JP2010235306A - 塵芥収集車 - Google Patents

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Abstract

【課題】より早く火災の発生を検知することが可能な塵芥収集車の提供。
【解決手段】車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥の投入口を有するとともに、この投入口から投入された塵芥を、後方開口部を経て塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置8を備えた塵芥投入箱5と、塵芥収容箱側と塵芥投入箱5側とに支持され、塵芥投入箱5を塵芥収容箱に対して傾動させる傾動シリンダ9と、傾動シリンダ9の下側を遮蔽する遮蔽板13とを有する塵芥収集車であって、遮蔽板13の上部に、煙が流入可能な煙流入孔を有する煙収容ボックス16と、この煙収容ボックス16内の煙を検知する煙検知装置17とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、塵芥を塵芥収容箱内に収容する塵芥収集車に係り、より詳しくは、塵芥を収容する塵芥収容箱内などで発生した火災を検知することが可能な塵芥収集車に関する。
従来、塵芥を塵芥収容箱内に収容する塵芥収集車において、塵芥収容箱や、この塵芥収容箱の後方開口部に連設された塵芥投入箱内で、塵芥が発火して火災を起こした場合に、この火災の発生を検知し、警報ブザーにより知らせたり、噴射ノズルから消化剤を噴出したりするものが知られている。
例えば、特許文献1には、塵芥収集車の塵芥収容箱と塵芥投入箱のそれぞれの上部の角パイプチャンネル間より火災時に煙が流出しやすいことに鑑み、この塵芥収容箱と塵芥投入箱との隣接部分であって、塵芥収容箱上部のパイプチャンネル上部に光電式煙探知機を設置し、火災の発生を検知することが記載されている。
特開2003−26303号公報(段落0016、図4)
ところが、上記特許文献1に記載の光電式煙探知機の設置場所は、塵芥収容箱と塵芥投入箱との隣接部分の最上部であり、火災発生時に、この設置場所に煙が到達して検知されるのは、塵芥収容箱および塵芥投入箱内の上部が煙で満たされ、塵芥収容箱上部のパイプチャンネル上部へ漏れ出したときである。そのため、火災発生の検知が遅れてしまい、火災発生初期段階での消火が難しくなる。
そこで、本発明においては、より早く火災の発生を検知することが可能な塵芥収集車を提供することを目的とする。
本発明の塵芥収集車は、車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥の投入口を有するとともに、この投入口から投入された塵芥を、後方開口部を経て塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱と、塵芥収容箱の塵芥室と塵芥投入箱の機械室とを区分けするように、塵芥投入箱の幅方向全体に亘って延設された遮蔽板とを有する塵芥収集車であって、遮蔽板の上部に煙検知装置を備えたものである。
本発明によれば、塵芥収容箱または塵芥投入箱内で火災が発生すると、煙が遮蔽板の下面に沿って上昇し、この遮蔽板の上部の煙検知装置によりいち早く検知される。
ここで、遮蔽板は、塵芥投入箱を塵芥収容箱に対して傾動させる傾動シリンダおよび塵芥積込装置の押込シリンダの下方に設けられたものであることが望ましい。これにより、塵芥収容箱の塵芥室と、傾動シリンダおよび押込シリンダとが、遮蔽板により区分けされるので、塵芥収容箱の塵芥室内の塵芥が傾動シリンダおよび押込シリンダ側に侵入して悪影響を及ぼすことが防止される。
あるいは、遮蔽板は、塵芥積込装置の摺動板下方に設けられたものであることが望ましい。これにより、塵芥収容箱の塵芥室と、塵芥積込装置の摺動板とが、遮蔽板により区分けされるので、塵芥収容箱の塵芥室内の塵芥が塵芥積込装置の摺動板側に侵入して悪影響を及ぼすことが防止される。
また、本発明の塵芥収集車は、遮蔽板の上部に、煙が流入可能な煙流入孔を有する煙収容部と、この煙収容部内の煙を検知する煙検知装置とを備えたものであることが望ましい。これにより、塵芥収容箱または塵芥投入箱内で火災が発生すると、煙が遮蔽板の下面に沿って上昇し、この遮蔽板の上部に備えられた煙収容部内へ煙流入孔から流入する。これにより、煙収容部内がいち早く煙に満たされるようになり、煙検知装置により早く煙が検出される。
ここで、煙流入孔は、多数の開孔により形成されたものであることが望ましい。これにより、上昇する煙が、多数の開孔のうち、いずれかの開孔から煙収容部内へ流入しやすくなるとともに、煙以外の塵芥が煙収容部内へ侵入するのを防止することができる。
また、煙収容部が、密閉構造の煙収容ボックスに煙流入孔を形成したものであることが望ましい。これにより、上昇した煙が煙流入口から密閉構造の煙収容ボックス内に入ると流出しないので、より早く煙収容部内が煙で満たされるようになり、より早く煙を検知することが可能となる。
(1)遮蔽板の上部に煙検知装置を備えたことにより、塵芥収容箱または塵芥投入箱内で火災が発生すると、煙が遮蔽板の下面に沿って上昇し、この遮蔽板の上部の煙検知装置により検知されるので、より早く火災の発生を検知することができる。
(2)遮蔽板が、塵芥投入箱を塵芥収容箱に対して傾動させる傾動シリンダおよび塵芥積込装置の押込シリンダの下方に設けられたものであることにより、塵芥収容箱の塵芥室内の塵芥が傾動シリンダおよび押込シリンダ側に侵入して悪影響を及ぼすことが防止される。
(3)遮蔽板が、塵芥積込装置の摺動板下方に設けられたものであることにより、塵芥収容箱の塵芥室内の塵芥が塵芥積込装置の摺動板側に侵入して悪影響を及ぼすことが防止される。
(4)遮蔽板の上部に、煙が流入可能な煙流入孔を有する煙収容部と、この煙収容部内の煙を検知する煙検知装置とを備えたことにより、煙検知装置により早く煙が検出されるようになり、より早く火災の発生を検知することが可能となる。
(5)煙流入孔が多数の開孔により形成されたものであることにより、上昇する煙が、多数の開孔のうち、いずれかの開孔から煙収容部内へ流入しやすくなるとともに、煙以外の塵芥が煙収容部内へ侵入するのを防止することができるので、煙検知装置による煙検知精度を高めることができる。
(6)煙収容部が、密閉構造の煙収容ボックスに煙流入孔を形成したものであることにより、上昇した煙が煙流入口から密閉構造の煙収容ボックス内に入ると流出しないので、より早く煙収容部内が煙で満たされるようになり、より早く煙を検知して火災の発生を検知することが可能となる。
本発明の実施の形態における塵芥収集車の側面図である。 図1の塵芥投入箱の内部構造を示す断面図である。 図2のA部の塵芥収容箱左右両側壁の中央部分の断面図である。 図3のB矢視図である。 図3のC矢視図である。 図5のD−D断面図である。 塵芥投入箱内に圧縮式の塵芥積込装置を備えた塵芥収集車の後部断面図である。
図1は本発明の実施の形態における塵芥収集車の側面図、図2は図1の塵芥投入箱の内部構造を示す断面図、図3は図2のA部拡大図、図4は図3のB矢視図、図5は図3のC矢視図、図6は図5のD−D断面図である。なお、以下の説明において、前後方向は車体の前後方向と同じ方向を指すものとし、左右方向は車体の前方に向かって左右方向を指すものとする。
図1において、塵芥収集車1の車体2上には塵芥収容箱3が搭載されている。この塵芥収容箱3の後端の後方開口部4には、塵芥投入箱5が連設されている。塵芥投入箱5は、後方開口部4の上方で投入箱支持ピン6により軸支されている。塵芥収容箱3と塵芥投入箱5との間には、塵芥投入箱傾動装置としての傾動シリンダ9(図2参照。)が設けられている。傾動シリンダ9は塵芥収容箱3側と塵芥投入箱5側にそれぞれ回転可能に軸支されており、この傾動シリンダ9の伸縮動作により、塵芥投入箱5は図1に仮想線で示すように投入箱支持ピン6を中心に傾動自在となっている。
塵芥投入箱5の後部には、投入口7が開口されている。この投入口7は、昇降可能なテールゲート(図示せず。)を降下させることにより、閉塞させることができる。図2に示すように、塵芥投入箱5の内部には、投入口7から投入された塵芥を、後方開口部4を経て塵芥収容箱3に積み込む回転式の塵芥積込装置8が装備されている。塵芥積込装置8は、車体2の前後方向に揺動する押込板10と、この押込板10の下端付近に回転中心を有して正逆転する回転板11とを備えている。
押込板10は、塵芥投入箱5の幅方向全体に亘って延設され、かつ後方開口部4に対向するように配設されている。この押込板10の上部は、塵芥投入箱5の左右両側壁の中央付近の中心軸10aよりも上方に延びる延設部10bが設けられている。この延設部10bの先端には、左右一対の押込シリンダ12の先端が連設されている。押込シリンダ12は、その基端が投入箱支持ピン6に回動自在に支持されている。この押込シリンダ12の伸縮動作により、押込板10が中心軸10a周りに車体2の前後方向に揺動するようになっている。
一方、回転板11は、押込板10の下側に設けられている。回転板11は、押込板10の下端付近に回転中心としての回転軸11aを有し、塵芥投入箱5の断面略半円弧状に形成された底壁5bに沿って回転軸11a周りに回転するように構成されている。また、回転軸11aの一方は、正逆回転可能なモータ(図示せず。)に減速機構を介して駆動連結されており、このモータにより回転力がトルクアップされた状態で、モータと同期して正逆回転するように構成されている。
また、塵芥投入箱5内には、傾動シリンダ9の下側を遮蔽する遮蔽板13が設けられている。遮蔽板13は、塵芥投入箱5の幅方向全体に亘って延設されている。この遮蔽板13によって、塵芥投入箱5内は、傾動シリンダ9や押込シリンダ12などのアクチュエータが収容される側である機械室14aと、塵芥収容箱3の後方開口部4へ塵芥が投入される側である塵芥室14bとに区分されており、塵芥室14b側の塵芥が機械室14a側へ侵入しないようになっている。
また、この遮蔽板13の上部には煙検知機構15が設けられている。煙検知機構15は、遮蔽板13の左右中央部分に上方に向かって突設された煙収容ボックス16と、煙収容ボックス16内の煙を検知する煙検知装置17とから構成されている。煙収容ボックス16は密閉構造であるが、図3および図4に示すように、遮蔽板13の前面側に多数の開孔が形成されたパンチング板18が設けられている。
パンチング板18は、遮蔽板13の前面側に開口された開口部13aに枠状のベース部材20を介して固定されている。枠状のベース部材20は、遮蔽板13の開口部13aよりも小さな開口部20aを有している。ベース部材20は開口部13aの周縁部に溶接されている。パンチング板18は、このベース部材20に対してボルト21aおよびナット21bにより取り外し可能に固定されている。
このパンチング板18の多数の開孔は、煙が煙収容ボックス16内に流入するための煙流入孔19を構成しており、煙はこの煙流入孔19、ベース部材20の開口部20aおよび遮蔽板13の開口部13a通じて煙収容ボックス16内に流入可能となっている。また、遮蔽板13の開口部13aの下方には、補強用のリブ13bが設けられており、遮蔽板13が収容塵芥の反力で容易に変形しないようにしている。
また、図5および図6に示すように、煙検知装置17は煙収容ボックス16に形成された開口部16aを貫通して設けられている。この開口部16aの上面周縁部には、煙検知装置17のカバー22を固定するための枠状のベース部材23が溶接されている。煙検知装置17は、煙収容ボックス16の内側からボルト24により取り外し可能に固定されている。カバー22は、煙収容ボックス16の外側からボルト25により取り外し可能に固定されている。なお、煙検知装置17の上方は、塵芥投入箱5の屋根部材5aによって覆われており、雨水で煙検知装置17が誤作動しないようにしている。
このように構成された塵芥収集車1では、投入口7を通して塵芥投入箱5内に投入された塵芥は、回転板11が正回転(図2において右回り)することにより掻き集められ、回転板11の先端が後方開口部4の下縁の対応位置まで持ち上げられる。そして、押込板10が後方位置から前方位置へ揺動することにより、回転板11上の塵芥が後方開口部4を経て塵芥収容箱3内へ押し込まれる。
このとき、塵芥投入箱5内の塵芥が衝撃により発火すると、この煙は遮蔽板13の下面に沿って上昇する。そして、この煙は、遮蔽板13の上部に備えられた煙検知機構15の煙収容ボックス16の前面のパンチング板18の煙流入孔19から、この煙収容ボックス16内へ流入する。また、塵芥収容箱3内で塵芥が発火した場合も同様に、煙は塵芥収容箱3内に充満し、煙収容ボックス16の前面のパンチング板18の煙流入孔19から、煙収容ボックス16内へ流入する。
このように本実施形態における塵芥収集車1では、塵芥投入箱5または塵芥収容箱3内で発生した煙は遮蔽板13の前面側のパンチング板18の煙流入孔19から煙収容ボックス16内に収容される。この煙収容ボックス16は塵芥投入箱5および塵芥収容箱3内の容積と比較して非常に小さいので、この煙収容ボックス16内はいち早く煙で満たされ、煙検知装置17により早く煙が検出される。
特に、本実施形態における塵芥収集車1では、煙収容ボックス16が密閉構造であるため、上昇した煙が煙収容ボックス16内に入ると流出しないので、より早く煙収容ボックス16内が煙で満たされるようになり、より早く煙を検知することが可能である。また、パンチング板18はボルト21aおよびナット21bにより取り外し可能に固定されているため、容易に取り外して清掃することが可能である。
また、この煙収容ボックス16は、遮蔽板13の上部に配置されているため、塵芥投入箱5に投入された塵芥が侵入しにくい。そのため、煙検知装置17による誤検知が少なく、煙検知装置17による煙検知精度が高くなっている。また、煙検知装置17はカバー22をボルト25とともに取り外すことによって容易にメンテナンスを行うことができる。また、煙検知装置17の交換は、前述のようにパンチング板18を取り外し、煙収容ボックス16の内側からボルト24とともに取り外すことで容易に行うことが可能となっている。
なお、本実施形態においては、回転式の塵芥積込装置8を備えた塵芥収集車1について説明したが、上記煙検知機構15は圧縮式の塵芥積込装置を備えた塵芥収集車にも適用可能である。図7は塵芥投入箱内に圧縮式の塵芥積込装置を備えた塵芥収集車の後部断面図である。
図7に示すように、塵芥投入箱5の内部には、圧縮式の塵芥積込装置30が装備されている。塵芥積込装置30は、塵芥投入箱5内に後方投入口7を通じて投入された塵芥を圧縮して、塵芥収容箱3内に積み込むものである。
塵芥投入箱5の左右両側壁には、溝形鋼で形成された案内溝部材31が補強枠を兼ねて前方上部より後方下部に向かって敷設されている。塵芥投入箱5内には、その横幅いっぱいに広がる摺動板32が収容されている。この摺動板32の左右両測縁の上下には、案内ローラ33が回転可能に設けられている。これらの案内ローラ33は、案内溝部材31の内壁に沿って転動自在に嵌入されている。
また、摺動板32の背面上部の左右端部にはボス部34が設けられている。このボス部34には、摺動板支持軸35が挿通されている。この摺動板支持軸35は、塵芥投入箱5の左右両側壁に形成された摺動用開口36を越えて塵芥投入箱5の内側より外側に突出するように配置されている。
また、塵芥投入箱5の左右両側壁からそれぞれ外側に突出した摺動板支持軸35と塵芥投入箱5の下部間には、左右それぞれ塵芥投入箱5の外側に案内溝部材31の傾斜方向に沿って配置された摺動シリンダ37がそれぞれ連結されている。この摺動シリンダ37の伸縮動作によって、摺動板32は案内溝部材31に沿って上下に往復移動する。
摺動板32の下端には、塵芥投入箱5の横幅いっぱいに広がる圧縮板38が前後方向に揺動自在に支持されている。この圧縮板38の先端は前方に向かって若干屈曲形成されている。また、圧縮板38の左右両背面には接続部38aが突設されている。この左右それぞれの接続部38aと、摺動板32の背面上部に設けられた摺動板支持軸35の左右両端部との間には、それぞれ揺動シリンダ39が連結されている。この揺動シリンダ39の伸縮作動によって、圧縮板38は前後に揺動する。
このような圧縮式の塵芥積込装置30では、まず、図7に示す状態から揺動シリンダ39が縮退作動して圧縮板38が反転作動し、反転終了位置に達する(反転工程)。この後、摺動シリンダ37が縮退作動して摺動板32が下降し、これに伴って圧縮板38が下降する(下降工程)。そして、圧縮板38が下降終了位置に達すると、揺動シリンダ39を伸長させて圧縮板38を前方に揺動させ、圧縮工程に移行する。
そして、圧縮板38が圧縮終了位置まで揺動する(圧縮行程)と、摺動シリンダ37を伸長させて圧縮板38を上昇させる(上昇工程)。この圧縮板38が図7に示す上昇終了位置に達すると、一連の積込動作を終了する。これにより反転、下降、圧縮、上昇の各工程を1サイクルとして塵芥積込動作を繰り返して行うことができる。
このような圧縮式の塵芥積込装置30を備えた塵芥収集車の場合、塵芥積込装置30の摺動板32の下方に遮蔽板40を設け、この遮蔽板40の上部に煙検知機構15を設けている。煙検知機構15は、前述のものと同じ構成である。
この場合も同様に、塵芥投入箱5内の塵芥が衝撃により発火すると、この煙は遮蔽板40の下面に沿って上昇する。そして、この煙は、遮蔽板40の上部に備えられた煙検知機構15の煙収容ボックス16の前面のパンチング板18の煙流入孔19から、この煙収容ボックス16内へ流入し、煙検知装置17により検知される。塵芥収容箱3内で塵芥が発火した場合も同様である。
本発明は、塵芥を塵芥収容箱内に収容する塵芥収集車として有用である。特に、本発明は、火災発生時により早く火災の発生を検知して初期段階での消火が可能な塵芥収集車として好適である。
1 塵芥収集車
2 車体
3 塵芥収容箱
4 後方開口部
5 塵芥投入箱
5a 屋根部材
5b 底壁
6 投入箱支持ピン
7 投入口
8 塵芥積込装置
9 傾動シリンダ
10 押込板
11 回転板
12 押込シリンダ
13 遮蔽板
13a 開口部
14a 機械室
14b 塵芥室
15 煙検知機構
16 煙収容ボックス
17 煙検知装置
18 パンチング板
19 煙流入孔
20 ベース部材
20a 開口部
21a ボルト
21b ナット
22 カバー
23 ベース部材
24,25 ボルト
30 塵芥積込装置
31 案内溝部材
32 摺動板
33 案内ローラ
34 ボス部
35 摺動板支持軸
36 摺動用開口
37 摺動シリンダ
38 圧縮板
39 揺動シリンダ

Claims (6)

  1. 車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、
    この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥の投入口を有するとともに、この投入口から投入された塵芥を、前記後方開口部を経て前記塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱と、
    前記塵芥収容箱の塵芥室と前記塵芥投入箱の機械室とを区分けするように、前記塵芥投入箱の幅方向全体に亘って延設された遮蔽板とを有する塵芥収集車であって、
    前記遮蔽板の上部に煙検知装置を備えた塵芥収集車。
  2. 前記遮蔽板は、前記塵芥投入箱を前記塵芥収容箱に対して傾動させる傾動シリンダおよび前記塵芥積込装置の押込シリンダの下方に設けられたものである請求項1記載の塵芥収集車。
  3. 前記遮蔽板は、前記塵芥積込装置の摺動板下方に設けられたものである請求項1記載の塵芥収集車。
  4. 前記遮蔽板の上部に、煙が流入可能な煙流入孔を有する煙収容部と、この煙収容部内の煙を検知する煙検知装置とを備えた請求項2または3に記載の塵芥収集車。
  5. 前記煙流入孔は、多数の開孔により形成されたものである請求項4記載の塵芥収集車。
  6. 前記煙収容部は、密閉構造の煙収容ボックスに前記煙流入孔を形成したものである請求項4または5に記載の塵芥収集車。
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