JPS635144Y2 - - Google Patents

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JPS635144Y2
JPS635144Y2 JP1758781U JP1758781U JPS635144Y2 JP S635144 Y2 JPS635144 Y2 JP S635144Y2 JP 1758781 U JP1758781 U JP 1758781U JP 1758781 U JP1758781 U JP 1758781U JP S635144 Y2 JPS635144 Y2 JP S635144Y2
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packing member
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JP1758781U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、毛屑を水洗いする形式の電気かみ
そりや電動歯ブラシなどの電気機器に使用して好
適な防水型スライドスイツチに関する。
防水型スイツチとしては、一般にリードスイツ
チを利用したものや、スライド片をゴム膜で覆つ
てシールするものが知られている。しかし、前者
は高価につくとともに、他の電気機器などが原因
による磁場変動で誤動作するおそれがある。また
後者ではスライドスイツチに適用しようとすると
ゴム膜の内部の部材をスライドさせるための構造
が複雑になりがちであるとともに、ゴム膜が外部
に露出するために他物との接触で損傷しやすく耐
久性に問題があつた。
そこで、防水型スライドスイツチのひとつの例
として、本体に設けた窓口の内奥部に固定端子に
対して可動端子を遠近変位させるようにしたスイ
ツチ機構を配設し、窓口をゴムなどの弾性パツキ
ン部材で密封状に閉塞し、このパツキン部材の外
側面にカム突起を設け、窓口の外側に装備したス
ライド片のスライド操作により該スライド片の一
部でカム突起を押圧してパツキン部材を内方に弾
性変形させ、よつて内部のスイツチ機構を操作す
るものが提案されている(例えば実公昭49−
18693号)。
かかる形態のものにおいては先の2例の欠点は
解消できるが、スライド片の一部がパツキン部材
のカム突起上を摺接するため、この摺接部に摩耗
が発生しやすく、カム突起の摩耗による変形が進
むとスイツチ操作時におけるパツキン部材の弾性
変形量が少なくなつて内部のスイツチ機構を適確
に操作できなくなる。また、カム突起の摩耗変形
や摩耗粉などが原因でスライド片の一部とカム突
起の摺接抵抗が大きくなると、カム突起がスライ
ド片のスライド方向に引きずられてパツキン部材
の肉厚の薄い部分が不当に伸ばされ、永久歪が残
つてパツキン部材これ自体が変形したり、伸ばさ
れた部分から破損するおそれがあり、パツキン部
材の耐久性に問題が残されていた。
この考案は、かかる事実に着目して、とくにパ
ツキン部材の耐久性の向上を期し、長期間にわた
つて良好に作動させることのできる防水型スライ
ドスイツチをここに提供しようとするものであ
る。
以下、その具体例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は電気かみそりを例示して
おり、角筒状のかみそり本体1の上部には電動モ
ータ2が内蔵され、下部に形成した電池収容室3
に単三型の乾電池4・4′が2個、並列状に収納
されている。本体1の上端には回転式そり刃ブロ
ツク5が他の例えば往復動式そり刃ブロツクなど
と交換自在に装着されている。そり刃ブロツク5
の上部に形成した内刃収容室6には内刃7を支持
するホルダ8が収納配置され、この内刃ホルダ8
がモータ2につながる回転軸9に連結され、外刃
10のホルダ11がそり刃ブロツク5の上端外周
に螺合し、外刃10が内刃7と摺接している。内
刃収容室6の外周側壁12には開閉蓋13付きの
排出口14を設け、外刃越しに水を内刃収容室6
に注ぎ込みながら内刃7を回転させると、該収容
室内で水が外周側壁12の内面に沿つて回流し、
収容室内に溜つている毛屑と共に排出口14から
外に流出する基本構造になつている。
かみそり本体1の外側面には防水型スライドス
イツチAが装備されている。その詳細を次に説明
する。
まず、第2図に示すように2個の電池4・4′
のうち、一方の電池4のマイナス端子をモータ2
のマイナス端子17に接当接続し、この電池4の
プラス端子と逆向きに挿入した他方の電池4′の
マイナス端子とを電池蓋18に設けた接続片19
を介して導通連結し、更に他方の電池4′のプラ
ス端子を本体1に固定した帯板状の可動端子20
に接当接続する。また、モータ2の外側面にはこ
れのプラス端子に連結した帯板状の固定端子21
を付設し、固定端子21と可動端子20とを対向
させ、可動端子20を内方側に弾性変形させると
その遊端部が固定端子21に接触し、これで直列
接続した電池4・4′とモータ2が導通接続され
るようになつている。
かみそり本体1の外側面には縦長の窓口23を
設け、この窓口23の内奥部に固定端子21と可
動端子20とが配設された状態とする。そして、
この窓口23の口縁の内側に段付面23aを形成
し、該窓口23にゴム材からなる薄膜状の弾性パ
ツキン部材24を間にはさんで外側からスライド
片25を装備したスイツチケース26を嵌入固着
し、段付面23aとスイツチケース26の外周縁
部との間にパツキン部材24の全周縁を圧着挾持
し、このパツキン部材24で窓口23を全面的に
密封している。
パツキン部材24は中央部が内方側に凹設され
ており、その内側面が可動端子20に接触又は近
接し、外側の凹設面に断面形状台形のカム突起2
7が一体に突出形成されている。
スイツチケース26には縦長のスリツト30が
形成されてい、スライド片25の内側面に突設し
た脚31が該スリツト30に挿通されている。こ
の脚31の上下には左右一対の係合突起32・3
2と係合アーム33・33をそれぞれ突設し、こ
れらがスリツト30の端縁に内側から係合してス
ライド片25の外方への抜け止めとスリツト30
に沿うスライド案内を行なうよう構成されてい
る。このうち、係合アーム33・33は片持ち状
に連出して左右横方向に弾性変形自在とし、スリ
ツト30の左右端縁の内側には上下の中央部が突
出する山形の段部34・34をそれぞれ対向状に
形成し、係合アーム33・33が弾性変形によつ
て該段部34・34を通り過ぎた上下の2位置で
スライド片25が安定して保持されるようになつ
ている。
前記脚31の下端側に形成した二肢部にはロー
ラ36を遊転自在に内側方から係入支持し、この
遊転ローラ36がパツキン部材24のカム突起2
7に接当作用するものとした。
しかるときは、スライド片25が下方の安定位
置にあるときは遊転ローラ36がカム突起27か
ら外れてスイツチオフ状態となり、スライド片2
5が上方の安定位置にあるときはローラ36がカ
ム突起27に乗り上がり、カム突起27を介して
押圧されたパツキン部材24の中央部が内方に弾
性変形し、これで可動端子20が弾性変位して固
定端子21に押圧接触されスイツチオン状態にな
るに至つたものである。
以上が図示例の全容であるが、この考案におい
てはスイツチケース26に対してスライド片25
を左右横方向にスライド操作するようにしてもよ
い。また、スイツチケース26の30はスライド
片25に支持した遊転ローラ36を弾性パツキン
部材24のカム突起27に接当作用させるための
ものであり、スイツチケース26にスライド片2
5を抜止め状にかつスライド自在に係合する手段
についてはスリツト30を利用せずに他の形態に
代えてもよい。
以上説明したように、この考案に係る防水型ス
ライドスイツチによれば、窓口23を水封閉塞す
る弾性パツキン部材24のカム突起27にスライ
ド片25に支持した遊転ローラ36を接当作用さ
せてスイツチ操作を行なうようにしたので、パツ
キン部材24をカム突起27を介して内方に弾性
変形させるとき遊転ローラ36がカム突起上を転
動しながら乗り上がることになる。したがつて従
来の摺接乗り上がり方式のものに比べてカム突起
27の摩耗変形を著しく減少でき、長期間にわた
つてパツキン部材24を一定量で弾性変形させて
可動端子20を正しく変位操作できる。しかもパ
ツキン部材これ自体の不当な変形や破損も防止で
き耐久性の向上を期し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体例のひとつである電気かみ
そりを示しており、第1図は全体斜視図、第2図
はその一部切欠き正面図である。第3図は本考案
の構成部材であるスイツチケースの内面視図、第
4図は第3図におけるa−a線断面図、第5図は
第3図におけるb−b線断面図、第6図は本考案
に係るスライドスイツチの構成部材を示す分解斜
視図である。 1……かみそり本体、2……電動モータ、5…
…そり刃ブロツク、20……可動端子、21……
固定端子、23……窓口、23a……窓口の段付
面、24……弾性パツキン部材、25……スライ
ド片、26……スイツチケース、27……カム突
起、30……スリツト、31……脚、32……係
合突起、33……係合アーム、34……段部、3
6……遊転ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器の外周面適所に設けた窓口23の内奥
    部に固定端子21を配置するとともに、固定端子
    21の外側に可動端子20を対向状に配置し、窓
    口23に該窓口23を密閉状に蓋する柔軟な弾性
    パツキン部材24をはさんでスイツチケース26
    を固定し、弾性パツキン部材24の外側面にカム
    突起27を形成し、スイツチケース26に装備し
    たスライド片25の内側面にスイツチケース26
    に穿設のスリツト30を介して前記カム突起27
    に接当作用するローラ36を回転自在に支持し、
    スライド片25のスライド操作によりローラ36
    がカム突起27に乗り上がると弾性パツキン部材
    24が内方に弾性変形して可動端子20が固定端
    子21と接触する姿勢に押圧されるようにした電
    気機器の防水型スライドスイツチ。
JP1758781U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS635144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1758781U JPS635144Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1758781U JPS635144Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130932U JPS57130932U (ja) 1982-08-14
JPS635144Y2 true JPS635144Y2 (ja) 1988-02-12

Family

ID=29815545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1758781U Expired JPS635144Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168956U (ja) * 1983-04-27 1984-11-12 日本電気株式会社 無線通信機等の電池カバ−脱落防止構造
JPH0541499Y2 (ja) * 1985-09-25 1993-10-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57130932U (ja) 1982-08-14

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