JPH0545682Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545682Y2 JPH0545682Y2 JP20393986U JP20393986U JPH0545682Y2 JP H0545682 Y2 JPH0545682 Y2 JP H0545682Y2 JP 20393986 U JP20393986 U JP 20393986U JP 20393986 U JP20393986 U JP 20393986U JP H0545682 Y2 JPH0545682 Y2 JP H0545682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- girder
- arc surface
- roof
- connecting arc
- slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、組立建物における屋根角度調整自
在な桁連結装置に関するものである。
在な桁連結装置に関するものである。
この明細書において、「組立建物」なる用語は、
カーポート、テラス、温室、サンルームなど、家
屋に付随してまたは家屋から独立して、多数の構
成エレメントの組付けによつて組立てられる建物
をいうものとする。
カーポート、テラス、温室、サンルームなど、家
屋に付随してまたは家屋から独立して、多数の構
成エレメントの組付けによつて組立てられる建物
をいうものとする。
従来の技術
従来、カーポートその他の組立建物において
は、屋根は一定の傾斜角度でまたは水平に設けら
れており、屋根の桁の連結装置は、屋根角度を調
整できるようには構成されていなかつた。
は、屋根は一定の傾斜角度でまたは水平に設けら
れており、屋根の桁の連結装置は、屋根角度を調
整できるようには構成されていなかつた。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、昨今、屋根角度を任意に設定で
きる組立建物が望まれてきている。またこのよう
な構成の連結装置では、組立建物がドーム型屋根
を有する場合には、建物の間口幅を変更すること
ができない。なぜならば、間口幅を狭くするため
に穏やかな円弧状の湾曲垂木の端部を切除する
と、屋根と支柱との連結部における屋根の傾斜角
度が代わり、従来の連結装置ではこれに対応でき
ないからである。
きる組立建物が望まれてきている。またこのよう
な構成の連結装置では、組立建物がドーム型屋根
を有する場合には、建物の間口幅を変更すること
ができない。なぜならば、間口幅を狭くするため
に穏やかな円弧状の湾曲垂木の端部を切除する
と、屋根と支柱との連結部における屋根の傾斜角
度が代わり、従来の連結装置ではこれに対応でき
ないからである。
この考案は、上記のような不都合ないし不具合
を克服するためになされたものであつて、屋根の
傾斜角度を任意に設定することができる構造を提
供することを目的とする。
を克服するためになされたものであつて、屋根の
傾斜角度を任意に設定することができる構造を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、支
柱上に固定された桁支持用の金具の上端に、垂直
断面円弧状の下側連結弧面を有しかつ弧方向に長
い固着具挿通用のスロツトを有する桁受部が設け
られ、他方、屋根の桁の下壁部に、下側連結弧面
に合致する垂直断面円弧状の上側連結弧面が設け
られ、下側連結弧面の上に上側連結弧面が載せら
れて、スロツトを通る固着具によつて桁が金具に
固着されている、組立建物における屋根角度調整
自在な桁連結装置を要旨としている。
柱上に固定された桁支持用の金具の上端に、垂直
断面円弧状の下側連結弧面を有しかつ弧方向に長
い固着具挿通用のスロツトを有する桁受部が設け
られ、他方、屋根の桁の下壁部に、下側連結弧面
に合致する垂直断面円弧状の上側連結弧面が設け
られ、下側連結弧面の上に上側連結弧面が載せら
れて、スロツトを通る固着具によつて桁が金具に
固着されている、組立建物における屋根角度調整
自在な桁連結装置を要旨としている。
実施例
つぎにこの考案の実施例について図面を基に具
体的に説明する。
体的に説明する。
第１図および第２図において、カーポート本体
１１の支柱１の上端には桁支持用の金具１０が配
されて、そのスカート部１３が支柱上端部に被せ
られてビス止めされている。
１１の支柱１の上端には桁支持用の金具１０が配
されて、そのスカート部１３が支柱上端部に被せ
られてビス止めされている。
桁支持用の金具１０の上端には、湾曲状の桁受
部６が連設されている。桁受部６は上面に横断面
凸弧状の下側連結弧面４を有し、かつ弧方向に長
い固着具挿通用のスロツト５を有する。
部６が連設されている。桁受部６は上面に横断面
凸弧状の下側連結弧面４を有し、かつ弧方向に長
い固着具挿通用のスロツト５を有する。
他方、カーポート本体１１の緩やかな円弧状の
ドーム屋根において、複数の垂木２の各先端にわ
たつてビス１９で固定された角筒状の桁７は、下
壁部３の下面に横断面凹弧状の上側連結弧面８を
有し、かつ下壁部３に内部拡大溝１２を有する。
そして金具１０の下側連結弧面４の上に桁７の上
側連結弧面８が載せられ、頭部９ａを内部拡大溝
１２に配したボルト９がスロツト５に通されてナ
ツト１４と螺合されている。ナツト１４と桁受部
６の間には座金１５およびスプリング座金１６が
介在されている。こうして桁７の下壁部３が金具
１０の桁受部６に固着されている。
ドーム屋根において、複数の垂木２の各先端にわ
たつてビス１９で固定された角筒状の桁７は、下
壁部３の下面に横断面凹弧状の上側連結弧面８を
有し、かつ下壁部３に内部拡大溝１２を有する。
そして金具１０の下側連結弧面４の上に桁７の上
側連結弧面８が載せられ、頭部９ａを内部拡大溝
１２に配したボルト９がスロツト５に通されてナ
ツト１４と螺合されている。ナツト１４と桁受部
６の間には座金１５およびスプリング座金１６が
介在されている。こうして桁７の下壁部３が金具
１０の桁受部６に固着されている。
なお、垂木２および桁７上に配された金板２０
の端部はＬ形の押え部材２０によつて桁７に固定
されている。また桁７の前側下端には横断面円弧
状の樋部２１が連設され、桁７の両端には桁キヤ
ツプ１８が取付けられている。
の端部はＬ形の押え部材２０によつて桁７に固定
されている。また桁７の前側下端には横断面円弧
状の樋部２１が連設され、桁７の両端には桁キヤ
ツプ１８が取付けられている。
カーポートの組立施工において、屋根の傾斜角
度を調整するには、ボルト９に対するナツト１４
の締結を緩めておいて、桁７の上側連結弧面８が
金具１０の下側連結弧面４に対してスライドで
き、かつボルト９がスロツト５内をその長さ方向
に移動できるようにする。この状態で屋根の傾斜
角度を所要値に設定し、ついでナツト１４をボル
ト９に締付ける。
度を調整するには、ボルト９に対するナツト１４
の締結を緩めておいて、桁７の上側連結弧面８が
金具１０の下側連結弧面４に対してスライドで
き、かつボルト９がスロツト５内をその長さ方向
に移動できるようにする。この状態で屋根の傾斜
角度を所要値に設定し、ついでナツト１４をボル
ト９に締付ける。
なお、上記実施例のように、下側連結弧面４が
凸弧面である場合は、上側連結弧面８は凹弧面で
あるが、逆に、前者が凹弧面である場合は、後者
は凸弧面である（図示略）。
凸弧面である場合は、上側連結弧面８は凹弧面で
あるが、逆に、前者が凹弧面である場合は、後者
は凸弧面である（図示略）。
考案の効果
この考案による組立建物における屋根角度調整
自在な桁連結装置は、上述のように、支柱上に固
定された桁支持用の金具の上端に、垂直断面円弧
状の下側連結弧面を有しかつ弧方向に長い固着具
挿通用のスロツトを有する桁受部が設けられ、他
方、屋根の桁の下壁部に、下側連結弧面に合致す
る垂直断面円弧状の上側連結弧面が設けられ、下
側連結弧面の上に上側連結弧面が載せられて、ス
ロツトを通る固着具によつて桁が金具に固着され
ているもので、桁の上側連結弧面が金具の下側連
結弧面に対してスライドできるとともに、ボルト
がスロツト内をその長さ方向に移動できる。した
がつて、この考案の桁連結装置によれば、屋根の
傾斜角度を任意に設定することができ、したがつ
てドーム型の屋根を有する組立建物の間口幅を組
立現場において変更する必要が生じた場合であつ
ても、本書冒頭で述べたような問題を生じること
なく、間口幅の変更が可能であるという効果を奏
する。
自在な桁連結装置は、上述のように、支柱上に固
定された桁支持用の金具の上端に、垂直断面円弧
状の下側連結弧面を有しかつ弧方向に長い固着具
挿通用のスロツトを有する桁受部が設けられ、他
方、屋根の桁の下壁部に、下側連結弧面に合致す
る垂直断面円弧状の上側連結弧面が設けられ、下
側連結弧面の上に上側連結弧面が載せられて、ス
ロツトを通る固着具によつて桁が金具に固着され
ているもので、桁の上側連結弧面が金具の下側連
結弧面に対してスライドできるとともに、ボルト
がスロツト内をその長さ方向に移動できる。した
がつて、この考案の桁連結装置によれば、屋根の
傾斜角度を任意に設定することができ、したがつ
てドーム型の屋根を有する組立建物の間口幅を組
立現場において変更する必要が生じた場合であつ
ても、本書冒頭で述べたような問題を生じること
なく、間口幅の変更が可能であるという効果を奏
する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図
は桁と金具の連結部の垂直断面図、第２図はカー
ポートの正面図である。 １……支柱、３……下壁部、４……下側連結弧
面、５……スロツト、６……桁受部、７……桁、
８……上側連結弧面、９……ボルト（固着具）、
１０……金具。
は桁と金具の連結部の垂直断面図、第２図はカー
ポートの正面図である。 １……支柱、３……下壁部、４……下側連結弧
面、５……スロツト、６……桁受部、７……桁、
８……上側連結弧面、９……ボルト（固着具）、
１０……金具。
Claims (1)
- 支柱１上に固定された桁支持用の金具１０の上
端に、垂直断面円弧状の下側連結弧面４を有しか
つ弧方向に長い固着具挿通用のスロツト５を有す
る桁受部６が設けられ、他方、屋根の桁７の下壁
部３に、下側連結弧面４に合致する垂直断面円弧
状の上側連結弧面８が設けられ、下側連結弧面４
の上に上側連結弧面８が載せられて、スロツト５
を通る固着具９によつて桁７が金具１０に固着さ
れている、組立建物における屋根角度調整自在な
桁連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20393986U JPH0545682Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20393986U JPH0545682Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63106804U JPS63106804U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0545682Y2 true JPH0545682Y2 (ja) | 1993-11-25 |
Family
ID=31169740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20393986U Expired - Lifetime JPH0545682Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545682Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4612555B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-01-12 | 新日軽株式会社 | 組立屋根 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP20393986U patent/JPH0545682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63106804U (ja) | 1988-07-11 |
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