JPS6219076Y2 - - Google Patents

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JPS6219076Y2
JPS6219076Y2 JP1981019715U JP1971581U JPS6219076Y2 JP S6219076 Y2 JPS6219076 Y2 JP S6219076Y2 JP 1981019715 U JP1981019715 U JP 1981019715U JP 1971581 U JP1971581 U JP 1971581U JP S6219076 Y2 JPS6219076 Y2 JP S6219076Y2
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motor
battery
electrode terminals
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモータ、ソレノイド、ブザーなどの
各種電動機から突設した板状の電極端子の一側面
に、板材を所望形状に成形してなる別の端子片を
添着して半田付けするようにして電極端子連結構
造に改良を加えたものである。
この種の半田付は電動機側の電極端子の一側面
に別の端子片を正しく添着位置決めして半田付け
作業を行なわなければならないが、従来は一般に
手作業によつているために、その作業に手数がか
かつて甚だ能率が悪く、加えて端子の接合面間に
半田をゆきわたらせるのに相当な熟練を面し、
応々にして接合不良、いわゆるイモ半田を招きや
すく、端子どうしの確実な連結が困難であつた。
この考案は、かかる半田付け作業が簡単かつ確
実に行なえるようにして、作業能率の向上を期す
ことができ、また自動化への発展も容易に期すこ
とができるようにしようとするものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
図面には電池式の電気かみそりが例示されてい
る。これのケース本体1の上端には内蔵の電動モ
ータによつて駆動される回動軸2を突設し、ケー
ス本体上に該回動軸2に連動連結される回転式そ
り刃ブロツク3と往復動式そり刃ブロツク4とが
交換自在に装着固定されるものとなつている。
第2図および第3図はケース本体上に回転式そ
り刃ブロツク3を装着した状態での縦断面図であ
り、ケース本体内には上部に電動モータ5が内蔵
され、下部に開口下面が電池蓋6で閉合される電
池収容室7を有し、この収容室7に2本の単三型
乾電池8・8′が左右並列状に収容されている。
電動モータ5の内蔵方は、これの下端中央に位
置決め用突部10を突設し、該突部10をモータ
収容室と電池収容室7との隔壁11に設けた凹部
9に係入する。そして、モータ5の上端に出力軸
12を突出し、該出力軸12の軸支ボス部13を
ケース本体上にビス止めした上蓋14によつて支
持し、これでモータ5を一定姿勢に固定する。モ
ータ出力軸12には筒軸15を固着し、この筒軸
15に前記回動軸2を相対回動不能にしかし上下
スライド可能に装着し、内装のばね16で回動軸
2を押上げ付勢し、該回動軸2の上方への抜出し
を阻止するガイド部材17を上蓋14と共締めで
ケース本体1に取付けた構造になつている。
回転式そり刃ブロツク3は内部に付着の毛屑を
水洗いするものとなつており、そこでモータ収容
室への侵水防止のためにケース本体1と上蓋14
との間にパツキン19を装着するとともに、モー
タ出力軸12の軸支部にもパツキング20を装着
してある。更に、ケース本体1の外側上部に設け
たスライドスイツチ機構21および電池蓋6も防
水構造のものになつている。
回転式そり刃ブロツク3は、ケーシング23の
内側上部に内刃収容室24を有し、ここに内刃2
5を支持したロータ26が収納配置され、多孔ス
クリーン状の外刃27を支持したホルダ28が内
刃収容室24の外周側壁29の上端外周にねじ止
め装着され、外刃27が内刃25に摺接してい
る。このそり刃ブロツク3はケース本体1の上端
にバヨネツト式の連結機構30を介して締付け固
定され、この状態においてロータ26の軸31の
下端が回動軸2の上端に挿入され、ロータ軸31
から突設のピン32が回動軸2の係合溝33に係
合して回動軸2からロータ軸31に動力が伝達さ
れる。なお、そり刃ブロツク3の装着時に、ロー
タ軸31のピン32と回動軸2の係合溝33との
位相がずれたとしても、回動軸2は前記ばね16
に抗して下方に逃げ、回動軸2の回転によつて位
相が合うと回動軸2が持ち上つてロータ軸31と
適正に係合する。
第3図ないし第5図において内刃収容室24の
外周側壁29には一箇所に開閉蓋34付きの排出
口35を穿設し、該排出口35の周方向の中間
に、径方向に横切る整流板36を内刃収容室24
の内底面37から垂直に立設する。更に、内刃収
容室24の内底面37の中央にロータ軸31を支
持するボス38を立設し、内刃収容室24の内底
面37の形状が該ボス38周りに環状の深い水溜
り39を有する摺鉢状に形成されたものとする。
しかるときは、排出口35を開けて外刃27越し
に内刃収容室24に水を流し込みながらロータ2
6を回転させると、水が内底面37の水溜り39
に一時的に溜つたのち外周方向に流れ、外周側壁
29の内面に沿つて回流したのち、排出口35の
整流板36に当る。これで、水の流れが径方向に
規制されると同時に流速が落ち、排出口35から
外へ周りに飛び散ることなく排出される。つま
り、内底面37の中央に付着の毛屑も有効に洗い
落とせ、かつ毛屑を含んだ排出水も支障なく排出
口35から排出できるものとなつている。
第6図において、往復動式そり刃ブロツク4は
上下の中間部がくびれたケーシング41とこれの
上端に着脱自在に固定されるそり刃ユニツト42
とからなり、回転式そり刃ブロツク3と同様に、
そのケーシング41の下端がケース本体1の上端
にバヨネツト式の連結機構30を介して締付け固
定される。ケーシング41は中間くびれ部の内部
中央に軸受ボス43を有し、該ボス43に回転軸
44を上下動自在に支持し、そり刃ブロツク4を
ケース本体1に装着した状態において該回転軸4
4の下端が前記ロータ軸31と同じ要領で回動軸
2に伝動連結される。そり刃ユニツト42は刃ホ
ルダー46に固定刃47と可動刃48とを上下に
支持してなり、ケーシング41に装着した状態に
おいて、回動軸44の上端と可動刃48の下面中
央部とが、回動軸44の回転運動を往復運動に変
える機構49を介して連動連結されるものとなつ
ている。
ケーシング41にそり刃ユニツト42を装着す
る構造を第7図ないし第10図に基づいて説明す
ると、まずケーシング41の内部には軸受ボス4
3の左右両側に四角形の装着穴51を縦向きに形
成し、この各装着穴51に一対の線状ばね52が
それぞれ上方から差込み係止されるようにする。
その各装着穴51は前後の対向側壁面53・53
に上り傾斜の傾斜案内面54とこれの下端につな
がる水平状の係止面55とを有するリブ状突起5
6・56が形成され、かつ各係止面55・55の
下側にストツパ57・57が形成されたものとす
る。線状ばね52は門形に曲成してその両脚部5
2a・52aの下端に係合部52b・52bを直
角状に折曲げ形成した形状とする。そり刃ユニツ
ト42は刃ホルダ46の下部中央にボス58を有
し、該ボス58の下端外周の左右対向位置に三角
形の係合突起59・59が形成されたものとす
る。そして、各線状ばね52の両脚部52a・5
2aをつまんで内側に弾性変形させた状態で各装
着穴51に上方から差込む。すると、線状ばね5
2の下端の係合部52b・52bが傾斜案内面5
4・54に案内され、両脚部52a・52aが内
側にすぼまつてゆくが、この傾斜案内面54・5
4を乗り越えると、両係合部52b・52bがス
トツパ57・57でそれぞれ受止め支持されて差
込み深さが規制されるとともに、両脚部52a・
52aが弾性復元して係合部52b・52bが係
止面55・55に係止し、これで線状ばね52の
上方への抜止めが図られる。この状態において、
線状ばね52の両脚部52a・52aの下部は前
記ボス部43に対向する装着穴51の内側壁面6
0の下半部に接当するように規制されており、線
状ばね52の上端横バー部52cに内側から外側
方に向けて力が加わつても線状ばね52の下端部
がグラつくことなく強固に固定されている。した
がつていま、そり刃ユニツト42をケーシング4
1に上方から押込み装填すると、そり刃ユニツト
側のボス58がケーシング側の軸受ボス43に同
心状に嵌合し、該ボス58の下端面が軸受ボス4
3の外周の水平受面61に着座し、ボス58の各
係合突起59が各線状ばね52の横バー部52c
にこれを弾性変形させて係合するようになつてい
る。
往復動式そり刃ブロツク4には下面をのみ開口
したプラスチツク製のキヤツプ63が被せつけら
れる。このキヤツプ63の着脱構造を第6図、第
11図、第12図および第13図に基づいて説明
すると、ケーシング41の下半部の外周面形状は
とくに前後面を下端から上方に向けて上すぼまり
の傾斜面64・64に形成し、左右の下端に凹み
65・65を有するものとする。キヤツプ63は
ケーシング41の形状に合わせて開口下面が彎曲
四辺形をなしており、左右側壁66・66の下端
内面に係合凸起67・67を有するものとなつて
いる。しかるときはケーシング41にキヤツプ6
3を完全に被せつけると、ケーシング41の下端
外周面にキヤツプ63の下端開口周縁が密着状に
嵌合するとともに、凸起67・67が対向する凹
み65・65にそれぞれ係合し、これでキヤツプ
63がガタつくことなく、しかもケーシング41
に確実に抜止め支持できるようにした。このキヤ
ツプ装着状態において、キヤツプ63の前後側壁
69・69の中央部とケーシング41との間に一
定の空隙gが形成されるようにし、キヤツプ63
を抜き外すに際しては、第13図に示すように、
その前後側壁69・69の中央部をそれぞれ内側
に押して凹ませる。すると、前後側壁69・69
の下端縁がケーシング41の前後の傾斜面64・
64に沿つて引き上げられる。と同時に、前後側
壁69・69の下端縁が図上tで示す分だけ内方
に寄せられ、この変形が左右側壁66・66の下
端縁に及んで左右側壁66・66の下端縁が横外
側方に膨み、凸起67と凹み65の係合が緩くな
る。したがつて前後側壁69・69をつかんだま
まキヤツプ63を上方に引けば凸起67と凹み5
の係合が容易に外れてキヤツプ63が手軽に抜き
外せるようになつている。
第14図ないし第17図は電気かみそりの収納
ケース70を例示している。この収納ケース70
は、横長の身71とこれに回動自在に枢着されて
身71の開口上面を閉じる蓋72とからなり、身
71にプラスチツクシートをプレス形成してなる
パレツト73が嵌入止着されている。そのパレツ
ト73には往復動式そり刃ブロツク4を装着した
ケース本体1を横倒れ姿勢で収納する凹部74
と、回転式そり刃ブロツク3をこれ単独で縦向き
に収納する凹部75とがそれぞれ形成され、更に
ケース本体収納用凹部74の底面に毛屑掃除用ブ
ラシ76を収納する凹部77が形成されている。
このブラシ76は往復動式そり刃ブロツク4に付
着の毛屑を前記そり刃ユニツト42を外して掃除
するためのものであり、細長扁平状の柄部76a
の先端面に毛部76bを長手方向に植設したもの
となつてい、その柄部76aの扁平面が上下向き
の姿勢となるようにブラシ収納用凹部77に収納
される。そのブラシ収納用凹部77の底面の横幅
方向の中央には該凹部77の長手方向に沿う突条
78を立設し、更に該凹部77の長手方向の中間
の柄部収納相当箇所を局部的に幅広にして指先挿
入部79・79を形成したものとする。しかると
きは、電気かみそりのケース本体1の下側に掃除
用ブラシ76は上下扁平姿勢でコンパクトに収納
され、これが取出しに際しては、ケース本体1を
抜いて凹部74を開放したのち、第17図に示す
ように、指先で柄部76aの一方の横側端を押え
込んでブラシ76これ全体を突条78を支点にし
て側方に倒し、浮上がつた柄部76aの他方の横
側端をつまみ上げるようにしたものである。
次に電気系統の構造について説明すると、第2
図および第3図において、2本の乾電池8・8′
は電池蓋6を開いて互いに上下反対姿勢で電池収
容室7に挿入されており、一方の電池8の陰極を
前記隔壁11を貫通して電池収容室7に露出され
たモータ5の陰極端子片1に接当接続し、この電
池8の陽極と他方の電池8′の陰極とを電池蓋6
に設けた弾性接続片82を介して直列に導通接続
し、更に他方の電池8′の陽極を隔壁11にカシ
メ止め固定した帯板状の可動端子片83の固定端
に接当接続する。そして、電池側の可動端子片8
3の遊端部が隔壁11を貫通してモータ収容室に
まで延出し、ケース本体1の外側面に穿設した縦
長の窓口84の内側に位置するようにし、モータ
5の外側面にはこれの陽極端子に連結した帯板状
の固定端子片85を添着し、この固定端子片85
を可動端子片83の内側に対向させ、可動端子片
83を内方側に弾性変位させるとその遊端部が固
定端子片85に接触し、これで直列接続した電池
8・8′とモータ5が導通接続されるものとし
た。
次に、防水構造のスライドスイツチ機構21を
説明する。第2図と第18図ないし第21図にお
いて、前記窓口84の口縁の内側に段付面84a
を全周にわたつて形成し、該窓口84にゴム材か
らなる薄膜状の弾性パツキング部材88を間には
さんで外側からスイツチ片89を装着したスイツ
チケース90を嵌入した後超音波接着して固着
し、段付面84aとスイツチケース90の外周縁
との間にパツキング部材88の全周縁を圧着挟持
し、このパツキング部材88で窓口84を全面的
に密封する。パツキング部材88は中央部が内方
側に凹設され、その内面側が可動端子83に接触
し、外側の凹設面に断面形状の台形のカム突起9
1が一体に突出形成されたものとする。スイツチ
ケース90は縦長のスリツト92を有し、スイツ
チ片89の内面に突設した脚93が該スリツト9
2に挿通され、該脚93の上下に突設した係合ア
ーム94・94と係合突起95・95とがスリツ
ト92の端縁に内側からそれぞれ係合し、スイツ
チケース90に対してスイツチ片89がスリツト
92に沿つて上下動自在にかつ抜止め状に支持さ
れたものとする。そのうえで、係合アーム94・
94は片持ち状に連出して左右横方向に弾性変形
自在とし、スリツト92の左右端縁の内側には上
下の中央部において突出する山形の段部96・9
6をそれぞれ対向状に形成し、スイツチ片89の
スライド時に係合アーム94・94が段部96・
96に接当作用して弾性変形することにより、該
段部96・96をはさんだ上下の2位置でスイツ
チ片89が安定して保持されるようにしてある。
また、前記脚93の下端側に形成した二股部に自
己潤滑性を有するプラスチツク製の遊転ローラ9
9をスイツチケース90の内側方に突出した状態
で係入支持し、この遊転ローラ99がパツキング
部材88のカム突起91に接当作用するものとし
た。しかるときは、スイツチ片89が下方の安定
位置にあるときは遊転ローラ99がカム突起91
から外れてスイツチオフ状態となり、スイツチ片
89が上方にスライドして上方安定位置にあると
きはローラ99がカム突起91に乗り上がり、該
カム突起91を介して押圧されたパツキング部材
88の中央部が内方に弾性変形し、これで可動端
子片83が内方に弾性変位してその遊端部が固定
端子片85に押圧接触しスイツチオン状態になる
ようになつている。
電池蓋6は次のようになつている。第2図、第
3図および第22図ないし第25図において、電
池蓋6は外蓋6aと内蓋6bとからなる。まず外
蓋6aは電池収容室7の開口下面の形状に合わせ
た彎曲四辺形の異径形状になつており、収容室7
の中心軸心P周りの一定小角度の回動によつてケ
ース本体1に締込み係合連結される。すなわち、
収容室7の開口部の内面に一定角度で傾斜する一
対の係合凹部100・100を対向状に設け、外
蓋6aに一対の係合突起101・101を設け、
第24図および第25図に示すように、ケース本
体1に対して外蓋6aをずらした姿勢に当てがつ
て時計回り方向に一定小角度回動すると、係合突
起101・101が係合凹部100・100にそ
れぞれ係合し、斜面係合によつて外蓋6aがケー
ス本体1の開口下端にこれと一致した姿勢で締込
み固定される、バヨネツト式の係合連結機構が採
用されている。内蓋6bの内面には前述の弾性接
続片82が固着されており、この内蓋6bは外蓋
6aの不離一体に取付けられている。その取付構
造は、外蓋6aの中心に前記軸心Pと同心状の孔
103を透設し、内蓋6aの下面に割りボス10
4を垂設し、該ボス104を孔103に貫通して
抜止め状に係止し、もつて外蓋6aに対して内蓋
6bを軸心P周りに一定範囲で相対回動可能にか
つ軸心P方向に一定範囲で移動可能に支持する。
但し、相対回動の限界は外蓋側の係合突起101
と内蓋側の下面に設けたリブ状ストツパ106お
よび107との接当により規制し、また軸心P方
向への抜止めはボス104の下端の係止爪108
を孔103の下端口縁に引つ掛けて行なう。そう
しておいて、外蓋6aの内面には孔103の外周
対角位置にカム突起110・110を設けるとと
もに、内蓋6bの下面にはボス104の基端に該
カム突起110・110に接当作用する接当子1
11・111を設け、内蓋6aを電池収容室7に
回動不能に嵌入したのち外蓋6aをケース本体1
にバヨネツト連結するべく回動すると、カム突起
110・110に対して接当子111・111が
乗り上がり、これによつて内蓋6aが電池収容室
7の内奥側に押し動かされるようにする。更に、
内蓋6aの内面に立設した電池ガイド112の基
端部の外周にゴム製のリング状パツキング113
を嵌装し、電池収容室7の開口部近くの内周に環
状のパツキング受け面114を突設し、前述した
ように、内蓋6aがカム機構を介して収容室7の
内奥側に強制的に押込められたとき、パツキング
113が受け面114に強力に密着し、これで電
池収容室7の開口部が少ない部品点数によるワン
タツチ操作で完全にダストシールおよび防水シー
ルされるものとなつている。
さて、以上が図示せる電気かみそりの全容であ
るが、かかる構成のものにおいて本案ではとくに
モータ5の陰極端子片81と前記固定端子片85
とをモータ5へいかに連結するか、その構造に特
徴を有するものである。次にその詳細を第26図
および第27図に基づいて説明する。
電動モータ5は、その本体外周がプラスチツク
などの電気絶縁材で被覆されており、前記位置決
め用突部10の前後対向位置に、モータ本体内部
から延出した板状の陰極端子120と陽極端子1
21が突設され、これら端子120・121がモ
ータ5の下端外周に沿つて立設せる絶縁性のリブ
122および突部10よりも大きく下方に突出し
ている。一方、陰極端子片81および固定端子片
(以下、陽極端子片という)85の基端部には、
各端子120・121とほぼ同幅同高の連結部8
1a・85aをそれぞれ形成し、これら各連結部
81a・85aが各モータ側端子120・121
の外側面、つまりリブ122側の側面に全面的に
添着して半田付け連結される仕様とし、そのうえ
で各連結部81a・85aの連結面とは反対側の
面に、リブ122の内側面に接当する円錐状の小
突起125・126を一体に膨出形成したものと
する。但し、リブ122の内側面とモータ側端子
120・121の外側面との間隔は、前記連結部
81a・85aが各モータ側端子120・121
とリブ122との間に圧入固定されるように寸法
設定しておく。なお、図中符号127・128は
各端子片81・85を位置決めするためにモータ
5に形成した切欠きである。また、129は各モ
ータ側端子120・121の突出端側に設けた半
田流入用の孔である。
しかるときは、各端子片81・85の連結部8
1a・85aを対応すモータ側端子120・12
1とリブ122との間に圧入固定して各連結部8
1a・85aと各モータ側端子120・121の
連結面どうしを正しく接合した状態に保持したの
ち、第27図に示すように、その連結箇所を溶融
した半田液Wにひたすことによつて2箇所を同時
に半田付けでき、かつ接合面間には半田がしみ上
がり確実な半田付けが行なえるに至つたものであ
る。
なお、前記リブ122は端子片81・85を接
当支持する接当部の一例に過ぎず、例えば第28
図に示すように、各端子片81・85との対向箇
所にのみリブ122・122を部分的に設けたも
のであつてもよい。また、端子片81・85の接
当部としては第29図に示すように、中央の位置
決め用突部10を利用することもできる。更に、
各端子片81・85の連結部81a・85aに設
けるべき小突起125・126は第30図に示す
ように切起しによつて形成したものであつてもよ
い。
また、モータ側端子120・121はふたつが
同一方向に突出されていなくともよい。モータ側
端子が3個ある場合も想定していることはもとよ
りのことである。
以上説明したように、この考案によれば、電動
機側の電極端子120・121の一側面に添着し
て連結される端子片81・85に小突起125・
126を設け、この端子片81・85を電動機側
に設けた接当部122と電極端子120・121
との間に小突起125・126が接当部122と
接当するように圧入固定するので、予め電動機側
の電極端子120・121の各一側面に端子片8
1・85の小突起125・126の突出面とは反
対側の面を正しく面接合状態で確実に仮固定でき
る。したがつて、次工程の半田付け作業が簡単か
つ確実に行える。
とくに、端子片81・85と電極端子120・
121との面接合部を接当部122の高さよりも
高く突出させてあるので、その面接合部の半田付
け作業が半田液に浸漬するという簡単かつ合理的
な方法で行え、半田付け作業の自動機械化に大い
に貢献する。また、電極端子120・121と端
子片81・82とが面接合しているので、その接
合面間に半田液が良好に入り込み、この点でも確
実な半田付けができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気かみそりの分解斜視図、第2図は
電気かみそりのケース本体に回転式そり刃ブロツ
クを装着した状態での縦断正面図、第3図はその
縦断側面図である。第4図は回転式そり刃ブロツ
ク要部斜視図、第5図は第3図におけるA−A線
断面図である。第6図ないし第10図は電気かみ
そりのケース本体上に装着される往復動式そり刃
ブロツクを示しており、第6図は縦断正面図、第
7図は概略分解斜視図、第8図は往復動式そり刃
ブロツクにおいてそり刃ユニツトを外した状態に
おけるケーシングの内部形状を示す平面図、第9
図は分解状態における縦断正面図、第10図は要
部の斜視図である。第11図は往復動式そり刃ブ
ロツクにキヤツプを被せつけた状態での側面図、
第12図は第6図におけるB−B線断面図、第1
3図はキヤツプの取外し時の作用を説明する側面
図である。第14図ないし第17図は電気かみそ
りの収納ケースを示しており、第14図は開蓋状
態での全体斜視図、第15図および第16図はそ
れぞれ閉蓋状態における異なる部位での縦断側面
図、第17図は収納ケースから毛屑掃除用ブラシ
を取出すときの動きを説明する縦断側面図であ
る。第18図ないし第21図は電気かみそりの防
水型スライドスイツチ機構を示しており、第18
図は構成部材の分解斜視図、第19図は構成部材
のひとつであるスイツチケースにスイツチ片を装
着した状態での内面側から見た側面図、第20図
は第19図におけるc−c線に相当する断面図、
第21図は第19図におけるD−D線に相当する
断面図である。第22図ないし第25図は電池蓋
の閉蓋構造を示しており、第22図は構成部材の
分解斜視図、第23図は第3図におけるE−E線
断面図、第24図は電池蓋の開閉操作を説明す
る、第23図は相当する断面図、第25図は第2
4図におけるF−F線断面図である。第26図は
本考案に係る電極端子連結構造を示す、構成部材
の分解斜視図、第27図は半田付け処理作業を説
明する要部の正面図である。第28図は本考案の
別実施例を示す斜視図、第29図は本考案の更に
別実施例を示す要部の正面図、第30図は本考案
の更に異なる別実施例を示す斜視図である。 1……ケース本体、5……電動機(電動モー
タ)、6……電池蓋、6a……電池蓋の外蓋、6
b……電池蓋の内蓋、7……電池収容室、8・
8′……乾電池、81・85……端子片、82…
…弾性接続片、120・121……電極端子、1
22……接当部、125・126……小突起、W
……半田液。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動機5から延出した板状の電極端子120・
    121にそれとは別の端子片81・85を添着し
    て半田付けするについて、 電動機5上における電極端子120・121の
    近傍位置に端子片支持用の接当部122を電極端
    子120・121と所定間隔をおいて対向するよ
    う突設し、 端子片81・85に小突起125・126を設
    けてあり、 電極端子120・121と接当部122との間
    に端子片81・85をして、小突起125・12
    6が接当部122に接当し、かつ端子片81・8
    5の小突起125・126の突出面とは反対側の
    面が電極端子120・121に面接触するととも
    に、該電極端子120・121と接当部122と
    の面接触接合部が接当部122の突出高さよりも
    高く突出するように圧入固定し、以て 電極端子120・121と接当部122との面
    接触接合部を半田付けすることを特徴とする電動
    機の電極端子連結構造。
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JPS4817937U (ja) * 1971-07-06 1973-02-28

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