JPH03224848A - 配線部内設構造樹脂ボディの製造方法 - Google Patents

配線部内設構造樹脂ボディの製造方法

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JPH03224848A
JPH03224848A JP2016671A JP1667190A JPH03224848A JP H03224848 A JPH03224848 A JP H03224848A JP 2016671 A JP2016671 A JP 2016671A JP 1667190 A JP1667190 A JP 1667190A JP H03224848 A JPH03224848 A JP H03224848A
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JP
Japan
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skin
wiring
wiring member
resin body
foam material
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Pending
Application number
JP2016671A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Kimura
木村 顕一郎
Takashi Aoki
孝志 青木
Hirofumi Otsuka
浩文 大塚
Masao Ono
正夫 大野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は配線部内設構造の樹脂ボディの製造方法に関す
る。
(従来の技術) 一般に、自動車や航空機等の乗物に樹脂ボディが用いら
れ強度、剛性を必要とする部位には、発泡材を充填する
ことが行なわれている。従来、この場合発泡材は筒状部
の空洞部を完全に遮断するよう充填されるため、配線部
材はボディの外側を露出或いはボディ内部を通す場合に
は保護パイプに挿入され配設されている。
(発明が解決しようとする課題) したがって、外観及びスペース上極めて不利で、部品点
数も多くなり作業効率の悪いものであった。
また負荷の設置場所(例えば室内と室外にまたがるハー
ネスの場合等)によってはボディに開口や貫通穴を設け
この開口や貫通穴に配線部材を挿通させ配設する必要が
あり、加工工数や組付工数の増加とボディの強度、剛性
面に影響を与えるとともに室内への騒音等種々問題があ
った。
係る課題を解決する目的で、前記筒状の空洞部にパイプ
を配設し発泡材を充填した後に、このパイプを利用して
配線部材を配設する方法が行なわれている。(実公昭6
3−148580号公報)しかしながら、この構造では
、発泡材を充填する部位に制約され、また配線処理上パ
イプ形状の自由度が少なく有効なスペースレイアウトが
困難となり、配線処理作業も容易に行なえないものとな
っている。
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
、配線部材のスペースレイアウト上の制約を受けること
なく、発泡材の充填される部位或いは充填を必要としな
い部位の夫々において適用し得える作業効率の高く、剛
性及び信頼性の高い配線部内設構造樹脂ボディの製造方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、樹脂ボディの製造方
法において、ボディの成形時にボディ内に配設される配
線部材を合成樹脂にて成形されるインナースキン或いは
アウタースキンに支持部材を介して固定し、次にこのイ
ンナースキンとアウタースキンを接合させ、この接合に
より配線部材が内設される空洞部を有するサンドイッチ
構造のボディを製造する。
上記製造方法において強度、剛性を必要とする部位につ
いては、上記空洞部の略中央部に配線部材が配設され且
つ発泡材の流れに対する抵抗が小さな支持部材により固
定され、更に上記空洞部に発泡材を充填しボディを製造
する。
また上記製造方法において強度、剛性を必要としない部
位については、配線部材はインナースキン或いはアウタ
ースキンの内面に一体成形されたリブを利用してスキン
の壁面に沿うよう固定されボディを製造する。
(作用) 上記のように、ボディ成形時に配線部材を配設できるた
め作業工数の低減と、直線的に配線部材を配設できる等
配線構造の自由度が高く且つコストおよび重量の低減が
図れるものである。また、発泡材を充填する場合におい
て、発泡材の流れに対し抵抗の小さな支持部材を採用す
ることにより充填性を高められ剛性の高い樹脂ボディと
することができるとともに、充填の作業性も優れたもの
となっている。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
(1)まず強度、剛性を必要とする部位に適用される発
泡材を充填する配設部内設構造の製造方法について説明
する。
第1図及び第2図は最適実施例を示したもので、第1図
に乗物の樹脂ボディを構成するインナースキンlとアウ
タースキン2と配線部材3と、この配線部材3と路間−
径の内環部分とこの内環部分と同心の外環部分とが断面
鍵穴状に接合された配線部材3の支持部材であるクリア
ランスリング6を示す。
第1図に基づきこの樹脂ボディの製造工程を説明すると
、 ■まず、配線部材3に支持部材(ここではクリアランス
リング)6を適当な間隔に装着する。
■支持部材6の装着された配線部材3をインナースキン
lもしくはアウタースキン2内に配置し、その上部より
他方のスキンを接着剤で接合させサンドイッチ構造を形
成する。
■サンドイッチ構造に形成される空洞部4に発泡材5を
充填させる。
の手順で行なわれる。
第1図のクリアランスリングタイプでは、クリアランス
リング6はABS又は針金等によりクリップ状のリング
を形成し、容易に配線部材3に装着でき作業性も向上す
る。
また、クリアランスリング6の占める面積が空洞部4の
断面積に対して非常に小さく、発泡材5の流れに対する
抵抗が小さくできるとともに、スキン1,2と配線部材
3との距離も確保される。
また、第1図Cに示すような大径のクリアランスリング
6′を用いた場合、スキン1,2とクリアランスリング
6′とが接触し、クリアランスリング6′のスプリング
効果により止着できるものもある。
第2図は別実施例の平行リブクリップタイプを示したも
のである。
この第2図に示す平行リブクリップタイプでは、インナ
ースキン1又はアウタースキン2のどちらかの内面にハ
ーネスホルダークリップ8を支持するリブ7を一体成形
し、配線部材3にハーネスホルダークリップ8を装着さ
せ、このハーネスホルダークリップ8を上記リブ7に挿
着し固定するものである。
即ち、配線部材3は空洞部4の略中央部に配設され、配
線部材3とスキン1,2が接触することなく、またリブ
7は発泡材の流れと平行に形成されているため、この流
れに対する抵抗が小さく、発泡材5の充填性を高める構
造のものである。
この発泡材を充填した樹脂ボディにおいて第3図(a)
に示すように配線部材3は中央部付近に位置することが
発泡材の充填性および樹脂ボディの強度、剛性の面で好
ましく、配線部材3を何も固定しないで発泡材5を充填
した場合、配線部材3は発泡材の流れに押されて第3図
(b)に示すようにスキン1,2接触してしまう可能性
が高く、スキン1,2と配線部材6が近接すると発泡材
の充填性が低下し発泡の巣9が形成され樹脂ボディの強
度、剛性が低下する。
従って、本発明では充填性の高いボディとするため配線
部材の支持部材はスキンと配線部材が接触することのな
い、発泡材の流れに対する抵抗が小さく、またボディに
開口部を設ける必要のない条件を満足するものとした。
このような支持部材を用いて配線部材が上記ボディ内に
ボディ形成時に内設されることにより製造工程上、作業
効率を向上させるとともに工数低減が図れる利点がある
とともに剛性の高いボディな形成できる。
(2)次に発泡材を充填しない配設部内設構造樹脂ボデ
ィの構造方法について説明する。
第4図〜第6図にその実施例を示す。
まず発泡材を充填する場合との違いについて説明する。
発泡材を充填する場合発泡材の充填性及びボディの剛性
を高めるため配線部材は空洞部の略中央部に支持部材を
介して配置される固定方法を用いた。
しかしながら発泡材を充填しない場合は、この方法では
、空中配線となり、ボディの振動により局部的に力が配
線部材に加わったり、配線部材の自重や振動等で固定部
が緩み、配線部材の弛み、たるみ、位置ずれ等が起きや
すく、トラブルの原因ともなり得る。
従って発泡材を充填する場合とは逆に配線部材はスキン
の壁沿いに固定する方が好ましく、本発明では作業性、
コスト面で有利となるスキン内面に一体成形されたリブ
を利用する固定方法を用いた。
第4図は本発明に係る樹脂ボディの構成部材の一例を示
したもので、インナースキン1とアウタースキン2と配
線部材3とインナースキン1又はアウタースキン2のい
ずれかの内面に一体成形されたリブlOとリブlOに挿
着して配線部材3を固定するはさみ込みタイプの固定部
材11を示す。
この方法を用いた樹脂ボディの製造工程を第4図に基づ
き説明すると、 ■まず、インナースキンl又はアウタースキン2のいず
れか内面に略中央部に配線部材の通る切欠部を有するリ
ブ10が一体成形され、その切欠部に配線部材3を配置
する。
■その上部よりリブlOに挿着可能なりリップ状の固定
部材11を挿着し配線部材3をスキンに沿って固定する
■次に他方のスキンを接着剤で接合させサンドイッチ構
造を形成する。
の手順で行なわれる。
第5図のはさみ込みタイプは上記クリップ状の固定部材
11の代わりにスラブ材12を利用した 0 ものである。
第6図は内面にリブ13を形成したアウタースキン2と
配線部材3を固定する鉤状突起をもったクリップ状の固
定部材14を示す。この固定部材14は配線部材に容易
に装着できるクリップ状に形成されているとともにリブ
13に容易に挿着できる構造となっているものである。
以上述べたように配線部内設構造樹脂ボディにおいて、
配線部材は発泡材を充填する部位は空洞部の中央部に、
また充填しない部位はスキン壁面に沿うよう配設される
のが好ましい。
従って発泡材の充填する部位と充填しない部位との境界
部では、スロープの溝が形成されたスラブ材等を用いて
、配線部材の位置をなだらかに中央部から壁面部に変化
させ、配線処理することもできる。
また、上記ではスキンの形状は凹型で説明したが、外観
上凸状形状の少ないものがスペース上有利となりスキン
の形状は凹型に限られるものではない。
i (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば樹脂ボディにおい
て、ボディ形成時に配線部材が内股され一体的に形成さ
れるため、作業効率の向上が図れるとともに、信頼性の
高い配線構造と剛性の高いボディを形成できる。
また露出配線をなくした、外観上すっきりとしたものに
でき、スペースレイアウト上制約を受けることなく自由
度の高い配線構造を可能とした等優れた効果を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は発泡材を充填した配線部内設樹脂ボディ
の一例を示す斜視図、第1図(b)  、 (c)は同
樹脂ボディの断面図、第2図(a)は同構造における平
行リブクリップタイプの構成部材を示す斜視図、第2図
(b)は同樹脂ボディの断面図、第3図(a)  、 
(b)は発泡材を充填した場合の樹脂ボディの内部状態
を示す断面図、第4図(a)は発泡材を充填しない樹脂
ボディの構成部材の一例を示す斜視図、第4図(b)は
同樹脂ボディの一部省略断 2 面図、第5図(a)は同構造におけるはさみ込みタイプ
の構成部材を示す斜視図、第5図(b)は同樹脂ボディ
の一部省略断面図、第6図(a)は同構造におけるクリ
ップ固定タイプの構成部材を示す斜視図、第6図(b)
は同樹脂ボディの一部省略断面図である。 尚図面中、1はインナースキン、2はアウタースキン、
3は配線部材、4は空洞部、5は発泡剤である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗物の樹脂ボディの製造方法において、ボディの
    成形時に配線部材を合成樹脂にて成形されるインナース
    キン或いはアウタースキンに支持部材を介して固定し、
    次にこのインナースキンとアウタースキンを接合させ、
    この接合により配線部材が内設された空洞部を有するサ
    ンドイッチ構造のボディを形成することを特徴とする配
    線部内設構造樹脂ボディの製造方法。
  2. (2)上記空洞部の略中央部に配線部材が配設され且つ
    発泡材の流れに対する抵抗の小さな支持部材を介して固
    定され、更にこの空洞部に補強の発泡材を充填すること
    を特徴とする請求項1記載の配線部内設構造樹脂ボディ
    の製造方法。
  3. (3)上記配線部材がインナースキン或いはアウタース
    キンの内面に一体成形されたリブを利用し、スキンの壁
    面に沿うように固定されることを特徴とする請求項1又
    は2記載の配線部内設構造樹脂ボディの製造方法。
JP2016671A 1990-01-26 1990-01-26 配線部内設構造樹脂ボディの製造方法 Pending JPH03224848A (ja)

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