JPS63317306A - 残留塩化ビニルモノマ−の少ない低重合度塩化ビニル重合体粉末及びその製造方法 - Google Patents

残留塩化ビニルモノマ−の少ない低重合度塩化ビニル重合体粉末及びその製造方法

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JPS63317306A
JPS63317306A JP15310387A JP15310387A JPS63317306A JP S63317306 A JPS63317306 A JP S63317306A JP 15310387 A JP15310387 A JP 15310387A JP 15310387 A JP15310387 A JP 15310387A JP S63317306 A JPS63317306 A JP S63317306A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は残留塩化ビニルモノマーが極めて少ない低重合
度塩化ビニル重合体粉末及びその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
現在食品用用途の塩化樹脂成形品中の塩化ビニルモノマ
ーは食品衛生法に基づき1 ppm以下を要求されてい
る。又近年業界でもつと残留塩化ビニルモノマーを少な
くしようとする動きがある。
硬質用途には通常重合度250〜850の範囲の塩化ビ
ニル重合体(以下「低重合度塩化ビニル重合体」という
。)が使われる。その理由はこれ以上の重合度の重合体
では可塑剤を使用せずに透明性を保持し、かつ黄色く着
色せずに加工するのは極めて困難なためである。しかし
ながら塩化ビニル重合体は、重合体の重合度が低くなれ
ばなる程、残留塩化ビニルモノマーが残り易い。
従来塩化ビニルの重合後得られた重合体粉末の水分散液
又はこれを脱水して得られるウェットケーキを加熱処理
して重合体粉末から塩化ビニルモノマーを除去する方法
が多数提案されている。これらの方法により高温で長時
間低重合度塩化ビニル重合体粉末を処理すれば残留塩化
ビニルモノマー濃度を100 ppb以下にすることは
できるが、この場合には重合体粉末は劣化し赤く着色し
てしまう。従って、着色がなく残留塩化ビニルモノマー
濃度100 ppb以下の低1合度塩化ビニル重合体粉
末は未だ得られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は着色がなく、残留塩化ビニルモノマー濃度10
0 ppb以下の低重合度塩化ビニル重合体粉末及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明の要旨は下記のようである。
(1)  重合度が250〜850で、重合体中の残存
塩化ビニルモノマー濃度が100 ppb以下であり、
下記条件で成形した試験片のL * a* b *表色
系で表わした色調がa*≦1.2、b*≦9でである塩
化ビニル重合体粉末。
記 塩化ビニル重合体粉末100重量部、DOP60重量部
及びCa −Zn系安定剤0.6 i1’[量部全15
0 ’Cの加熱ロールで5分間混練した後膜厚1mmで
シート出しし、更にこのシートを5枚重ねて155℃で
5分間加圧プレスして厚さ5絹の透明シートとして試験
片とする。
(2) メルカプト基とヒドロキシル基又はカルボキシ
ル基とを有する有機化合物の存在下で重合温度40〜6
0℃で懸濁重合して得られた重合度が250〜850の
塩化ビニル重合体粉末の水性分散液を段塔中で流下させ
ながらスチーム処理し、この際、該段塔中に使用する棚
板として(イ)該水性分散液の流入部から流出部に至る
流路が一連の溝型に構成され、(ロ)相隣る棚板間にお
いては該水性分散液は1つの棚板から溢流によって流出
し、その下段の棚板に液封状態で流入するようにされ、
(ハ)各棚板に対するスチームの供給は棚板面にほぼ均
等に配置された多数の直径0.5〜2nの小孔により、
に)核小孔の面積の総和の該棚板に対する面積比が0.
04〜0、0004であるものを使用し、該水性分散液
の温度が95℃〜110℃1圧力0.86〜IA6kg
 / ti、塔内の滞留時間が、10〜25分となるよ
うにし、次いで脱水乾燥することにより、重合度が25
0〜850で、重合体中の残留塩化ビニルモノマー濃度
が100 ppb以下であり、(1)に記載した条件で
成形した試験片のL * a* b *表色系で表わし
た色シ希がa*≦1.2、b*≦9である塩化ビニル重
合体粉末の製造方法。
前記メルカプト基とヒドロキシ基又はカルボキシル基を
有する有機化合物(以下「メルカプトエタノール等」と
いうことがある。)としてはメルカプトエタノール、チ
オプロピレングリコール、チオグリセリンなどのアルコ
ール類、チオグリコール酸、チオヒドロアクリル酸、チ
オ乳酸、チオりんご酸などのカルボン酸類が例示される
。これらは連鎖移動剤として公知である。この有機化合
物の炭素数は特に限定されな示す。この有機化合物の使
用量は重合温度などの1合条件により多少異なるが、一
般には仕込み+M化ヒビニルモノマ一対して0.02〜
0.3m量%の範囲が経済的に好ましい。乙の有機化合
物の使用は1ff1類に限定される事なく、2種以上の
混合物として使用してもよい。この有機化合物の添加時
期は、重合前から1(合温度に昇温後2時間以内の時期
に添加する事が好ましい。
重合温度は40〜60℃の範囲が好ましい。
60℃より高い温度では脱モノマー性が悪くなる。又4
0℃より低い温度では目的の重合度の物を得るためにメ
ルカプトエタノール等の添加量が多くなり重合が遅延し
実用的ではない。
本発明における懸濁重合において通常の塩化ビニル七ツ
マー等の懸濁剤が使用される。懸濁剤としてポリビニル
アルコール(ポリ酢酸ビニルの部分けん化物を含む)メ
チルセルロースの様なセルロース誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体等の合
成高分子物質及びデンプン、ゼラチン、トラガントゴム
、アラビアゴム等の天然高分子の1m類又は2種類以上
の混合物を用いることができる。
重合開始剤としては過酸化ラウロイル、過酸化ベンゾイ
ル、ターシャリブチル−パーオキシビバレート、ジイソ
プロピルパーオキシジカーボネート、ジシクロヘキシル
パーオキシジカーボネート、ジ2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート、ジ3,5.5−トリメチルヘキ
サノイルパーオキサイド、ビス(4−ターシャリ−ブチ
ルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ3−
メトキシー3−メチルブチルパーオキシジカーボネート
、ジセカ/グリープチルパーオキシジカーボネート、ア
セチルシクロへキシルスルホニルパーオキサイド等の有
機過酸化物、及びα、α′−アゾビスー2.4−ジメチ
ルバレロニトリル、a、α′−アゾビスー4−メトキシ
ー2.4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物のう
ち1種類又は2種類以上の混合物を用いることができる
次に本発明で使用する段塔の構成及び運転方法を説明す
る。
イ)段塔:本発明の方法における塩化ビニル重合体粉末
の水分散液のスチーム処理には、いわゆる段塔を使用す
る。段塔は、一般に塔内に上下方向に区分され九段を有
し、各段を構成する棚板は、平板、トレー状、網目板、
有孔板、泡鐘器付板などである。本発明の方法では後述
の特殊な有孔板を使用する。塔径は、限定されないが、
0.3mないし3tn、殊に0.5ないし2m8度が使
用し易い、前記塔径の場合、塩化ビニル重合体粉末の水
分散液の処理量は、該水分散液中東合体粉末5度25重
量%の場合1時間1塔当りlないし300ゴ、好ましく
は5ないし100 nlである。また、塔高は特に限定
されないが塔径の5ないし20倍、好ましくは5ないし
15倍程度が使用し易い。
口)流下とは、本発明の方法に使用する段塔の比較的高
処に供給された該水性分散液を特定の段室からより低い
位置の各段室を逐次経由して重力により移動させること
をいう。もつとも後に存述するように各段を構成する棚
板に供給される該水分散液は、溢流方式金とるので、供
給段の棚板(実質的にはトレー)が満たされるまでは次
の段に流下することは々い。また、各棚板内に滞留する
間に塩化ビニル重合体粉末が該板上に沈降し、若しくは
該水分散液がパックミキシングをおこすことも後述の理
由で実質上ない。
そしてこれらの点が本発明の重合体粉末金層るのに重要
な役割を果しているのである。
ハ)段塔中に使用する棚板:段塔を使用して塩化ビニル
重合体粉末の水分散液全スチーム処理する理由は■該ス
ラリーヲスチームと充分に気液接触させること、■スチ
ームを各段室間で多重に利用して熱効率の向上を計る為
であり、単に段塔内の塩化ビニル重合体水分散液の塔内
平均滞留時間を延長させる為でない。逆に、滞留時間を
短縮して脱モノマー効果を上げるため棚板の構造として
、添付第1A図及び第1B図に例示されるものを採用す
る。第1A図は、該棚板の平面図、第2B図は段塔の縦
断面(第1A図のA−AVr面)において棚板金2板組
合せた状態を示す。両図において1は底板、2は棚板内
に溝型の流路を形成する側板、2′は溢流用の側板、2
”は側板2であって2′と結合したものが下方に突出し
た液封用側板であり、1段下の段室の流路形成用側板を
兼ねている。
前記溝型流路によって、前記塩化ビニル重合体粉末の水
分散液の流れを押出流れに近い流れと己、該木ケ似染、
のバックミキシングを防止し、その滞留時間分布を狭く
すると共に該水分散液及び該1合体粉末からの脱モノマ
ー効果を上げ、該水分散液の塔内滞留時間を短かくする
ことができる。
また図示していないが、第1A図、第1B図の棚板の底
板には、その全面にわたり、はぼ均一に分布された多数
の小孔(直径0.5〜2 tx )があり、該小孔の断
面積の総、和の該底板に対する面積比(側板2、グとの
接合によって占有されている部分の面積を除く)は0.
04〜0.0004、好ましくは0.02〜0.002
となっている。また、棚板の外周便板3は、第1B図で
は上下の棚板と一体的に構成されているが、勿論側々に
製作され、棚板金7ランジ等で気密可能に接続できるよ
うにしてもよく、前述のように側板3が直接段塔の胴部
を構成してもよい。
二)前記ハ)の棚板を楼数枚装着した本発明方法に使用
する段塔:N断面図を第2図に例示する。
この図において3は塔側板を兼ねる塔胴部で棚板1を上
下各2板宛納金した該胴部は、7ラン2面4で上下の胴
部と結合される。
また、5は塩化ビニル重合体粉末水分散液の供給口であ
り、図示してないが該分散液供給配管に連結されている
。また、6は塔頂カバーであり、6′は水蒸気と塩化ビ
ニルモノマーノ混合物の排出口である。
7は塔底室、7′は被処理分散液抜出口、8はスチーム
吹込口、9は洗滌水配管で、それらの機能はそれぞれ図
示により直に理解される通りである。
ホ)本発明方法に用いる段塔の機能: 第2図で例示される段塔に塔頂部から液封状態で被処理
物である塩化ビニル重合体粉末水分散液を流入させる。
液封状態とは、供給口5から水蒸気、塩化ビニルモノマ
ー等のガスが逸出しない構成をいい、供給口5は通常は
後述第3図12の配管に直結する。供給された該分散液
は、先づ最上部の段室の棚板金満たし、溢流して次の段
室の棚板を満たし、以下同様に溢流上下して最下部の塔
底室7の直上の段室に至り、次の脱水工程(第4図の4
()に導かれる。また、スチームは塔底室7に装着され
たスチーム吹込口8から、適当な圧力と量(後述)のも
のが吹込まれ、最下部の段室の棚板の底板に多数設けら
れた小孔から、該段室の棚板上に滞留する塩化ビニル重
合体粉末水分散液に吸収され、該分数液を加熱して、該
吹込スチームより低温度の水蒸気と塩化ビニルモノマー
の混合蒸気を発生させる。また、塔底室の内圧力は、該
スチーム吹込により、最下部段室の圧力に該室の棚板上
の塩化ビニル重合体粉末水分散液の液ヘッドを加えたも
のより若干高く維持されているので、前記小孔から該分
散液若しくは水分が流下することはない。また夫々上下
に隣接する他の段室間についても同様に下段の室圧は、
上段の室圧に滞留液ヘッドを加えた圧力よシ高く維持さ
れるので、各段室の棚板の小孔から塩化ビニル重合体粉
末水分散液若しくは水分が流下することはない。この流
下防止を可能にするのは、前述のような圧力差のみなら
ず、小孔の直径が0.5〜2ff、好ましくは0.7〜
1.5Hのように小さく、上昇する水蒸気等と流下する
スラリーとの向流が事実上不可能であることにもよる。
各段室における滞留液である塩化ビニル重合体粉末の水
分散液は第1A図、第1B図に例示する溝型の流路を有
する棚板上を入口から出口方向へはソ押出し流れに近い
流れ状況を維持しつつ移動する。前記分散液が押出し流
れを形成することは、該分散液中の重合体粒子がほぼ等
しい滞流時間で各段全通過することを意味し、本発明の
重要な一要素である。何故なら、滞留時間分布の大きい
流れKあっては、一部に非常に長い滞留時間を持つ塩化
ビニ々重合体粒子が存在することになり、このように長
時間の熱履歴を受けた該粒子は、熱劣化を起こし、最終
的に塩化ビニル重合体粉末製品の品質を損うおそれがあ
り、池方一部に非常に短い滞留時間を持つ塩化ビニル重
合体粒子が存在することになり、このような粒子は、塩
化ビニル重合体粒子内のモノマーの脱着が処理時間に対
して指数関数的に減少することから、高濃度のモノマー
を含有し、最終的に塩化ビニル1合体粉末製品のモノマ
ー濃度を高くするからである。この間該分散液は前記小
孔からの混合蒸気吹込により主としが加熱され、主とし
て該重合体粉末中に吸収されている塩化ビニルモノマー
を脱着気化させて再蒸発によって生成する水蒸気と共に
直上の段室へ向う混合蒸気を形成する。また、該滞留液
である塩化ビニル重合体粉末水分散液は、下段からの混
合蒸気吹込による液膨張によって静止時の計算値より数
%ないし20%内外液面が高まる。このような段室内の
状態を維持するための所要蒸気量は、塩化ビニル重合体
粉末水分散液(標準的な重合体粉末分含有率25%)l
y/肖91時間当υ1ないし100kQ好ましくは5な
いし50 kg (段数、小孔の面積比、通過速度によ
って異る)である。第1A図、第3図に示された棚板の
例示寸法としては底板の直径120α流路の巾173、
側板2の高さ651、堰側板“2′の高さ40cIII
で使用時の段室の高さ703である。また、孔径0.5
〜2tmの多数の小孔の合計面積の底版に対する面積比
は(今に述べた如<0.04〜0.0004好ましくは
0.02〜0、 OO2である。該面債比が0.000
4未満では、スチーム処理が不充分にしか実施できず0
.04を超えると多量のスチームを要し、脱塩化ビニル
モノマーの効果は格別向上しない。
へ)本発明に用いる段塔の運転条件: 第3図に本発明における段塔による脱モノマ一方法の7
0−シート金例示し、このフローシートの説明に沿って
運転条件を説明する。同図において11は、塩化ビニル
重合体粉末水分散液のタンクであり、図示してないが、
通常受入配管、重合体粉末の沈降を防ぐ攪拌装置、気相
部を外気と護衛する水封装置を有する。容量は限定され
ないが段塔14の該分散液処理能力(m/hr)に対し
、1時間以上数時間分が維持しうる量が望ましい。何故
なら本発明の方法に使用する段塔の運転は、停止後再開
時の運転条件の定常化までの時間損失を避けるため長時
間連続して行うことが望ましく、一方塩化ビニル重合体
粉末水分散液の前記スラリータンク11への受入は、塩
化ビニルの重合方法などが間欠的であることが多いから
である。該水分散液は、段塔へ供給配管12、ポンプ1
3を経て段塔14の塔頂室に供給される、供給量(〃l
/hr )については該分散液の滞留時間が10分女い
し25分となるように調整する。25分より長い滞留時
間で処理された場合、残留塩化ビニルモノマーは少なく
なるが長時間高温にさらされるため該塩化ビニル重合体
粉末が着色しはじめるためである。又10分より短い時
間での滞留時間では残留壇上ビニルモノマーが1oOp
pb以下の着色しない乾燥塩化ビニル重合体粉末が得ら
れないためである。塔頂室へ供給される時の該水分散液
の温度は70〜100℃好ましくは80〜95℃である
。塔頂室の棚板は、前記第1A図と同様の構造を有し、
直下の段室よシ底板の多数の小孔を通じて吹込まれる混
合蒸気により該棚板上の塩化ビニル重合体粉末水分散液
は加熱され、含有する塩化ビニル七ツマ−の一部は分離
され気化する。該分散液は棚板の堰を溢流して直下の段
室の棚板に移動して、同様に加熱され逐次液温全上昇さ
せつつ最下段の塔底室に至る、塔底室でけ吹込口8から
蒸気が吹込まれ分散液の温度は95℃〜110℃となる
ようにする。処理された分散液は、塔底室から抜出管1
9、ポンプ2(l経て処理された分散液受入1a21に
至る。処理された分散液は抜出管22より脱水並びに乾
燥工程に送られるが、塩化ビニルモノマーの分離が不充
分のときは、分散液タンク11へ処理された分散液の一
部若しくは全部を循還できる。他方、スチーム吹込によ
り逐次各段室に於て発生した混合蒸気は、塔頂室から混
合蒸気抜出管16金経て凝縮器17で加圧下に水の氷点
より高い温度で凝縮され、水と塩化ビニルモノマーに分
けられる。
塩化ビニルモノマーは精留して重合に再使用できる。
本発明の方法に使用する塩化ビニル重合体粉末の水分散
液中の塩化ビニル重合体粉末分の割合(以下単に分散液
濃度ということがある)重量%は、段塔の能力(分散液
m/hr)及び塩化ビニルモノマー除去性能ないし運転
条件と密接な関係を有する。適当に本発明の方法を実施
できる該7P度範囲は5ないし45%好ましくは10な
いし40%最も好ましくは15ないし30%である。4
5%を超えると流動性不良となシ能率よく流下させるこ
とができず、5%未漕では処理能力の著しい低下の反面
、脱塩化ビニルモノマー効果の格別の上昇はない。
段塔の処理能力は、一定分散液の度の被処理分散液を使
用した場合、滞留量と滞留時間に支配され、滞留量は、
各段室の側板τのレベル以下の棚板のトレイとしての容
量の和によって決定される。また、滞留時間は、塔内の
流路の抵。
抗(流路断面積、流路の長さ、浩差等)によって支配さ
れるが実測により、容易に知ることができ、また、化学
工学的スケール拡大、若しくは縮小によって設計値を求
めることは容易である。
前記段塔で処理された分散液は、次に脱水される。脱水
は常法によ9行ないうる。例えば遠心分離機で脱水する
脱水物は次に乾燥する。この乾燥も常法で行ないうる。
そのような脱水乾燥の一例を第5図に示す。
この図において、41は遠心分離機、42は1次乾燥系
(管中にて脱水物を加熱気流で輸送しその間に該脱水物
を乾燥する。)、43は2次乾燥系、44.45及び4
6は空気ブロワ−147は振動篩、48は製品タンク、
49は1次乾燥系サイクロン、50は1次乾燥系マルチ
クロン、51は2次乾燥系サイクロン、52は2次乾燥
系マルチクロン、53は吸揚げサイクロン、54は吸揚
げマルチクロン、55,56及び57はロータリーバル
ブである。尚58は遠心分離振下温度計、59は1次乾
燥系温度計、60は2次乾燥系温度計である。
前記段塔で処理することによりこの段塔の分散液中の重
合体粉末の塩化ビニルモノマー含有量を500 ppb
以下特に100 ppb以下とすることができる。10
0 ppbより大きいときは、この分散液を前記方法で
脱水し、この脱水物に55〜130@Cの気流を接触さ
せ、塩化ビニル重合体粉末のJIS K 6721−1
977による揮発分が0.3%以下となるように乾燥す
ることにより残留塩化ビニルモノマーIP[カ100 
PPb以下の塩化ビニル重合体粉末を得ることができる
。前記気流に用いる気体としては空気、窒素ガス等を用
いうる。
このようにして得られた残留塩化ビニルモノマー濃度が
100 ppb以下の塩化ビニル重合体粉末は着色がな
い。
(実施例〕 以下に実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
尚以下に示す実施例及び比較例において示す成形品の色
調とは、塩化ビニN重合体粉末を下記条件で成形した試
験片のL*a*b*表色系で表わした色!iiをいう。
この試験片の包製はスガ試験機株式会社製のカラーコン
ピューター(SM−4−2)で測定した。
記 塩化ビニル重合体粉末100重量部、DOP60TL量
部及びCa −Zn系安定剤(アデカアーガス側製MA
RK36 (商標))0.6″X景部を150℃の加熱
ロールで5分間混練した稜膜厚1mmでシート出しし、
更にこのシートを5枚重ねて155℃で5分間加圧プレ
スして厚さ5fiの透明シートとして試験片とする。
実施例1〜3、比較例1.2 攪拌機付の内容積zoooO1の重合器の内部を窒素ガ
スで置換し、次いで水5500に9、懸濁剤としてけん
化度72%のポリビニルアルコール0.045iL量m
c塩化ビニルモノマー100]j餘部に対して。以下同
様。)けん化度68%のポリビニルアルコール0.04
iftH1び重合開始剤としてa、α′−アゾビスー2
,4−ジメチルバレロニトリル0.04重置部を重合器
に仕込み、攪拌しながら塩化ビニルモノマー4400#
(100重量部)′(I−仕込み、60’Cに昇温稜、
メルカプトエタノール0.045重量部ヲ1″合器に供
給し重合を進め、重合器内の圧力がゲージ圧7#/dに
なった時重合を停止し、未反応ガスを系外に排出し塩化
ビニル重合体粉末の水分散液を生成した。この重合で得
られた塩化ビニル重合体粉末は重合度−700、残留塩
化ビニルモノマー濃度8000ppm、重合体粉末8度
30重量%であった。
該塩化ビニル重合体粉末の水分散液を第1A。
第1B図の形状の棚板(小孔1fl、面積比0.2%)
を有し、第2図のように組立てられた段塔(段数5)に
供給してスチーム処理ega図の1秤に従って行なった
。使用した段塔は棚板1枚当り容量は3751.1段の
間隔79cIl、棚板内のセキ高さ35cM、流路幅は
17画であった。第3図の分散液タンク11で80℃に
余熱された該分散液(比重1.05)を表1に示す速度
で同図の段塔14の塔頂室にフィードし、塔底室に吹込
管8から110℃の水蒸気を毎時375 kg/dの速
度で吹込んべ該分散液の塔頂室の温度は100℃であっ
た。、rg、塔内を逐次流下し、105℃に加熱された
核分散液を、段塔14の最下段から出口管19、ポンプ
20を経てスラリー受入槽21に受入れたが、この間冷
却器(図示してない)によって50℃まで冷却した。こ
の分散液中の塩化ビニル重合体粉末中の塩化ビニルモノ
マー濃度を表1に示す。
前記スチーム処理後の塩化ビニル重合体粉末の水分散液
を、fas図に示す遠心分離機41で脱水した後第5図
に示す乾燥装置で気流乾燥し、乾燥品のJIS K 6
721−1977による揮発分が0.3%以下となるよ
うにした。尚乾燥に用いた気流の温度は、遠心分離機工
温度計りのところで125℃、1次乾燥系温度−のと仁
ろで65℃、2次乾燥温度計60のところで58℃とな
るようKした。
得られた乾燥塩化ビニル重合体粉末中の塩化ビニルモノ
マー濃度及び着色度(成形品の色調で示す。)を表1に
示す。
表1より塔内滞留時間が、10分よシ短いと乾燥して得
られる塩化ビニル重合体粉末中の塩化ビニルモノマー濃
度が100 ppb以下にならず、又25分より長いと
乾燥して得られる塩化ビニル重合体粉末中の塩化ビニル
モノマーatが着色することが分かる。
比較例3〜6 攪拌機付の内容積zoooO1の重合器の内部を窒素ガ
スでgt、換し、次いで水5500にり、懸濁剤として
けん化度72%のポリビニルアルコール0.045重量
部、けん化度68%のポリビニルアルコール0.04T
i量部及び重合開始剤としてα、α′−アゾビスー2.
4−ジメチルバレロニトリル0.04重量部ff:重合
器に仕込み、攪拌しカがら塩化ビニルモノマー4400
に9(1007!t−ff1部)を仕込み、67℃に昇
温後、重合を開始し器内圧がゲージ圧7 kg / C
1aになった時重合を停止し、未反応ガスを系外に排出
し塩化ビニル重合体粉末の水分散液を生成した。
この重合で得られた塩化ビニル重合体粉末3は重合度−
710、残留塩化ビニルモノマー濃度7900 Ppm
であ)、分散液中の重合体粉末濃度30!景%であった
得られた塩化ビニル重合体粉末の水分散液を実施例1〜
3で用いたのと同じ段塔を使用してスチーム処理を第3
図の工程に従って行なった。
第3図の分散液タンク11で80℃K余熱された該分散
液(比重1.05)を表2に示す速度で同図の段塔14
の塔頂室にフィードし、塔底室に吹込管8から110℃
の水蒸気を毎時375#/dの速度で吹込んだ該分散液
の塔頂室の温度は】00℃であった。段塔内を逐次流下
し105℃に加熱された該分散液を段塔14の最下段か
ら出口管19、ポンプ20を経てスラリー受入槽21に
受入れたが、この間冷却器(図示してない)によって5
0℃まで冷却した。仁の分散液中の塩化ビニル重合体粉
末中の塩化ビニルモノマー濃度を表2に示す。
前記スチーム処理後の塩化ビニル重合体粉末水分散液を
実力例1〜3と同じ方法で脱水した後、実施例1〜3と
同じ方法で気流乾燥した。
得られた乾燥塩化ビニル1合体粉末中の塩化ビニルモノ
マー濃度及び着色度(成形品の色調)を表2に示す。
以上の結果を実施例1〜3と対比すると、重合時にメル
カプトエタノールを用いない場合は同一量の塩化ビニル
重合体粉末水分散液を同一蒸気量?用い、同一の塔内滞
留時間処理し、同一条件で乾燥しても、乾燥塩化ビニル
1合体粉末中の残留塩化とニルモノマーが極端に多く、
前記実施例1〜3の効果のすぐれていることが明白であ
る。
実施例4〜6 連鎖移動剤を表3に示す化合物及び添加部数とし、得ら
れた重合体分散液の塔へのフィード量を6.35 ty
l/ hr (滞留時間15分)とした以外は実施例1
〜3と同様な重合及び後処理をした。その結果を表3に
示す。
実施例7 塔へのフィード量k 8.81 n?/ hrとし、塔
底室に吹込管8から110℃の水蒸気を500kg/h
rの速度で吹込んだ以外は全〈実施例1〜3と同様な重
合及び後処理をした。その結果を表4に示す。
表 4 比較例7〜10 容量5ゴの縦型タンクに分散液供給口31、分散液抜出
口32、蒸気吹込口33、混合蒸気抜出口34t−備え
た第4図の形状の装置を用いた以外は実施例1〜3と同
一条件で得た重合体粉末水分散液を表5に示す流量でフ
ィードし、105℃でスチーム処理した。但し滞留スラ
リー量は1.6扉とした。このように処理した分散液を
実施例1〜3と同様に脱水、乾燥した。その結果を表5
に示す。
表5よりメルカプトエタノールを添加して得た重合体粉
末の水分散液でもこの比較例の装置では脱モノマーの効
果が悪〈実施例1〜3で使用した段塔との違いが明白で
ある。又滞留時間を長くすればこの装置でも乾燥器で1
00 Ppb以下になるが、乾燥品が赤色に着色するこ
とが明らかである。
〔発明の効果〕
本発明方法により重合度が250〜850で、重合体中
の残留塩化ビニルモノマー濃度が100ppb以下であ
り、下記条件で成形した試験片のI、* a* b *
表色系で弄わした色調が一≦1.2、b*≦9である塩
化ビニル重合体粉末を得ることができる。
記 塩化ビニル重合体粉末100重量部、DOP60″Mt
部及びCa −Zn系安定剤0−6 fi量部を150
℃の加熱ロールで5分間混練した後膜厚1mでシート出
しし、更にこのシートを5枚重ねて155℃で5分間加
圧プレスして厚さ5mの透明7−トとして試験片とする
また本発明の重合体は低重合度で着色がなく、かつ残留
塩化ビニルモノマー濃度が100 ppb以下であるか
ら、人体に1 より無害の硬質用途特に食品用用途に用
いうる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本発明方法に使用する段塔に使
用する棚板の−8で あり、第2図は本発明方法に使用する段塔の一例の概略
断面図、第3図は本発明方法における塩化ビニル重合体
粉末の水分散液のスチーム処理の一例の工程図であシ、
!4図は、比較例7〜10で用いたスチーム処理装置の
概略断面図、第5図は本発明に使用しうる、スチーム処
理後の分散液の脱水・乾燥装置の一例の工程図である。 これら図面において、1は棚板の底板、2は棚板の側板
、3は胴板、4社7ランジ、5は分散液入口、6は塔頂
室、7は塔底意、6′は混合蒸気出口、7′は処理され
た分散液の出口、8は蒸気吹込口、11は分散液タンク
、14は段塔、16は混合蒸気抜出管、17は凝縮器、
21は処理された分散液の受入槽、31は分散液供給口
、32は分散液抜出口、33は蒸気吹込口、34は混合
蒸気抜出口、41は遠心分離機、42は一次乾!9系、
43は2次乾燥系、44.45及び46は空気プロワ−
147は振動篩、48は製品夕/り、49・51及び5
3はサイクロン、50.52及び54はマルチクロン、
55.56及び57はロータリー/< /1.−7”で
ある。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)重合度が250〜850で、重合体中の残留塩化
    ビニルモノマー濃度が100ppb以下であり、下記条
    件で成形した試験片のL^*a^*b^*表色系で表わ
    した色調がa^*≦1.2、b^*≦9である塩化ビニ
    ル重合体粉末。 記 塩化ビニル重合体粉末100重量部、DOP60重量部
    及びCa−Zn系安定剤0.6重量部を150℃の加熱
    ロールで5分間混練した後膜厚1mmでシート出しし、
    更にこのシートを5枚重ねて155℃で5分間加圧プレ
    スして厚さ5mmの透明シートとして試験片とする。 (2)メルカプト基とヒドロキシル基又はカルボキシル
    基とを有する有機化合物の存在下で重合温度40〜60
    ℃で懸濁重合して得られた重合度が250〜850の塩
    化ビニル重合体粉末の水性分散液を段塔中で流下させな
    がらスチーム処理し、この際、該段塔中に使用する棚板
    として(イ)該水性分散液の流入部から流出部に至る流
    路が一連の溝型に構成され、(ロ)相隣る棚板間におい
    ては該水性分散液は1つの棚板から溢流によつて流出し
    、その下段の棚板に液封状態で流入するようにされ、(
    ハ)各棚板に対するスチームの供給は棚板面にほぼ均等
    に配置された多数の直径0.5〜2mmの小孔により、
    (ニ)該小孔の面積の総和の該棚板に対する面積比が0
    .04〜 0.0004であるものを使用し、該水性分散液の温度
    が95〜110℃、圧力0.86〜1.46kg/cm
    ^2、塔内の滞留時間が10〜25分となるようにし、
    次いで脱水乾燥することを特徴とする重合度が250〜
    850で、重合体中の残留塩化ビニルモノマー濃度が1
    00PPb以下であり、下記条件で成形した試験片のL
    ^*a^*b^*表色系で表わした色調がa^*≦1.
    2、b^*≦9である塩化ビニル重合体粉末の製造方法
    。 記 塩化ビニル重合体粉末100重量部、DOP60重量部
    及びCa−Zn系安定剤0.6重量部を150℃の加熱
    ロールで5分間混練した後膜厚1mmでシート出しし、
    更にこのシートを5枚重ねて155℃で5分間加圧プレ
    スして厚さ5mmの透明シートとして試験片とする。 (3)前記乾燥を、前記脱水により得られた脱水物に5
    5〜130℃の気流を接触させ、塩化ビニル重合体粉末
    のJIS K 6721−1977による揮発分が0.
    3%以下となるように行なうことを特徴とする第(2)
    項記載の方法。
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