JPS6337004A - 塵芥収集車の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明はパッカを開閉させるのに専用のパッカ開閉シリ
ンダを用いた塵芥収集車の分野で利用されるものである
。

（ｂ）従来の技術 従来の塵芥収集車のパッカの開閉は主に塵芥収容箱とバ
ツカとめ間（設けられた専用のパッカ開閉シリンダ（よ
り行なわれており、このパッカ開閉装した３位置切換弁
のハツカ開閉シリンダ用切換弁（０３）により作動する
ようにしてあり、また塵芥収容箱とパッカとを固縛する
パッカロックシリンダ（０４）は別のパッカロックシリ
ンダ用切換弁（０６）により作動するようにしである。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点 このため、ハツカ開閉シリンダ用切換弁（０３）は主回
路（０２）上に介装されているので、嵩が大ぎく、価格
が高いものとなっており、またパラ力ロックシリンダ（
０４）とパラ力開閉シリンダ（０７）とは別々の切換弁
（０３）（０６）により制御しているので、作動順序が
逆になり、塵芥収容箱とバツカとを固縛するロック装置
が破損するという問題があった。

（ｄ）問題点を解決するための手段 本発明は前記の如き問題点を解消するためになされたも
ので、塵芥収容箱の後方開口部に塵芥押込装置を有する
パラ力を前記収容箱とパラカ間に設けたバッカ開閉シリ
ンダにより上方回動可能に連設し、前記押込装置により
パラカ内の塵芥を収容箱内に押込むようにした塵芥収集
車において、前記押込装置を作動させる油圧回路の主回
路より分岐回路を分岐し、この分岐回路上に収容箱とパ
ラ力とを固縛するパラ力ロックシリンダと、このパラ力
ロックシリンダを作動させるバツカロックシリンダ用切
換弁を介装し、前記パラ力開閉シリンダにはパラ力ロツ
クシリンダとバツカロックシリンダ用切換弁とを結ぶ分
岐回路より分岐させた補助回路を接続し、前記主回路と
分岐回路との分岐点より下流の主回路上に背圧弁を介装
し、前記背圧弁のドレーン回路上にこのドレーン回路を
タンク又は背圧弁より上流の主回路に連通させるパラ力
月切換弁を介装したことである。

（ｅ）実施例 以下、実施例を図面にて説明すると、（１）は車体（２
）上に塔載した塵芥収容箱で、この収容箱（１）の後方
開閉口部にはパラ力（３）が上方回動可能に連設されて
いる。

に押込む、塵芥押込装置（５）が設けられている。

またパラ力（３）下方にはパラ力（３）により収容箱（
１）の後方開口部を閉鎖状態に保持するロック装置（６
）が設けられている。

前記押込装置（５）は第１図に示す如く、パラ力（３）
内下部に油圧モータ（７）にて回転される回転板（８）
が設けられ、バッカ（３）内下部には押込板（９）が前
後揺動自在に設けられ、前記押込板（９）は収容箱（１
）に軸支された押込シリンダ（１０）　（１０）にて揺
動される。

前記回転板（８）が回転し、押込板（９）が揺動するこ
とにより、投入口（４）より投入されたパラ力（３）内
の塵芥が収容箱（１）内に押込まれる。

また押込シリンダ（１０）の下には一端を収容箱（１）
に他端をパラ力（３）の遮蔽板（１１）に軸支した単動
シリンダのパラ力開閉シリンダ（１２）が軸支されてお
り、パラ力（３）を上方回動させる。

次に第２図の油圧回路図を説明すると（１３）は油圧、
ポンプ（１４）とオイルタンク（１５）間との主回路で
、］７１この主回路（１３）より分岐させて々枝回路（
１６）を設け、この分岐回路（１６）上にはパラ力ロツ
クシリンダ（１７）を作動させるパラカロックシリンダ
用切換弁（１８）を介装しである。

（１２）はパラ力（３）を上方回動させるパラ力開閉シ
リンダで、このパラ力開閉シリンダ（１２）にはパラ力
ロックシリンダ（１１）のピストン側とパラカロツクシ
リンダ用切換弁（１８）とを結ぶ分岐回路（，１りより
分岐させた補助回路（１９）を接続しである。

前記主回路（１３）と分岐回路（１６）との分岐点（２
０）より下流の主回路（１３）上には背圧弁（２１）を
介装してあり、この背圧弁（２１）のドレーン回路（２
２）上にはこのドレーン回路（２２）をタンク（１５）
又は背圧弁（２１）より上流の主回路（１３）に連通さ
せるバッカ用切換弁（２３）を介装しである。

前記背圧弁（２１）より下流の主回路（１３）上には押
込シリンダ（１０）　（１ｏ）を作動させる押込シリン
ダ用切換弁（２４）と、油圧モータ（１）を回転させる
油圧モータ用切換弁（２５）を介装されている。

また補助回路（１９）上にはチエツク弁付ソレノイドパ
ルプ（２６）とスローリターンバルブ（２７）を介装し
である。

本発明は前記の如き構成で次に作用に付いて説明すると
、まず塵芥を収容箱（１）に押込む場合には、パラ力用
切換弁（２３）を右位置にすると、油圧ポンプ（１４）
からの作動油は背圧弁（２１）を通過して押込シリンダ
（１０）（１Ｇ）や油圧モータ（７）へ行き回転板（８
）を回転させて塵芥を押上げ押込板（９）を前方釘揺動
させて回転板（８）上の塵芥を収容箱（１）内に押込み
、この動作を繰り返すことにより塵芥を収容箱（１）に
収容することができる。

次にパラカ（３）を上方回動する場合にはパラカ用切換
弁（２３）を左位置にバッカロツクシリンダ用切換弁（
１８）を下位置に切換えると、油圧ポンプ（１４）から
作動油は背圧弁（２１）でストップされるので、分岐回
路（１６）を通ってパラカロツクシリンダ（１７）とパ
ラカ開閉シリンダ（１２）とに流れ、パラカロツタシリ
ンダ（１１）に対する負荷が小さいので、まずロック装
置（６）が解除された後パラカ開閉シリンダ（１２）が
伸長してパラカ（３）が上方回動する。

次にパラカロックシリンダ用切換弁（１８）を上位置に
チエツク弁ソレノイドバルブ（２６）を左位置すると、
パラカ（３）の自重によりパラカ開閉シリンダ（１２）
が縮小し、パラカ（３）は上回動し、ロック装置（６）
によりロックされる。

（ｆ＞発明の効果 以上の如く本発明は押込装置を作動させる油圧回路の主
回路より分岐回路を分岐し、この分岐回路上に収容箱と
パラカとを固縛するパラカロツクシリンダと、このバツ
カロックシリンダを作動させるパッ力ロックシリンダ用
切換弁を介装し、前記パラカ開閉シリンダにはパラカロ
ックシリンダとパラカロツクシリンダ用切換弁とを結ぶ
分岐回路より分岐させた補助回路を接続し、前記主回路
と分岐回路との分岐点より下流の主回路上に背圧弁を介
装し、前記背圧弁のドレーン回路上にこのドレーン回路
をタンク又は背圧弁より上流の主回路に連通させるパラ
カ用切換弁を介装したので、従来のような嵩の大きな価
格の高い切換弁は不要となり嵩の小さい低価格の切換弁
ですみ、またパラカロツクシリンダとパラカ開閉シリン
ダとをパラカロックシリンダ用切換弁で作動させるよう
にしたので、ロック装置の解除とパラカの上回動の順序
が逆になってロック装置が破損することはなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を備えた塵芥収集車の概略後部側面図、
第２図は本発明の油圧回路図、第３図は従来の油圧回路
図である。 （１）は塵芥収集箱、（３）はパラカ、（５）は塵芥押
込装置、（１２）はパラカ開閉シリンダ、（１３）は主
回路、（１６）は分岐回路、（１７）はパラカロツクシ
リンダ、（１８）はパラカロックシリンダ用切換弁、（
１９）は補助回路、（２１）は背圧弁、（２２）はドレ
ーン回路、（２３）はパラカ用切換弁である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 塵芥収容箱の後方開口部に塵芥押込装置を有するパッカ
   を前記収容箱とパッカ間に設けたパッカ開閉シリンダに
   より上方回動可能に連設し、前記押込装置によりパッカ
   内の塵芥を収容箱内に押込むようにした塵芥収集車にお
   いて、前記押込装置を作動させる油圧回路の主回路より
   分岐回路を分岐し、この分岐回路上に収容箱とパッカと
   を固縛するパッカロックシリンダと、このパッカロック
   シリンダを作動させるパッカロックシリンダ用切換弁を
   介装し、前記パッカ開閉シリンダにはパッカロックシリ
   ンダとパッカロックシリンダ用切換弁とを結ぶ分岐回路
   より分岐させた補助回路を接続し、前記主回路と分岐回
   路との分岐点より下流の主回路上に背圧弁を介装し、前
   記背圧弁のドレーン回路上にこのドレーン回路をタンク
   又は背圧弁より上流の主回路に連通させるパッカ用切換
   弁を介装してなる塵芥収集車の制御装置。