JPS633102Y2 - - Google Patents

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JPS633102Y2
JPS633102Y2 JP10869383U JP10869383U JPS633102Y2 JP S633102 Y2 JPS633102 Y2 JP S633102Y2 JP 10869383 U JP10869383 U JP 10869383U JP 10869383 U JP10869383 U JP 10869383U JP S633102 Y2 JPS633102 Y2 JP S633102Y2
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connector
cover
lock lever
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JP10869383U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ハウジング本体内に配設した相手コ
ネクタに対しハウジング本体の開口を通してロツ
クレバー付コネクタを結合させる型のコネクタ機
構に関するものであり、特に、モジユラー型コネ
クタを使用したこの型のコネクタ装置のロツク機
構の改良に関するものである。
従来技術 従来、電話機接続用のコンセント等として、モ
ジユラー型コネクタを使用しそのジヤツクコネク
タをプラスチツク製のハウジング内に配設し、こ
のジヤツクコネクタに対して電話機のコードに結
線したロツクレバー付のプラグコネクタを結合さ
せるようにしたコネクタ機構が用いられている。
この従来の一例について、添付図面の第1図及び
第2図の概略断面図を参照して簡単に説明する。
第1図に示すように、プラスチツク製ハウジング
11の底壁部に接触子12を配設したジヤツクコ
ネクタ10に対して、ロツクレバー21を有した
プラグコネクタ20が結合接続されるようになつ
ている。ジヤツクコネクタ10のハウジング11
のプラグコネクタ20の受入開口13の上部に
は、ハウジング11と一体的に係止部14が設け
られており、一方、プラグコネクタ20のロツク
レバー21には、ジヤツクコネクタ10のハウジ
ング11の係止部14と係合して相互の結合状態
をロツクするロツク部22が設けられている。第
1図において矢印P1方向へプラグコネクタ20
をジヤツクコネクタ10の受入開口13内へ挿入
すると、ロツクレバー21が係止部14の凸部に
よつて下方へ弾性的に偏移され、係止部14の凸
部をロツクレバー21のロツク部22が越えた所
で弾性的に上方へ復帰してぱちんとロツクレバー
21のロツク部22が係止部14に係合し、ジヤ
ツクコネクタ10に対するプラグコネクタ20の
結合が完了すると同時にその結合状態がロツクさ
れる。このロツク状態を第2図に示している。第
2図に示したようなロツク状態を外すには、矢印
P2の方向へ力を加えてロツクレバー21を押し
外げるようにして係止部14からロツク部22を
外して、矢印P3の方向へプラグコネクタ20を
引き抜けばよい。
しかしながら、このような従来のコネクタ装置
のロツク機構では、係止部14はハウジング11
に対して完全に一体的なものとされているので、
第2図に示したようなロツク状態にて、プラグコ
ネクタ20に結線されたコード23へ矢印P3
方向へ何らかの理由により強い引つ張り力が加え
られるときに、係止部14とロツク部22とは完
全に係合してことから、係止部14が破損するか
ロツクレバー21が破損するかコード23がプラ
グコネクタ20から抜けてしまうかしてしまうと
いう問題があつた。
また、従来のこのようなコネクタ機構では、プ
ラグコネクタ20をジヤツクコネクタ10に対し
て結合させない不使用時にハウジング11の開口
13を閉じておくためカバーを設けたものもある
が、この従来のものでは、そのカバーは、開口1
3を閉じておくためにしか使用されず。プラグコ
ネクタ20をジヤツクコネクタ10に対して結合
させるときには、ハウジング11内へ収納されて
遊でしまつているものであつた。
考案の目的 本考案の目的は、前述したような従来のコネク
タ機構の問題点にかんがみ、カバー部材を有効に
利用してロツク状態にて不意に引き抜き力を加え
られても破損を生じないようなコネクタ機構を提
供することである。
考案の構成 本考案によれば、ハウジング本体内に配設した
相手コネクタに対しハウジング本体の開口を通し
てロツクレバー付コネクタを結合させる型のコネ
クタ機構において、前記ハウジング本体は、前記
ロツクレバー付コネクタを前記相手コネクタに対
して結合させないときに前記開口を閉じるための
カバーを備えており、該カバーは、前記ロツクレ
バー付コネクタを相手コネクタに結合させるとき
には前記ハウジング本体内へ収納され前記ハウジ
ング本体に対して所定の結合力にて結合保持され
るようになつており、且つ前記カバーには、前記
ロツクレバー付コネクタが前記相手コネクタと結
合完了状態にて前記ロツクレバー付コネクタのロ
ツクレバーのロツク部と係合してその結合状態を
ロツクする係止部が設けられており、このロツク
状態にて、前記ロツクレバー付コネクタに所定値
以上の引き抜き力が加えられてときには前記カバ
ーの前記ハウジング本体に対する結合保持が解除
されるようにされる。
実施例 次に、添付面図の第3図から第10図に基づい
て本考案の実施例について本考案をより詳細に説
明する。
第3図は、本考案による一実施例としてのコネ
クタ機構を示す一部破断斜視図である。このコネ
クタ機構は、電話用コンセントとして使用されモ
ジユラー型コネクタを利用している。この実施例
のコネクタ機構は、例えば、家屋内の壁面内に埋
設される箱体30と、その箱体30の前面に取り
付けられハウジング本体の一部を構成する前面板
40と、この前面板40の裏面に取り付けられる
ようにして箱体30内に設けられジヤツクコネク
タを配設するためのプラスチツク製のハウジング
本体50と、このハウジング本体50内に配設さ
れるジヤツクコネクタ60と、前面板40の開口
41を閉じるためのカバー70と、開口41を通
してハウジング本体50内のジヤツクコネクタ6
0と結合するプラグコネクタ80とから主として
なつている。
プラグコネクタ80は、電話機へのコード81
を結線しており、プラグコネクタ80のハウジン
グ82の上面には、上下に弾性的に開閉しうるロ
ツクレバー83が設けられている。ロツクレバー
83の中間部には、ロツク部としての肩部84が
両側に形成されている。
第4図は、第3図のコネクタ機構の結合状態を
示す第3図のA−A線断面図である。第4図によ
く示されるように、箱体30は、締付けネジ31
にて壁部に固定されており、前面板40は、締付
けネジ42にて箱体30に固定されている。ハウ
ジング本体50内には、接触子61を有したジヤ
ツクコネクタ60が配設されており、前面板40
の開口41を通して挿入されたプラグコネクタ8
0は、ジヤツクコネクタ60に結合されている。
後で詳述するように、この状態では、ハウジング
本体50内に収納され係合保持されたカバー70
の係止部74にプラグコネクタ80のロツクレバ
ー83の肩部84が係合して、ジヤツクコネクタ
60に対するプラグコネクタ80の結合状態がロ
ツクされている。
ハウジング本体50は、第5図に斜視図にて示
すように、前面部にカバー70を収納するための
カバー収納孔51及びプラグコネクタ80を受入
し底部にジヤツクコネクタ60の接触子61を臨
ませるプラグコネクタ受入孔52を有している。
更に、ハウジング本体50の両側部には取付け用
穴53が設けられておりこれら取付け孔53へ締
付けネジ54を通し前面板40の裏面に設けられ
た締付けネジ孔(図示していない)へねじ込むこ
とによつて、ハウジング本体50は、前面板40
に固定される。
後述するように、ハウジング本体50のカバー
収納孔51の両内側壁には、カバー70の両側上
部に設けられた回転軸部71を受け入れて案内す
る案内溝51Aが形成されている。
第6図は、カバー70を詳細に説明するための
図であつて、第6図Aはその平面図、第6図Bは
その側面図、第6図Cはその背面図、第6図Dは
その底面図、第6図Eは第6図DのX−X線断面
図である。これらの図に示されているように、カ
バー70の両側部には回転軸部71が設けられて
おり、カバー70の前面には、カバー70を操作
するため指先を掛けうるようにするための指掛け
溝72が設けられている。カバー70の後面に
は、プラグコネクタ80のロツクレバー83の上
面部を受け入れて案内するための巾の狭い案内溝
73と、それに続いて両側に係止部としての肩部
74を作り出す巾の広い凹部75とが形成されて
いる。一方、第7図に拡大部分断面図にて示すよ
うに、ハウジング本体50のプラグコネクタ受入
孔52の後壁の上部の中央部には、カバー70が
カバー収納孔51に完全に収納された状態にてカ
バー70をハウジング本体50に対して所定の結
合力にて結合保持させるための結合保持突起55
が設けられている。
カバー70の後面には、更に、ハウジング本体
50の結合保持突起55に結合するための結合保
持凹部76が形成されており、この結合保持凹部
76が結合保持突起55へ結合し易くするための
案内となる案内溝77も設けられている。
このようなカバー70は、ハウジング本体50
のカバー収納孔51へ回転軸部51Aが案内溝5
1Aに入るようにして挿入した状態にて、ハウジ
ング本体50を前面板40の裏面へ前述したよう
にして取り付け固定することによつて、コネクタ
機構に装着されうる。このような装着状態では、
第7図に拡大断面図に示すように、カバー70の
指掛け溝72に指を掛けてカバー収納孔51から
引き出すようにすれば、回転軸部71と案内溝5
1Aとの案内作用により滑めらかに案内移動させ
られ、前面板40の開口41の両側の上部に設け
られた回転軸部受入耳部43(第3図参照)内へ
カバー70の回転軸部71が受け入れられる。こ
の時、カバー70を放すと、カバー70は、回転
軸部受入耳部43内に入つた回転軸部71を中心
として下方に回動して、第7図に実線で示すよう
な開口41を閉じる位置にくる。
ジヤツクコネクタ60に対してプラグコネクタ
80を結合させて使用したい場合には、カバー7
0の下端をつまみ上げて第7図に実線矢印にて示
すようにカバー70をハウジング本体50のカバ
ー収納孔51内へ押し入れていく。カバー70の
先端の案内溝77が結合保持突起55を乗り越
え、次いで、結合保持凹部76が結合保持突起5
5にぱちんと係合する。この状態を第8図に示し
ている。このような結合保持突起55と結合保持
凹部76との係合を容易とするためには、カバー
70もハウジング本体50も弾性的なプラスチツ
ク材料等にて形成されるのがよい。第8図に示し
たカバー70のハウジング本体50内への収納完
了状態では、結合保持突起55と結合保持凹部7
6との結合により、カバー70は、ハウジング本
体50に対して所定の結合力にて結合保持されて
いる。
第8図に示したような状態のハウジング本体5
0に対して、開口41を通じてプラグコネクタ受
入孔52内へプラグコネクタ80を挿入すると、
プラグコネクタ80のロツクレバー83の上面が
先ずカバー70の案内溝73内に入り案内溝73
の底壁73Aによつて押圧されて下方に閉じるよ
うに偏移される。更に、プラグコネクタ80を押
し入れると、ロツクレバー83のロツク部である
肩部84がカバー70の係止部である肩部74の
位置を越えたところで、ロツクレバー83がその
弾性によつて上方へ移動し、ぱちんとロツクレバ
ー83の肩部84とカバー70の肩部74とが係
合する。
この状態を第9図に示している。この状態で
は、ジヤツクコネクタ60とプラグコネクタ80
とが完全に結合されており、このような結合状態
は、ロツクレバー83の肩部84とカバー70の
肩部74との係合によつて完全にロツクされてい
る。
第9図に示したような状態からプラグコネクタ
80を外すためには、通常、プラグコネクタ80
のロツクレバー83を押し下げて肩部84を肩部
74との係合から外して、プラグコネクタ80を
全体に引き抜くようにすればよい。
今、第9図に示したようなロツク状態におい
て、プラグコネクタ80のコード81に対してな
んらかの理由によつて大きな引つ張り力がかかつ
た場合には(結合保持突起55と結合保持凹部7
6との結合力を越える引つ張り力がかかつた場合
には)、肩部74と肩部84とが係合したままの
状態で、結合保持突起55から結合保持凹部76
が外れて、カバー70とプラグコネクタ80とが
ハウジング本体50から引き出されることにな
る。この状態を第10図に示している。従つて、
カバー70の肩部が破損したり、プラグコネクタ
80のロツクレバー83が破損したり、コード8
1がプラグコネクタ80から抜けてしまつたりす
るようなことはない。
考案の効果 本考案のコネクタ機構の構造によれば、ロツク
状態にて不意に引き抜き力が加えられても破損を
生せず、しかも、そのための機構として、結合す
べきコネクタを通すためのハウジングの開口を閉
じるためのカバーを有効に利用しているため、部
品数を増すこともなく、簡単、安価なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図及び第2図は従来のコネクタ
機構の動作を説明するための概略断面図、第3図
は本考案による一実施例としてのコネクタ機構を
示す一部破断斜視図、第4図は第3図のA−A線
断面図、第5図は第3図のコネクタ機構における
ハウジング本体及びカバーを示す斜視図、第6図
A,B,C及びDは第3図のコネクタ機構におけ
るカバーのそれぞれ平面図、側面図、背面図及び
底面図、第6図Eは第6図DのX−X線断面図、
第7図は第3図のコネクタ機構におけるハウジン
グ本体とカバーとの関係を詳細に示しカバーが閉
じた状態にあるところを示す部分拡大断面図、第
8図はハウジング本体内へカバーを収納した状態
を示す拡大断面図、第9図はハウジング本体内へ
カバーを収納し且つコネクタを結合させた状態を
示す部分拡大断面図、第10図は第9図に示した
ようなロツク状態のままコネクタに所定値以上の
引き抜き力が加えられたときの状態を示す部分拡
大断図である。 40……前面板、41……開口、43……回転
軸部受入耳部、50……ハウジング本体、51…
…カバー収納孔、51A……案内溝、52……プ
ラグコネクタ受入孔、55……結合保持突起、6
0……ジヤツクコネクタ、61……接触子、70
……カバー、71……回転軸部、73……案内
溝、74……肩部、75……凹部、76……結合
保持凹部、77……案内溝、80……プラグコネ
クタ、81……コード、83……ロツクレバー、
84……肩部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング本体内に配設した相手コネクタに対
    しハウジング本体の開口を通してロツクレバー付
    コネクタを結合させる型のコネクタ機構におい
    て、前記ハウジング本体は、前記ロツクレバー付
    コネクタを前記相手コネクタに対して結合させな
    いときに前記開口を閉じるためのカバーを備えて
    おり、該カバーは、前記ロツクレバー付コネクタ
    を相手コネクタに結合させるときには前記ハウジ
    ング本体内へ収納され前記ハウジング本体に対し
    て所定の結合力にて結合保持されるようになつて
    おり、且つ前記カバーには、前記ロツクレバー付
    コネクタが前記相手コネクタと結合完了状態にて
    前記ロツクレバー付コネクタのロツクレバーのロ
    ツク部と係合してその結合状態をロツクする係止
    部が設けられており、このロツク状態にて、前記
    ロツクレバー付コネクタに所定値以上の引き抜き
    力が加えられたときには前記カバーの前記ハウジ
    ング本体に対する結合保持が解除されるようにし
    たことを特徴とするコネクタ機構。
JP10869383U 1983-07-13 1983-07-13 コネクタ機構 Granted JPS6017579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10869383U JPS6017579U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コネクタ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10869383U JPS6017579U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コネクタ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017579U JPS6017579U (ja) 1985-02-06
JPS633102Y2 true JPS633102Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30253489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10869383U Granted JPS6017579U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コネクタ機構

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Country Link
JP (1) JPS6017579U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6017579U (ja) 1985-02-06

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