JPS633545Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS633545Y2
JPS633545Y2 JP18931682U JP18931682U JPS633545Y2 JP S633545 Y2 JPS633545 Y2 JP S633545Y2 JP 18931682 U JP18931682 U JP 18931682U JP 18931682 U JP18931682 U JP 18931682U JP S633545 Y2 JPS633545 Y2 JP S633545Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flange piece
balance panel
bumper
reinforcing member
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP18931682U
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English (en)
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JPS5992055U (ja
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Publication date
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Publication of JPS633545Y2 publication Critical patent/JPS633545Y2/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等の車輌に用いられるエラス
トマバンパカバーの補強構造に係り、更に詳細に
はバンパ部の下部にバランスパネル部を一体に有
しているフロント用エラストマバンパカバーの補
強構造に係る。
ウレタンゴム等のエラストマ材料により構成さ
れたフロント用エラストマバンパカバーには、バ
ンパ部の下部に空力特性の改善を行うバランスパ
ネル部(バンパエクステンシヨン)を一体に有し
ているものがある。このエラストマバンパカバー
に於ては、バンパ部はその溝形の断面形状からし
て、また内側にウレタンフオーム等で作られたエ
ネルギ吸収部材が設けられることによりた易くは
変形しない程度の適度の剛性を有するが、バラン
スパネル部は一般に平らなパネル状に構成され、
またその内側にエネルギ吸収部材が設けられるこ
とがないためた易く変形し、必要な剛性を有さ
ず、耐久性に問題を生じる。
このため従来、バランスパネル部を車体より支
持することが行われている。しかし、バランスパ
ネル部が車体より支持されると、温度、湿度変化
によるバランスパネル部の収縮、膨張によつてバ
ランスパネル部が不規則に波打ち変形を生じるこ
とがある。このバランスパネル部の波打ち変形は
バンパの意匠性を大きく損ねる。
本考案はバランスパネル部に適当な剛性を与
え、しかも湿度、温度変化によりバランスパネル
部が収縮或いは膨張してもバランスパネル部が波
打ち変形を生じることがない車輌用エラストマバ
ンパカバーの補強構造を提供することを目的とし
ている。
かかる目的は、本考案によれば、バランスパネ
ル部の下縁部に該下縁部に沿つて延在するフラン
ジ片が設けられ、前記フランジ片には溝形断面の
補強部材が該フランジ片を囲繞して設けられ、前
記フランジ片と前記補強部材とは該両者に穿設さ
れ互いに整合する貫通孔に貫通係合したピン要素
により前記フランジ片の延在方向に所定量だけ互
いに移動可能に連結されている如き車輌用エラス
トマバンパカバーの補強構造によつて達成され
る。
かかる構成によれば、フランジ片に補強部材が
取付けられることにより、バランスパネル部に適
度に剛性が与えられ、これがた易く変形すること
が回避される。フランジ片は車体より支持され
ず、またフランジ片と補強部材とは両者の延在方
向に所定量だけ互いに移動可能であるからバラン
スパネル部の湿度、温度変化による収縮或いは膨
張が自由に行われ、これが拘束されることがない
のでバランスパネル部が波打ち変形を生じること
がない。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。第1図は本考案による補強
構造が組込まれた車輌用フロントバンパの一つの
実施例を示す縦断面図、第2図は本考案による補
強構造の一実施例を示す分解斜視図である。
図に於て、1はエラストマバンパカバーを示し
ており、該エラストマバンパカバーは、溝形断面
を有するバンパ部2と、該バンパ部の下部より下
方に延在しバンパ部2と一体のバランスパネル部
3とを有しており、全体がウレタンゴムの如きエ
ラストマ材料により構成されている。
バンパ部2の内側にはウレタンフオーム等で作
られたエネルギ吸収部材4が設けられており、ま
た該バンパ部2には金属製のリインホースメント
5が取付けられており、該リインホースメントに
はバンパを図示されていない車体に取付けるため
のマウンテイングブラケツト6が取付けられてい
る。
バランスパネル部3の下縁部には該下縁部に沿
つて延在するフランジ片7がバランスパネル部3
と一体成形されている。フランジ片7はバランス
パネル部3の下縁部に対し実質的に直角に折曲し
ており、該フランジ片にはその延在方向に複数個
の貫通孔8が隔置して設けられている。貫通孔8
は各々フランジ片7の延在方向に長い長孔になつ
ている。
フランジ片7には溝形断面を有する金属製の補
強部材9が該フランジ片をその全体に亙つて囲繞
して設けられている。補強部材9はフランジ片7
のフランジ長にほぼ等しい溝深とフランジ片7の
フランジ幅にほぼ等しい溝幅を有しており、フラ
ンジ片7の上下両面に係合する一対の脚片部10
に複数個の貫通孔11がその長手方向に互いに隔
置して設けられている。
貫通孔8と11は補強部材9がフランジ片7に
装着されたとき互いに係合し、これら貫通孔には
合成樹脂製の逆止形状のピン要素12が貫通係合
しており、このピン要素によりフランジ片7と補
強部材9とがフランジ片7の延在方向に貫通孔8
の孔長さに応じた所定量だけ互いに移動可能に連
結されている。
上述の如くバランスパネル部の縁部(自由端)
にその延在方向に沿つて補強部材が取付けられて
いることによりバランスパネル部に必要な剛性が
与えられ、該バランスパネル部がた易く変形する
ことが防止される。また補強部材はフランジ片、
換言すればバランスパネル部に対してその延在方
向に所定量だけ移動可能に連結されているから、
補強部材がバランスパネル部の湿度或いは温度変
化による収縮或いは膨張を拘束することがなく、
これによりバランスパネル部は自由に収縮或いは
膨張し、不規則な波打ち変形を生じることがな
い。
以上に於ては本考案を特定の実施例について詳
細に説明したが、本考案はこれに限定されるもの
ではなく本考案の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとつて明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による補強構造が組込まれた車
輌用補強構造のフロントバンパの一つの実施例を
示す縦断面図、第2図は本考案による車輌用エラ
ストマバンパカバーの補強構造の一つの実施例を
示す分解斜視図である。 1……エラストマバンパカバー、2……バンパ
部、3……バランスパネル部、4……エネルギ吸
収部材、5……リインホースメント部材、6……
マウンテイングブラケツト、7……フランジ片、
8……貫通孔、9……補強部材、10……脚片
部、11……貫通孔、12……ピン要素。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパ部の下部にバランスパネル部を一体に有
    している車輌用エラストマバンパカバーの補強構
    造にして、バランスパネル部の下縁部に該下縁部
    に沿つて延在するフランジ片が設けられ、前記フ
    ランジ片には溝形断面の補強部材が該フランジ片
    を囲繞して設けられ、前記フランジ片と前記補強
    部材とは該両者に穿設され互いに整合する貫通孔
    に貫通係合したピン要素により前記フランジ片の
    延在方向に所定量だけ互いに移動可能に連結され
    ていることを特徴とする車輌用エラストマバンパ
    カバーの補強構造。
JP18931682U 1982-12-15 1982-12-15 車輌用エラストマバンパカバ−の補強構造 Granted JPS5992055U (ja)

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JP18931682U JPS5992055U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 車輌用エラストマバンパカバ−の補強構造

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JP18931682U JPS5992055U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 車輌用エラストマバンパカバ−の補強構造

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Publication Number Publication Date
JPS5992055U JPS5992055U (ja) 1984-06-22
JPS633545Y2 true JPS633545Y2 (ja) 1988-01-28

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ID=30408196

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JP18931682U Granted JPS5992055U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 車輌用エラストマバンパカバ−の補強構造

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JPS5992055U (ja) 1984-06-22

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