上できると
ともに、外刃体取付け面の隅々にまで水を流すこ
とができるので、短時間でかつ少ない水量で水洗
いすることができるとともに、外刃体の大形化を
防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は外刃体および内刃体を外した状態の
電気かみそり上部の正面図、第3図は縦断側面
図、第4図は第3図中−線に沿う断面図であ
る。 21……本体ケース、22a……外刃体取付け
面、60……外刃体、62……排出口、63……
排出口蓋、66……内刃体収納空所、67……連
通路、67a……連通路の入口、71……防水パ
ツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケースに排出口を設けるとともに、この排
    出口を開閉する排出口蓋を上記本体ケースに取付
    け、かつ、上記本体ケースが有する横長な外刃体
    取付け面にこれを覆う外刃体を取付けて、この外
    刃体と上記外刃体取付け面との間に内刃体収納空
    所を形成し、上記外刃体取付け面に入口を開口し
    て上記内刃体収納空所と上記排出口とを連通する
    連通路を上記本体ケースに設け、上記排出口蓋を
    開いて水洗いを可能とした往復動式電気かみそり
    において、 上記連通路の入口を、上記外刃体取付け面の長
    手方向中央部に取付けられた駆動部防水パツキン
    の左右両側位置に夫々開口して設けるとともに、
    これら一対の入口は、上記外刃体取付け面の中央
    部から上記外刃体取付け面の長手方向の端部にわ
    たる開口長さを有し、かつ、上記一対の入口間の
    最大距離を上記外刃体取付け面の長手方向寸法と
    略同じにしたことを特徴とする往復動式電気かみ
    そり。
JP19377284U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0220999Y2 (ja)

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JPS6151165U JPS6151165U (ja) 1986-04-05
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