JPH04207148A - パン類の製造方法 - Google Patents

パン類の製造方法

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JPH04207148A
JPH04207148A JP33994190A JP33994190A JPH04207148A JP H04207148 A JPH04207148 A JP H04207148A JP 33994190 A JP33994190 A JP 33994190A JP 33994190 A JP33994190 A JP 33994190A JP H04207148 A JPH04207148 A JP H04207148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dough
bread
yeast
fermentation
flavor
Prior art date
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Pending
Application number
JP33994190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Takeda
竹田 正男
Koji Ushijima
牛島 康治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKATSU KYODO KUMIAI KOOPU KOBE
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
SEIKATSU KYODO KUMIAI KOOPU KOBE
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIKATSU KYODO KUMIAI KOOPU KOBE, Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical SEIKATSU KYODO KUMIAI KOOPU KOBE
Priority to JP33994190A priority Critical patent/JPH04207148A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパン類の製造方法に関し、更に詳しくは、生地
の捏上温度と醗酵温度を共に低温とすることにより、中
心部の過醗酵を抑制し大量仕込み大量生産を可能とする
とともに、ソフトで食感及び香味の良好なパン類を製造
する方法に関する。
〔従来の技術と課題) 従来、製パン法としては直捏法と中種法とに大別される
直捏法は小麦粉、酵母、水、その他の砂糖、食塩、油脂
等の全原料を混捏し約28℃で約2時間醗酵させた後所
定量に分割、丸目を行い、更に15〜20分ベンチを採
った後成型し、約40″C1湿度80〜90%で約50
分醗酵させた後約2゜O″Cで焼成する方法で、風味の
良いパンを得ることができる反面、醗酵温度、醗酵時間
等に厳密な管理が必要であり、また生地の機械耐性が弱
く、大量生産に不向きであるという欠点を有する。
中種法は小麦粉、酵母、水を混捏し4時間程度28℃で
醗酵させた後、砂糖、食塩、油脂等を加えて本捏を行い
、15〜20分のフロアタイムを採った後、分割、丸目
を行い、更に15〜20分ベンチを採った後成型、焼成
を行う方法で、内相のキメの良好な安定したパンが得ら
れるが、パンの焼成までに7〜IO時間程度の長時間を
要し、通常、夜勤を余儀なくされる。またパンの風味は
ストレート法に比べて劣る。
近時、この中種法の問題点を解決せんとして、即ち、夜
勤をなくし、風味を向上させんとして、冷蔵又は低温醗
酵により長時間に亘って適度な熟成状態を維持し、所望
の時間に生地を取り出して焼成する方法が提案されてい
る(例えば特公昭56−26373、同56−4673
1、特開昭59−130126、同6l−195637
)。
しかし乍ら、これらの方法では捏上温度(24〜30℃
)と冷蔵・低温醗酵温度(−5℃〜15℃)との差が大
きいため、生地の中心部と表面部との醗酵の差が大きく
、中心部は過醗酵となって均一な醗酵が期待し難く、従
って小ロットの仕込みに限られ、大量仕込み、大量生産
が不可能であるという憾みがある。
本発明は捏上温度と醗酵温度を共に特定の低温領域に維
持することにより直埋法及び中種法の大量仕込み、大量
生産化を達成するとともに、香味、食感の良いパン類の
製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段) 即ち、本発明は小麦粉、酵母、水、及び必要に応じてイ
ーストフート、砂糖、食塩、油脂等から選ばれる少なく
とも1種を10〜18℃で生地を捏上げた後、10〜1
8℃で醗酵させることを特徴とするパン類の製造方法を
内容とするものである。
本発明において、捏上温度及び醗酵時間共に10〜18
′Cの範囲に設定・維持される。10℃よりも低(なる
と捏上温度を確保するのが困難となり、また18℃より
高(なると長時間に亘って適正な熟成状態を維持するこ
とが困難となる。
本発明を直埋法に適用する場合は、小麦粉、酵母、水、
及びイーストフード、砂糖、食塩、油脂、脱脂粉乳等の
1種又は2種以上からなる全原料を上記温度で捏上げ、
上記温度で醗酵させる。醗酵時間は12〜25時間程度
が好適である。
また本発明を中種法に適用する場合は、小麦粉、酵母、
水及び必要に応しイーストフード等を加え上記温度で捏
上げた後、上記温度で醗酵させる。
醗酵時間は15〜30時間程度が好適である。その後、
残りの材料、即ち小麦粉、水、砂糖、食塩、油脂、脱脂
粉乳等が加えられ本捏がなされるが、中種の過醗酵を防
止するために酵母を中種と本捏とに分割して添加するの
が好ましい。また生地の機械耐性を向上させるために、
フロアタイムを長めに設定するのが好ましい。
本発明によれば捏上温度と醗酵時間を共に低温領域に設
定・維持したので小麦粉で100〜4゜Okg程度の大
量仕込みが可能となり、大量生産が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例及び比較例を挙げて更に詳細に説
明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1、比較例1 第1表の配合及び第2表の工程にて、中種法にて食パン
を製造した。得られた食パンの物性及び風味を5名の専
門家パネラ−により5段階により判定評価した。その結
果を第3表に示す。
第    1    表 (粉350kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  2    表 第    3    表 実施例2、比較例2 第4表の配合及び第5表の工程にて、中種法にてバター
ロールを製造した。得られたバターロールの物性及び風
味を5名の専門家パネラ−により5段階により判定評価
した。その結果を第6表に示す。
第    4    表 (粉200kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  5    表 第    6    表 実施例3、比較例3 第7表の配合及び第8表の工程にて、中種法にて菓子パ
ンを製造した。得られた菓子パンの物性及び風味を5名
の専門家パネラ−により5段階により判定評価した。そ
の結果を第9表に示す。
第    7    表 (粉100kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  8    表 第    9    表 実施例4、比較例4 第10表の配合及び第11表の工程にて、ストレート法
にて菓子パンを製造した。得られた菓子パンの物性及び
風味を5名の専門家パネラ−により5段階により判定評
価した。その結果を第12表に示す。
第   10     表 (粉300kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  11     表 第    12     表 実施例5、比較例5 第13表の配合及び第14表の工程にて、ストレート法
にてバターロールを製造した。得られたバターロールの
物性及び風味を5名の専門家パネラ−により5段階によ
り判定評価した。その結果を第15表に示す。
第    13     表 (粉125kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  14     表 第    15     表 実施例6、比較例6 第16表の配合及び第17表の工程にて、ストレート法
にて菓子パンを製造した。得られた菓子パンの物性及び
風味を5名の専門家パネラ−により5段階により判定評
価した。その結果を第18表に示す。
第    16     表 (粉100kg仕込みにおける配合割合を示す)第  
  17     表 第    18     表 〔作用・効果〕 畝上の通り、本発明は捏上温度と醗酵温度を共に特定の
低温領域に維持することにより大量仕込み、大量生産化
が達成されるばかりでなく、香味、食感の良好なパン類
を提供することができる。
特許出願人  灘神戸生活協同組合 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、小麦粉、酵母、水、及び必要に応じてイーストフー
    ド、砂糖、食塩、油脂等から選ばれる少なくとも1種を
    10〜18℃で生地を捏上げた後、10〜18℃で醗酵
    させることを特徴とするパン類の製造方法。 2、生地が中種生地である請求項1記載の製造方法。 3、酵母を中種と本捏とに分割添加する請求項1又は2
    記載の製造方法。
JP33994190A 1990-11-30 1990-11-30 パン類の製造方法 Pending JPH04207148A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186409A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Oisis Co Ltd 食パンの製造方法
JP2006262781A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Musashino Foods:Kk 中種連続製パン法とそのパン類
JP2019115288A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 日本製粉株式会社 ケーキドーナツの製造方法

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