JPS633570Y2 - - Google Patents

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JPS633570Y2
JPS633570Y2 JP1983026231U JP2623183U JPS633570Y2 JP S633570 Y2 JPS633570 Y2 JP S633570Y2 JP 1983026231 U JP1983026231 U JP 1983026231U JP 2623183 U JP2623183 U JP 2623183U JP S633570 Y2 JPS633570 Y2 JP S633570Y2
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JP
Japan
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flexible strip
clamping groove
elastic clamping
conduit
flexible
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JP1983026231U
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English (en)
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JPS59131388U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオイルタンク、電源等の供給部と、エ
ンジン、電装機器等の受給部間を継ぐ導管、導線
等の可撓条体の支持装置に関するものである。
一般に自動二輪車においては、オイルタンク等
の流体供給部とエンジン等の流体受給部間を導管
をもつて接続し、それらの間で流体の授受を行な
つたり、またバツテリ等の電流供給部と電装機器
等の電流受給部間を導線をもつて接続し、それら
間で電流の授受を行なうようにしているので、多
数本の導管、導線等の可撓条体が車体フレームに
支持される多数の機器類の間をぬつて縦走、ある
いは横走しており、それらの可撓条体を車体フレ
ームもしくはそこに支持される機器類にしつかり
と保持させる必要がある。
ところで従来のものでは前記可撓条体は車体フ
レーム、もしくはそこに支持される機器類に沿わ
せてクリツプ等の保持具で保持するようにしてい
るので、多数の保持具を必要として部品点数が多
くなり、前記条体は機器類と干渉することなくそ
れらを避けて配管、配線する場合が多いので、そ
の配管、配線に手間どる等の不具合があつた。
そこで本考案は前記従来のものの不具合を解消
することを目的とする。かかる目的達成のため本
考案は、供給部と受給部間を継ぐ導管、導線等の
可撓条体の支持装置であつて、車体フレームに支
持される機器の平坦な外面に、前記可撓条体を該
外面より突出することなく埋没し得る大きさの弾
性挾持溝を該可撓条体の延出方向に沿つて凹設
し、この弾性挾持溝に前記可撓条体を挾持したこ
とを特徴としている。
以下、第1〜3図により本考案の第1実施例に
ついて説明する。
車体フレームF前端のヘツドパイプ1には、前
車輪Wfを懸加したフロントフオーク2が操向可
能に支持され、また車体フレームFの後部には、
後車輪Wrを軸架したリヤフオーク3が上下に揺
動可能に軸架される。前,後車輪Wf,Wr間にお
いて、車体フレームFには、後車輪Wrの駆動用
エンジンEが懸架される。車体フレームF上に
は、エンジンEの上方で、燃料タンクTが、また
該タンクTの後方でシートSがそれぞれ搭載され
ている。
第2,3図に示すように車体フレームFのシー
トレール4を構成する左側(車体の進行方向に対
して)の一方のフレームパイプ4fには、エアク
リーナAcが取付ボルト8を以つて吊設され、こ
のエアクリーナAcの出口は通常のように前記エ
ンジンEの吸気系に接続される。また前記シート
レール4を構成する右側(車体の進行方向に対し
て)の他のフレームパイプ4rには前記エアクリ
ーナAcと並列するバツテリ5および潤滑用オイ
ルタンク6が縦列して取付ボルト9,10を以つ
て吊設され、さらにバツテリ5の下部には、車体
フレームFの前面に設けられるラジエタRのリザ
ーブタンク7が取付ボルト11を以つて吊設され
ている。
第3図に明瞭に示すように、前記エアクリーナ
Acの合成樹脂製ケーシング12の、前記バツテ
リ5およびオイルタンク6と対面する平坦な内側
面の下部には、横断面コ字状をなす、前後方向の
弾性挾持溝13が一体に凹設されており、この挾
持溝13には前記オイルタンク6の出口に接続さ
れて前後方向にのびるオイルチユーブ、すなわち
可撓性導管14が挿嵌され、該導管14は弾性挾
持溝13自体がもつ弾性力によつてその挾持溝1
3に弾性挾持されて濫りに脱落する心配がない。
また前記導管14をケーシング12の平坦な内側
面よりも外方に突出させることなく没入させ得る
ように弾性挾持溝13は、該導管14の外径と略
同じかそれよりも大きい深さに形成される。前記
導管14の他端は図示しないが、通常のようにエ
ンジンEに付設されるオイルポンプの入口に接続
される。而して前記可撓性導管14は、エアクリ
ーナAcとバツテリ5間を通るので、他物と干渉
することがなく、その上、弾性挾持溝13が導管
14の延出方向(前後方向)に沿つてのびるの
で、導管14は急激な曲がり等の無理な配管をし
ないですみ、また前記弾性挾持溝13を前記導管
14用として特定しておくことにより誤組の防止
にもなる。尚、第1図中15は車体フレームFと
一体の補助フレームF′に固着のピリオンステツプ
でブラケツト15aと足受け15bとよりなる。
第4,5図には本考案の第2実施例が示され
る。この第2実施例において、前記第1実施例と
同一部材は同一符号が付してある。
ラジエタRの合成樹脂製リザーブタンク7の内
側面下部に、横断面コ字状をなす、前後方向の弾
性挾持溝13′が凹設され、この弾性挾持溝1
3′にオイルタンク6の出口に接続される可撓性
導管14が弾性挾持される。
尚、本考案はバツテリ等の電源と、電装機器と
を継ぐ導線等の可撓条体の保持にも実施できるも
のであり、また弾性挾持溝を形成する機器の種類
を問うものでもない。
以上の実施例により明らかなように本考案によ
れば、オイルタンク等の供給部とエンジン等の受
給部間を継ぐ導管、導線等の可撓条体を、車体フ
レームに支持される機器外面に設けた弾性挾持溝
に弾性挾持させるようにしたので、従来のよう
に、車体フレーム、もしくは該フレームに設けら
れる機器に前記条体支持用のクリツプ等の支持具
を設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコス
トダウンに寄与することができ、前記可撓条体を
弾性挾持溝に挿嵌させるだけで該条体は確実に保
持され、しかもその取脱が容易でメンテナンス性
の向上を図ることができる。
また特に前記弾性挾持溝は、可撓条体を機器の
平坦な外面より突出することなく埋没し得る大き
さを有して、該外面に可撓条体の延出方向に沿つ
て凹設されるので、可撓条体を大きく屈曲させる
ことなくそれをその延出方向に沿う弾性挾持溝に
的確に挾持させることができ、従つて可撓条体に
無理な曲げ荷重が作用することや可撓条体が弾性
挾持溝から脱落することを効果的に防止し得る。
しかも可撓条体の、弾性挾持溝によつて挾持され
た部分を、機器外面より突出させることなく弾性
挾持溝内に没入させておくことができるから、同
部分が機器外面によつて常に有効に保護される。
その上、弾性挾持溝は機器の平坦な外面の一部を
単に凹ませるだけ簡単に形成できるから、その成
形加工が容易であり、また該機器外面を他の機器
に干渉させることなく近接配置できてそれらを狭
小な車体空間にも無理なく配備し得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図は本考案装置を備えた自動二輪車の側
面図、第2図は本考案装置の斜視図、第3図は第
2図−線断面図、第4,5図は本考案の第2
実施例を示すもので、第4図は本考案装置の斜視
図、第5図は第4図−線断面図である。 E……受給部としてのエンジン、F……車体フ
レーム、6……供給部としてのオイルタンク、1
3,13′……弾性挾持溝、14……可撓条体と
しての可撓性導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給部と受給部間を継ぐ導管、導線等の可撓条
    体の支持装置であつて、車体フレームに支持され
    る機器の平坦な外面に、前記可撓条体を該外面よ
    り突出することなく埋没し得る大きさの弾性挾持
    溝を該可撓条体の延出方向に沿つて凹設し、この
    弾性挾持溝に前記可撓条体を挾持したことを特徴
    とする自動二輪車における可撓条体の支持装置。
JP1983026231U 1983-02-24 1983-02-24 自動二輪車における可撓条体の支持装置 Granted JPS59131388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983026231U JPS59131388U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 自動二輪車における可撓条体の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983026231U JPS59131388U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 自動二輪車における可撓条体の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131388U JPS59131388U (ja) 1984-09-03
JPS633570Y2 true JPS633570Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30157165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983026231U Granted JPS59131388U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 自動二輪車における可撓条体の支持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59131388U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113424Y2 (ja) * 1980-12-08 1986-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59131388U (ja) 1984-09-03

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