JPS6336733A - イ−スト発酵食品の製造法 - Google Patents

イ−スト発酵食品の製造法

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JPS6336733A
JPS6336733A JP61180039A JP18003986A JPS6336733A JP S6336733 A JPS6336733 A JP S6336733A JP 61180039 A JP61180039 A JP 61180039A JP 18003986 A JP18003986 A JP 18003986A JP S6336733 A JPS6336733 A JP S6336733A
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yeast
fermented
flour
parts
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神戸 孝雄
光司 竹谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイースト発酵食品の製造法に関し、さらに詳細
には発酵植生地を用いるイースト発酵食品の製造法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、発#株午地を用いる製パン法として老巧法がある
が、この方法は、通常の5yパン原料から得た生地を長
時間(例えF!12時間以上)発酵させて得られた生地
〔この生地を泡層(01ddough)と呼び、前日の
発酵した残生地も含まれる〕を小麦粉換算で10〜30
%使用して製パンする方法である。
この老瑚を使用する主目的は、パンの風味の改良すなわ
ち泡層由来の独得な酸味と甘味を伴なうフレーバーを付
与することにある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の従来の老巧法により得らnる発r!#s生地は、
イーストの冷加童が多いため長時間発酵中に過度に発酵
して多量の有機酸を生成し、このため1cpHが下り丁
ぎてしまい、これを用いて製パンしようとするとパンの
体裡が小さくなる等の問題があり、小麦粉換算で30%
以下程度しか使用できなかった。そのためにより一層の
風味の向上を図るために上目を上記の量を越えろ量で使
用することは不可能であった。
上記問題点を解決するために、微量のイーストと通常量
の食塩を用いて、発酵速度を大幅に迦らせて生地の熟成
を行なう方法が行われている。フランスで「ルパン」と
呼ばれている発酵a+生地法である。しかしこの方法は
、酵素活性が大きくなるので特殊なパンにしか適用でき
ず特に糖の配合量の多いパンを得ようとすると、本捏以
降の生地がだれたり、かま伸びが悪くノソン体積が小さ
くなるという欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の間融点を解決するために、本発明者らは鋏意研凭
の結果、多量の酸化剤を添加して得た発酵機生地を用い
ればよいことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、小麦粉、じ小麦粉重量に対して5
00〜3. OOOppmの酸化剤、イースト及び水を
主原料として得られる発酵機生地を原材料の一部として
用いて製造することを特徴とするイースト発酵食品の製
造法である。
本発明でいうイースト発酵食品とは、パン、かりん糖、
ドーナツ等のイーストを用いて発酵させた食品をいう。
本発明で使用する小麦粉は、特に限定はないが、強力、
準強力の小麦粉を使用することが好ましい。
本発明で使用される酸化剤は、アスコルビンrR(ビタ
ミンC)、臭素酸カリウム、過硫酸アンモニウム、シス
ナン等通常の製パンに用いられるものでよく、特てアス
コルビン酸(ビタミン0)が好ましい。ちなみにアスコ
ルビン酸は本来還元剤であるがパン生地中ではデヒドロ
アスコルビン酸に変化し、それが酸化剤として作用1−
ろことか知られている。
ギ[記の酸化剤を小麦粉重量に対して500 ppm〜
3,000 ppm好ましくは800 ppm〜1,5
00ppm添加する。ちなみに通常の製パン法において
も生地の物理的性状の微妙な変化を調節するべく酸化剤
が使用されるが、その使用1tは小麦粉に対して10 
ppm〜50 ppm程度であって、本発明のように大
量に使用されたことはなく、その添加の目的も本発明と
は異なるものであった。
本発明の製造法で使用されるイーストは、通常製Jンに
使用される量(小麦粉重量に対して0.2〜0.5%)
でもよいが、小麦粉itに対して0.02〜0.1%が
好ましい。イーストの量が0.02%より少ないと発酵
機生地の発酵が不充分で風味不足となpがちであシ、一
方0.1%より多いと発酵袖生地の発酵が過多傾向とな
シ、声が下かってパンの体積が小さくなる。
発ff&i生地のその他の原材料としては水を必須とす
る他、必3Ji4 K応じて食塩、糖類、油脂、モルト
、脱脂粉乳、卵等の通常の製パン用の原材料を使用して
もよい。
これらの原料を常法によシ混捏して生地を作り、常温(
室温あるいは発酵室温)下において湿度70%前後で1
2時間以上、好゛ましくけ15時間から20時間発酵さ
せて発酵機生地を得ろ。
このようにして得られる発酵洩生地は、小麦粉挨算で、
製パンに使用する小麦粉の約70重量%を上限として所
望の童を使用jる。
発酵機生地に残りの小麦粉並びに必要に応じて食塩、糖
類、油脂、モルトシロップ、脱脂粉乳及び卵などの製パ
ン用の原材料を加え、再混捏(本捏〕を行ない・再発酵
ののち、焼底ある〜・はフライイングを行なって所望の
製品をうるものである。この場合の再発酵は25℃〜2
8℃の温度、60%〜80%の湿度で11〜4時間、好
ましくは0.5〜2時間にわたって行なわれる。
以上本発明のイースト発酵食品の製造法における操作の
手順を一般的に説明したが、これを更に具体的に説明す
るものとして、次のような具体例が挙けられる。
イースト発酵食品の製造に使用される小麦粉の50〜6
0重量%(以下単に「係」と記す)の量の小麦粉並びに
その小麦粉に対して1,000ppmのアスコルビン酸
、1.8%の食塩、0.05%のイーストおよび60%
の水を添加混合し、混捏する。この時、捏上温度を23
℃前後に調整する。捏上後、常温、湿e75%前後で約
16時間発酵させる。次いで残りの小麦粉とその他の必
要な原材料を加えて再混捏(本捏)を行なう。
その後は常法に従い製造する。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1(イギリスパンフ 小麦粉    5部1租部(以下「部」と略記する)イ
ースト     0.05重址部 モルト   α3 重量部 食塩 cL8重量部 アスコルビン酸 0.05重計部(小麦粉に対して10
DOpTXn)水       60重址部 上記の配合の原料を低速で9分間混捏して生地を得た(
捏上温度20℃)。次いで該生地を20℃で16時間発
酵させて、発酵捌生地を得た。
この発酵種生地全量に、小麦粉50部、イースト1部、
食塩0.9部、砂糖6部、ラード5部および水55部を
加え、低速で2分間、中速で8分間本捏な行い(捏上温
度27℃)、温度28℃、湿度75%で90分間発酵を
行なった。
次(・で、この発酵生地を280 f/個ずつに分割し
て丸め、ベンチタイム20分間をとり、そルダーを使用
して成形し、33008c容の食パン型に3個ずつ詰め
た。その後温度38℃、湿度85%で70分間ホイロ発
酵を行い、温度210℃で35分間オーブンで焼成して
イギリスパンな得た。
この時の本捏後の生地性状、得られたイギリスパンの体
積および下記第1表に示す評価基準表に基づいて行なっ
た品質評価の結果を第2表に示す。
実施例2および6 実施例1における発酵1生地の配合中でアスコルビン酸
の添加量を500 ppmとした以外は実施例1と同様
に製造したものを実施例2とし、またアスコルビン酸の
添加量を3.000 ppmとした以外は実於例1と同
様1(製造したものを実施例3とした。
これらの結果を実施例1と同様に第2表に示す。
比較例1〜4 実施例1における発酵種生地の配合中で、イーストの添
加量を0.5部およびアスコルビン酸の添加量を下記に
示す量にした以外は、実施例1と同様に製造したものを
比較例1とした。
アスコルビン酸の添加量のみを下記に示す以外は実施例
1と同機て製造したものを比較例2及び3とした。
アスコルビン酸を発酵種生地製造時ではなく、本捏時K
i加した以外は実施例1と同泳に製造したものを比較例
4とした。
アスコルビン酸の添加jd(ppm) 比較例1       50 3         35[]0 011表評価基準表) 評価項目 評点     内  容 5 FM持ち  かなシ良 4良 形  状   6        やや劣ろ2    
    劣る 1       かなり劣る 5  伸び良   かなり薄い 4  伸びやや良  薄 い クラスト   6  伸びやや劣る やや薄い2   
 厚い 1  伸び劣る   かなシ厚い 5  かなり艶あ勺 かなり膜薄い 4  艶あシ   膜薄い 内 相  5  やや艶あ勺 やや膜厚い2  @なし
   膜厚い 1  艷なし   かなり膜Nい 評価項目 評点     内  容 5  かなりソフト なめらか 4  ソフト   ややなめらか 触 感  3  やや硬い ややザラツク2  硬 い
  ザラツク 1  かなシ硬い かなりザラツク 5  かなり0溶は良 4 0溶は良 食 感  3  やや0溶は良 2 0溶は劣る 1  かなり0溶は劣る 5  かなり良好 4 良好 風  味   3   晋 通 2  やや不良 1  かなp不良 実施例 4 実施例1で得られた発酵袖生地48部に、小麦粉70部
、イースト1部、食塩126部、砂糖3部、ラード3部
及び水44部を加え、実施例1と同様にパンを得た。
即ち、本実施例における発酵槽生地の使用量は、小麦粉
換算で小麦粉の30%であった。
結果を第3表だ示す。
比較例 5 比較例1において得られた発酵稽生地全量を用いた以外
は、実施例4と同様にしてパンを得た。
本例も、実施例4と同様、発酵抛生地の使用板は、小麦
粉換算で小麦粉の60%であった。
結果を第3表に示す。
第6表 実施例5(かりん糖) 小麦粉    50部 イースト    α05I モルト    0.31 食塩  α8I アスコルビン酸 r:1.11(小麦粉に対して2,0
00ppm)水         30I 上記の配合の原料を、低速で9分間混捏して生地を得た
(捏上温度20℃)。次いで腋生地を20℃で166時
間発酵せて発酵槽生地を得た。
この発酵種生地全量に、小麦粉50部、イースト2部、
砂糖1部および水28部を加え、低速で5分間、中速で
3分間本捏を行ない(捏上温度26℃)、温度27℃、
湿度75%で2時間発酵を行なった。
次いでこの発酵生地を製麺用圧延機を使用して、3段ロ
ーラーで3Bの厚さに圧延した。この圧延した生地を長
さ5 cm @ l anに切断し、油温190℃の7
ライヤーで15分間フライしてかりん塘を得た。得られ
たかりん糖は風味が大変良好で、ボリューム感もあり、
形の良好なものであった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、従来30%以下しか使用できな
かった上履等の発酵槽生地を70%程度まで使用するこ
とが可能であり、70%程度の発酵槽生地を使用した喘
曾に得られるイースト発酵食品は、体積が大きく、内相
、外観、食感共に優れたものである。また、パンの風味
すなわち独得な酸味と甘味を伴なうフレーバーも、より
多く付与され、非常に好ましく・ものである。
また、本発明方法によって得られる発酵植生地を、従来
の泡層と同量(例えば30%)使用した場合においても
、得られるイースト発酵食品は、従来法によるものより
も体積が大きく、内相、外観、食感共に優れたものが得
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)小麦粉、該小麦粉重量に対して500〜3,000
    ppmの酸化剤、イースト及び水を主原料として得られ
    る発酵種生地を原材料の一部として用いて製造すること
    を特徴とするイースト発酵食品の製造法。 2)イーストの添加量が小麦粉重量に対して0.02〜
    0.1重量%である特許請求の範囲第1項記載のイース
    ト発酵食品の製造法。
JP61180039A 1986-08-01 1986-08-01 イ−スト発酵食品の製造法 Granted JPS6336733A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196028A (ja) * 1983-04-18 1984-11-07 旭電化工業株式会社 無菌製菓用素材の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196028A (ja) * 1983-04-18 1984-11-07 旭電化工業株式会社 無菌製菓用素材の製造方法
JPH0154982B2 (ja) * 1983-04-18 1989-11-21 Asahi Denka Kogyo Kk

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