JPS63314939A - データ伝送システムにおける異常検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 トークンリング方式により制御装置と複数端末間でデー
タ伝送を行う場合、制御装置と複数端末間に、起動信号
伝送用の起動信号ラインとデータ伝送用のデータライン
で結び、各端末に、受信した起動信号の一部を修正して
起動信号ラインに出力する起動信号修正手段と送信デー
タをデータラインに送出するデータ送出手段を有する制
御回路を設ける。

〔産業上の利用分野〕

本発明はトークンリング方式によるＬＡＮ通信方式に関
するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のシリアルループ制御の一例を示す図であ
る。

図中、１は制御装置、２１〜２ｆｉは夫々端末、３はデ
ータ収集起動ラインである。尚以下企図を通じ同一記号
は同一対象物を表す。

複数台の端末２１〜２１をシリアルループ接続して制御
装置１により監視・制御する通信システムに於いて、ル
ープ内に含まれる端末２．〜２．。

の障害を発見し、特定することはシステム運営上の大き
い課題である。

従来、第４図に示す様な所謂、トークンリング（ｔｏｋ
ｅｎ　ｒｉｎｇ）方式により伝送を行う場合、下記の手
順により行われる。

先づ制御装置１は自局に一番近い端末２ｎの起動信号を
出す。

端末２１〜２．の内、端末２１のみが制御装置ｌからの
起動信号を受信する。

若し、自端末に送信データが有る時は此れをデータ収集
起動ライン３に送出した後、自局に一番近い端末２□の
起動信号を出し、若し自端末に送信データが無い時は直
ちに端末２□の起動信号を出す。

次に端末２□のみが端末２．からの起動信号を受信する
。若し自端末に送信データが有る時は此れをデータ収集
起動ライン３に送出した後、自局に一番近い端末２３の
起動信号を出し、若し自端末に送信データが無い時は直
ちに端末２３の起動信号を出す。

此の様な動作を繰り返して制御装置１と複数台の端末２
ｎ〜２．．間でデータの授受を行う。

上記システムに於いて、制御装置１がシステムの動作状
態を診断する場合、制御装置ｌは診断コマンドを端末２
．に送出し、各端末２ｎ〜２．．から出る起動信号（応
答信号）を監視する。

診断コマンドは一種の起動信号であり、此の診断コマン
ドを受信した各端末２１〜２．、は必ず所定の送信デー
タを送出するモードを指定するコマンドである。

従って制御装置１が診断コマンドを発信した結果、各端
末２．〜２１から次々に起動信号（診断コマンド）が発
信され、且つ所定の送信データか送出されている場合は
、端末２．〜２．．、及びデータ収集起動ライン３は正
常であり、若し途中で起動信号が出なくなれば、其の端
末以降のデータ収集起動ライン３に障害があると判定出
来る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方式は制御装置１が最後の端末２゜からの起動
信号を受信する迄、待たないと障害状況が判らない。然
しなからデータ処理要求に対する応答のリアルタイム性
を強く求められる場合には極めて短時間の内にループの
障害をリカバリしなければならない場合には大きな問題
点となる。

〔問題点を解決するだめの手段〕

上記問題点は第１図の原理図に示す様に、制御装置１と
複数端末２１〜２ｎ間を、シリアルループ接続して起動
信号を伝送する起動信号ライン３Ａと、各端末２□〜２
ｎから制御装置１へ送信データを伝送するデータライン
４で連結し、各端末２１〜２ｏに、受信した起動信号の
一部を修正して起動信号ライン３Ａに出力する起動信号
修正手段５０、及び送信データをデータライン４に送出
するデータ送出手段６０を具備することにより解決され
る。

〔作用〕

本発明に依ると、制御装置１が起動信号ライン３Ａを介
して起動信号を端末２Ｉに送出すると、端末２１の起動
信号修正手段５０により受信した起動信号の一部を修正
して起動信号ライン３Ａに出力すると、後位の端末２□
〜２１を経由して制御装置１に送られる。次に端末２１
のデータ送出手段６０によりデータライン４を介して送
信データを制御装置１へ送出する。以下各端末２□〜２
ｎが端末２１と同様の動作を行うので制御装置１は起動
ライン３Ａを介して送られて来る一部修正された起動信
号を受信することにより、各端末２．〜２ｏの動作を逐
一監視することが可能となる。

〔実施例〕

第２図（ａｌは本発明の一実施例を示す図である。

第２図（ｂ）は動作説明図である。

図中、３Ａは起動ライン、４はデータラインである。

本発明では起動信号が通る起動ライン３Ａとデータを制
御装置ｌへ送出するデータライン４を設ける。

第２図（ｂ）に従っ°Ｃ本発明の詳細な説明する。

尚第２図ｆｂ）に於いて、 ■は制御装置ｌが起動ライン３Ａから受（Ｓする信号、 ■は制御装置１が起動ライン３Ａへ送出する信号、 ■はデータライン４へ送出するデータ、■端末２１が送
受信する起動信号とデータ、■端末２□が送受信する起
動信号とデータ、■端末２．が送受信する起動信号とデ
ータ、■端末２ｆｉが送受信する起動信号とデータであ
る。

従来方式の場合と同じく、制御装置１は■に示ず様に一
番近い端末２．に対し３バイトａｂＣの起動信号を出す
。

端末２１は３バイ）ａｂｃの起動信号を受信し、此の起
動信号を起動ライン３Ａに送出する。但し、３バイト目
のＣのみを特定バイト×に変えて出力する。従って■に
示す様に、出力された３ハイドａｂＸの信号は以下の端
末２□〜端末２ｎを経由して制御装置１に到達する。

尚特定バイト×は、例えば、オール“ｌ”でも良い。

端末２１に、送信データがある時、端末２１は此の送１
３データをデータライン４を介して制ｊ卸装置１へ伝送
した後、次の端末２．に対し３バイトａｂｃの起動信号
を発信する。若し送信データが無い時、直ちに端末２□
に対し３バイトａｂｃの起動信号を発信する。　　　　
−〔■を参照〕端末２□は３ハイドａｂｃの起動信号を
受信し、此の起動信号を起動ライン３Ａに送出する。

但し、３バイト目のＣを特定バイト×に変え゛ζ出力す
る。

端末２．に、送信データが有る時、端末２２は此の送信
データをデータライン４を介して制御装置１へ伝送した
後、端末２３に対し３パイ１−ａｂＣの起動信号を発信
する。若し送信データが無い時は直ちに端末２．に対し
３パイ１−ａｂｃの起動信号を出す。　　　　　　　　
−〔■を参照〕端末２３も同一動作を行う。−〔■を参
照〕此の様にして最後の端末２ｎは■に示す様に、制御
装置１に対し３バイ）ａｂｃの起動信号を出す。此の起
動信号は全端末に対するポーリングが終了した１８号で
あり、制御装置１は此の終了信号を受信した後、新しく
起動信号（■で＊印を付した起動信号）を出す。

従って本発明の方式では制御装置１は起動ライン３Ａを
監視することにより各端末２□〜２ｎが次々に発信した
起動信号を逐一監視することが可能であり、此れとデー
タライン４を介して受信するデータとにより各端末２１
〜２ｎ、起動ライン３Ａの状態を正確に把握することが
出来る。

第３図は本発明による端末の一実施例を示す図である。

図中、１０は制御回路、１１．１９は夫々インバータ、
１２．１３．１６、及び１８はアンドゲート、１５．１
７は夫々オアゲート、１４．２０は夫々インバータ、２
１．２３は夫々入力端子、２２．２４は夫々出力端子、
５０は起動信号修正回路（手段）、６０はデータ送出回
路（手段）である。

起動信号修正回路５０の入力端子２１、出力端子２２は
共に起動ライン３Ａに接続され、データ送出口路６０の
入力端子２３、出力端子２４は共にデータライン４に接
続される。

前段端末又は制御装置１から３バイ）ａｂｃの起動信号
が入力端子２１に入る。３パイ１−ａｂｃの起動信号は
インバータ１１を介して制御回路ｌＯとアントゲ−）１
２に入る。

此の状態に於いて、アンドゲート１２は開いているので
オアゲート１５を経由して３バイトの起動信号が出力端
子２２を通して起動ライン３Ａに出力される状態になっ
ている。

ポーリングされた端末の制御回路１０は３バイトの起動
信号の内、バイトａ　−、ｂを受信すると、自局がポー
リングされたことを知り、出力Ｇ１を反転する。此の結
果、アンドゲート１２は閉じ、ハイトｃを阻止し、イン
バータ１４によりアンドゲート１３を開き、ＣＭＳ−Ｄ
端子に特定バイト×を出力する。従ってアンドゲート１
３、オアゲート１５を経由して３バイト目に特定バイト
×を付加したａｂ×信号が起動ライン３Ａに出力される
。

一方データライン４側では、常時アンドゲート１８は開
いており、データライン４から入力端子２３を経由して
入力されたデータはアンドゲート１８、及びオアゲート
１７を経由して出力端子２４に出力されて制御装置ｌに
伝送される様になっている。

然し自局がポーリングされた場合、制御回路１０は出力
Ｇ２を反転してアンドゲート１８を閉じ、反対にアンド
ゲート１６を開き、端子Ｄ　Ａ　ＴＡ　−Ｓに送（δデ
ータを出力する。従って送信データはアンドゲート１６
、オアゲート１７を経由してデータライン４に送出され
る。

最後に制御回路１０は従来方式と同じくアンドゲート１
３、オアゲート１５を経由して３バイトａｂｃの起動信
号を起動ライン３Ａに出力する。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した様に本発明によれば、各端末が発信
する起動信号を監視することにより異常の検出を迅速に
行うことが可能になると云う大きい効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図である。 第２図（ａ）は本発明の一実施例を示す図である。 第２図（ｂ）は動作説明図である。 第３図は本発明による端末の一実施例を示す図である。 第４図は従来のシリアルループ制御の一例を示す図であ
る。 図中、１は制御装置、２１〜２．、は夫々端末、３はデ
ータ収集起動ライン、３Ａは起動ライン、４はデータラ
イン、１０は制御回路、１１．１９は夫々インバータ、
１２．１３．１６、及び１８はアンドゲート、１５．１
７は夫々オアゲート、１４．２０は夫々インバータ、２
１．２３は夫々入力端子、２２．２４は夫々出力端子、
５０は起動信号修正回路（手段）、６０はデータ送出回
路（手段）である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 制御装置（１）と複数端末（２＿１〜２＿ｎ）間を、シ
   リアルループ接続して起動信号を伝送する起動信号ライ
   ン（３Ａ）と、 該各端末（２＿１〜２＿ｎ）から該制御装置（１）へ送
   信データを伝送するデータライン（４）で連結し、該各
   端末（２＿１〜２＿ｎ）に、 受信した起動信号の一部を修正して該起動信号ライン（
   ３Ａ）に出力する起動信号修正手段（５０）、及び該送
   信データを該データライン（４）に送出するデータ送出
   手段（６０）を設けることにより、該起動信号修正手段
   （５０）により一部修正された該起動信号を、該制御装
   置（１）が該起動信号ライン（３Ａ）を介して受信し、
   監視することを特徴とするライン異常検出方式。