JPS6339281Y2 - - Google Patents

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JPS6339281Y2
JPS6339281Y2 JP1982060515U JP6051582U JPS6339281Y2 JP S6339281 Y2 JPS6339281 Y2 JP S6339281Y2 JP 1982060515 U JP1982060515 U JP 1982060515U JP 6051582 U JP6051582 U JP 6051582U JP S6339281 Y2 JPS6339281 Y2 JP S6339281Y2
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JP1982060515U
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は大型トラス構造物の立体トラス結合
節点の構造技術の分野に属する。
〈要旨の慨要〉 而して、この考案は同一平面に配設される4本
等の複数の上弦材、或は、下弦材と放射状に配設
の4本等のラチス材が共に節点の中心点に対して
軸心を集中するように一体結合される仕口が該複
数の弦材とラチス材とを取り付けるガゼツトプレ
ートの複数枚を一体に結合されている節点仕口構
造に関する考案であり、特に、上記同一平面の弦
材に対する取付用ガゼツトプレートを平板状の1
枚とし、これに対し、ラチス材に対するガゼツト
プレートを設定角相対向して開角それぞれの基端
縁を共有する各々平板状の2枚として該弦材取付
用ガゼツトプレートに対して溶接等により三者一
体に固定した立体トラスの節点仕口構造に係る考
案である。
〈従来技術〉 周知の如く、例えば、大型ドーム等無柱舎屋等
の構造には格子状立体トラスが多く用いられる
が、第1図に示す様に、該立体トラス1の基本構
造は上弦材2、下弦材2′がそれぞれ4本(実質
的に)同一平面に配設され、節点3で交叉し、
又、ラチス材4は4本放射状に該節点3で連結さ
れている。
而して、該弦材2,2′、ラチス材4は節点3
に於いてその軸心が1点に集中するように連結さ
れない場合は該節点3に曲げモーメントが発生
し、各部材に該曲げモーメントが伝達される不具
合が生ずるため、節点3の各々には各部材の軸心
が1点集中して軸力を伝達するような構造にされ
ることが必要である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 これに対処する節点仕口には、例えば、球仕口
があるが、軸心が1点に集中する構造としては優
れているものの、ネジ結合による軸材取り付けが
行われ、その限り球仕口そのもの、及び、取付軸
材端部のネジ加工が他の鉄骨材に比し高精度を要
求され、製作や組み付けが煩瑣であるうえに工数
が多く、コスト高になる不利点があり、又、熔接
部分は現場接合のため、作業が困難性を帯びる難
点があり、施工管理が大変であるという不都合さ
があつた。
これに対してガゼツトプレートを取り付け用に
相互接合する仕口もあるが、第2,3図に示す様
に、弦材取付用ガゼツトプレート5,5…、ラチ
ス材取付用ガゼツトプレート6,6…の枚数が多
く、したがつて、その精度出しが設計、施工共に
難しく煩瑣である欠点があり、又、溶接工数も多
く、コスト高になるという不利点もあつた。
その他種々の節点仕口もあるが、いづれにして
も実用性に乏しく、現場施工技術上好ましくな
く、製造コスト的に高くつく不都合さがあつた。
而して、これに対処するに、例えば、実開昭51
−50805号公報考案に示されるように、立体トラ
スの接合金具等が考案されているが、該種接合金
具はトラスの弦材に対する取付ボルト孔は明示さ
れているものの、ラチスに対するボルト孔は示さ
れておらず、したがつて、弦材、及び、ラチスの
接合金具に対する一点集中的な軸力伝達の結合が
取り難いという難点があつた。
〈考案の目的〉 こ考案の目的は上述従来技術ひ基づく格子状立
体トラスの節点仕口の問題点を解決すべき技術的
課題とし、仕口の加工度を一般的な鉄骨製品なみ
にすると共に、建設現場での施工も通常の鉄骨施
工と同様にボルト接合が可能となるようにして建
設産業における鉄構造物組付技術利用分野に益す
る優れた立体トラスの節点仕口構造を提供せんと
するものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、格子状トラスの上弦材、或は、下弦材
は節点仕口の1枚の平板状ガゼツトプレートのボ
ルト孔に対して水平姿勢の状態で取り付けられ、
一方、ラチス材は該平面状の弦材取付用ガゼツト
プレートに設定角を成して対向裡に下端縁を共有
して一体接合固定された一対のラチス材取付用ガ
ゼツトプレートのボルト孔に取り付けられ、而し
て、全ての弦材、ラチス材が節点の中心点に対し
て軸心を集中するように連結するようにした技術
的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の1実施例を第2図を援用して
第4図以下の図面に基づいて説明すれば以下の通
りである。
第4図に示す態様において、7はこの考案の要
旨の中心を成す立体トラス用の節点仕口であり、
当該実施例においては平板状の1枚の弦材取付用
ガゼツトプレート8、ラチス材取付用の2枚の
各々平板状のガゼツトプレート9,9から成り、
該弦材取付用ガゼツトプレート8は略正八角形状
であり、第5図に示す様に、線対称的に中央に溶
接スリツト10、その両側に4部位の取付ボルト
孔11,11,11が穿設されている。
一方、ラチス取付用の各ガゼツトプレート9は
略台形に形成されており、両側にボルト孔11′,
11′が穿設され、小辺12相互は一体接合され
て上記弦材取付用ガゼツトプレート8のスリツト
10に第6図に示す様に、説定開き角度θで溶接
13により三者一体に固定されている。
〈実施例−作用〉 上記構成において、第1図に示す様な格子状の
立体トラス1に構築するに際しては、上述の如
く、予め作成した節点仕口7に対して設定順序に
従つて4本の上弦材2,2…(或は、下弦材2′,
2′…)を弦材取付用ガゼツトプレート8に対し
て軸心1点集中的にボルト孔11,11…を介し
て所定に連結すると共に、ラチス取付用ガゼツト
プレート9,9…に対して4本のラチス材4,4
…を同じく1点集中的にボルト孔11′,11′…
を介して所定に連結する。
したがつて、構築された格子状立体トラス1に
於いては、節点3に各部材の軸力が1点集中する
ようにされ、構造力学的には結果的に在来態様と
変わりはない。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、ラチス取付
用ガゼツトプレートは2体を溶接するのではな
く、1体を中心より設定角度折り曲げて弦材取付
用ガゼツトプレートに溶接するようにする等種々
の態様が採用可能である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的に一体化され
た立体トラスの節点仕口が弦材取付用の1枚のガ
ゼツトプレートと該ガゼツトプレートに線対称的
に一対基端縁を溶接されたラチス取付用ガゼツト
プレートより成ることにより、従来態様の節点仕
口構造に比し、ガゼツトプレートの数を著しく少
くすることが出来、したがつて、点数が削減さ
れ、構造も簡単になり、それだけ製作も容易であ
り、低コストで出来る優れた効果が奏される。
而して、3枚のガゼツトプレートを1部位で溶
接接合することが出来るため、製造に加え設計も
し易く、取り扱いもし易いという効果がある。
更に、製品節点仕口に於いても、ガゼツトプレ
ート数が少く、構造が簡単であるため、弦材、ラ
チス材に対するボルト締めがし易く、施工も容易
であり、作業性が良く精度も高められるという効
果もある。
しかも、各部材の軸心1点集中等の点は、従来
態様と本質的に何ら変わりはない効果もある。
而して、本願考案においては弦材取付用のガゼ
ツトプレートにもラチス材取付用のガゼツトプレ
ートにも各々弦材取付用のボルト孔とラチス材取
付用のボルト孔が穿設されているために、該弦材
とラチス材の節点仕口に対する一点集中的な連結
がし易く、施工もし易いという効果が奏されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は格子状立体トラスの斜視図、第2,3
図は従来態様に基づく節点仕口の斜視図、第4図
以下はこの考案の1実施例の説明図であり、第4
図は全体斜視図、第5図は弦材取付用ガゼツトプ
レートの斜視図、第6図は第4図VI−VI断面図
である。 2,2′……弦材、4……ラチス材、3……節
点、7……節点仕口、11……ボルト孔、8……
弦材取付用ガゼツトプレート、11′……ボルト
孔、9……ラチス材取付用ガゼツトプレート、θ
……設定角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面配設の多数の弦材と放射配設の複数のラチ
    ス材が節点の中心点に軸心が集中して連結される
    仕口が該弦材とラチス材に対する複数枚の一体接
    合ガゼツトプレートから成る構造において、上記
    弦材に対するボルト孔を有する取付用ガゼツトプ
    レートが平板状の1枚であり、該1枚のガゼツト
    プレートに対して2枚の各平板状のラチス材取付
    用のボルト孔を有するガゼツトプレートが相対向
    して設定角を成すと共に基端縁を相互に共有し、
    且つ弦材用ガゼツトプレートに対し三者一体に固
    定されていることを特徴とする立体トラスの節点
    仕口構造。
JP6051582U 1982-04-27 1982-04-27 立体トラスの節点仕口構造 Granted JPS58165104U (ja)

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JP6051582U JPS58165104U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 立体トラスの節点仕口構造

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JP6051582U JPS58165104U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 立体トラスの節点仕口構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165104U JPS58165104U (ja) 1983-11-02
JPS6339281Y2 true JPS6339281Y2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=30070761

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JP6051582U Granted JPS58165104U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 立体トラスの節点仕口構造

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JP (1) JPS58165104U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310736Y2 (ja) * 1974-10-17 1978-03-23

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Publication number Publication date
JPS58165104U (ja) 1983-11-02

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