JPS6332504B2 - - Google Patents

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JPS6332504B2
JPS6332504B2 JP54167465A JP16746579A JPS6332504B2 JP S6332504 B2 JPS6332504 B2 JP S6332504B2 JP 54167465 A JP54167465 A JP 54167465A JP 16746579 A JP16746579 A JP 16746579A JP S6332504 B2 JPS6332504 B2 JP S6332504B2
Authority
JP
Japan
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wheat
roll
flour
storage unit
grain
Prior art date
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Application number
JP54167465A
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English (en)
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JPS55116448A (en
Inventor
Metsusheraa Erunsuto
Kyumaa Emanyueru
Barutensuperugaa Ueruna
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GEBURU BYUURAA AG
Original Assignee
GEBURU BYUURAA AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GEBURU BYUURAA AG filed Critical GEBURU BYUURAA AG
Publication of JPS55116448A publication Critical patent/JPS55116448A/ja
Publication of JPS6332504B2 publication Critical patent/JPS6332504B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C9/00Other milling methods or mills specially adapted for grain
    • B02C9/04Systems or sequences of operations; Plant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C25/00Control arrangements specially adapted for crushing or disintegrating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、プロセス要素、すなわち穀類を製粉
するためのロールミル、篩等穀類製粉設備の諸要
素に直接関係する動作プロセスパラメータの実際
値を測定し、該測定値が所定の値、すなわち目標
値となるように前記プロセス要素を制御するよう
にした穀類製粉設備に関する。 本発明の技術的背景の説明に先立つて、本明細
書で使用する2、3の概念を詳細に説明する。 「プロセス量」は、本質的に、所与のプロセス
量と、動作プロセス量とを含む。 「所与のプロセス量」は、本質的に、所与のプ
ロセスパラメータおよび目標量から成る。 「動作プロセス量」は、本質的に、動作プロセ
スパラメータから成る。 「入力信号量」とは、プロセス量の定量的及び
又は定性的評価から得られるデータをいう。 「所与のプロセスパラメータ」は、プロセスに
あらかじめ定められていてプロセスに対して外部
から影響を与える所与の変数又は常数である。 「所与の変数」は、例えば、相対湿度、気温等
である。上記変数の入力信号量は、例えば、%及
び℃で表わした数値である。 「所与の常数」は、例えば、穀物の種類及び品
質、小麦の種類及び品質、小麦混合物等である。
穀物の種類についての入力信号量は、例えば、品
種指示(ライ麦、小麦、大麦、カラス麦、トウモ
ロコシ等、あるいは、それらの慣用の植物学的分
類名称)である。小麦の種類についての入力信号
量は、例えば、軟質小麦、デユラム小麦等であ
る。小麦の品質は例えば、小麦の灰分、蛋白質
分、グルテン分(何れも単位は重量%)等の入力
信号量によつて表現できる。小麦混合物の入力信
号量は、例えば、次のように表わされる。X−小
表Aの重量%、Y−小麦Bの重量%、Z−小麦C
の重量%等。 「所与のプロセス常数」としては、更に小麦の
収穫年度、作付地域、小麦の貯蔵期間、小麦の比
重、使用ロール及び又はミルの種類(入力信号量
は、例えば、平滑ロール、旋条付ロール)、使用
ロールの単位長さ(ロール長さ/処理能力)、使
用する各装置(例えば、浄化装置、散水装置、脱
穀機、皮むき機、分級機、堅粉選別機等)の機
種、穀類製粉設備の処理能力等を挙げることがで
きる。 「目標量」とは、製粉プロセスによつて達成す
べき量をいう。即ち、例を挙げれば、精白粉収
量、穀粉混合物、得られた穀粉の諸性質(品質、
明るさ、水分、灰分、湿潤性、抱水量)等であ
る。穀類製粉設備におけるプロセスの実施に際し
ては、できる限り目標量に近い出力量、即ち製品
を得ることを目的とする。 「動作プロセスパラメータ」は、本質的に製粉
プロセスにおいて任意に影響を与え得る、従つ
て、特に制御又は調整可能なパラメータである。
即ち、例を挙げれば、ロールギヤツプ、ロール圧
力、ロール速度、ロール温度、被粉砕物の温度、
散水及び貯蔵に起因する被粉砕物の水分、最小処
理量と最大処理量とによつて与えられる範囲内の
処理量、分級割合(即ち、篩下と篩上との割合)
等である。 動作プロセスパラメータは、更に、プロセス要
素に直接的に関係する動作プロセスパラメータ及
びプロセス要素に間接的に関係する動作プロセス
パラメータの2種類に分類される。 プロセス要素「ロール対」に直接的に関係する
動作プロセスパラメータは、例えば、ロールギヤ
ツプ、ロール温度、ロール圧力等である。プロセ
ス要素「製粉穀類」に直接関係する動作プロセス
パラメータは、例えば、温度、散水及び貯蔵に起
因する水分等である。 プロセス要素「ロール対」に関して、動作プロ
セスパラメータ「分級割合」は、ロール対に間接
的にのみ関係するパラメータである。何故なら
ば、分級割合はロール対にのみ関係するものでは
なく、使用する製粉穀類、製粉穀類の調整状態、
篩、処理量等にも関係するからである。 上述の説明から明からなように、1つの動作プ
ロセスパラメータが、間接量であるかあるいは直
接量であるかという問題は、該パラメータが如何
なるプロセス要素又はプロセス量に関係するかと
いうことに依存する。パラメータ「ロールギヤツ
プ」は、プロセス要素「ロール対」に直接関係し
得るが、プロセス量「分級割合」又はプロセス要
素「ロールギヤツプ後の製粉穀類」には間接的に
関係し得るにすぎない。 穀類製粉設備において行われる穀類製粉プロセ
スには、多数の因子があるが、特に、下記の2つ
の因子によつて特徴づけられる。 明色の穀粉及び堅粉の収量及び概ね試料とな
るふすま、穀等の残渣 灰分値 顧客は、精白粉に対しては、極めて低い灰分値
を要求する。他方、製粉業者は、できる限り多量
の穀粒を加工することを望む。このために、操作
者すなわち製粉主任は、その感覚によつて多数の
因子(例えば、穀類品質、最初の挽き穀類の状
態、特に殻の状態、即ち、その破壊状態、流動
性、粒性、殻の表面状態、堅粉の生成状態、手触
り等)を監視する。更に、試験室において、ベー
キング特性、パンの風味、香り等のチエツクがな
される。 近年、ミルの自動化工場によつて多数の提案が
されている。このうち最も手近なものは、穀類製
粉設備をコンピユータで制御する方式である。こ
れについては、すでに20年来、実験がされている
が、この種の中央コンピユータは、サイロ側又は
記帳側における特殊な使用例を除けば、実用化さ
れていない。コンピユータの上記のような特殊の
使用例では、単に、すべての所要情報を集め、特
に記帳のために処理し、記憶し、プリントしてい
るにすぎない。穀類製粉設備の製粉プロセスを制
御する中央コンピユータには、該コンピユータが
故障した場合、場合によつてはコンピユータが外
乱を受けても、主製粉設備を停止しなければなら
ないという欠点がある。更に、コンピユータは、
従来、製粉主任でなければ解決できなかつた問題
を解決できるか否か疑わしい。 すなわち、製粉主任は、その視覚によるだけで
なく、味覚及び嗅覚から最終製品の良否の判断を
下すが、コンピユータはこのような判断を下さな
い。更に、製粉主任は、穀類製粉設備の次段にお
ける連鎖反応的因果関係に考慮を払うがコンピユ
ータはこのような考慮を払わない。 穀類を製粉するためのプロセス要素を、所望の
最終製品が得られるように、コンピユータにより
制御する穀類製粉設備の一つとして、特開昭53−
11757号公報に記載された設備がある。この穀類
製粉設備は、ある一つのプロセス要素たとえばロ
ールスタンドに直接関係する動作プロセスパラメ
ータたとえばロールギヤツプの実際値を測定する
手段と、測定された実際値を目標値と比較するコ
ンピユータと、該コンピユータの出力信号を基に
して前記ロールスタンドを制御する駆動手段とを
含む。前記ロールスタンドは、該ロールスタンド
に直接関係する動作プロセスパラメータすなわち
ロールギヤツプの実際値が前記目標値となるよう
に、調節される。 前記目標値は、これを変更すべきときに、パン
チカード、手動操作の設定器のような手段によ
り、前記コンピユータに入力される。このため、
前記製粉設備は、前記目標値が既知であれば、目
標値を速かに入力することができること、入力作
業が容易であること等の利点を有する。 しかし、従来の前記製粉設備は、記憶された目
標値が変更されない限り、プロセスパラメータの
実際値が変更されないため、最適な目標値が未知
であると、最適な目標値を得るために、粉砕され
た製品の良否を判定する作業と、目標値を記憶す
る作業とを、プロセスパラメータが最適値に達す
るまで、複数回繰り返し行うことが必要である。
しかも、これらの作業は、製粉主任にとつて面倒
であり、また、熟練の要る、時間の掛かる作業で
ある。 本発明の目的は、最適な目標値が未知の場合
に、製粉主任が前記動作プロセスパラメータの目
標値を最適な値に容易に変更することができる穀
類製粉設備を提供することにある。 本発明の穀類製粉設備が特徴とするところは、
駆動手段と制御手段との間にスイツチ手段を配置
してこれらを切離し可能に接続したこと、前記駆
動手段を、前記スイツチ手段が開放されていると
き、製粉主任による手動制御よつて作動させるこ
とができる手段としたこと、および、前記制御手
段を、前記スイツチ手段が開放されている間に、
前記測定手段により測定された実際値を記憶ユニ
ツトの所定の部位に新たな目標値として記憶する
ことができる手段としたことにある。 本発明によれば、駆動手段を制御駆動から切り
離し、製品を監視しつつ、駆動手段を手動で作動
させて前記動作プロセスパラメータを最適な製品
が得られる値に調節し、該値を前記測定手段で測
定し、この測定値を前記記憶ユニツトに新たな目
標値として記憶することにより、前記目標値を最
適な値に変更することができるから、未知の最適
な目標値の設定作業が容易であり、したがつて、
熟練および時間を要することなしに未知の最適な
目標値を新たに設定することができる。 本発明の実施例を添付の図面を参照して、以下
に詳細に説明する。 第1図に示すサイロ域は、穀類粉砕設備への穀
物(以下、小麦であるものとして説明する。)の
入口部をなす。製粉すべき小麦は、例えば、貨車
又はトラツクから商品受入域100に供給され
る。小麦は、受入域100から、チエーンコンベ
アのような移送装置101に移される。移送装置
101は、小麦をエレベータと称されている昇降
コンベヤ102に送る。昇降コンベヤ102は、
小麦を前記サイロ域内の所定の高さ位置まで上げ
る。秤量機103において、サイロ108へ供給
する小麦の秤量が行われる。小麦は、秤量機10
3から浄化・分離・分級装置104に供給され
る。 上記装置104において、小麦の最初の浄化が
行われる。同時に例えば、回転篩によつて、小麦
から異物を除く粗分離が行われる。小麦は、浄
化・分離・分級装置104を通過した後、別の昇
降コンベヤ105に送られ、上昇されて、別の移
送装置107に供給される。移送装置107は、
小麦を1列又は数列に配設された投入用サイロ1
08へ送る。本実施例においては、各サイロ10
8の容量は300tである。移送装置107は、所定
のサイロ108に1貯留分の小麦を送り得るよう
設計されている。従つて、移送装置107によつ
て、様々の量の同種小麦又は類似の小麦を所定の
サイロに装入することができる。 サイロ108の底部の排出口109は、コンピ
ユータからの指令に基づいて開放される。従つ
て、小麦は、各サイロ108から選択的に抜き出
され、チエーンコンベアのような別の移送装置1
10によつて送り出される。移送装置110は、
小麦を再び昇降コンベヤ102に送る。小麦は、
昇降コンベヤ102を出て、再び秤量機103、
浄化・分離・分級装置104及び昇降コンベヤ1
05を通過する。しかしながら、小麦は、今回は
移送装置107ではなく、別の移送装置106,
106′(第2図)に送られる。 小麦は、第1図及び第2図に示す移送装置10
6,106′を介して、4つの短期貯蔵用サイロ
111に送られる。該短期貯蔵用サイロ111内
には、所望の最終製品に必要な種類および量の小
麦が、これを製粉して最終製品とするまでの期間
貯蔵される。 小麦は、サイロ108に貯蔵されている間、熱
風又はそれ自体公知の加熱装置により乾燥させる
ことができる。この乾燥によつて、小麦の重量
は、10〜12重量%減少する。従つて、秤量機10
3は、サイロ108から抜き出した小麦の重量監
視にも役立つ。即ち、秤量機103を用いて、以
降の粉砕工程に送られる小麦の重量を測定する。 短期貯蔵用サイロ111の底部には、サイロを
空にできる特殊な排出口が設けてある。サイロ排
出口とこれの後段に配置された、スクリユーコン
ベアのような別の移送装置112との間には、流
量用調節装置114が配置されている。流量用調
節装置114は、第7図を参照して後で詳細に説
明する。流量用調節装置114は、別の昇降コン
ベヤ113へ移送する小麦の移送装置112への
供給量を調節する。短期貯蔵用サイロ111内に
多種の小麦が貯蔵してある場合には、流量用調節
装置114を用いて、所望の小麦混合物を移送装
置112に送ることができる。1つの短期貯蔵用
サイロ111に所望の小麦混合物を収納すること
もでき、この場合には、1つの上記短期貯蔵用サ
イロ111からのみ移送装置112へ穀類の排出
を行えばよい。また、この場合には、例えば、サ
イロ108と移送装置110との間に流量用調節
装置を配設してもよい。 昇降コンベヤ113は、小麦を穀類砕粉設備の
最上貯蔵個所まで上昇させる。小麦は、前記貯蔵
個所から、先ず、秤量機Wに達する。小麦は、該
秤量機Wを通過した後、それ自体公知の別の浄
化・分離・分級装置115に送られる。前記装置
115には、いわゆる、中間セパレータZを装備
することができる。小麦は、浄化・分離・分級装
置115を通過した後、乾燥・石選別機116を
通過する。石選別機116も、それ自体公知であ
る。空気の浄化のために、ニユーマチツク作動式
フイルタによつて含塵空気を浄化する空気浄化装
置Lが石選別機116に関連されて配置されてい
る。小麦は、石選別機116を通過した後、種
子、別の植物部分、類似の異物を小麦から除去す
るそれ自体は公知の選別機117に達する。小麦
は、選別機117を通過することにより、本質的
に純粋なものとされる。 浄化ずみの小麦は、別の昇降コンベヤ117を
介して、散水域120に達し、次いで、散水域1
20下方の貯蔵サイロ121に達する。散水域1
20には、散水用調節装置123が配置されてい
る。散水用調節装置123は、第8図に詳細に示
されている。散水とは、小麦を湿潤状態とするこ
とを云う。散水域120では、先ず、乾燥状態の
小麦の含水量を測定する。上記測定結果から、小
麦の調整に必要な水量を計算する。よく知られて
いるように、穀種によつて異なるが、小麦の場
合、含水量が16〜17%であると、穀類製粉設備に
よる小麦の製粉作用が最良となる。散水域120
において、散水機122内で小麦に水が添加され
る。 小麦は、散水機122を通過した後、貯蔵用サ
イロ121に達する。小麦は、水を含んだ状態
で、貯蔵用サイロ121内に少時間滞留する。貯
蔵時間すなわち滞留時間は、所要の水分を得るた
めに添加する水が実際上完全に吸着されるよう選
定される。小麦は、次いで、サイロ121の底部
から排出される。排出には、流量用調節装置12
6が用いられる。流量用調節装置126の構造
は、流量用調節装置114のそれと同一である。
流量用調節装置126からの小麦は、スクリユー
コンベアのような別の移送装置127に達し、次
いで、昇降コンベヤ128に達する。 1回の散水・貯蔵によつて小麦の含水量が所望
の値(16〜17%)に達しない場合には、散水・貯
蔵工程を反覆すればよい。 流量用調節装置126において、各種の小麦を
混合してもよい。しかし、この場合、小麦の含水
量は同一でなければならない。 小麦に添加すべき水量は、処理すべき小麦の初
期含水量に依存する。小麦の産地が高温・乾燥地
域である場合には、所望の含水量を得るのに、多
量の水を添加しなければならない。この場合に
は、散水・貯蔵操作を上述の如く、複数回行えば
よい。これに対して、小麦の含水量が高い場合に
は、上記操作は1回で十分である。 昇降コンベヤ128は、小麦を、それ自体は公
知の脱穀機129に送る。小麦は、次いで、小麦
表面を水で濡らすよう設計されたそれ自体は公知
の表面湿潤機130に送られる。このようにし
て、小麦粒の表面の含水量は増加される。次い
で、小麦は、別のサイロ131に送られる。小麦
は、サイロ131内に比較的短時間(例えば、約
30分間)貯留される。この際、小麦粒の表面に附
着した水分は内部に少量浸透し、これにより小麦
は膨潤する。小麦は、サイロ131から秤量機1
32に送られ、次いで次段のロールミル即ちロー
ルスタンドB1に送られる。 散水・貯蔵域の流量用調節装置114,126
は、共通の記憶ユニツトを使用して、場合によつ
ては、指令コンピユータ40を用いて制御するこ
とができる。散水用調節装置120についても同
じである。この種の装置の例を第8図に示す。 流量用調節装置114,126及び散水用調節
装置123は、場合によつては、実際値検知用の
測定素子及び動作プロセスパラメータ調節用の駆
動素子のみを各被制御機器に設け、残余の部分を
指令コンピユータ40と一体にするよう設計して
もよい。 第2図に示す電路及び素子52,53,S1,
M2,3,45は、第7図、第8図及び第9図を参照
して後に詳細に説明する。別の実施例では、指令
コンピユータ40から、更に、別の記録用電路P
が伸びている。更に、指令コンピユータに制御信
号を与える入力制御電路Stiが設けられている。
この種の制御信号は、実際値を測定器又は別種の
パラメータの検知器で監視することにより発生す
ることができる。出力制御電路Stoは、駆動素子
に制御信号を与える。 第2図の右側に、例えば、空気浄化に使用する
ニユーマチツク管路を示す。 第3図には、粉砕・分級域が線図で示されてい
る。サイロ131から送給される小麦は、先ず、
符号200を付されたロールスタンドB1に供給
される。 第5図に第3図を簡単化した粉砕・分級域を示
す。同図には、6つのロールスタンドB1,B
2,B3,C1,C2,C3と、6つの分級機
と、2つの堅粉選別機とが示されている。第5図
は、第3図をより十分に理解するのに役立つ。 第5図に示す破砕・分級域には、3つの破砕ロ
ールスタンド140,141,142及びこれら
に関連する分級機143,144,145が配置
されている。これら破砕ロールスタンドの破砕用
ロールは、小麦を破砕するので、破砕ロールと呼
ばれる。破砕ロールは、旋条を切つた表面を有し
ており、従つて、ライフルロールとも呼ばれる。
分級機としては、例えば、平面分級機を使用でき
る。第5図の破砕・分級域には、また、3つの平
滑ロールスタンド146,147,148と、こ
れらに関連する分級機149,150,151と
が配置されている。これら平滑ロールスタンドの
ロールは、表面が平滑であり、従つて、平滑ロー
ルとも呼ばれる。破砕ロールスタンドと平滑ロー
ルスタンドとの間には、堅粉選別機152,15
3が配置されている。ロールスタンド、分級機及
び堅粉選別機自体は公知である。しかしながら、
これらのための駆動手段は、第3図に示すコント
ローラ50,50a,50b,50c,50dに
よつて制御できるよう設計されており、従つて、
破砕・分級用調節装置内で駆動素子をなす。これ
に関しては、例えば、第6図及び第11図に関す
る説明において、更に詳細に説明する。 第5図において、被粉砕物すなわち小麦は、秤
量機132から初段の破砕ロールスタンド140
を経て、分級機143に達する。分級機143
は、図示の実施例では、2つの篩、即ち、インチ
当りワイヤ本数約30本の第1篩154と、メツシ
ユ巾約140μの第2篩155とを有する。従つて、
篩154,155の排出口156,157,15
8には、いわゆる、篩上分、即ち、篩を通過しな
い部分(排出口156)と、堅粉(排出口15
7)と、穀粉(排出口158)とが得られる。 排出口158に得られた穀粉は、排出管路15
9を介して容器B1(例えば、別のサイロ)に送
られる。排出口156に得られた篩上分は、次段
の破砕ロールスタンド141に送られる。排出口
157に得られた堅粉は、第1の堅粉選別機15
2に送られ、ここで処理される。即ち、排出口1
57から堅粉選別機152へ供給された堅粉のう
ち、小麦胚芽及び殻部分は排出口161に送ら
れ、堅粉は排出口160に送られる。排出口16
1に得られた殻部分は、次いで、分級機143の
排出口156の篩上分とともに次段の破砕ロール
スタンド141に送られる。排出口160に堆積
した純堅粉は、初段の平滑ロールスタンド146
に送られる。 破砕ロールスタンド141による破砕物は、イ
ンチ当りワイヤ本数約36本の第1篩162とメツ
シユ巾約132μの第2篩163とを有する分級機
144に送られる。分級機144には、篩上分排
出口164、堅粉排出口165及び最終製品(穀
粉)排出口166が設けられている。排出口16
6に堆積した穀粉は、排出管路167を経て、最
終製品貯蔵用のタンク(例えば、サイロB2)に
供給される。排出口164に堆積した篩上分は、
最終段の破砕ロールスタンド142に送られる。
排出口165に堆積した堅粉は、第2の堅粉選別
機153に送られる。上記選別機の排出口168
に堆積した純堅粉は、次段の平滑ロールスタンド
146に送られる。選別機153の排出口169
に堆積した殻部分すなわち残滓は、最終段の破砕
ロールスタンド142に送られる。 最終段の破砕ロールスタンド142による粉砕
物は、分級機145に送られる。分級機145
は、インチ当りワイヤ本数約40本の第1篩170
と、メツシユ巾約132μの第2篩171とを有す
る。分級機145には、篩上分を排出管路173
に送出す排出口172が設けられている。殻残滓
即ちふすまは、排出管路173を介してタンク
(例えば、サイロ)に送られる。分級機145は、
更に、第2の選別機153に送られる堅粉の排出
口174を備えている。分級機145の排出口1
75に堆積した最終製品は、排出管路176を介
して、サイロB3に送られる。 平滑ロールスタンド146において粉砕された
生成物は、2つの篩段177を有する分級機14
9に送られる。篩段177は、並例に作動し、ま
た、約150μのメツシユ巾を有する。分級機14
9は、排出口178,179を備える。排出口1
78に堆積した篩上分は、次段の平滑ロールスタ
ンド147に送られる。排出口179に堆積した
穀粉は、排出管路180を介して、最終製品タン
クに送られる。このタンクは、例えば、サイロC
1である。分級機149は、約40メツシユの粗篩
181を有する。上記粗篩181の篩上分は、最
後の分級機151に送られる。粗篩181の篩上
分は、本質的に殻部分から成るが、最終分級機1
51で分離される少量の穀粉を含んでいる。 平滑ロールスタンド147から排出された粉砕
物、2つの篩182を有する分級機150に送ら
れる。篩182は、約132μのメツシユ巾を有し、
並列に作動する。両篩182の篩上分は、排出口
183に堆積し、最終平滑ロール対148に送ら
れる。分級機150の排出口184に堆積する穀
粉は、排出管路185を介して、対応するタンク
に達する。分級機150も、約50メツシユの粗篩
186を有する。粗篩186の篩上分は、同じく
最終分級機151に達する。 最終段の平滑ロールスタンド148から排出さ
れた材料は、並列に作動する2つの篩187を有
する分級機151に送られる。上記双方の篩の
各々は、約132μのメツシユ巾を有する。上記篩
の篩上分は、排出口188及び排出管路189を
介して、微細ふすま用タンクに達する。分級機1
51で得られた穀粉は、排出口190及び排出管
路191を介して、穀粉サイロに達する。上述の
説明から明らかなように、破砕ロールスタンド1
40に送られた未粉砕の小麦は、破砕され、分級
され、精製され、これにより排出管路159,1
67,176,180,185,191に様々の
品質の穀粉すなわち小麦粉が得られる。これらの
小麦粉は、第5図において、サイロB1,B2,
B3,C1,C2,C3に蓄えられる。 小麦粉と分離された殻部分は、排出管路17
3,189に排出される。第5図を参照して、粉
砕・分級域の極めて簡単化した実施例を説明し
た。ロールスタンド、分級機及び堅粉選別機の基
数は、実際にはもつと多い。この基数は、一方で
は、処理すべき穀類の種類及び使用する製粉設備
に依存し、他方では、処理量及び意図する最終製
品に依存する。第3図に示す粉砕・分級域の実施
例は、極めて多数のロールスタンド200(20
基)、分級機201(20基)及び堅粉選別機20
2(10基)を有する。 付属スイツチ27、目標値発信器52及び実際
値中継導線S1と並んで第3図に示すコントローラ
50,50a,50b,50c及び50dは、第
11図及び第6図〜第9図に基づいて後に詳細に
説明する。同様に、指令コンピユータ40と記憶
ユニツト42とを備える制御ユニツト30につい
ても、後に詳述する。製粉領域すなわち粉砕・分
級域においても、個々のコントローラ50,50
a,50b,50c,50dは、階層制御方式に
よる場合その階層制御段の第2平面又は第3平面
において、即ち指令コンピユータに統合すること
ができる。この場合、破砕・分級域用の調節装置
は、制御されるべき機械部分すなわち被制御部に
単に実施値センサーと駆動素子すなわちサーボモ
ーターとが備えられるように設計される。 前記粉砕・分級用調節装置の残りの部分は、階
層制御段の第2平面又は第3平面であれ、共通の
モジユールにおいて、即ち指令コンピユータに統
合され、そして場合によつては一体化される。し
かし、この場合特に、それぞれの機械部分は個々
に制御可能になるように設計される。この制御
は、ロールスタンドにおいて、特にそれ自体公知
のロール調整手段すなわち駆動手段を介して行わ
れる。しかし、ロール駆動手段は、これが制御信
号によつて制御可能となつているその限りにおい
て、公知の駆動手段に対して変えることができ
る。コントローラ又はその部分がまとめられてい
るモジユールは、指令コンピユータ40において
記号500を付されたモジユールにより示されて
いる。しかしながら、各ロールスタンドにそれぞ
れ一つのコントローラを付属させ、全てのコント
ローラをモジユール500において一体化するこ
とは、必ずしも必要でない。ある一定数のロール
スタンドだけを制御することで、縷々十分であ
る。モジユール500におけるコントローラの一
体化と並んで個々の機械部分と相互に連動する通
常の制御部分すなわち連動部分も、指令コンピユ
ータ40において、そこから指令入/出力信号等
が発生される限りにおいて、一体化されている。 第3図には、粉砕・分級域で得られた複数種の
小麦粉すなわち穀粉を混合する混合域が示されて
いる。この混合域には、粉砕・分級域で得られた
複数種の穀粉の混合の割合を、三種の製粉の明る
さの相違を利用して制御するための混合用調節装
置が配置されている。この混合用調節装置に関す
る詳細な説明は、第9図の記載に基づいて後に行
う。希望する混合物を得るためにコントローラ
は、制御信号を混合弁に供給する。穀粉の明るさ
は明るさ測定器213により測定され、測定され
た値すなわち実際値は例えば指令コンピユータ4
0及び又はコントローラ50nに導線215を介
して供給される。明るさ測定器213により測定
された実際値の大きさは、コントローラ50nに
おいて目標値と比較される。その比較が余りにも
大きな偏差となるときは、コントローラ50n
は、混合弁の制御を変えるための制御信号を発生
する。必要な制御信号は、例えば指令コンピユー
タ40に記憶されたプログラムによつて調査され
る。明るさ測定器213には収量装置216が接
続されており、測定器213の出力信号は収量コ
ンピユータ600に供給される。収量コンピユー
タは現実の値を実際値として指令コンピユータに
加え、該指令コンピユータは前記実際値を収量に
対応する目標値と比較する。 明るさ測定器213と収量コンピユータ600
とから指令コンピユータ40に向う中継信号導線
は、収量装置216の恒常的監視を行う。 穀粉の混合のためのコントローラ50nは、自
らでもプログラム可能なコントローラとして設計
される。この場合、コントローラ50nは、測定
された穀粉の明るさに応じた制御信号を混合弁に
供給する。 混合用調節装置による制御は、例えば、実際値
が目標値からかなり偏差する場合に、制御信号に
よつて偏差を減少させ、また、警報信号を発生し
及び又は製粉を停止させることによりなされる。 参照記号Lで示す部分は、穀類製粉設備を通過
する空気の浄化に役立つ。 第4図には、前記混合域で得られた穀粉のため
の貯留・出荷域が示されている。この貯留・出荷
域は、第3図及び第5図に示す粉砕・分級域及び
混合域を経ることにより得られた製粉生成物すな
わち穀粉の貯蔵と出荷とに役立つ。第3図に示す
混合域の出口側には、品質、、の3種の穀
粉が得られる。これら3種の穀粉は、第4図に示
すように、導管218を介して気送式コンベヤに
よつて、最終生成物に対する一群の貯蔵容器すな
わちサイロ220に送られる。導管218は、気
送式コンベヤ219にエヤーゲート221を介し
結合されている。気送式コンベヤ219には、圧
力空気が弁222を介して供給される。3本の導
線218における三つの異なつた品質の穀粉は、
個々のサイロ220に運ばれる。それぞれのよう
なサイロには、唯一の品質の穀粉だけが供給され
ることは明らかである。揺動運動をさせられてい
る振動式漏斗223は、それぞれサイロ220の
底部に設けられている。粉は、振動式漏斗223
から、搬送装置224に供給され、そこから、コ
ンベヤ225を介して、別の搬送装置226に達
する。 振動式漏斗223には、基本的には流量用調節
装置がまた接続され、これによつて穀粉のなお一
層の混合が可能となる。 搬送装置226により穀粉は再びサイロ220
に戻される。これにより、なお一層の混合効果が
得られる。搬送装置226により、しかし、穀粉
は、それ自体公知の定レベル容器227にも供給
される。この定レベル容器227は、これの後段
に配置された包装機228を備えた袋詰装置の前
方に置かれる。それ自体公知の包装機228にお
いて、穀粉は袋に詰められ、出荷のための準備が
行われる。穀粉を袋詰にする代りに、穀粉を搬送
装置226により、トラツク、鉄道のコンテナー
等に粉を積載するための別の搬送装置に供給して
もよい。 第4図には、ふすま及び個々の処理段階での落
下物のための、捕集導管、搬送用導管、コンベ
ア、貯蔵容器229が示されている。ふすまは、
例えば第5図に示す排出管路173,189を介
して貯蔵容器229に供給される。貯蔵容器22
9内の物質は、家畜の餌として又は別の目的に使
用される。 第6,7,8及び9図に示す個々の調整装置の
実施例についての説明をする前に、穀類製粉設備
の制御法を第10図〜第15図に基づいて説明す
る。ここにおいて、第10図〜第15図には、機
能的には同一の又は類似の構成要素又はプロセス
素子に同一の参照符号が付されている。 第10図〜第13図において、破線は、穀類製
粉設備に対して製粉主任が行うことができる処理
を示す。1点鎖線は、穀類製粉設備の各構成要素
間の相互作用を示す。実線は、各構成要素間の信
号すなわち情報の電路を示す。 第10図は、本発明に係る穀類製品設備の、ロ
ールスタンドのようなプロセス要素部12、操作
部14、該操作部により制御される駆動素子部1
6等機械部分をまとめた機械装置10と、該機械
装置10を自動制御する制御ユニツト30とを示
す。機械装置10は、貯留領域、浄化領域及び製
粉領域の各機械要素の全てを含む。機械装置10
は、スイツチ20,26が投入されることによ
り、制御ユニツト30に接続される。製粉主任M
の介入は、第10図では点線M1,M2,M3,M4
により示す。 第11図の実施例では、制御ユニツト30は指
令コンピユータ40を備え、該指令コンピユータ
は1台の目標値記憶装置すなわち記憶ユニツト4
2に接続されている。記憶ユニツト42は、指令
コンピユータ40の命令により、コントローラ5
1〜50nで必要な目標値を記憶している。コ
ントローラ501〜50nは、処理ステーシヨン
すなわち処理域511〜51nに個々に対応され
ている。 第11図の実施例では、1台の制御ユニツト3
0を含むにすぎない。しかし、実際の穀類製粉設
備は、第12図に示すように、第11図のように
複数の処理域511〜51nが従属された複数台
の制御ユニツト30a〜30nを含む。この場
合、指令コンピユータ40を含む各制御ユニツト
30a〜30nは、各処理ゾーンすなわち貯蔵領
域、浄化領域、製粉領域のような本来の各処理領
域に個々に割り当てられる。 第12図の実施例は、主コンピユータ60を含
む。該主コンピユータ60は、第11図のように
各構成要素が従属された複数の制御ユニツト30
a〜30nと相互作用を行なうように、これらに
接続されている。 第11図の実施例も、操作部14および駆動素
子部16を含む。操作素子14は、製粉主任Mに
より直接操作可能になつている。製粉主任Mが破
線M3のようにスイツチ261〜26nの少なくと
も一つを投入すると、対応する少なくとも一つの
コントローラ501〜50nと少なくとも一つの
処理域511〜51nの機器および操作部14と
が接続される。この接続により、少なくとも一つ
の調節装置が自動調節のために閉成される。 第11図の各コントローラ501〜50nは、
たとえばコントローラ501が1番目の実際値、
コントローラ50nがn番目の実際値のように、
それぞれに応じた実際値を個々に受け、実際値を
所定の値に変更するための制御信号を駆動素子部
14へ供給する。これにより、実際値は変更され
る。 各コントローラ501〜50nには、目標値が
破線M4bで示す製粉主任Mの手動操作により供給
される。各コントローラ501〜50nは、また、
目標値発生器521〜52nに接続されている。
スイツチ271〜27nは、これに対応するコン
トローラ501〜50nを対応する目標値発生器
521〜52nに接続させるべく製粉主任Mによ
り閉じられる。 最初、スイツチ271〜27nは、コントロー
ラ501〜50nと記憶ユニツト42とが接続さ
れるように、投入される。記憶ユニツト42に
は、コントローラ501〜50n用の目標値が少
なくとも一つづつ記憶されている。しかし、好ま
しくは各コントローラ501〜50n用の複数づ
つの目標値が記憶される。この場合、コントロー
ラに供給すべき目標値の選択は、その記憶場所の
アドレスを、製粉主任Mにより指定すること、1
以上の測定器45により指定すること、入力信号
群により指定することの何れかにより行なわれ
る。これらの記憶場所から読み出された目標値
は、所定のコントローラ501〜50nに供給さ
れる。制御ユニツト30は、製粉主任Mにより、
上述の与えられたプロセス量すなわち入力信号群
と、これに対応する目標値との間に一義的な並設
を可能にするデータを保持しなければならない。 測定器45の出力信号を記憶ユニツト42に供
給する代りに、測定器45の出力信号を指令コン
ピユータ40を経て記憶ユニツト42に供給して
もよい。この場合、指令コンピユータ40は、記
憶ユニツト42の対応する目標値を選択する。得
られた目標値は、コントローラ501〜50nに
供給される。 第11図では、目標値一覧を記憶ユニツト42
内に参照数値43で示す。この場合、例えば測定器
45は、ここにおいて製粉ロールギヤツプ、温
度、湿度、圧力等のプロセスパラメータを測定す
る。 記憶ユニツト42には、測定器45の出力によ
り、製粉主任Mにより前もつて与えられた処理条
件の下での最適なものとして記憶されている目標
値が、これに関係して制御される。 このような最適値の記憶は、例えば、製粉主任
が最適値を得、そしてこの結果をなお一層好適な
目標値として記憶ユニツト42に供給するよう
に、製粉主任が制御量すなわち実際値を手動で調
整することにより、行われる。この目的のため
に、導線S1〜Snが与えられる。 製粉主任によりその時々の最適値に調整された
実際値は、従つて、記憶ユニツト42に記憶され
た後に、新らしい目標値として使用される。 電子的構成素子の階層構造を形成する場合、指
令コンピユータ40は、記憶ユニツト42の前に
接続される。指令コンピユータ40はこの場合、
該コンピユータがプロセス量、例えば、穀物の種
類、穀物の品質、穀物混合物、希望された最終製
品等を与え又は加える際に、これに適合する記憶
個所のアドレスを記憶ユニツト42指定し、これ
によつてそれぞれの列にアドレス信号群が、それ
ぞれの行に制御信号(目標値)群が関連されるよ
うに設計される。 このような一覧図は、例えばパンチカードによ
り実現される。 記憶ユニツト42と、操作部14及び駆動素子
部16とは、導線ASにより、接続される。この
導線ASを経て、記憶ユニツト42は、例えば製
粉プロセスのその時々の処理状態に関係するアド
レスを指定されるようになつている。このこと
は、特に開始と終了状態に対して適合する。これ
によつて、記憶ユニツト42には特にこれらの状
態に対し個々に目標値が与えられる。これらの目
標値は、いわゆる基準入力である。というのはこ
れらの値は少なくとも時間的に可変の値として示
されているからである。上述の、記憶ユニツト4
2と、操作部14及び駆動素子部16との間の帰
還結合は、制御ユニツト30からの即座の切離し
を必要とする万一発生する非常状態にも役立つ。
同一の目的のために、コントローラ501〜50
nと駆動素子部14との間の帰還結合ARが役立
つ。スイツチ26aは、符号M2,3に示す手動から
自動への切換えに役立つ。 制御ユニツト30が切離されて穀類製粉設備の
制御を操作部14で行なうために、結合導線AV
がそれ自体公知の方法で設けられている。 第11図によると、製粉主任Mは全構成要素を
直接作動させることができ、従つて、製粉主任は
いつでも直接的に制御することができる。 第12図に示す実施例は、複数の制御ユニツト
30a〜30nに対し一台の主コンピユータ60
が上位に置かれるということにより、第11図の
実施例と実質的に区別される。主コンピユータ6
0も、スイツチ621〜62nにより制御ユニツ
ト30a〜30nと結合可能である。製粉主任M
は、これらのスイツチをも、直接的に制御するこ
とができる。 主コンピユータ60も、入出力スイツチ63を
介して製粉主任Mにより操作可能である。 第12図の実施例において、測定器45の出力
信号は、プロセスパラメータの実際値として、主
コンピユータ60に供給される。このコンピユー
タ60は、これに供給される値を指令コンピユー
タ40へ更に加え、記憶ユニツト42を制御し、
制御ユニツト30a〜30nを制御するための処
理を行う。 第13図の実施例は、実質的には、第12図の
実施例から、主コンピユータが操作部及び駆動素
子部と共に一つの構成ユニツト70に一体化され
ていることにより、区別される。 第10図〜第13図に実施例から、以下に示す
穀類製粉設備の階層構成が明らかであろう。 最も下位の平面は、各処理領域に配置された機
械装置によつて形成される。ここにおいて、すべ
ての場合に始動又は排出段階において与えられた
プログラムに対応して固定的に変化される実際値
が手動により調整される。 次の高位平面は、個々のコントローラすなわち
コントローラ群によつて形成される。目標値を与
えることは、この場合は手段により行われる。 次の高位平面は、記憶ユニツトと指令コンピユ
ータとを含む制御ユニツトによつて形成される。
この場合、指令コンピユータは個々の目標値又は
目標値一覧図を選択し、及び又は構成するよう設
計されている。ここにおいて、貯蔵領域、浄化領
域及び製粉領域に対して、目標値捕集記憶装置を
備えた指令コンピユータが一台づつ設けられる。 これらの階層構成図のその他の構成は、例えば
一週間のプログラム、一カ月のプログラム等を与
える主コンピユータが各指令コンピユータの上位
に配置されるということにより得られる。 主コンピユータ、指令コンピユータ及び又は捕
集記憶装置は、動作プロセスパラメータに対する
測定器の出力に接続可能となつており、しかも目
標値の選択及び又は校正を行うために接続され
る。 しかし、実質的には、全体のユニツトは製粉主
任が直接的に制御することができるようになつて
いる。また、階層平面はすべて、製粉主任により
操作されるスイツチを介して相互に結合されてい
る。更に、平面の1つが故障の場合、この平面の
次の下位平面が自動的に上位(故障の)平面から
切離されるように、階層平面が相互に帰還結合さ
れているということが重要である。これは、上下
に接続される全ての平面に対して適合されるばか
りではなく、横に接続される全ての部分に対して
も適合される。 第14図及び第15図は、プロセス制御のため
の信号の流れ図及びマトリツクス条とされた記憶
ユニツトの一実施例を示す。第14図によると、
選択されたプロセス量の群が定量的及び定性的に
評価され、そして、記憶ユニツト42へ入力信号
量の群として供給される。入力信号量のこの群
は、記憶ユニツト42において事前に取り出され
た制御信号を選択するためのアドレス信号として
役立つ。この制御信号は、記憶ユニツトにおける
目標値の与えられた変化に対応する。 第15図に示す記憶ユニツト42は、三次元の
マトリツクス状の記憶ユニツトとして設計されて
いる。この実施例において、与えられた穀類混合
物M1、M2、M3及びその品質又は混合割合Q1
Q2、Q3の定性的及び定量的評価が入力信号量と
して与えられる。入力信号量群M1,Q1は、この
場合、垂直方向の欄に設けられた目標値群に関連
されている。これらの目標値群は、動作プロセス
パラメータに影響を及ぼす。入力信号量Q1〜Q3
は、希望する品質に対する目標値ともなる。 以下に示す表は、与えられたプロセス量(入力
信号量)と目標値との間の関連づけに対する一例
を再現している。
【表】
【表】 第9図の混合用調節装置の実施例について説明
する。この混合用調節装置は、三品質の穀粉を自
動的に混合するための第3図に示す混合用調節装
置の一実施例である。 第9図の混合用調節装置において、通過穀粉は
排出管路159,167,176,180,18
5,181(第5図参照)を介して流過閉止弁2
10に供給される。この閉止弁210は、到達す
る通過穀粉が三つの異なつた方向に送られ、ここ
において三台の搬送装置211に供給されるよう
に、三路制御弁として設計されている。搬送装置
211は、特にスクリユーコンベヤとして形成さ
れている。これによつて、供給された穀粉の混合
が行われる。これによると、穀粉は、閉止弁21
0を適宜制御することによつて異なつた混合割合
で三台の搬送装置に供給される。この搬送装置2
11は、より良い混合を行うように、振動してい
る。 搬送装置211の排出部212には、明るさ測
定器213が配置されている。測定器213の出
力信号量は、電子回路214に供給され、そして
電気信号の形で導線215を介して、第3図に示
す、混合を行うために備えられたコントローラ5
0n及び又は指令コンピユータ40に供給され
る。コントローラ50n及び又は指令コンピユー
タ40は、目的とする明るさに対する現実の明る
さの偏差すなわち目標値に対する実際の明るさ信
号(実際値)の偏差を比較によつて求め、そして
対応する制御信号を流過閉止弁の混合弁へ与え
る。好ましくは、偏差が余りにも大きい場合、即
ち、誤差信号が大きすぎる場合には、不完全な穀
粉が分離した貯蔵部に導入されるため、警報信号
が発生され、及び又は、穀物製粉設備が停止され
る。 最終生成物は、既述した収量装置216を通過
し、そして、そこから更に排出導管218に送ら
れる。この収量装置は、最終生成物の重量を示す
信号を収率コンピユータ600に与える。収率コ
ンピユータ600の出力信号は、指令コンピユー
タ40に供給される。この指令コンピユータは、
再び、白い穀粉についての現実の収率と目標値と
の比較を行い、そして、比較結果に従つて制御信
号は閉止弁に与えられる。別の特に選ばれた実施
例によると、指令コンピユータは、このコンピユ
ータが希望された収率からの現実の収率が大いに
偏差する場合には制御信号を介して製粉ロールの
調整に影響を与え、警報を発生し、及び又は、操
作部を介して製粉設備全体又は製粉設備の一部が
切離されるように設計される。 第6図に示す、ロールスタンドの動作プロセス
パラメータ、即ち、ロールギヤツプを制御、調節
するためのロールギヤツプ用調節装置の実施例に
ついて説明する。 ロールギヤツプ用調節装置は、ロールパツケー
ジとして構成されたロール対を含む。図示のロー
ル対は、右側の製粉ロール230と左側の製粉ロ
ール230′とを備える。製粉ロールは、軸受ケ
ースすなわちロールケース232,233に回転
可能に軸支されている。 ロールケース132,233は、ボルト23
5,235′を介して引張アンカー234に固定
される。この固定は、右側の製粉ロールがこれに
設けられたケースの内側で左側の製粉ロール23
0′に関して旋回可能となるようになされる。こ
の旋回可能性は、ロールギヤツプの変更を可能に
する。左側の製粉ロール230′は、ボルト23
5′に対して付加的に設けられた軸231によつ
て垂直状態に保持される。二つの軸受ケース23
2と233とは、案内スピンドル236によつて
相互に移動可能になつている。案内スピンドル2
36の回転は、ロールギヤツプの変更を生じる。 第6図のロールギヤツプ用調節装置には、駆動
素子として役立つ電気的サーボモータ238が備
えられており、該サーボモータは適当な減速機を
介して案内スピンドル236に保持されている。
サーボモータ238の前段には、サーボ増幅器が
接続されている。更に、このロールギヤツプ用調
節装置には手動輪239が備えられており、この
助けによつてまた相応する減速機を介して案内ス
ピンドル236が回転される。ロールギヤツプ
は、それによると、手動輪239を介して製粉主
任により、又はサーボモータ238を介して変え
ることができるようになつている。発信部240
と受信部241とから成る近接スイツチは、軸受
ケース232,233の上端に配列されている。
この近傍スイツチは、発信部240と受信部24
1との間隔に一致する電気信号を発生する。近接
スイツチ240,241は軸受ケース232,2
33に固定されているから、近接スイツチから発
生される信号は同時に二つのロール間のキヤツプ
と一致する。 発信器及び受信器として形成された近接スイツ
チ240,241は、別の適宜な近接装置と置き
換え可能である。コントローラ50は、実際値と
目標値とを比較する比較器、後段に接続された信
号増幅器、及び適宜な調節器、即ち、サーボモー
タ238を制御するための制御信号を発生する変
換器を含む。コントローラ50の出力は、この場
合、導線24を介してサーボモータ238に供給
される。このサーボモータは、スイツチ26によ
つてコントローラ50から、例えば手動輪239
の助けによりロールギヤツプを希望された手動調
整を行う目的で、分離することができる。 近接スイツチ240,241の出力信号は、実
際値として導線57を介しコントローラ50の入
力部に供給される。前記実際値は、前記比較器に
おいて、導線(第11図も参照せよ)を介してコ
ントローラ50に与えられる目標値と比較され
る。この目標値は、入力部M4bを介して手動によ
り変更することができる。この入力部は、しかし
ながら閉じられたスイツチ27においても、記憶
ユニツト42又は捕集データ記憶装置から与えら
れる。目標値発生器52は、従つて製粉主任によ
り直接制御することができる。スイツチ27が閉
じられると、目標値発生器52は、記憶ユニツト
42によりトリガできる。自動的に目標値を発生
するために、図示された記憶ユニツト42の実施
例においては、指令コンピユータ40がその前に
接続される。この指令コンピユータ40には、与
えられた混合及び品質の定量的及び定性的評価に
より求めた値が、入力信号量として、与えられ
る。この入力信号群は、ロールギヤツプの目標値
に対するアドレス信号として役立つ。 誤解を避けるために、記憶ユニツト42は、他
のプロセスパラメータ、例えばその他のロールギ
ヤツプを制御するための一連のその他のコントロ
ーラ50を後に接続することが、指摘されよう。
というのは、全体の製粉装置内での唯一つのプロ
セス量だけを制御する場合に記憶ユニツト42を
使用することは、経済的な理由から推奨すること
ができないからである。更にアドレス信号とし
て、温度測定器45Rと圧力測定器45Dとの出
力信号が用いられる。これらの測定器のセンサー
は、参照数字242と243とにより示される。 第6図は、新しい目標値を示す信号を記憶ユニ
ツト42に記憶するための可能性をも示してい
る。これに加えて、近接スイツチ240,241
の受信部から出力される信号を指令コンピユータ
40に供給する導線S1(第11図を参照せよ)が
備えられている。指令コンピユータは、相応する
目標値を示す制御信号を記憶ユニツト42に書き
込む。従つて、製粉主任は、例えば手動輪239
を旋回することにより、いくつかの製粉ロール対
のロールギヤツプを、製粉主任が最適値を見つけ
出す迄で、その限りおいて変え、そして、この値
を導線57,S1を介して記憶ユニツト42に書込
むことができる。 第3図と第5図に示されるロール対のそれぞれ
は、この方法において、一つのコントローラ50
と共に据え付けられる。コントローラは、指令コ
ンピユータ40又は記憶ユニツト42と共に共通
して結合されている。コントローラ50は、指令
コンピユータのなかに一体化される。このことは
特に、20の又はより多くの制御されるべきロー
ル対においては利点となつている。 ロール対は、第11図に示す処理領域511
51nのロール対に対応する。第6図に示される
実施例と第11図に示されるものとのその他の関
係は、互いに相応する部分が同一の参照数字が与
えられていることが明らかであろう。 第6図の実施例は、製粉領域内の一つの処理域
用の調節装置である。 第7図の流量用調節装置の実施例について説明
する。第7図には、浄化域内の制御可能な調節装
置114がコントローラ50と別部材であるよう
に示されているが、実際にはコントローラ50は
調節装置114に含まれる。ここで行う制御は、
既に第2図において述べた流量制御に関する。 それぞれの流量用調節装置114は、コントロ
ーラ50の外に、弾性的に予圧する旋回可能に配
設された板250を備えている。板250の上に
現われる穀流は、回転モーメントを板250の上
に及ぼす。この場合、回転角は穀物流量に一致し
ている。板250の角度偏差は、電気信号に変え
られ、そして対応する導線571を介して対応す
るコントローラ50に供給される。更に、コント
ローラ50は、導線531を介して、スイツチ2
1の図示の状態において記憶ユニツト42によ
り与えられる目標値信号を受信する。スイツチ2
1の別の状態においては、目標値信号は、目標
値発生器521により与えられる。導線S1は、場
合によつては指令コンピユータ40を介して記憶
ユニツト42に至る。そして、記憶ユニツト42
に新しい目標値を示す制御信号を書き込むのに役
立つ。 相応する目標値を与えることによつて、それぞ
れの任意の穀物混合物が、搬送装置112に供給
される。好ましい実施例によると、ここにおいて
もコントローラは共通のモジユールに一体化され
ている。その場合、積層は、第2平面即ち調節装
置114において又は第3平面即ち指令コンピユ
ータにおいて行う。 スイツチ271は、第2平面即ち調節装置11
4を第3平面即ち指令コンピユータ及び記憶ユニ
ツトから切離す可能性を与える。第11図におけ
るスイツチ261に相当する。コントローラ50
と流量用調節装置114の制御手段との間のスイ
ツチは、第2平面を第1平面から切離す可能性を
与える。 第8図に示す散水用調整装置の実施例について
説明する。第8図に示される、穀物製粉設備の他
の制御を行う実施例は、穀物の水分の制御すなわ
ち調整を行なうものである。繰り返しを避けるた
めに、第2図に関する説明を参照されたい。 散水すべき穀物は、まず湿度測定器260を介
して送られる。水分測定器260は、導線261
を介して電気信号を発生し、この信号は供給され
た穀物の水分に一致しているのである。この信号
から出発して、希望された水分を得るために、必
要とされる水量が換算される。この換算は、この
ために分離されて、与えられた局部的に、一定に
プログラム化されたコントローラ502又は指令
コンピユータ40のいずれかにおいて行われる。
散水、即ち穀物を濡らすことは、加湿器122に
おいて行われる。必要とされる水量は、例えば、
水量コントローラに対する目標値として与えられ
る。指令コンピユータ40において換算が行われ
ると、スイツチ272は第8図に示された状態に
なつて接続される。水量に対する目標値が手動に
より試みることによつて与えられるときは、スイ
ツチ272は、下方の点線状態になつて接続され
る。水量に対する目標値を与えるべく局部的コン
ピユータ263により調査されると、スイツチ2
2は、中央状態となる。水量に対する目標値を
与えるために換算をする場合には、一般に、穀物
の流量も顧慮される。 水量を制御するために、コントローラ502
設けてある。このコントローラには、導線532
を介して目標値が与えられる。このコントローラ
は、導線572を介して実際値を受信する。実際
値の導線は、流率を制御するための弁264内の
測定器で終つている。実際値と目標値とを比較す
ることによつて、コントローラ502において、
誤信号が調査され、そして、この誤信号から、導
線266を介し制御弁264に供給される制御信
号が発生される。更に、再び、記憶ユニツト42
の相応する書込み入力部又は指令コンピユータ4
0と共に結合されている導線S2が備えられてい
る。導線S2を介して、流量の値が最適の水量に対
して示す所の記憶ユニツトに書込まれる。 水の流量を制御するための制御弁264も、再
び手動により制御可能になつており、従つてここ
でも製粉主任が階層構造の最下位面に対して直接
処置を取り得るようになつている。 従つて、水量は、第1平面、第2平面、第3平
面ならびに第4平面から制御できるようになつて
いる。 コントローラ502に対する目標値を求める場
合、上述のパラメータと並んで、明細書の導入部
に述べられたパラメータ、例えば相対湿度、そし
て、その他の入力信号と並んで温度、例えば穀物
の種類、穀物の品質等に関連する定量的及び定性
的数値を記憶ユニツト42における相応する目標
値を示す制御信号をアドレスするためのアドレス
信号として取り出すことができる。 記憶ユニツト又は指令コンピユータのアドレス
入力は、可視的表示部を備えており、従つて製粉
主任は常に管理することができ、そのプロセス要
素を制御信号に関連させることができ、そして、
そのプロセス量から出力を得ることができる。付
加的に、指令コンピユータには、入力信号と制御
信号と得られた出力値とを記録する書込み装置又
は記録装置が並列に接続される。 記憶ユニツトは、デジタル記憶装置として構成
するのが好ましい。この場合、前記記憶装置は、
対応してデジタル化せる制御信号を出力する。 操作部の一部を指令コンピユータに一体化すれ
ば、有利なことには、目標値の保持又は誤信号の
大きさが同期的又は連続的にチエツクされ、誤信
号が大きい場合には、対応する操作部及び又は第
1、第2、第3スイツチ装置を、しや断又は分離
のために、トリガする安全モジユールに制御信号
が与えられる。これにより、始動段階も制御でき
る。上述の意味において各プロセス要素の状態を
チエツクするには、状態又はプロセスパラメータ
が保持されているか否かをチエツクするために各
プロセス要素を周期的に照会するのに役立つクロ
ツクパルス発生器が好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は送入・サイロ域の線図、第2図は浄
化・散水域の線図、第3図は分級による製品化工
程を含む粉砕域の線図、第4図は送出・サイロ域
の線図、第5図は多数のロールミルと分級機と堅
粉選別機とから成る粉砕・分級域の線図、第6図
は第3図及び第5図のロールミルすなわちロール
スタンド用調節装置の実施例を示す図、第7図は
第2図のサイロ排出部に配置された流量用調節装
置の実施例を示す図、第8図は第2図の散水域に
配置された散水用調節装置の実施例を示す図、第
9図は各ロールスタンドから得られた穀粉の混合
用調節装置の実施例を示す図、第10図は穀類製
粉設備全体又は第1〜9図に示した各部の制御方
式の方式構成図、第11図は第10図の方式構成
図の部分の実施例を示す図、第12図は第10図
の制御方式の別の実施例を示す図、第13図は制
御方式の別の実施例の方式構成図、第14図は制
御方式に記憶ユニツトを使用した実施例の略図、
第15図は記憶ユニツトによる入力信号量と目標
値との関連づけの実施例を示す図である。 10……機械装置、12……プロセス要素部、
14……操作部、16……駆動素子部、20,2
6……スイツチ、30……制御ユニツト、40…
…指令コンピユータ、42……記憶ユニツト、5
0……コントローラ、M……製粉主任、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 穀類を製粉するための少なくとも一つの
    プロセス要素であつて一つの動作プロセスパラ
    メータに直接関係するプロセス要素と、 (b) 前記プロセス要素を駆動し、該プロセス要素
    に直接関係する前記動作プロセスパラメータの
    値を調節する駆動手段と、 (c) 前記プロセス要素に直接関係する前記動作プ
    ロセスパラメータの実際値を測定する測定手段
    と、 (d) 前記動作プロセスパラメータの目標値を記憶
    する記憶ユニツトと、前記測定手段により測定
    された実際値が前記記憶ユニツトに記憶された
    目標値と同じになるように、前記動作プロセス
    パラメータの値を製粉中に設定するように前記
    駆動手段の作動を制御するコントローラとを備
    える制御手段と、 (e) 前記制御手段を前記駆動手段に切り離し可能
    に接続するスイツチ手段とを含み、 (f) 前記駆動手段は、該駆動手段が前記スイツチ
    手段により前記制御手段から切り離されたと
    き、前記動作プロセスパラメータの値を調節す
    べく手動で作動可能であり、 (g) 前記制御手段は、前記駆動手段が前記スイツ
    チ手段により前記制御手段から切り離されてい
    る間に、前記測定手段により測定された実際値
    を前記記憶ユニツトの予め定められた部位に新
    たな目標値として自動的に記憶することができ
    る、穀類製粉設備。
JP16746579A 1978-12-22 1979-12-22 Cereal milling method and cereal milling facility Granted JPS55116448A (en)

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