JPS6338653Y2 - - Google Patents

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JPS6338653Y2
JPS6338653Y2 JP1985080093U JP8009385U JPS6338653Y2 JP S6338653 Y2 JPS6338653 Y2 JP S6338653Y2 JP 1985080093 U JP1985080093 U JP 1985080093U JP 8009385 U JP8009385 U JP 8009385U JP S6338653 Y2 JPS6338653 Y2 JP S6338653Y2
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unit
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plate
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guide
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JP1985080093U
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JPS61413U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は多数の負荷を、箱体内に集中的に設け
た操作用のユニツトによつて個別に運転制御する
コントロールセンタに係り、特にユニツト室との
係合精度を高めるとともに部品点数の削減を図つ
たユニツトの構成に関するものである。
コントロールセンタは一般に箱体の内部に母線
を配置した母線室を設けるとともにこの母線室の
前部に棚板により上下に仕切つて構成した複数個
のユニツト室を設け、これら各ユニツト室内に主
回路器具及び制御器具を配置したユニツトを出し
入れ自在に収納して構成されている。ユニツトは
引出機構を有する床板上に主回路断路部や電磁接
触器、補助継電器、制御変圧器、配線用しや断
器、負荷側主回路断路部、制御断路部および表示
灯等を取付けて構成されるが、この場合、これら
主回路器具や制御回路器具を取付ける取付板、さ
らには引出機構を構成する部品、ユニツトを案内
する案内機構を構成する部品等は一般に床板とは
別部品で構成され、溶接またはビス止め等により
取付けられていた。また床板を折曲して一部の器
具を取付けるようにしたものもある。
しかしながら、このような構成では床板に別部
品を取付ける際に組立誤差を生じることがあり、
これがユニツトを出し入れして母線と接離させる
際の係合精度に悪影響を与え、場合によつてはユ
ニツトの出し入れに支障が生じたり、ユニツトと
母線との接続が円滑に行えなつたりする問題があ
つた。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、その目的とするところはユニツトの出し入
れを円滑にし、ユニツトの主回路断路部と母線と
の係合精度を向上することのできるコントロール
センタを提供することにある。
本考案はかかる目的を達成するために、棚板の
両サイド部にそれぞれ奥行方向に沿い且つ互いに
向い合う如くL字状に折曲成形したガイド部を構
成するとともにユニツトの床板の両サイドをL字
状に折曲成形して縁部及び立ち上り部を構成し、
この縁部及び立ち上り部を前記一対のガイド部の
内側に係合させてユニツトをガイド部の奥行方向
に沿つて移動可能に構成し、また床板の前部に折
曲成形により取付板を構成し、この取付板に棚板
に設けた切溝と係合するユニツトロツク板を回動
可能に設け、さらに母線と接離する主回路断路部
を、床板の後部を垂直方向に折曲成形した取付板
に取付けたものである。
以下本考案を図面に示す一実施例について説明
する。第1図は本考案の一実施例にかかるユニツ
ト3を両面形コントロールセンタの箱体2に収納
した図である。また第2図はユニツト3の外観で
この詳細を第3図に示す。第1図において、箱体
2は奥行方向の中央部に主母線5、分岐母線6を
配置した母線室が設けられ、またこの母線室の前
後両側にはユニツト室及び電線室4が設けられて
いる。ユニツト室は箱体2内を棚板により上下に
仕切つて構成されており、それぞれユニツト室扉
7によつて開閉されるようになつている。また電
線室4も電線室扉8によつて開閉されるようにな
つている。
ユニツト3は第2図及び第3図に示すように、
ユニツト床板21及びこれと直角を成す器具取付
板22並びにこれら両者に対し互いに直角に位置
する断路部取付板24から構成され、これらの板
に各種主回路器具、制御回路器具を取付けてなる
ものである。ユニツト床板21は中央前部に第1
の取付板20及び第2の取付板23を設け、これ
にスクリユーボルト51、スプリング54、ユニ
ツトロツク板55を取付け、後述する棚板との係
合を行うための引出機構50(第5図参照)を構
成する。またこのユニツト床板21の後部には第
3の取付板27を垂直方向に折曲形成し、これに
接触子32とこれを収納するハウジング31から
構成される電源側主回路断路部19を取付ける。
さらにこのユニツト床板21の両側にはそれぞれ
L字状に折曲成形して縁部25a及び立ち上り部
25b形成し、後述する棚板26側のガイド部2
8と係合させる。
器具取付板22は第3図に示すように直角折り
曲げ部を互いに相反する方向に2ケ所設けた略Z
形に形成し、その図示左方の立ち上り部22aの
正面側には配線用しや断器11を設け、またその
背面には操作変圧器15や変流器16の如き比較
的点検頻度の少ないものを取付ける。この器具取
付板22の残部スペース、即ち図示右方には電磁
接触器12、熱動継電器13や補助継電器14等
の点検頻度の多いものを取付け、前面側から点検
出来るよう配置構成する。さらにこの器具取付板
22の上部には第3図で示すように水平方向への
折り曲げ部22bを形成し、ここに取付用穴22
cを設ける。尚この器具取付板22は、各器具の
取付用穴以外にユニツト床板21への取付のため
の取付用穴を有する取付部22dを図示左側端に
有し、さらに断路部取付板24との取付のための
取付用穴22eを図示右側端に有する。
また配線用しや断器11には、その表面部を覆
う板状のフレーム18を設け、このフレーム18
には第1図で示したユニツト扉7とのインタロツ
クをとるための操作ハンドル17を取付ける。上
記フレーム18の図示右側辺部には、集合表示パ
ネル45の図示左側辺部を回動自在に取付ける。
上記集合表示パネル45は、第2図に示すように
押しボタンスイツチ41、表示灯44、電流計4
3あるいは熱動継電器13のリセツトを行なうた
めのレリーズボタン42等をその板面に集合配置
したもので、左ヒンジで開閉動作する。
断路部取付板24は、その外側面に制御プラグ
34及び負荷側主回路断路部33を取付けたもの
で、前記ユニツト床板21の立ち上り部25b
と、器具取付板22とに係合し、そこに設けられ
た取付用穴22e、25aを介して取付けられ
る。
第4図は前記ユニツト3を収納し、且つユニツ
ト室相互の隔壁の役目を持つ棚板26を示す。こ
の棚板26は中央部にH形の切溝56を有し、両
サイドは切り起こしによりL字状に折曲成形した
ガイド部28を有する。上記H形切溝56は前述
のユニツトロツク板55と係合してユニツト3の
位置決めをするものであり、またガイド部28は
それぞれ奥行方向に沿い互いに向い合う如くL字
状に折曲成形してなるもので、この一対のガイド
部28,28の内側にユニツトの床板両サイドに
設けた縁部25a及び立ち上り部25bが摺動す
るように係合して、ユニツト3を所定の挿入方向
に案内する。
次に上記実施例の作用について第5図から第9
図を用いて説明する。第5図はユニツト3をコン
トロールセンタ1のユニツト室へ収納した状態を
示す。ユニツト3の電源は水平方向の主母線5か
ら垂直方向の分岐母線6を経由し、分岐母線6と
係合する電源側主回路断路部19の接触子32か
ら、図示しないが電線を経由し配線用しや断器1
1、電磁接触器12、熱動継電器13、負荷側主
回路断路部33、固定側の負荷側主回路断路部3
3′を経由し、図示しない負荷、例えば電動機へ
と給電される。
ユニツト3を出し入れする際のユニツト床板2
1と棚板26との関係を第6図に示す。即ち引出
機構50のスクリユーボルト51を時計方向に回
すと、ユニツトロツク板55が第6図aで示す如
く棚板26のH形溝56の接続位置ロツク穴52
に係合し、ユニツト3は接続位置、即ち、電源側
主回路断路部19が分岐母線6と接続した位置に
て固定される。スクリユーボルト51を反時計方
向に回すとユニツトロツク板55が90度回転し、
第7図aのようになる。この状態でユニツト3を
第6図bの状態から図示左方に引き出すと、第7
図bのように棚板26のH形溝56のテスト位置
ロツク穴53と当接して停止する。このテスト位
置では電源側主回路断路部19は分岐母線6と離
脱している。さらにスクリユーボルト51を反時
計方向に回転させるとユニツトロツク板55は第
8図aの如くなり棚板26のH形切溝56のいず
れの穴52,53にも係合しなくなり、ユニツト
3が引出される。
このようにしてユニツト3はユニツト室内に出
し入れされるが、その際床板21の両サイドに形
成した縁部25a及び立ち上り部25bが棚板2
6に形成されたL字状のガイド部28に左右方向
の移動及び浮き上りが抑制されながら案内されて
摺動する。この場合、縁部25a及び立ち上り部
25bはガイド部28の内側にに挿入されるた
め、ユニツト3の挿入状態を目視でき、挿入が容
易となる。しかもガイド部28に係合する縁部2
5a及び立ち上り部25bは床板21を直接折曲
成形したものであり、また主回路断路部19の取
付板27も同じ床板21を直接折曲成形したもの
であるので、それぞれ別部品で構成して取付けた
場合のように組立誤差を生じることがほとんどな
い。このため、ユニツト3の出し入れ時にユニツ
ト3を円滑に移動することができ、接触子32と
分岐母線6の接離が良好に行えるほか、ユニツト
3を所定の位置に保持できて、ユニツト3と母線
との係合精度を高めることができる。また部品点
数の削減も図れる。
なお第9図は集合表示パネル45を開いてユニ
ツト室内部の点検状態を示したものである。図か
ら明らかなように、比較的点検頻度の多い電磁接
触器12や補助継電器14等は、集合表示パネル
を開放することにより外部に露出するのでこれら
の点検を容易に行なうことができる。
以上説明したように本考案によれば、1枚の床
板の前部に引出機構が設けられ、これと同一の床
板の後部を折曲成形した取付板に主回路断路部が
取付けられしかもこの床板の両サイドを折曲成形
した縁部及び立ち上り部が直接棚板のガイド部に
係合していることから、組立誤差の影響が少なく
なつてユニツトの主回路断路部と母線の係合精度
がよくなり、しかも部品数の削減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコントロールセンタの一
実施例を示す分解斜視図、第2図は本考案に用い
るユニツトの外観を示す斜視図、第3図は第2図
で示したユニツトの詳細構成を示す分解斜視図、
第4図は本考案に用いるユニツト室を示す斜視
図、第5図は本考案によるコントロールセンタを
示す平面図、第6図a及びbは本考案に用いるユ
ニツトの接続位置を説明する部分正面図及び側面
図、第7図a及びbは同ユニツトのテスト位置を
説明する部分正面図及び側面図、第8図a及びb
は同ユニツトの断路位置を説明する部分正面図及
び側面図、第9図は同ユニツトの集合表示パネル
を開いたところを示す斜視図である。 1……コントロールセンタ、2……フレーム、
3……ユニツト、4……電線室、5……主母線、
6……分岐母線、7……ユニツト扉、8……電線
室扉、11……配線用しや断器、12……電磁接
触器、13……熱動継電器、14……補助継電
器、15……操作変圧器、16……変流器、17
……操作ハンドル、18……フレーム、19……
電源側主回路断路部、21……ユニツト床板、2
2……器具取付板、24……断路部取付板、26
……棚板、28……ガイド部、50……引出機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体の内部に母線を配置した母線室を設けると
    ともにこの母線室の前部に棚板により上下に仕切
    つて構成した複数個のユニツト室を設け、これら
    各ユニツト室内に主回路器具及び制御回路器具を
    配置したユニツトを出し入れ自在に収納したコン
    トロールセンタにおいて、前記棚板の両サイド部
    にそれぞれ奥行方向に沿い且つ互いに向い合う如
    くL字状に折曲成形したガイド部を構成すると共
    に、前記ユニツトの床板の両サイドにそれぞれL
    字状に折曲成形して縁部及び立ち上り部を構成
    し、この縁部及び立ち上り部を上記一対のガイド
    部の内側に配置して前記ユニツトを前記ガイド部
    の奥行方向に沿つて移動可能に係合させ、また前
    記床板の前側の中央部にを垂直方向に折曲成形し
    て取付板を構成するとともにこの取付板に挿入ロ
    ツク用のユニツトロツク板を回動可能に設け、こ
    れを前記棚板に設けたユニツト固定位置に対応す
    る切溝と係脱可能に構成してユニツトの引出機構
    とし、さらに前記床板の後部を垂直方向に折曲形
    成して取付板を構成し、この取付板に主回路断路
    部を取付けたことを特徴とするコントロールセン
    タ。
JP8009385U 1985-05-30 1985-05-30 コントロールセンタ Granted JPS61413U (ja)

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JP8009385U JPS61413U (ja) 1985-05-30 1985-05-30 コントロールセンタ

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JP8009385U JPS61413U (ja) 1985-05-30 1985-05-30 コントロールセンタ

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Publication Number Publication Date
JPS61413U JPS61413U (ja) 1986-01-06
JPS6338653Y2 true JPS6338653Y2 (ja) 1988-10-12

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ID=30625619

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JP8009385U Granted JPS61413U (ja) 1985-05-30 1985-05-30 コントロールセンタ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5466960B2 (ja) * 2010-01-20 2014-04-09 三菱電機株式会社 モータコントロールセンタ用ユニットおよびこれを用いたモータコントロールセンタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105600A (ja) * 1973-02-07 1974-10-05
JPS5435337A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Toshiba Corp Equipment roll out device

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140022U (ja) * 1977-04-13 1978-11-06

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JPS61413U (ja) 1986-01-06

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