JPS6231601A

JPS6231601A - 塵芥コンテナ反転装置の作動制御装置

Info

Publication number: JPS6231601A
Application number: JP17001785A
Authority: JP
Inventors: 義孝島津; 日野　正志; 宏徳永
Original assignee: Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1985-07-31
Filing date: 1985-07-31
Publication date: 1987-02-10
Also published as: JPH0478521B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は塵芥コンテナ反転装置の作動制御装置に関する
ものである。

（従来の技術）一般に、塵芥収集車の後部投入口に臨んで塵芥コンテナ
の反転装置を設けることは周知である。

例えば、実公昭４０−２５７６３号公報に見られるよう
に、塵芥コンテナの懸吊柿を取付支持金具で嵌着し、レ
バーを油圧シリンダで揺動させることにより塵芥コンテ
ナを反転し、収集した塵芥を塵芥収集車の収集口に排出
するものである。

（発明が解決しようとする問題点）このような塵芥コンテナの反転装置にあっては取付支持
金具を手動で操作しなければならない他、取付支持金具
が開放位置のまま垂下状態にあると走行時障害物に接触
して破損する問題があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、塵芥コンテ
ナを自動的に固縛して反転できるようにした塵芥コンテ
ナ反転装置の作動制御装置を提供するものである。

（問題点を解決するための技術的手段）本発明は、塵芥
投入箱に揺動シリンダを介して揺動リンクを回動自在に
枢着する一方、前記揺動リンクには固縛シリンダを介し
てキャッチを回動自在に枢着し、さらに前記揺動リンク
の作動限界位置を検出する電気接点とキャッチの作動限
界位置を検出する電気接点を設け、反転スイッチの操作
により前記電気接点を介して揺動シリンダおよび固縛シ
リンダを順次伸縮作動させるように構成したものである
。

（作　用）塵芥投入箱に装設された塵芥処理装置の不作動時に、操
作箱の反転スイッチを「上げｊ側に操作すると、まず固
縛シリンダが縮小作動してキャッチを固縛位置に回動さ
せる。　左右のキャッチがともに固縛位置にあると、こ
の固縛位置を検出する電気接点を介して揺動シリンダが
伸長作動して揺動リンクを上昇位置に回動させる。

一方、反転スイッチを「下げ」側に操作すると揺動シリ
ンダが縮小作動して揺動リンクを下降位置に回動させる
。　揺動リンクが下降位置に達すると、この下降位置を
検出する電気接点を介して固縛シリンダが伸長作動して
キャッチを開放位置に回動させる。

（実施例）ｌは従来周知の塵芥収集車の塵芥投入箱で、その内部に
は図示しない塵芥処理装置が装設されている。　この塵
芥投入箱１の左右側板１ａには取付ブラケット２が固設
され、その先端には揺動リンク３の一端が水平軸４回り
に揺動可能に軸支されている。　そして、前記取付ブラ
ケット２基部と揺動リンク３の略中間部位置間には揺動
シリンダ５が配設されている。

左右の揺動リンク３の他端間には揺動リンク３が同調し
て作動するようにトルクシャフト６が固着され、そのト
ルクシャフト６適所にはブラケッ）６ａにて回転自在に
支持された弾性ロニラ７が配設され、後述するように塵
芥コンテナＣの前面と当接可能である。

一方、前記揺動リンク３内側面とトルクシャフト６との
間には取付板８が固着されており、この取付板８にはコ
字状のキャッチ９を固着した垂直軸ｌＯが回転自在に軸
支されている他、上下に離隔した位置に弾性ストッパ１
１が固設されている。

さらに、前記取付板８裏面には固縛シリンダ１２が配設
され、リンク機構りを介して前記垂直軸１０と連結され
ている。　　したがって、固縛シリンダ１２の伸縮作動
により垂直軸１０．すなわちキャー、チ９は後述するよ
うに塵芥コンテナＣの側方に突出した反転金具Ｃａを保
持する固縛位置と反転金具Ｃａの進退を許容する開放位
置間を回動するものである。

ところでリンクｆｉＷＬｔ−第３図により説明すると、
揺動リンク３内側面と取付板８裏面間にはコ字状のチャ
ンネル部材１３が固着され、このチャンネル部材１３に
は回転軸１４が軸支されている。

そして、回転軸１４には、上下に離隔してアーム１５．
１６が固着され、この上方アーム１５の先端には基端を
取付板８１［面に枢支された固縛シリンダ１２のピスト
ンロッドが枢着され、一方下方アーム１６と一端を前記
垂直軸ｌＯに固着されたアーム１０ａとの間には取付板
８の開口部８ａを通して連結ロッド１７が配設されてい
る。

なお、１８は取付板、８と一体に固着された案内板で、
塵芥コンテナＣの反転時塵芥の落ちこぼれを防止するも
のである。

次に油圧回路について第４図により説明すると。

Ｐは油圧ポンプ、Ｔはオイルリザーバ、Ｖｌ、Ｖ２は電
磁制御弁でソレノイド５ＯＬＮ　、ＳＯＬＭ。

および５ＯＬＬ　、５ＯＬＫを有している。　これらの
電磁制御弁Ｍｌ、Ｖ２は油圧ポンプＰに対し並列に接続
される他、図示しない塵芥処理装置の作動用油圧アクチ
ュエータを制御する電磁制御弁と直列に接続されている
。

また、電気回路について第５図により説明すると、ＳＷ
ｔは図示しない塵芥処理装置の作動スイッチ、ＳＷ２は
塵芥処理装置の作動を停止する停止スイッチ、５ＷＩＩ
は塵芥コンテナＣを自動的に固縛して反転させる反転ス
イッチ、５Ｗ１２はキャッチ９を単独で作動させるか、
揺動リンク３とキャッチ９を順次作動させるかを選択す
る選択スイッチで、これらのスイッチｓｗｔ　、ＳＷ２
　。

５ＷＩＩおよび５Ｗ１２は塵芥投入箱ｌの側板１ａ後部
に配設された操作箱１９に配置されている。

ＬＳ８．ＬＳ９およびＬＳＩ０は電気接点としてのリミ
ットスイッチで、具体的にはリミットスイッチＬＳ８は
揺動リンク３の下降位置を検出するもので、前記取付板
８に設けられたドグで作動するように塵芥投入箱１後面
に配設され、一方リミツトスイッチＬＳ９．ＬＳＩ０は
キャッチ９の固縛位置を検出するもので、前記回転軸１
４に設けられたドグで作動するように取付板８裏面の左
右に配設される。

ｘｌはリレーテ、接点ｘｉ（ａ接点）、ｘｉ（ｂ接点）
を有しており、前記接点ｘｉ（ａ接点）を介して図示し
ない塵芥処理装置の積込回路に接続される一方、前記接
点ｘｉ（ｂ接点）を介して前述の反転スイッチ５ＷＩＩ
に接続されている。

次に本発明の作用について説明すると、走行時には揺動
リンク３は下降位置に、キャッチ９は固縛位置にそれぞ
れ位置しており、リミットスイッチＬＳ８．ＬＳ９およ
びＬＳＩ０はいずれも閉成状態（下方位置）にある。

また、塵芥処理装置が作動していないときにはリレーｘ
１が励磁されていないため、接点ｘｉ（ｂ接点）が閉成
しており、電源Ｂよりの電流が反転スイッチＳＷＩ　ｌ
に通電している。

ここで、選択スイッチＳＷＩ　２を下方位置（単動側）
に切換えた後１反転スイッチｓｗｔｔを下方位置（「下
げ」側）に押圧すると、電源Ｂよりの電流は反転スイッ
チｓｗｔ　１．リミットスイッ　　　　　１チＬＳ８、
ソレノイド５ＯＬＬおよび反転スイッチｓｗｔｔ、ソレ
ノイド５ＯＬＮに流れ、電磁制御弁ｖ１およびｖ２をそ
れぞれ左方位置に切換える。

したがって、油圧ポンプＰよりの圧油は電磁制御弁Ｖｌ
、Ｖ２を介して揺動シリンダ５のピストン四ツ１側油室
および固縛シリンダ１２のピストン背圧側油室に供給さ
れる。

ところで、揺動シリンダ５はすでに縮小していることか
ら、固縛シリンダ１２のみが伸長作動し。

リンク機構りを介してキャッチ９が開放位置に作動され
る。

すなわち、固縛シリンダ１２の伸長は回転軸１４を第３
図において時計回り方向に回動させる結果。

連結ロッド１７を介して垂直軸ｌＯも同方向に回転され
、キャッチ９が開放される。

キャッチ９が開放されると、塵芥コンテナＣを塵芥投入
箱１後方に進出させ、その反転金具Ｃａを上下の弾性ス
トッパ１１間に位置せしめる。

この後１選択スイッチ５ＷＩ２を上方位置（連動側）に
切換えて０反転スイッチ５ｗ１ｉを一ヒ方位置（「上げ
」側）に押圧すると５電源Ｂよりの電流は反転スイッチ
ｓｗｔｔを介してソレノイド５ＯＬＫに通電する結果、
電磁制御弁ｖ２を右方位置に切換える。

したがって、油圧ポンプＰよりの圧油は電磁制御弁ｖ２
を介して固縛シリンダ１２を縮小させる。

なお、前述したキャッチ９の開放位置への回動により、
リミットスイッチＬＳ９およびＬＳＩ０は上方位置に復
帰しており、電流はリミットスイッチＬＳ９およびＬＳ
Ｉ０を介してソレノイド５ＯＬＮに通電して電磁制御弁
ＭＬを左方位置に切換えるが、前述したように揺動シリ
ンダ５は作動しない。

そして、固縛シリンダ１２の縮小は前述とは逆にリンク
機構りを介してキャッチ９を固縛位置に作動させ、反転
金具Ｃａを上下の弾性ストッパ１１１１とキャッチ９と
の間で保持する。

この場合、塵芥コンテナＣが左右方向に若干ずれていて
も、塵芥コンテナＣはキャッチ９の回動により正規の位
置に強制的に移動される。

キャッチ９が固縛位置に回動すると、リミットスイッチ
ＬＳ９およびＬＳＩ０は下方位置に切換わることから、
電流は反転スイッチ５ＷＩＩ、リミットスイッチＬＳ９
．ＬＳＩ０を介してソレノイドＳＯＬＭに流れ、電磁制
御弁Ｖ１を右方位置に切換える。

したがって、揺動シリンダ５が伸長を開始し、揺動リン
ク３を第１図において水平軸４回りに反時計方向に回動
させる。　この結果、トルクシャフト６に設けられた弾
性ローラ７が塵芥コンテナＣの前面下部に当接し、塵芥
コンテナＣを後退させつつ回動させる。

このため、その反転金具Ｃａが下方の弾性ストッパ１１
に当接した状態で塵芥コンテナＣが徐々に持上げられ、
水平状態を越えた時点で反転金具Ｃａが上方の弾性スト
ッパ１１に当接するよう前方に移動しつつ収容塵芥を案
内板１８を介して塵芥投入箱１内に排出する。

塵芥の排出が終了した後、反転スイッチ５Ｗ１１を下方
位置（「下げ側）に押圧操作すれば、前述とは逆にソレ
ノイド５ＯＬＮに通電して揺動シリンダ５が縮小し、揺
動リンク３が下方に回動して塵芥コンテナＣを植込位置
に戻す。

この結果、リミットスイッチＬＳ８が下方位置に復帰す
ることから、固縛シリンダ１２が伸長してキャッチ９を
開放位置に作動させ、塵芥コンテナＣの退出が可能とな
る。

塵芥コンテナＣの退出が完了した後、選択スイッチ５Ｗ
１２を下方位！（単動側）に切換えて反転スイッチ５Ｗ
ＩＩを上方位置（「上げ」側）に操作すれば、電流はソ
レノイド５ＯＬＫに通電しキャッチ９を固縛位置に回動
させる。

こめようにして塵芥投入箱１内に排出された塵芥は作動
スイッチＳＷＩを押圧操作することにより塵芥処理装置
の積込回路に流れ、塵芥を図示しない塵芥収容箱に供給
する。

例えば、作動スイッチＳＷＩの操作によりリレーｘ１が
励磁され、その接点ｘｉ（ａ接点）を介して自己保持し
、積込回路に通電する一方、その接点ｘｉ（ｂ接点）を
開放して反転スイー２チ５Ｗ１１への通電を遮断する。

なお、本実施例ではキャッチは垂直軸回りに回動するも
のを示したが、特にこの方式に限定されるものではない
。

また、固縛シリンダや揺動シリンダを順次作動制御する
に際し、リレーなどを使用することも任意である他、そ
れらの作動限界位置を検出する電気接点は実施・例規外
の位置に取付けてもよいものである。

（発明の効果）以上のように本発明にあっては、揺動リンクとキャッチ
を揺動シリンダおよび固縛シリンダを介して自動的に順
次作動するようにしたので、作業者はキャッチを直接操
作する必要がなく、反転スイッチを操作するだけの簡単
な操作で塵芥の排出を遂行することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は塵芥投入
箱に設けられた反転装置の側面図、８２図は一部省略し
て示す後面図、第３図は第２図■−■線よりの断面図、
＄４図は油圧回路図、第５図は電気回路図である。ｌ・・・・塵芥投入箱、３・・・・揺動リンク、５・・
・・揺動シリンダ、９・・・・キャッチ、１０・・・・
垂直軸。１１・・・・弾性ストッパ、１２・・・・固縛シリンダ
、Ｌ・・・・リンク機構、Ｃ・・・・塵芥コンテナ、Ｃ
ａ・・・・反転金具、ＬＳ８．ＬＳ９．ＬＳＩ０・・・
・リミットスイッチ（電気接点）、５ＷＩＩ・・・・反
転スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）塵芥処理装置を装設した塵芥投入箱の側面に揺動
シリンダを介して揺動リンクを上昇位置と下降位置とに
回動自在に枢着し、前記揺動リンクに固縛シリンダを介
してキャッチを固縛位置と開放位置とに回動自在に枢着
し、前記揺動リンクの作動限界位置を検出する電気接点
と、キャッチの作動限界位置を検出する電気接点を設け
、反転スイッチの操作により前記電気接点を介して揺動
シリンダおよび固縛シリンダを順次伸縮作動せしめるよ
うに構成したことを特徴とする、塵芥コンテナ反転装置
の作動制御装置。
（２）前記反転スイッチは、塵芥投入箱に設けられた操
作箱に配設され、前記塵芥処理装置の不作動時のみ反転
スイッチに通電可能である特許請求の範囲第１項記載の
塵芥コンテナ反転装置の作動制御装置。
（３）前記キャッチの作動限界位置を検出する電気接点
は左右に設けられ、両電気接点が前記キャッチの固縛位
置にあるときのみ揺動シリンダが作動可能である特許請
求の範囲第１項記載の塵芥コンテナ反転装置の作動制御
装置。