JPS6332241Y2 - - Google Patents

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JPS6332241Y2
JPS6332241Y2 JP1981036097U JP3609781U JPS6332241Y2 JP S6332241 Y2 JPS6332241 Y2 JP S6332241Y2 JP 1981036097 U JP1981036097 U JP 1981036097U JP 3609781 U JP3609781 U JP 3609781U JP S6332241 Y2 JPS6332241 Y2 JP S6332241Y2
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hollow
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JP1981036097U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、中空部材を種々の断面形状を持つ柱
材へ添うようにして連結するための連結装置に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来、中空部材を基材に対し重なるように連結
する場合、両者に貫通するボルトを用いてナツト
で締付ける手段(実開昭55−27333号)や、クラ
ンプやクリツプを用いて挟着状態で締付け固定す
る手段(実公昭53−23894号)などが知られてい
る。
〈従来技術の問題点〉 しかし、これらの連結手段は、締付け力を増す
程中空部材の変形を招く問題点があり、強固な結
合力を得難いことから、大きな荷重を受けるよう
な構造材として、使用し難い不都合があつた。
又、中空部材を基材としての柱材に添うように連
結する場合、この中空部材を落としたり倒したり
しないように手で押さえていなければならず、作
業がやり難く安全性の面でも問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本考案は上記の問題点に鑑み、柱材に
添うように中空部材を連結するにあたり、中空部
材を落としたり倒したりすることもなく、安全に
作業することができるとともに、中空部材の変形
をきたすこともなく確固不動に連結することを可
能とし、カーポートやテラスなどの構築用部材と
しても使用できる連結装置を提供することを目的
として、その構造に独自の工夫を凝らたものであ
る。
即ち、本考案装置は、中空部材の外周面に当接
する二股に開いた連結部を備えた連結用補助材
と、中空部材の端部を載置する支持面上に中空部
材突入部を突設した受止め具を柱材に固着し、中
空部材を上記受止め具の中空部材突入部に挿着し
て、その端部を上記支持面上に載置するととも
に、上記連結用補助部材の連結部を中空部材の外
周面に対して、二方向から固着具により連結した
ことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、本考案を図示した実施例に従つて説明す
る。
この実施例は、カーポート用支柱13の上端に
片持ち梁状に連結した屋根体Aを支持する中空部
材としての方杖21を、屋根体Aと柱材である支
柱13に連結する場合を示している。
屋根体Aは複数本に並べた梁材1の上に直結す
る複数本の野縁材2を連結して、この野縁材2上
に合成樹脂製波板3を張設するようにして成るも
のである。
上記梁材1は、第3図のように中空押出形材で
形成され、上面に野縁材連結用のL型連結具4を
取付ける凹溝部を備え、下面には連結用補助材2
2を固着するための傾斜した当接面を有してい
る。上記補助材22は梁材1に沿うやや長尺の部
材として形成され、中空状基体23の上部に上記
梁材1の当接面に当接する2個の突片状固着部2
5,25を有するとともに、下部には丸パイプ状
方杖21の外周面に当接する突片状連結部24,
24を有しており、各連結部24,24は末広が
り状に開いた二股となつている。
そして、方杖21を梁材1に取付けるにあたつ
ては、まず補助材22の固着部25,25を梁材
1の当接面に当接してボルトなどの固着具により
固着した上、丸パイプ状方杖21を二股状を成し
ている突片状連結部24,24にあてがつて、各
連結部24,24を方杖21の外周面に対してボ
ルトなどの固着具により連結する。
このようにして、方杖21の一端は補助材22
の2つの連結部24,24によつて2方向から連
結固定されるので、左右へ振れることなく強固に
梁材1に取付けられる。尚、方杖21の先端には
キヤツプ28が嵌着される。
又、方杖21の他端については第4図及び第8
図に示されるように補助材26を介して中空状の
支柱13に取付けられる。ここでの補助材26
は、支柱13の片面にねじ止めされる固着部37
の両側に、方杖21の外周面に当接する二股に開
いた突片状連結部27,27を有するものであ
り、前述の実施例と同様に、方杖21は補助材2
6に対して2方向からボルトなどの固着具により
連結固定される。
この時、支柱13への取付け作業を容易にする
ために、方杖21の下端面を支持する受止め具2
9が支柱13に取付けられる。この受止め具29
は方杖21の下端面を支持して塞ぐ支持面30
と、当該支持面30上に立設された中空部材突入
部31,31とから成り、当該受止め具29には
支持面30に開口して支柱13との当接面に抜け
る貫通孔32が設けられる。この貫通孔32は方
杖21を伝つて支持面30にたまる雨水を排出す
るためのものである。
そして、受止め具29を支柱13に固定した
後、方杖21の下端を中空部材突入部31,31
に挿着して支持面30上に載置すれば、方杖21
を補助材26に螺子止めするにあたり、方杖21
がずり落ちたり倒れたりせず作業を円滑容易に且
つ安全に行なうことができる。
なお、屋根体Aにおいて、野縁材2は第2図及
び第3図に示されるように梁材1上に固着された
L型連結具4を用いて連結され、梁材1の前端に
は波板3の端部を保護するための前枠材5が同様
手段によつて野縁材2と平行に取付けられる。前
枠材5は弧状基壁6の後面に上記L型連結具4と
連結部7を有し、当該連結部7の上方に波板嵌合
溝8を有するとともに、下方に梁材1との結合用
凹溝9を有している。
上記連結部7は第5図に示すように、ボルト1
0の頭部のみが嵌入係止できる溝状に形成され、
又、上記結合用凹溝9は梁材11の前端面に嵌着
されたキヤツプ11の上端突出部12に嵌合し
て、前枠材5の取付けを安定強固にしている。
上記の如き屋根体Aは支柱13の上端に連結さ
れるものであるが、その連結にあたつては第2図
に示すようなめねじ部を有する連結金具14が用
いられる。この連結金具14は梁材1との連結用
腕部15と中空状支柱13の内部に嵌挿される脚
部16とから成る。
而して、支柱13の上端面に梁材1の嵌合凹部
(図示せず)を形成して、第7図に示すように連
結金具14を固着した梁材1の後端部を嵌入する
とともに、連結金具14の脚部16を支柱13の
内部に嵌挿し、支柱13の側面からめねじ部に対
してボルトで連結固定する。従つて、連結にあた
つて貫通したボルトを使用しないので、締付け時
に支柱13及び梁材1の変形を生じない。
一方、波板3の後端部には、第7図に示される
ように、支柱13の上端に連結された溝状の後枠
材17に係止される。
この後枠材17は支柱13に固着された支持金
具18によつて取付けられ、波板を伝つて流れ落
ちる雨水を排出するための樋の役目を果す。
第7図中19は側面の波板20を係止するため
の保持枠材であり、支柱13に支持金具18を介
して取付けられる。
又、必要に応じて屋根体Aを補強するために梁
材1の先端に、第1図に示されるように補助支柱
33が連結される。この補助支柱33は第5図及
び第6図に示すように取付金具34を用いて取付
けられる。取付金具34は上部に梁材1に取付け
られる二股状取付部35を有し、下部に補助支柱
34の上端に取付けられる二股状取付部36を有
している。
〈考案の効果〉 以上、本考案をカーポートの方杖を取付ける実
施例をもとにして説明したが、中空部材を柱材に
添うように連結するにあたつて柱材に取付けた補
助材の二股状連結部が中空部材の外周面に当接し
て2方向から連結され、中空部材が安定状態で補
助材に固着されるとともにに、中空部材が丸パイ
プの場合でも確実に連結することができるので、
中空部材は補助材を介して柱材に確固不動に連結
されるのである。
従つて、大きな荷重を受ける構造材としての使
用が可能になる。
又、中空部材と柱材との連結にあたつては、両
者に貫通するボルトを使用しないので、締め付け
時に変形するおそれもなく、外観良好な連結構造
とすることができる。
特に本考案では、中空部材と補助材との連結に
あたり、中空部材を柱材に固着した受止め具によ
り支持し、さらに受止め具の中空部材突入部を中
空部材に挿着状態としているので、中空部材がず
れ落ちたり倒れたりすることがなく、安全且つ容
易に作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を使用したカーポー
トを示す正面図、第2図は梁材と補助材との一例
を示す斜視図、第3図は中空部材としての方杖と
補助材及び梁材との連結状態を示す断面図、第4
図は支柱と方杖及び補助材との連結状態を示す断
面図、第5図は第1図中丸印X部分の拡大図、第
6図は補助支柱用取付金具の斜視図、第7図は第
1図中丸印Y部分(支柱と梁材の連結部分)を示
す正面図、第8図は支柱と補助材の関係を示す斜
視図、第9図は受止め具の取付け状態を示す断面
図である。 符号、13……柱材としての支柱、21……中
空部材としての方杖、22,26……連結用補助
材、24,27……連結部、29……受止め具、
30……支持面、31……中空部材突入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空部材の外周面に当接する二股に開いた連結
    部を有する連結用補助材と、中空部材の端部を載
    置する支持面上に中空部材突入部を突設した受止
    め具と柱材に固着し、中空部材を上記受止め具の
    中空部材突入部に挿着してその端部を上記支持面
    上に載置するとともに、上記連結用補助部材の連
    結部を中空部材の外周面に対して、二方向から固
    着具により連結したことを特徴とする中空部材連
    結装置。
JP1981036097U 1981-03-13 1981-03-13 Expired JPS6332241Y2 (ja)

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JP1981036097U JPS6332241Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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JP1981036097U JPS6332241Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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JPS57150105U JPS57150105U (ja) 1982-09-21
JPS6332241Y2 true JPS6332241Y2 (ja) 1988-08-29

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JPS50147133A (ja) * 1974-05-17 1975-11-26

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