JPH0535138Y2 - - Google Patents

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JPH0535138Y2
JPH0535138Y2 JP8690588U JP8690588U JPH0535138Y2 JP H0535138 Y2 JPH0535138 Y2 JP H0535138Y2 JP 8690588 U JP8690588 U JP 8690588U JP 8690588 U JP8690588 U JP 8690588U JP H0535138 Y2 JPH0535138 Y2 JP H0535138Y2
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garbage
hopper
latch
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discharge door
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は路面清掃車の、ごみ収集用のホツパ
のリフト装置に関するものである。
従来の技術 従来、こうした路面清掃車のホツパは、シヤー
シに揺動自在に取り付けてあり、その後部がごみ
排出口となつている。このごみ排出口を塞ぐごみ
排出ドアがホツパに螺着してあり、油圧シリンダ
により開閉するようになつている。またホツパに
は螺着部の反対側に、掛金がごみ排出ドアと掛け
外し自在に装着してある。この掛金も油圧シリン
ダで作動するようにしてある。そして、これら
の掛け金と排出ドアの作動を制御する切換弁及
び、ホツパをリフトさせるための油圧リフトシリ
ンダの作動を制御する切換弁を別々に備えている
もの、掛金を外し、次いでごみ排出ドアを開
き、ホツパをリフトするという一連の動作をさせ
るように一つの切換弁で行なうようにしたものが
ある。
考案が解決しようとする課題 前記によれば、掛金の掛け外しと、ホツパリ
フト用の切換弁が別々なので、掛金用の切換弁の
操作を誤まると、掛金を掛けたままでもごみの多
少に係わらず、ホツパがリフトされる。ホツパ内
にごみを満載していると、このように掛金を掛け
たままでは排出ドアが開かないのでごみが排出さ
れず、ごみの重量によつて清掃車自体が後方へ転
倒するおそれがあつた。また、によれば、ホツ
パリフトするとき、必ず掛金が外れてごみ排出ド
アが開き、ごみを排出するようになつているの
で、前記のような転倒のおそれはない。ところ
で、清掃車のごみ回収装置からホツパにごみを回
収する回収ダクトや、ホツパ内側のシヤーシ上に
配置される、ごみ回収用のブロアやそれを駆動す
るエンジン部分などの保守を行なう時にはホツパ
をリフトせねばならない。しかし、によればホ
ツパ内にごみがあるときには、リフトすると必ず
ごみを排出してしまうので、ごみを捨てる場所で
しかその作業ができず、それ以外の場所で前記保
守作業を行なうとごみで付近を汚してしまうとい
う問題があつた。
この考案の課題は、掛金が掛けられている状態
でも、ホツパ内のごみの量が、リフトしても清掃
車が転倒しない量ならばリフトできてエンジン等
の保守が容易となり、ごみ排出操作時に掛金を外
し忘れ、リフトすれば清掃車の後方転倒を招く程
度にごみを収容している時にはホツパをリフトせ
ず、転倒を防止するホツパのリフト装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 この考案は前記課題を解決しようとするもの
で、シヤーシとホツパ間にホツパリフト用の油圧
リフトシリンダを接続して成る路面清掃車におい
て、油圧リフトシリンダの、リフト時の圧油供給
側の油路途中から油路を分岐させ、この分岐した
油路には分岐側から順に、分岐した油路を遮断、
連通させる切換弁と、排出側をタンクに接続した
圧力制御弁とを接続し、前記切換弁とごみ排出ド
アに掛け外しされる掛金とを、掛金を掛けた時に
前記切換弁が分岐した油路を連通するように連繋
したことを特徴とする。
作 用 上記によれば、掛金がごみ排出ドアと係合して
いる時には切換弁が分岐した油路を連通し、油圧
リフトシリンダにかかる圧力は圧力制御弁にも加
わる。油圧リフトシリンダで生じる推力は圧力制
御弁で設定された圧力までで生じるものとなり、
その圧力で生じる以上の推力を必要とする程度に
ホツパ内にごみを収容している場合には、圧力制
御弁が作用して圧油をタンクに戻すので、ホツパ
をリフトしない。従つて、圧力制御弁での設定圧
力をその圧力で生じる油圧リフトシリンダの推力
が、ホツパの後方転倒を招く程度のごみを収容し
たホツパをリフトできない程度に設定すること
で、掛金の外し忘れにより生じる路面清掃車の後
方転倒を防止できる。また、圧力制御弁が作用し
ないごみの量(後方転倒を起さない)のときは、
掛金が掛けられたままでもホツパをリフトする。
実施例 第2図において、路面清掃車1はシヤーシ2上
にホツパ3を備えている。このホツパ3は箱状に
構成され、内部を仕切る仕切り板4により前側は
機械室5、後側がごみ収集室6になつている。機
械室5はホツパ3をリフトしない時に、運転席後
部でシヤーシ2上に載置したブロア等の吸引装置
7やその駆動用のエンジン8等を収容するように
なつている。ごみ収集室6には、ガツタブルーム
9で掃き集められた路面上のごみを吸い上げるピ
ツクアツプヘツド10に接続された回収ダクト1
1が開口している。回収ダクト11は途中で2分
されてフランジ部12,13で断続可能に接続し
てある。ホツパ3のごみ収集室6の後板6aに
は、ごみ排出用の排出口6bが設けてある。この
ごみ排出口6bの上縁部に、ごみ排出ドア14の
上端部が螺着してある。ごみ排出ドア14のブラ
ケツト14aとホツパ3の上部のブラケツト3b
間には、油圧シリンダ15が接続してあり、ごみ
排出ドア14を開閉させるようになつている。ご
み排出ドア14の下端部は階段状に形成してあ
る。ホツパ3は左右下部にそれぞれ支持脚16が
突設しており、この支持脚16はシヤーシ2の支
持ブラケツト2aに枢軸17により上下方向に揺
動自在に支持してある。第3図に示すように、シ
ヤーシ2にヘツド側を揺動自在にピン18a連結
した油圧リフトシリンダ18のピストンロツド1
9先端が、支持脚16の基部に回動自在にピン1
9a連結してあり、このピストンロツド19を突
出させると、前記枢軸17を支点に、ホツパ3が
上方へリフトされ、第1図2点鎖線で示すリフト
状態になるようにしてある。
次に掛金21とその駆動装置及び後述の切換弁
との連繋装置26について説明する。前記支持脚
16から後方へ突出したブラケツト20に掛金2
1がピン21aにより揺動自在に支持してある。
掛金21はブラケツト20下方で揺動自在にピン
22aで支持してあるL字状のレバー22とリン
ク23を介して連結してある。レバー22は支持
脚16の先端近傍で揺動可能に連結してある油圧
シリンダ24のピストンロツド25と回動自在に
ピン連結してある。従つて、油圧シリンダ24の
ピストンロツド25が突出した第4図実線の状態
で掛金21の先端がごみ排出ドア14の下端部と
係合して閉鎖状態を保持し、ピストンロツド25
が後退した第4図2点鎖線の状態で掛金21が時
計方向へ回動し、ごみ排出ドア14との係合を外
すようになつている。
連繋装置26において、前記レバー22にはフ
オーク27が固着してある。ホツパ3の下板28
には切換弁29が固着され、この切換弁29のス
プール30に操作杆31の一端がピン連結してあ
る。操作杆31の他端は、下板28に固着したL
字状のガイドブラケツト32に軸方向移動自在に
挿通してある。操作杆31の中間部に一体に設け
た鍔33と、ガイドブラケツト32間には圧縮ば
ね34が介在してあり、切換弁29のスプール3
0を第4図左方へ付勢している。前記フオーク2
7はその先端が、油圧シリンダ24のピストンロ
ツド25が引つ込み、掛金21が外れた時に、レ
バー22の回転によつて、第4図2点鎖線の位置
まで揺動し、鍔33と係合して操作杆31を右方
へ移動させる2叉部27aに形成してある。
次にこの切換弁29を含めた油圧回路40につ
いて第1図に基いて説明する。全体は油圧シリン
ダ(ごみ排出ドア14用)15と油圧シリンダ
(掛金21作動用)24の操作回路41と、油圧
リフトシリンダ18の操作回路42とに2分され
る。まず、操作回路41では、手動の4ポート3
位置方向切換弁43に接続される2つの油路4
4,45の一方の油路44は、油圧シリンダ15
のヘツド側シリンダ室に接続してある。この油路
44は途中で分岐され、リリーフ弁46を介して
油圧シリンダ24のヘツド側シリンダ室に接続し
てある。他方の油路45は油圧シリンダ24のロ
ツド側シリンダ室に接続してある。この油路45
は途中で分岐され、リリーフ弁47を介して油圧
シリンダ15のロツド側シリンダ室へ接続してあ
る。従つて、切換弁43をポンプ48からの圧油
を油路45に供給するように切り換えると、油圧
シリンダ24のピストンロツド25が後退して掛
金21が外される。ピストンロツド25の移動が
止まつても圧油は供給されるので、圧力上昇が生
じ、リリーフ弁47が連通して圧油は油圧シリン
ダ15のピストンロツド15aを後退させて、ご
み排出ドア14を開くという、シーケンシヤルな
動作を行なうようになつている。逆に圧油を油路
44に供給すると、開いていたごみ排出ドア14
を閉じた後、掛金21を掛けることになる。
次に油圧リフトシリンダ18の操作回路42に
ついて説明する。手動の4ポート3位置方向切換
弁50に接続される2つの油路51,52のう
ち、一方の油路51は油圧リフトシリンダ18の
ヘツド側シリンダ室に接続され、リフト時の圧油
供給側の油路を構成する。この油路51は、途中
で分岐されている。分岐された油路51aには、
分岐側から順に、油路51aを遮断、連通させる
前述の切換弁29と、圧力制御弁としてのリリー
フ弁53とを接続してある。リリーフ弁53の排
出側はタンク49に接続してある。切換弁29は
スプリングバツク式の2ポート2位置切換弁であ
るが、フオーク27が操作杆31と係合しない時
は、前記圧縮ばね34により分岐した油路51a
を連通させるスプール位置となるようになつてい
る。前記リリーフ弁53は、そのリリーフ圧力が
ホツパ3のごみ収集室6のごみの量が、ホツパ3
をリフトしても路面清掃車1が後方へ転倒しない
量であるときにはリリーフしない程度に設定して
ある。
このような構成によれば、ごみ排出ドア14が
閉じ、掛金21により閉鎖状態を保ち、ホツパ3
もリフトしていない状態で路面清掃車1は走行し
つつ路面上を清掃する。さて、ごみをホツパ3内
に収集し、そのごみを排出する時には、まず、切
換弁43を切り換えて掛金21を外した後、ごみ
排出ドア14を開き、次いで切換弁50を切り換
えて油路51に圧油を供給する。油圧シリンダ2
4のピストンロツド25が後退すると、フオーク
27が鍔33と係合し、操作杆31をばね34力
に抗して右方へ移動させ、切換弁29は油路を遮
断する。従つて、油圧リフトシリンダ18にはポ
ンプ48からの圧力がリリーフ弁53で制御され
ることなくかかり、ホツパ3をごみの多少に係わ
らずごみを排出する。
この時、作業者のミスで切換弁43が中立位置
のままだとごみ排出ドア14は掛金21でロツク
されたままである。この状態では、切換弁29は
油路51aを連通しており、油路51aに供給さ
れた圧油はリリーフ弁53にもかかる。従つて、
ホツパ3のごみの量が、例えば満載であれば、そ
の重量をリフトするだけの圧力を得るまでにリリ
ーフ弁53が作動して圧油をタンク49にリリー
フしてしまうので、結局、ホツパ3はリフトされ
ず、路面清掃車1の後方転倒が防止される。
また、機械室5内のブロア、エンジン等の点
検、あるいは回収ダクト11の保守を行なう場合
には、作業者は意識的に切換弁43を中立のまま
で、切換弁50を切り換え、ホツパ3をリフトさ
せようとする。このとき、ホツパ3内のごみの量
が少なければ、リリーフ53に油圧がかかつて
も、リリーフ弁53が作動せず、リリーフ弁53
で設定された圧力により生じる油圧リフトシリン
ダ18の推力でホツパ3はリフトされる。従つ
て、前記のような保守を行なう際、ごみ排出ドア
14が開くことはなく、ごみで付近を汚すことが
ない。
尚、この実施例では、掛金21と切換弁29と
は機械的な連繋装置26を用いて連繋させたが、
掛金21の掛け外しをリミツトスイツチで検出
し、その信号で切換弁を切り換えるようにしても
よい。また、この切換弁29は2ポート2位置の
もので説明したが、4ポート3位置のもの、ある
いは、6ポート3位置のもの、の一部を用いて、
これに代用してもよい。切換弁43,50につい
ても6ポート3位置のものを用いて代用してもよ
い。
考案の効果 以上のように、この考案のホツパのリフト装置
は、掛金をごみ排出ドアに掛けた状態で、ホツパ
内のごみの重量によりホツパのリフトを制御する
ように圧力制御弁を設けたので、圧力制御弁での
設定圧力を、その圧力で生じる油圧リフトシリン
ダのシリンダ推力がホツパの後方転倒を招く程度
にごみを収容したホツパをリフトできない程度に
設定することで、掛金の切換弁操作を誤り、ごみ
を満載したホツパのごみ排出ドアに掛金が掛かつ
ていた場合にはホツパリフトが行なわれず、収集
したごみ重量により清掃車が転倒することを防止
できる。また、掛金を掛けた状態でも、ホツパ内
のごみ重量が多くないときには、圧力制御弁が作
動するまでの圧力によつて生じる油圧リフトシリ
ンダの推力によりホツパリフトができ、特に清掃
用のエンジン部分などの保守を行なう場合に極め
て便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の油圧回路図、第2図は路面
清掃車の側面図、第3図は油圧リフトシリンダ部
分の拡大図、第4図は掛金部分の拡大図である。 1……路面清掃車、2……シヤーシ、3……ホ
ツパ、14……ごみ排出ドア、18……油圧リフ
トシリンダ、21……掛金、26……連繋装置、
29……切換弁、51……油路、53……圧力制
御弁(リリーフ弁)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ごみ収集用のホツパに、ごみ排出ドアを開閉自
    在に備えると共に、このごみ排出ドアを閉鎖状態
    に保持する掛金をごみ排出ドアと掛け外し自在に
    装着し、シヤーシとホツパ間にはホツパリフト用
    の油圧リフトシリンダを接続して成る路面清掃車
    において、油圧リフトシリンダの、リフト時の圧
    油供給側の油路途中から油路を分岐させ、この分
    岐した油路には分岐側から順に、分岐した油路を
    遮断、連通させる切換弁と、排出側をタンクに接
    続した圧力制御弁とを接続し、前記切換弁と前記
    掛金とを、掛金を掛けた時に前記切換弁が分岐し
    た油路を連通するように連繋したことを特徴とす
    る路面清掃車におけるホツパのリフト装置。
JP8690588U 1988-06-30 1988-06-30 Expired - Lifetime JPH0535138Y2 (ja)

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