JP2896272B2 - 塩素化塩化ビニル系樹脂の後処理方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニル系樹脂の後処理方法

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JP2896272B2
JP2896272B2 JP21225592A JP21225592A JP2896272B2 JP 2896272 B2 JP2896272 B2 JP 2896272B2 JP 21225592 A JP21225592 A JP 21225592A JP 21225592 A JP21225592 A JP 21225592A JP 2896272 B2 JP2896272 B2 JP 2896272B2
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照雄 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塩素化塩化ビニル系
樹脂の後処理方法に関するものであり、とくに脱水後に
なお水を含んだ塩素化塩化ビニル系樹脂を迅速に乾燥す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塩素化塩化ビニル系樹脂(以下、これを
CPVCという)は、塩化ビニル系樹脂(以下、これを
PVCという)を塩素化して作られる。CPVCは、P
VCの持つすぐれた耐候性、耐火災性、耐薬品性をその
まま保持し、耐熱性が足りないというPVCの欠点を補
っているので、広い用途が期待される。
【0003】CPVCを作るには、PVCを塩素化して
CPVCとした後、生成物を中和し、水洗し、その中か
らCPVCを分離して脱水し、最後にCPVCを乾燥し
て粉末とすることが必要とされる。それは、CPVCが
粉末として加工業者に販売されるものだからである。従
って、CPVCの製造では、CPVCを脱水したのち、
これを乾燥する工程を避けることができない。
【0004】CPVCの脱水は色々な方法で行うことが
できる。例えば、遠心力を利用したり、気体を通した
り、濾布を通して圧縮したり、振動させたりして行うこ
とができる。しかし、何れにしてもCPVCは脱水され
たあとで水分をまだ多量に含んだケーキ状の塊となって
いる。このケーキ状の塊を乾燥して粉末とすることが、
最終的に必ず必要とされる。
【0005】上述の乾燥には、一般に流動乾燥器が使用
された。流動乾燥器は、その中に多数の孔のあけられた
底が設けられていて、底上に乾燥すべき粉末又はその塊
を乗せると、孔の下から熱風が送られて乾燥すべき粉末
又は塊を浮上させ、流動層を形成しながら粉末又は塊を
乾燥する機構のものである。実用される流動乾燥器は、
多段又は多室とされ、乾燥が進むに従って熱風が粉末を
入口から出口へと運ぶように構成された。従って、入口
から湿った粉末を投入すると、自動的に出口から乾燥さ
れた粉末が取り出されることとなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、流動乾燥器
を使用してCPVCのケーキを乾燥すると、乾燥するこ
とはできるが、能率よく乾燥することができないという
欠点があった。そこで、この欠点を改良する必要があっ
た。
【0007】
【課題解決のための手段】この発明者は、上記欠点の原
因を追究した。その結果、この発明者は、CPVCのケ
ーキが流動乾燥器内で、乾燥の初期に流動層を形成しに
くいという特性を持っていることを突き止めた。すなわ
ち、CPVCは、流動乾燥器の入口近くに堆積して熱風
により容易に浮上しないので、これが隘路となって乾燥
が円滑に進行しないことを突き止めた。だから、乾燥の
初期だけ円滑に流動層を形成するように仕向ければ、そ
れ以後はCPVCを円滑に流動させることができ、従っ
てこれまでよりも能率よく乾燥できることとなると考え
た。
【0008】この発明者は、上記の考えに基づいて種々
実験を試みた結果、CPVCを水洗するとき、洗浄水の
中にジブチル錫マレートのような安定剤を少量加えてお
くと、これがCPVCに付着して、その結果洗浄後脱水
して得られたCPVCのケーキが、流動乾燥器内で流動
し易くなることを見出した。この発見を契機に、さらに
実験を重ねた結果、CPVCの初期の流動性を改善でき
るのは安定剤だけではなくて、可塑剤もその能力を持
ち、CPVCを水洗するときの温度において、液状とな
るようなPVC用の安定剤と可塑剤とを用いると、CP
VCの乾燥時の流動化が促進されることを見出した。こ
の発明は、このような知見に基づいて完成されたもので
ある。
【0009】この発明は、PVCの粉末を塩素化して得
られたCPVCの水性スラリを撹拌しながら、これに液
状のPVC用可塑剤又は安定剤を加えてCPVCに付着
させ、その後スラリからCPVCを分離して脱水し、脱
水したCPVCを流動乾燥器に入れて乾燥することを特
徴とする、CPVCの後処理方法を要旨とするものであ
る。
【0010】この発明要旨を要件ごとに分説すると、次
のとおりである。
【0011】この発明は、PVCの粉末を塩素化して得
られたCPVCの粉末を材料とする。このPVCは、塩
化ビニルの単独重合体に限らず、塩化ビニルと他の単量
体との共重合体であってもよい。他の単量体としては、
塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニト
リル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、アルキルビニルエーテルなどを用いることが
できる。また、PVCは、それがどのような重合方法で
作られたものであってもよい。例えば、懸濁重合法によ
って作られたPVCでも、乳化重合法によって作られた
PVCでも、塊状重合法によって作られたPVCでもよ
い。
【0012】PVCの塩素化は、気相で行ったもので
も、液相で行ったものでもよい。液相で行う場合には、
液体として水を使うか、有機液体を使うかによってさら
に2つに分けられるが、その何れであってもよい。水を
媒体とした場合には、塩素化の直後にCPVCが水性媒
体中へ分散された状態でスラリとして得られるが、気相
状態や有機溶媒中で塩素化した場合には、塩素化の直後
にそのままではCPVCが水性媒体中に分散した状態で
は得られない。しかし、この場合にも残留する塩素ガス
を除くためにCPVCが水洗されまた中和される。水洗
及び中和がなされると、CPVCは水性媒体中に分散さ
れた状態で得られることになる。こうして、気相状態や
有機溶媒中で塩素化した場合にも、CPVCが水性媒体
中でスラリ状にされる段階があるから、この段階でこの
発明方法を適用することができる。
【0013】この発明では、液状の塩化ビニル系樹脂用
可塑剤を用いる。液状とはスラリの温度において液状と
なるものであればよい。可塑剤としては色々なものを用
いることができる。大きく分けると、フタル酸エステル
系、リン酸エステル系、脂肪酸系、エポキシ系の4種類
に分けられる。フタル酸エステル系としては、ジブチル
フタレート、ジオクチルフタレート、ブチルフタリルブ
チルグリコレート等を用いることができ、リン酸エステ
ル系としては、トリクレジルホスフェート、トリオクチ
ルホスフェート等を用いることができ、脂肪酸系として
は、ジオクチルアジペート、ジオクチルセバケート等を
用いることができ、エポキシ系としては、アルキルエポ
キシステアレート等を用いることができる。
【0014】この発明では、上記の可塑剤の代わりに、
液状の塩化ビニル系樹脂用安定剤を用いることができ
る。この場合の液状という限定も、スラリの温度におい
て液状となるものであればよい。安定剤としては色々な
ものを用いることができる。例を挙げれば、ジブチル錫
マレート、ジオクチル錫マレート、ジブチル錫ラウレー
トなどの有機錫化合物、ジフェニルノニルフェニルホス
ファイトなどの亜リン酸エステル類、エポキシ化大豆油
などのエポキシ化合物などを用いることができる。
【0015】上記可塑剤及び安定剤を添加するときのC
PVCスラリの温度には、格別制限がない。可塑剤又は
安定剤の融点に応じて、その融点以上の温度にすること
もできる。しかし、好ましいスラリの温度は15−80
℃の温度である。
【0016】可塑剤及び安定剤の添加量は、CPVCの
重量を基準として10−10000ppmとするのが適
している。添加した可塑剤及び安定剤がすべてCPVC
に吸収されるとは限らないから、上述の添加量はおおよ
その標準を示したに過ぎない。しかし、PVC用の可塑
剤と安定剤とは、すべてのCPVCによく付着する。従
って添加した可塑剤と安定剤とは大体CPVCに付着す
ると考えてよい。可塑剤と安定剤の添加量が不足すると
きは、その効果が充分に現れないことになり、逆に添加
量が多すぎると、CPVCの熱変形温度が低下すること
になる。しかし、上述の10−10000ppmの範囲
内では、通常そのような不足も起こらない。
【0017】可塑剤及び安定剤の添加は、少量ずつ時間
をかけて行うことが好ましい。それは、一時に大量を添
加すると、一部のCPVCだけが局部的に可塑剤及び安
定剤を吸収又は吸着することとなって、可塑剤及び安定
剤が全体に均等に付着しないことになるからである。ま
た、可塑剤及び安定剤を添加している間及び添加後暫く
の間、通常5分間以上スラリをよく撹拌することが好ま
しい。
【0018】こうして、可塑剤又は安定剤を付着せしめ
られたCPVCは、次いでスラリから分離され、その後
脱水される。脱水は、前述のように色々な方法で行うこ
とができるが、その中では濾布に向かって圧力を加える
か又は遠心力を加えて濾過するのが適している。その結
果、CPVCは相当の水分を含んだケーキ状の塊とな
る。このケーキ状の塊は次いで流動乾燥器に入れられ
る。
【0019】流動乾燥器に入れられたCPVCのケーキ
状の塊は、入口付近の孔あき底上に堆積する。堆積した
塊は孔から吹き上げられる熱風によって表面から水分を
奪われて乾燥される。このとき、CPVCは、その表面
に可塑剤又は安定剤が付着しているので、水分を容易に
揮散させて乾燥される。それとともに、水による凝集が
解けて塊は分散されて粉末となり容易に浮上するに至
る。
【0020】CPVCに可塑剤及び安定剤が付着する
と、CPVCが流動乾燥器の中で乾燥の初期に、なぜ浮
上して流動し易くなるかは、よくわからない。しかし、
可塑剤及び安定剤が付着すると、CPVCが流動乾燥器
の中で早く浮上して、流動するに至ることだけは確かで
ある。
【0021】
【発明の効果】この発明によると、CPVCの水性スラ
リを撹拌しながらこれに液状のPVC用可塑剤又は安定
剤を加えるので、CPVCがPVCに類似した性質を持
つために、可塑剤又は安定剤はCPVCによく付着し、
従って均等に付着させることができる。その後スラリか
らCPVCを分離し脱水するので、脱水によって得られ
たCPVCは、可塑剤又は安定剤を付着させているた
め、水分を揮散させ易くなっている。そこで、脱水によ
って得られたCPVCを流動乾燥器に入れて乾燥する
と、CPVCは流動乾燥の初期に熱風によって早く水を
失い、塊が分解して浮上し易くなる。このために、流動
乾燥器内で初期に早く流動するに至り、従って流動乾燥
器による乾燥を能率よく行うことができる。しかも、付
着した可塑剤又は安定剤は、もともとPVC用のもので
あるから、付着していてもCPVCの使用に悪影響を与
えるものでなく、しかもその使用量が少量でよいから、
CPVCの使用には全く悪い影響を与えない。従って、
この発明方法によれば、能率よくCPVCを処理するこ
とができ、しかも得られたCPVCは良質のものであ
る。この点で、この発明の効果は大きい。
【0022】以下に実施例と比較例とを挙げて、この発
明のすぐれている所以を具体的に説明する。その場合、
実用される流動乾燥器を用いてCPVCを乾燥したので
は、乾燥の初期に浮上して流動するに至るまでの時間を
正確に測定することが困難である。そこで、乾燥初期の
流動し易さを明確にするために、ガラス製の流動乾燥器
を作成して、これにケーキ状のCPVCを入れて、CP
VCが流動を開始するのが外部から確認できるようにし
て、CPVCが流動を開始するまでの時間を測定するこ
ととした。
【0023】図1は、用いたガラス製流動乾燥器の内側
寸法を示している。この乾燥器は、ケーキ状の塊を入れ
る空所が、上部で円筒状をなし下部で下ほど狭まる円錐
台状をなしていた。その円筒状部分は、直径が130m
m、高さが220mmであり、円錐台状部分は上端直径
が130mm、下端直径が80mm、高さが300mm
であった。下端直径80mmのところには多孔板が付設
され、多孔板の下方からは温度95℃の空気を1分間に
40リットルの割合で吹き上げることができるようにさ
れた。このような流動乾燥器を用いて、CPVCの塊が
流動を開始するのが外からはっきり確認できるようにし
て、流動開始までの時間を測定した。
【0024】
【実施例1】 (CPVCの製造)300リットル容量のガラスライニ
グ反応槽に、脱イオン水150KgとPVC粉末30K
g(平均重合度1000)とを入れ、撹拌してPVCを
水中に分散させた。次いで反応槽を加熱して槽内温度を
70℃に上昇させた。その後、反応槽内に窒素ガスを吹
き込み、反応槽内の空気を窒素で置換した。次いで、反
応槽内に塩素ガスを吹き込み水銀ランプから紫外線を照
射しながらPVCの塩素化を行った。反応槽内の塩酸濃
度を測定し、これによって塩素化反応の進行状況を確認
して、生成したCPVCの塩素含有量が約65重量%に
達した時点で、塩素ガスの供給を停止し、塩素化反応を
終了させた。
【0025】その後、反応槽内に窒素ガスを吹き込んで
反応槽内を窒素ガスで置換し、未反応塩素を除去した。
得られた水性分散物を苛性ソーダで中和し、中和後のC
PVCを乾燥時の重量に換算して約200g分だけ取り
出し、これを2リットルのガラスビーカーに入れ、蒸留
水1リットルを加えて撹拌してこれをスラリとした。こ
のスラリにPVC用可塑剤のジオクチルフタレート0.
08gを添加し、30分間撹拌した。このとき加えたジ
オクチルフタレートは、CPVCに対し400ppmに
該当していた。このスラリをフィルタークロスで包んで
5分間遠心脱水した。こうして、なお水を含んでケーキ
状となったCPVCの塊を得た。
【0026】上記のCPVCのケーキ状塊を上で説明し
たガラス製流動乾燥器に入れ、多孔板の下から95℃の
空気を1分間に40リットルの割合で吹き上げて、ケー
キ状塊を乾燥し、塊が分解して粉末となって、CPVC
の全部が均一に流動を開始するまでの時間を測定した。
その結果、流動開始までに60秒を要した。
【0027】
【実施例2】この実施例では、苛性ソーダで中和後のC
PVC約200g分をガラスビーカーに入れ、蒸留水1
リットルを加えて撹拌してスラリとするまでは、実施例
1と全く同様に実施した。このスラリに、PVC用安定
剤のジブチル錫マレート0.08gを添加し、30分間
撹拌した。このとき加えたジブチル錫マレートは、CP
VCに対し400ppmに該当していた。このスラリを
フィルタークロスに包んで、5分間遠心脱水してCPV
Cのケーキ状塊を得た。
【0028】その後、このCPVCのケーキ状塊をガラ
ス製流動乾燥器に入れ、実施例1と全く同様にして流動
開始までの時間を測定したところ、その時間は40秒で
あった。
【0029】
【比較例1】この比較例は、実施例1においてジオクチ
ルフタレートを用いないこととした以外は、実施例1と
全く同様に実施して流動開始までの時間を測定した。そ
の結果、流動開始までに300秒かかった。
【0030】この比較例1の結果を実施例1及び2の結
果と比較すると、実施例1では流動開始までの時間が比
較例1の時間の5分の1、実施例2ではその時間が比較
例1の7.5分の1に短縮されている。これによって、
この発明の効果の顕著であることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例と比較例とにおいて用いたガラス製流動
乾燥器の内法寸法を示したものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂の粉末を塩素化して得
    られた塩素化塩化ビニル系樹脂の水性スラリを撹拌しな
    がら、これに液状の塩化ビニル系樹脂用可塑剤又は安定
    剤を加えて塩素化塩化ビニル系樹脂に付着させ、その後
    スラリから塩素化塩化ビニル系樹脂を分離して脱水し、
    脱水した塩素化塩化ビニル系樹脂を流動乾燥器に入れて
    乾燥することを特徴とする、塩素化塩化ビニル系樹脂の
    後処理方法。
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