JPS6338603Y2 - - Google Patents

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JPS6338603Y2
JPS6338603Y2 JP1985058046U JP5804685U JPS6338603Y2 JP S6338603 Y2 JPS6338603 Y2 JP S6338603Y2 JP 1985058046 U JP1985058046 U JP 1985058046U JP 5804685 U JP5804685 U JP 5804685U JP S6338603 Y2 JPS6338603 Y2 JP S6338603Y2
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JP
Japan
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recording
buffer memory
scanning line
transmitter
image signal
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JP1985058046U
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JPS60180177U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は書画像を走査により電気信号に変換
して遠隔地に伝送し、送信原画と同様の書画を再
現するフアクシミリ信号伝送装置に関するもので
ある。
従来フアクシミリは、書画を走査して得た電気
信号をそのまま受信機に送り、記録書画を得てい
た。ところがフアクシミリ信号は、多くの冗長度
を含むため、その伝送に長い時間を要し、実用上
大きな問題となつている。このためフアクシミリ
信号に含まれる冗長度を符号化によつて除去し、
伝送時間を短縮するようにした高速フアクシミリ
を開発されている。
このような高速フアクシミリは、高速な信号読
取り、高速な記録を必要とするため、信号読取に
は高速読取可能なフオトダイオードアレーを、記
録にはやはり高速記録可能な多針電極による静電
記録方式を採用しているのが普通である。
静電記録方式は、高速で高品質な画質が得られ
る点ですぐれているが、現像・定着などのプロセ
スが必要であり装置が複雑になり、またトナーの
補給が必要であるなどのメインテナンスが必要と
なる。
一方、感熱記録方式は現像・定着のプロセスも
不要であり、トナーの補給などのメインテナンス
も不要であるが、記録速度が遅いために高速機に
は使われていなかつた。
本考案は、感熱記録方式のように、信号読取速
度に比べ記録速度が遅い場合のフアクシミリの信
号伝送装置を提供するものである。
第1図は、従来の高速フアクシミリの構成を説
明するブロツク図で、1は画像信号を高速で読取
り電気信号に変換する信号読取部、2は読取つた
電気信号を符号化する符号器、3は符号器2から
出力される符号を一時記憶するバツフアメモリ、
4はバツフアメモリの残量を監視するメモリ残量
監視部、5はメモリ残量監視部4からの指示に従
つてダミー信号を発生するダミー信号発生器であ
る。以上1〜5で送信機Tを構成する。6は回
線、7はバツフアメモリ、8は復号器、9は高速
記録可能な記録部である。7〜9で受信機Rを構
成する。
次に動作について説明する。信号読取部1で読
取られた画像信号は、符号器2で符号に変換さ
れ、バツフアメモリ3に入力され記憶される。バ
ツフアメモリ3からは記憶されている符号が一定
速度で読出され回線6に送出される。メモリ残量
監視部4は、バツフアメモリ3に記憶されている
符号の量を監視し、メモリがオーバフローしそう
で、それ以上符号を記憶すべきスペースがない場
合には、符号器2に信号を出し、符号化の停止を
指示する。
一方、バツフアメモリ3に記憶されている符号
がなくなり、回線6に送出すべき符号がなくなる
と、メモリ残量検出器4は、ダミー信号発生器5
に信号を与え、ダミー信号を回線6に送出するよ
う指示する。
受信機Rでは、回線6を通して送られてきた符
号を、一担バツフアメモリ7に記憶する。復号器
8は、バツフアメモリ7から順次符号を取出し、
画信号に変換し記録部9に送出する。記録部9は
十分高速な記録が可能であり、復号器8から送ら
れてくる画信号を記録変換して書画像を得る。
以上の様な構成で、記録部に感熱記録方式など
のように、記録速度が遅く、記録に要する時間が
無視できない方式を採用するとバツフアメモリ7
がオーバフローする可能性が生じる。すなわち回
線6からは一定の速度で符号がバツフアメモリに
入力するのに、記録速度が遅いために、復号器8
がバツフアメモリ7から符号を取出し、復号化す
る速度が制限され、バツフアメモリ7内に符号が
蓄積されていくためである。
一般に記録のために時間を必要とするのは、黒
画素を記録する場合で、白画素に対しては何ら信
号を加える必要がなく記録時間を必要としない。
感熱記録方式のように、高速伝送しようとする
と記録時間が無視できなくなるような方式では、
黒画素のみに対して記録時間をとり、1走査線に
含まれる黒画素数によつて走査時間を変え、平均
として高速記録走査が行えるような手段がとられ
る。1走査線が全白の場合、記録に必要な時間は
不要である。一方、1走査線が全黒の場合は、記
録電力が一定値以下になるよう複数回に分けて記
録するため記録のために最も長い時間を必要とす
る。また黒画素が少なければ、1回の記録で全ラ
インの記録ができ、短い記録時間となる。フアク
シミリの原稿は白画素が多いため、平均としての
記録走査の時間は短かくできる訳である。
しかし、このような記録をする場合において
も、第1図に示したような方式では、受信機Rの
バツフアメモリ7はオーバフローをおこし忠実な
画を再現することができない。
この考案は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、1走査線毎に記録走査に必要な時間が変わる
ようなフアクシミリ信号伝送装置において、その
送信機に、1走査線中の画素信号のうち黒画素数
を計測して記録走査に必要な時間を計算する記録
時間測定部を設け、これにより画像信号の符号化
を制御することにより、受信側バツフアメモリが
オーバフローすることなく、従つて忠実な画の再
現が可能であり、かつ効率的な符号の伝送を可能
とするフアクシミリの信号伝送装置を提供するこ
とを目的としている。
以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示すブロツク図
で、同図中1〜8は第1図に示すブロツク図の同
一番号と同じ機能ブロツクを示している。10は
画信号1走査線毎に必要な記録時間を算出する記
録時間測定部である。1〜5および10で送信機
Tを構成する。11は感熱記録などの低速記録器
である。7,8および11で受信機Rを構成す
る。
信号読取部1で読取られた1走査線分の画信号
は、符号器2に入力され符号に変換されると共
に、記録時間測定部10にも入力され、その走査
線の画信号の記録に必要な時間が計算される。通
常このような操作は、画信号1走査線を単位とし
て画信号中の黒画素数を計測することにより行わ
れる。記録時間測定部10は必要な記録時間を算
出するとその結果を符号器2に入力する。符号器
2は、その走査線の画信号の符号化が終り、バツ
フアメモリ3へ符号を送出し、かつ記録時間測定
部10で測定された必要時間が経過すると次の走
査線の符号化を開始する。
バツフアメモリ3からは、一定速度で符号が読
出され回線に送出される。メモリ残量監視部4
は、バツフアメモリ3の記憶容量を監視し、オー
バフローしそうになると符号器2の符号化動作を
中止するよう指示する。またバツフアメモリ3が
空になると、ダミー符号発生器5にダミー符号を
送出するよう指示をする。
受信機Rでは、回線6から一定速度で入力され
る符号をバツフアメモリ7に記憶する。バツフア
メモリ7から、走査線毎の記録可能な速度に従つ
て、復号器8により符号が取出される。送信機T
のバツフアメモリ3と受信機Rのバツフアメモリ
7の容量を同じにすれば、送信機Tにおける符号
発生時間と受信機Rにおける復号化処理時間は等
価的に等しいため、受信機Rのバツフアメモリ7
のオーバフローは生じない。そして、上記復号器
8から出力される画信号は、1走査線に含まれる
黒画素数によつて1走査線毎に記録走査時間を変
えて記録される。即ち、1走査線が全黒のように
黒画素が多い場合は、記録電力が一定値以下にな
るよう一定黒画素数毎に複数回に分けて記録し、
また黒画素数が上記一定値より少なければ1回の
記録で全ラインの記録を行なう。
以上詳述したように、本考案による信号伝送方
式によれば、その送信機に、1走査線中の画素信
号のうち黒画素数を計測して記録走査に必要な時
間を計算する記録時間測定部を設け、これにより
画像信号の符号化を制御するようにしたので、受
信機に感熱記録などの比較的低速な記録方式を採
用し、記録走査を効率的に行うために1走査線毎
に記録走査時間を変えるような場合にも、受信側
でバツフアメモリのオーバフローをおこすことな
く、正確な画を再現することが可能であり、感熱
記録方式により高速伝送を行うフアクシミリを作
る場合などには極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はフアクシミリの信号伝送装置の従来例
を説明するためのブロツク図、第2図は本考案の
一実施例を説明するためのブロツク図である。 図中、1は信号読取部、2は符号器、3はバツ
フアメモリ、4はメモリ残量監視部、5はダミー
符号発生器、6は回線、7はバツフアメモリ、8
は復号器、11は記録器である。なお、図中同一
符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信機から書画像を伝送し受信機にて送信原画
    と同様の書画を再現するフアクシミリ信号伝送装
    置において、信号読取部で読取られた1走査線中
    の画像信号のうちの黒画素数を計測して該走査線
    の画像信号の記録に必要な時間を計算する記録時
    間測定部、上記1走査線分の画像信号を符号化し
    かつ上記記録必要時間経過後次の走査線の符号化
    を開始する符号器、及び該符号器の出力符号を記
    憶する送信側バツフアメモリを有する送信機と、
    上記送信側バツフアメモリと同容量を有し上記送
    信機から回線を介して入力される符号を一時記憶
    する受信側バツフアメモリ、該バツフアメモリか
    ら符号を順次取出しこれを画像に変換する復号
    器、及び該復号器から出力される画像信号を1走
    査線に含まれる黒画素数によつて1走査線毎に記
    録走査時間を変えて記録する感熱記録器を有する
    受信機とを備えたことを特徴とするフアクシミリ
    信号伝送装置。
JP5804685U 1985-04-16 1985-04-16 ファクシミリ信号伝送装置 Granted JPS60180177U (ja)

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JP5804685U JPS60180177U (ja) 1985-04-16 1985-04-16 ファクシミリ信号伝送装置

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JPS60180177U JPS60180177U (ja) 1985-11-29
JPS6338603Y2 true JPS6338603Y2 (ja) 1988-10-12

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ID=30583169

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JP5804685U Granted JPS60180177U (ja) 1985-04-16 1985-04-16 ファクシミリ信号伝送装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248423A (en) * 1975-10-16 1977-04-18 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Transmission system of facsimile signal
JPS5329611A (en) * 1976-09-01 1978-03-20 Toshiba Corp Facsimile transmitter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248423A (en) * 1975-10-16 1977-04-18 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Transmission system of facsimile signal
JPS5329611A (en) * 1976-09-01 1978-03-20 Toshiba Corp Facsimile transmitter

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JPS60180177U (ja) 1985-11-29

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