JPH0316606Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316606Y2
JPH0316606Y2 JP1984189929U JP18992984U JPH0316606Y2 JP H0316606 Y2 JPH0316606 Y2 JP H0316606Y2 JP 1984189929 U JP1984189929 U JP 1984189929U JP 18992984 U JP18992984 U JP 18992984U JP H0316606 Y2 JPH0316606 Y2 JP H0316606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
shaving
motor
housed
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984189929U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6151162U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984189929U priority Critical patent/JPH0316606Y2/ja
Publication of JPS6151162U publication Critical patent/JPS6151162U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0316606Y2 publication Critical patent/JPH0316606Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は本体ケースの握り部に、モータ、電
池、スイツチを配設した水洗い式電気かみそりに
関する。
〔従来の技術〕 第4図および第5図に水洗いが可能な従来の往
復動式電気かみそりが例示されている。同図中a
は握り部をなす本体ケースで、この上側には本体
ケース1と略同じ太さの外刃体bが取付けられて
いる。そして本体ケースaの下端開口は防水パツ
キンcを挟み込んで底板dで塞がれている。本体
ケースa内には、PC板eが収納されているとと
もに、本体ケースaの横幅方向に並べてモータf
および畜電池gが収納されている。さらに、本体
ケースaには畜電池gに対して本体ケースaの前
後方向に重ねてスライド式スイツチhが配設され
ている。なお、図中iはスイツチhの操作部、j
はスイツチ部防水パツキンである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来の電気かみそりでは、
握り部となる本体ケースaは、その長さが短か
く、かつ前後方向の幅が厚いとともに、横幅方向
も広い形態となつているから、握りづらいという
問題があつた。また、このようなかみそりを水洗
いする場合は外刃から水を注ぎ込むものである
が、上記従来の構造は外刃が上向きであり、この
外刃から水を注ぎ込むとこの水が下部の握り部に
伝い流れ、通電部分、特に防水構造を採用してい
ると雖も、ひげそり部に接近しているスイツチに
流れ込む確率が高くなる不具合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、細長い握り部およびこの握り部の一
端に設けられこの握り部よりも太いひげそり部と
で形成された本体ケースを備え、上記ひげそり部
の外刃を上記握り部の軸方向に対して略直角に交
差する方向に向けるとともに、上記握り部内に
は、上記ひげそり部に近い端部にモータをその回
転軸が上記握り部の軸方向に沿うようにして収容
するとともに、上記握り部の他端に電池をこの電
池の長手方向が上記握り部の軸方向に沿うように
して収容し、かつ上記握り部の中間部には上記モ
ータと電池との間に位置して押しぼたんスイツチ
を収容し、この押しぼたんスイツチの操作部と上
記握り部の中間部外面に露出させた構成とし、こ
のような技術的手段により上記従来の問題点を解
決したものである。
〔作用〕
この電気かみそりによれば、握り部に対してモ
ータ、押しぼたんスイツチ、および電池を上下方
向に沿つて重なるように収納してあるから、握り
部の前後方向の厚みおよび横幅を小さくして、握
り部全体を細くして握り易くできる。しかも、ひ
げそり部の外刃を握り部の軸方向に対して略直角
に交差する方向に向けたから、外刃から水を注ぎ
込んで水洗いする場合、この水は握り部に伝わり
難く、その上スイツチはひげそり部から離れてい
るので、このスイツチに水が流れ込む確率が低く
なる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第3図を
参照して説明する。
図中1は複数例えば前後一対の合成樹脂製の縦
割り分割ケース2,3を連結してなる本体ケース
である。この本体ケース1は第1図に例示される
ように上部のひげそり部4と、下部の握り部5と
で形作られている。ひげそり部4は握り部5より
も太く、そして、その外刃16aを握り部5の軸
方向に対して略直角に交差する方向に向けて形成
されている。
分割ケース2,3の各合せ部2a,3aは夫夫
環状であつて、第3図に示すように一方の合せ部
2aは外側に位置される嵌合縁2bを有している
とともに、他方の合せ部3は上記縁2bの内面に
対向する内側に位置される嵌合縁3bを有してい
る。これら合せ部2a,3b間には合成ゴム製の
環状ををなす防止パツキン6が挟着されている。
そして、縦割にされた分割ケース2,3同志の
連結は、一方の分割ケース3の上部内面に一体に
突設したねじ受けボス7と、他方の分割ケース2
の内面に一体に突設したねじ受けボス8に、対向
する相手側の分割ケースを通してねじ9,10を
夫々ねじ込むことでなされている。分割ケース3
の上記ボス7,8に対向する部分はねじ通孔1
1,12を有した座部13,14となつている。
これら座部13,14はいずれもねじ9,10の
頭を支持する。
上記ひげそり部4には、内刃体15が取付けら
れているとともに、外刃体16が分割ケース2の
上部において着脱可能に取付けられている。しか
も、分割ケース2の上部には、このケース2と外
刃体16との間に形成される空所17に連なる排
出口18が設けられているとともに、この排出口
18を開閉可能な排出口蓋19が設けられてい
る。20は排出口蓋19の枢軸で、この蓋19は
枢軸20を中心に回動して開閉され、その開閉は
蓋操作体21の往復動により行われるようになつ
ている。
したがつて、水洗いを行なうには、排出口蓋1
9を開くとともに外刃体16の外刃16aが上を
向くような姿勢にした後に、第1図中矢印方向か
ら水を注いで上記空所17を通して排出口18か
らひげくずを伴つて排出させればよい。
また、握り部5の上部にはモータ20がその回
転軸20aを上向きにして収納されているととも
に、握り部5の下部には蓄電池21が縦にして収
納され、かつ握り部5の中間部にはモータ20と
蓄電池21との間に位置して押しぼたんスイツチ
22が収納されている。そして、スイツチ22の
操作部23は握り部5の中間部外面に露出されて
いる。
なお、本実施例の場合本体ケース1内で生じる
結露水又は万一の浸水に対して、本体ケース1内
の全体にわたり水が自由に流動しないようにする
ための仕切板24,25を、分割ケース2,3内
面に一体に突設しており、これら仕切板24同志
および25同志が当接して形成される隔壁によつ
て、本体ケース1内は複数の隔室A,B,Cに仕
切られている。そして、握り部5には上側の隔室
Bと下側の隔室Cが形成されており、モータ20
を隔室Bに収納し、かつ蓄電池21および押しぼ
たんスイツチ22を隔室Cに収納してある。な
お、モータ20はその上下の端部平面を上下の仕
切板24,25に夫々面接触するとともに、分割
ケース2,3で挟着されている。しかも、蓄電池
21および押しぼたんスイツチ22の主部26は
隔室C内のPC板27に取付けられている。さら
に、握り部5の隔室Cには、蓄電池21をPC板
27を支持した合成樹脂製のPC板支え28が内
蔵されている。この支え28は分割ケース2の内
面に設けた図示しない係止部との係合で位置決め
されるようになつているとともに、このPC板2
7とPC板支え28との組立て体は、上記ねじ9,
10の締付けによつて分割ケース2,3間に挟着
されるようになつている。また、上記主部26と
ともに押しぼたんスイツチ22を形成する操作部
23のつまみ部23aは、本実施例の場合には誤
操作をより防止だできるようにするために、第1
図中少し上側に移動させて分割ケース2の表面と
の係合を外して操作子23bとともに押し込ま
れ、これにより上記主部26をON−OFFでき、
その復帰はバネ29でされるようになつている。
なお、23cは操作子23bの可撓変形部で、つ
まみ部23aを常に分割ケース2の表面に係合さ
せる方向に付勢している。また、30はバネ29
で付勢されたガス抜き弁、31は上記操作部23
の動きを許容するとともにこの部分の防水をなす
スイツチ部防水パツキンであり、これは上記PC
板支え28の延出部28bで分割ケース2の内面
に挟着されている。
さらに、第1図中32はPC板27に取付けら
れ充電時にモータ駆動回路を開く常閉のスイツ
チ、また、34は充電用端子ピンである。しか
も、第1図中35は軸方向に移動可能でスイツチ
22の可動接片を動作させる動作ピン、36は防
水用のOリング、37は動作ピン押し圧ばねであ
る。
また、図中41はひげそり部4に内蔵した内刃
駆動機構で、これはモータ20の回転軸20aに
固定された偏心駆動体42に回転軸20aに対し
て偏心した位置に偏心駆動軸43を突設し、この
軸43を合成樹脂製の駆動体44の図示しない細
長い係合溝に係合させて形成されている。駆動体
44は一対の薄肉の可撓変形部44a、および上
記ねじ受けボス7が貫通する一対の長孔44bを
有しているとともに、押しバネ45で付勢される
往復動形の内刃体15を支持している。また、4
6は駆動部防水パツキン、47はパツキン押えで
ある。さらに、48は外刃体16の固定係止凸
部、49は外部から押されて弾性変形により動か
される可動係止体で、これらに係合されて外刃体
16が取付けられるようになつている。
上記の構成において、モータ20、押しぼたん
スイツチ22、および蓄電池21は、握り部5内
にその軸方向に沿つて、上記スイツチ22をモー
タ20と蓄電池21とで挟むようにして上記の記
載順に上から順に夫々配設してある。
したがつて、握り部5において、上記スイツチ
22とモータ20および蓄電池21とが、前後お
よび横幅方向に重なつて配設されることがなくな
り、この握り部5を前後および横幅方向に薄くし
て、握り部5全体を細くできるとともに、手の平
でしつかりと握るのに丁度よい長さとすることが
でき、握り易くできる。また、ひげそり部4にお
ける外刃体16の外刃を握り部5の軸方向に対し
て交差する方向に向けたから、水洗いする時に外
刃を上に向けると握り部5は略水平に向くことに
なり、この状態で外刃から水を注ぎ込んだ場合こ
の水は握り部5に伝わり難くなる。しかも握り部
5では押しぼたんスイツチ22がひげそり部4か
ら離れた握り部5の中間部に配置されているの
で、このスイツチ22に水が流れ込む確率が低く
なる。
さらに、押しぼたんスイツチ22の場合はスラ
イド式スイツチに比べてシールが容易になる利点
はあるが、押し操作方向に大きなスペースが必要
となる。本実施例の場合は、押しぼたんスイツチ
22をモータ20と電池21との間の空間に配置
したから、握り部5が細くなつても握り部5の直
径方向のスペースを全部利用することがき、上記
モータ20と電池21との間の空間に押しぼたん
スイツチ22を無理なく配置することができる。
なお、上記一実施例は夫々以上のように構成し
たが、本考案は回転式電気かみそりにも実施でき
る。その他、本考案の実施に当つては、考案の要
旨に反しない限り、本体ケース、ひげそり部、握
り部、モータ、電池、押しぼたんスイツチおよび
その操作部などの具体的な構造、形状、位置、材
質等は、上記一実施例に制約されることなく、
種々の態様に構成して実施できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、握り易いとともに、比
較的大きなスペースを占める押しぼたんスイツチ
を無理なく配置でき、かつ水洗い時に押しぼたん
スイツチに水が侵入する割合を少なくできるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図は前側分割ケースと
内刃駆動機構を外して示す正面図、第3図はひげ
そり部の横断平面図である。第4図および第5図
は従来例を示し、第4図は一部を断面で示す側面
図、第5図は第4図中V−V線に沿う断面図であ
る。 1……本体ケース、4……ひげそり部、5……
握り部、16a……外刃、20……モータ、20
a……回転軸、21……電池(蓄電池)、22…
…押しぼたんスイツチ、23……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い握り部およびこの握り部の一端に設けら
    れこの握り部よりも太いひげそり部とで形成され
    た本体ケースを備え、上記ひげそり部の外刃を上
    記握り部の軸方向に対して略直角に交差する方向
    に向けるとともに、上記握り部内には、上記ひげ
    そり部に近い端部にモータをその回転軸が上記握
    り部の軸方向に沿うようにして収容するととも
    に、上記握り部の他端に電池をこの電池の長手方
    向が上記握り部の軸方向に沿うようにして収容
    し、かつ上記握り部の中間部には上記モータと電
    池との間に位置して押しぼたんスイツチを収容
    し、この押しぼたんスイツチの操作部を上記握り
    部の中間部外面に露出させて配置したことを特徴
    とする水洗い式電気かみそり。
JP1984189929U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH0316606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984189929U JPH0316606Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984189929U JPH0316606Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151162U JPS6151162U (ja) 1986-04-05
JPH0316606Y2 true JPH0316606Y2 (ja) 1991-04-09

Family

ID=30747377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984189929U Expired JPH0316606Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0316606Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56100087A (en) * 1980-01-16 1981-08-11 Tokyo Electric Co Ltd Waterrwashing type electric razor
JPS5975253A (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 Nec Corp 光学露光用マスクの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56100087A (en) * 1980-01-16 1981-08-11 Tokyo Electric Co Ltd Waterrwashing type electric razor
JPS5975253A (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 Nec Corp 光学露光用マスクの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151162U (ja) 1986-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0316606Y2 (ja)
JPH0317828Y2 (ja)
JPH0316618Y2 (ja)
JPS6233702B2 (ja)
JPS622552B2 (ja)
JPS6148392B2 (ja)
JPH0114307Y2 (ja)
JPH0121656Y2 (ja)
JPH0123402Y2 (ja)
JPH0114300Y2 (ja)
JPS635144Y2 (ja)
JPS636820Y2 (ja)
JP4002138B2 (ja) 電気かみそり
JPS6324392B2 (ja)
JPH0217546Y2 (ja)
JPS63221Y2 (ja)
JPS6321240Y2 (ja)
JPS6117728Y2 (ja)
JPS6110622Y2 (ja)
JPH0116363Y2 (ja)
JPH0446158B2 (ja)
JP3528190B2 (ja) 往復式電気かみそり
JPS6019270B2 (ja) 電気かみそり
JPH0114298Y2 (ja)
JPS628862Y2 (ja)