JPS6337443Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6337443Y2 JPS6337443Y2 JP2808181U JP2808181U JPS6337443Y2 JP S6337443 Y2 JPS6337443 Y2 JP S6337443Y2 JP 2808181 U JP2808181 U JP 2808181U JP 2808181 U JP2808181 U JP 2808181U JP S6337443 Y2 JPS6337443 Y2 JP S6337443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- lubricating oil
- cover part
- cylinder block
- pump cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 22
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 16
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 5
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、内燃機関の潤滑油ポンプ装置に関す
るものである。
るものである。
［従来の技術］
従来の内燃機関の潤滑油ポンプ装置は、第１図
に示すようにシリンダブロツクイに固定したポン
プボデー部ロの下端部にポンプカバー部ハを取付
け、このポンプカバー部ハをエンジン底部のオイ
ルパンニ内にストレーナホとともに臨ませる構造
としたため、カム軸ヘに固定したポンプ駆動歯車
トと噛合するポンプピニオンチを上端部に固定し
たポンプ駆動軸リの長さが大きくならざるを得な
かつた。
に示すようにシリンダブロツクイに固定したポン
プボデー部ロの下端部にポンプカバー部ハを取付
け、このポンプカバー部ハをエンジン底部のオイ
ルパンニ内にストレーナホとともに臨ませる構造
としたため、カム軸ヘに固定したポンプ駆動歯車
トと噛合するポンプピニオンチを上端部に固定し
たポンプ駆動軸リの長さが大きくならざるを得な
かつた。
［考案が解決しようとする問題点］
このため、ポンプ駆動軸リの長大に伴いポンプ
ボデー部ロを大として、部品点数多く、しかもシ
リンダブロツクイおよびオイルパンニ内における
潤滑油ポンプ装置の占有空間が増大するという問
題点があつた。
ボデー部ロを大として、部品点数多く、しかもシ
リンダブロツクイおよびオイルパンニ内における
潤滑油ポンプ装置の占有空間が増大するという問
題点があつた。
この問題点は、シリンダブロツクイとオイルパ
ンニとの間に、シリンダブロツクイの下端部の振
動を抑止するための制振部材として配設されるラ
ダーフレームを有する、いわゆるラダーフレーム
付内燃機関においても同様であつた。
ンニとの間に、シリンダブロツクイの下端部の振
動を抑止するための制振部材として配設されるラ
ダーフレームを有する、いわゆるラダーフレーム
付内燃機関においても同様であつた。
本考案は前記の問題に鑑み、内燃機関のシリン
ダブロツクとオイルパンとの間に制振部材として
配設されるラダーフレームにポンプカバー部を形
成し、ポンプボデー部および駆動軸を可及的に小
ならしめることにより潤滑油ポンプ装置を全体と
して小型化し、シリンダブロツクおよびオイルパ
ン内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小と
し、構造の簡素化を図つた内燃機関の潤滑油ポン
プ装置を提供するものである。
ダブロツクとオイルパンとの間に制振部材として
配設されるラダーフレームにポンプカバー部を形
成し、ポンプボデー部および駆動軸を可及的に小
ならしめることにより潤滑油ポンプ装置を全体と
して小型化し、シリンダブロツクおよびオイルパ
ン内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小と
し、構造の簡素化を図つた内燃機関の潤滑油ポン
プ装置を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］
上記問題点を解決するために、本考案の内燃機
関の潤滑油ポンプ装置の構成は、シリンダブロツ
クとオイルパンとの間に配設されたラダーフレー
ムの内側部にポンプカバー部を形成し、シリンダ
ブロツクに取付けたポンプボデー部と前記ポンプ
カバー部とによりポンプハウジングを形成し、下
端にストレーナを装着した吸上管を前記ポンプカ
バー部に取付けてなるものである。
関の潤滑油ポンプ装置の構成は、シリンダブロツ
クとオイルパンとの間に配設されたラダーフレー
ムの内側部にポンプカバー部を形成し、シリンダ
ブロツクに取付けたポンプボデー部と前記ポンプ
カバー部とによりポンプハウジングを形成し、下
端にストレーナを装着した吸上管を前記ポンプカ
バー部に取付けてなるものである。
［作用］
本考案の潤滑油ポンプ装置は、カムシヤフト９
の回動によりポンプ駆動歯車１０、ポンプピニオ
ン１１およびポンプ駆動軸１２を介しドライブギ
ヤ６を回動させ、ドリブンギヤ７とともにストレ
ーナ１６、吸上管１７および導入孔８を経てオイ
ルパン２内よりポンプ室１５に吸いこんだ潤滑油
を吐出口より潤滑油給油系統に送給する。
の回動によりポンプ駆動歯車１０、ポンプピニオ
ン１１およびポンプ駆動軸１２を介しドライブギ
ヤ６を回動させ、ドリブンギヤ７とともにストレ
ーナ１６、吸上管１７および導入孔８を経てオイ
ルパン２内よりポンプ室１５に吸いこんだ潤滑油
を吐出口より潤滑油給油系統に送給する。
したがつて、ラダーフレーム３にポンプカバー
部４を形成し、このポンプカバー部４とポンプボ
デー部１３とによつて、ポンプハウジング１４を
形成したから、ポンプ室１５とカムシヤフト９と
の距離は従来のものに比較して小となり、ポンプ
駆動軸１２の長さを小とすることができ、ポンプ
ボデー部１３を小型化し得て、ラダーフレーム３
はポンプカバーを兼ねるから全体として部品点数
を削減し、シリンダブロツク１内およびオイルパ
ン２内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小
ならしめる。
部４を形成し、このポンプカバー部４とポンプボ
デー部１３とによつて、ポンプハウジング１４を
形成したから、ポンプ室１５とカムシヤフト９と
の距離は従来のものに比較して小となり、ポンプ
駆動軸１２の長さを小とすることができ、ポンプ
ボデー部１３を小型化し得て、ラダーフレーム３
はポンプカバーを兼ねるから全体として部品点数
を削減し、シリンダブロツク１内およびオイルパ
ン２内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小
ならしめる。
［実施例］
本考案を歯車ポンプ型式のものに適用した実施
例を第２図ないし第４図について説明する。
例を第２図ないし第４図について説明する。
シリンダブロツク１の下端とオイルパン２の上
端との間に制振部材として配設されたラダーフレ
ーム３の内側部の一部を突出せしめてポンプカバ
ー部４を形成してあり、このポンプカバー部４の
上方開口凹部５内にドライブギヤ６およびドリブ
ンギヤ７を設定する。
端との間に制振部材として配設されたラダーフレ
ーム３の内側部の一部を突出せしめてポンプカバ
ー部４を形成してあり、このポンプカバー部４の
上方開口凹部５内にドライブギヤ６およびドリブ
ンギヤ７を設定する。
また、上方開口凹部５の下方のポンプカバー部
４に導入孔８を貫設してある。
４に導入孔８を貫設してある。
つぎに、カムシヤフト９に固定したポンプ駆動
歯車１０と噛み合うポンプピニオン１１を上端に
固定し下端に前記ドライブギヤ６を固定してある
ポンプ駆動軸１２を回動自在に支持するとともに
シリンダブロツク１に取付けたポンプボデー部１
３の下部を前記ポンプカバー部４の上方開口凹部
５に嵌合しポンプカバー部４とポンプボデー部１
３の下部とによつてポンプハウジング１４を形成
し、ポンプ室１５を画成してある。
歯車１０と噛み合うポンプピニオン１１を上端に
固定し下端に前記ドライブギヤ６を固定してある
ポンプ駆動軸１２を回動自在に支持するとともに
シリンダブロツク１に取付けたポンプボデー部１
３の下部を前記ポンプカバー部４の上方開口凹部
５に嵌合しポンプカバー部４とポンプボデー部１
３の下部とによつてポンプハウジング１４を形成
し、ポンプ室１５を画成してある。
さらに、前記導入孔８には、下端にストレーナ
１６を装着しオイルパン２内に臨ませた吸上管１
７の上端を取付けてあり、吐出口（図示しない）
をポンプカバー部４に設けてある。
１６を装着しオイルパン２内に臨ませた吸上管１
７の上端を取付けてあり、吐出口（図示しない）
をポンプカバー部４に設けてある。
また、Ｇはラダーフレーム３とオイルパン２の
フランジ部との間に、介装されたガスケツトを示
している。
フランジ部との間に、介装されたガスケツトを示
している。
本考案の潤滑油ポンプ装置は前記のように構成
するから、カムシヤフト９の回動によりポンプ駆
動歯車１０、ポンプピニオン１１およびポンプ駆
動軸１２を介しドライブギヤ６を回動させ、ドリ
ブンギヤ７とともにストレーナ１６、吸上管１７
および導入孔８を経てオイルパン２内よりポンプ
室１５に吸いこんだ潤滑油を吐出口より潤滑油給
油系統に送給する。
するから、カムシヤフト９の回動によりポンプ駆
動歯車１０、ポンプピニオン１１およびポンプ駆
動軸１２を介しドライブギヤ６を回動させ、ドリ
ブンギヤ７とともにストレーナ１６、吸上管１７
および導入孔８を経てオイルパン２内よりポンプ
室１５に吸いこんだ潤滑油を吐出口より潤滑油給
油系統に送給する。
したがつて、ラダーフレーム３にポンプカバー
部４を形成し、このポンプカバー部４とポンプボ
デー部１３とによつて、ポンプハウジング１４を
形成したから、ポンプ室１５とカムジヤフト９と
の距離は従来のものに比較して小となり、ポンプ
駆動軸１２の長さを小とすることができ、ポンプ
ボデー部１３を小型化し得て、ラダーフレーム３
はポンプカバーを兼ねるから全体として部品点数
を削減し、シリンダブロツク１内およびオイルパ
ン２内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小
ならしめる。
部４を形成し、このポンプカバー部４とポンプボ
デー部１３とによつて、ポンプハウジング１４を
形成したから、ポンプ室１５とカムジヤフト９と
の距離は従来のものに比較して小となり、ポンプ
駆動軸１２の長さを小とすることができ、ポンプ
ボデー部１３を小型化し得て、ラダーフレーム３
はポンプカバーを兼ねるから全体として部品点数
を削減し、シリンダブロツク１内およびオイルパ
ン２内における潤滑油ポンプ装置の占有空間を小
ならしめる。
［考案の効果］
以上のように、本考案の内燃機関の潤滑油ポン
プ装置は、シリンダブロツクとオイルパンとの間
に配設されたラダーフレームの内側部にポンプカ
バー部を形成し、シリンダブロツクに取付けたポ
ンプボデー部と前記ポンプカバー部とによりポン
プハウジングを形成し、下端にストレーナを装着
した吸上管を前記ポンプカバー部に取付けてなる
ので、ポンプボデー部およびポンプ駆動軸を可及
的に小ならしめることができ、それによつて潤滑
油ポンプ装置を全体として小型化し、かつ簡素化
し得るから、シリンダブロツクおよびオイルパン
内における潤滑油ポンプ装置の占有空間の減少、
部品点数の削減により装置の価格を軽減し得る内
燃機関の潤滑油ポンプ装置を提供できる効果があ
る。
プ装置は、シリンダブロツクとオイルパンとの間
に配設されたラダーフレームの内側部にポンプカ
バー部を形成し、シリンダブロツクに取付けたポ
ンプボデー部と前記ポンプカバー部とによりポン
プハウジングを形成し、下端にストレーナを装着
した吸上管を前記ポンプカバー部に取付けてなる
ので、ポンプボデー部およびポンプ駆動軸を可及
的に小ならしめることができ、それによつて潤滑
油ポンプ装置を全体として小型化し、かつ簡素化
し得るから、シリンダブロツクおよびオイルパン
内における潤滑油ポンプ装置の占有空間の減少、
部品点数の削減により装置の価格を軽減し得る内
燃機関の潤滑油ポンプ装置を提供できる効果があ
る。
第１図は従来の内燃機関の潤滑油ポンプ装置の
断面図、第２図は本考案の内燃機関の潤滑油ポン
プ装置の断面図、第３図は本考案装置におけるラ
ダーフレームの平面図、第４図は同ラダーフレー
ムの要部拡大平面図である。 １…シリンダブロツク、２…オイルパン、３…
ラダーフレーム、４…ポンプカバー部、５…上方
開口凹部、６…ドライブギヤ、７…ドリブンギ
ヤ、８…導入孔、９…カムシヤフト、１０…ポン
プ駆動歯車、１１…ポンプピニオン、１２…ポン
プ駆動軸、１３…ポンプボデー部、１４…ポンプ
ハウジング、１５…ポンプ室。
断面図、第２図は本考案の内燃機関の潤滑油ポン
プ装置の断面図、第３図は本考案装置におけるラ
ダーフレームの平面図、第４図は同ラダーフレー
ムの要部拡大平面図である。 １…シリンダブロツク、２…オイルパン、３…
ラダーフレーム、４…ポンプカバー部、５…上方
開口凹部、６…ドライブギヤ、７…ドリブンギ
ヤ、８…導入孔、９…カムシヤフト、１０…ポン
プ駆動歯車、１１…ポンプピニオン、１２…ポン
プ駆動軸、１３…ポンプボデー部、１４…ポンプ
ハウジング、１５…ポンプ室。
Claims (1)
- シリンダブロツクとオイルパンとの間に配設さ
れたラダーフレームの内側部にポンプカバー部を
形成し、シリンダブロツクに取付けたポンプボデ
ー部と前記ポンプカバー部とによりポンプハウジ
ングを形成し、下端にストレーナを装着した吸上
管を前記ポンプカバー部に取付けてなる内燃機関
の潤滑油ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2808181U JPS6337443Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2808181U JPS6337443Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57139610U JPS57139610U (ja) | 1982-09-01 |
| JPS6337443Y2 true JPS6337443Y2 (ja) | 1988-10-04 |
Family
ID=29825757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2808181U Expired JPS6337443Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6337443Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008038958B4 (de) * | 2008-08-13 | 2017-11-02 | Ibs Filtran Kunststoff-/ Metallerzeugnisse Gmbh | Ölwanne mit Ölfilter an Trägereinheit |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP2808181U patent/JPS6337443Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57139610U (ja) | 1982-09-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10252432A (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| JPH0123644B2 (ja) | ||
| JPS6337443Y2 (ja) | ||
| JP3286472B2 (ja) | 内燃機関のギアケース | |
| JPS6339361Y2 (ja) | ||
| JP3133994B2 (ja) | エンジンのオイル貯留装置 | |
| JPS6024882Y2 (ja) | エンジン用オイルポンプの取付装置 | |
| JP3730363B2 (ja) | 単気筒水冷エンジン | |
| JP2663531B2 (ja) | エンジンのオイルポンプ | |
| JPS61185609A (ja) | 内燃機関におけるオイルの撹拌防止用バツフルプレ−トの取付装置 | |
| JPS6345561Y2 (ja) | ||
| JPH0447376Y2 (ja) | ||
| JPS6221694Y2 (ja) | ||
| JPS6026163Y2 (ja) | 内燃機関の潤滑装置 | |
| JPH024248Y2 (ja) | ||
| JPS6023443Y2 (ja) | 内燃機関のオイルポンプ取付装置 | |
| JPS6349529Y2 (ja) | ||
| JPH022886Y2 (ja) | ||
| JPS6118220Y2 (ja) | ||
| JP2876398B2 (ja) | 船外機における４サイクルエンジンのオイルポンプ装置 | |
| JPS6318740Y2 (ja) | ||
| JPS5924830Y2 (ja) | 内燃機関の機械式ポンプ駆動装置 | |
| JPH1047259A (ja) | 内燃機関のオイルポンプ | |
| JP2593057Y2 (ja) | オーバヘッドカムシャフト式エンジン及び船外機 | |
| JPS61291734A (ja) | Ｖ型内燃機関のガバナ装置 |