JPS6330915Y2 - - Google Patents

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JPS6330915Y2
JPS6330915Y2 JP1984193240U JP19324084U JPS6330915Y2 JP S6330915 Y2 JPS6330915 Y2 JP S6330915Y2 JP 1984193240 U JP1984193240 U JP 1984193240U JP 19324084 U JP19324084 U JP 19324084U JP S6330915 Y2 JPS6330915 Y2 JP S6330915Y2
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JP1984193240U
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JPS61106415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用空気調和装置のレジスタ構
造、詳しくは空気調和装置から延びるエアダクト
の遊端側に設けるレジスタ構造に関する。
(従来の技術) 従来この種レジスタ構造として、例えば実開昭
57−97712号公報に記載されているごとく、概略
矩形状をなすレジスタ本体内に風向調節フインを
揺動自由に取付け、該調節フインの揺動により前
記レジスタ本体の吹出口から吹出される調和空気
の吹出方向を調節するごとくしたものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記レジスタ構造は、多くの構成部品
を必要として制作コストが高くなり、しかも前記
調節フインを前記吹出孔を閉鎖する閉鎖方向に揺
動操作しても、前記吹出孔を完全にはシヤツトア
ウトすることができなかつたのである。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案した
もので、その目的は、前記吹出孔を確実に閉鎖す
ることができ、しかも構成が簡単で安価に制作す
ることができる簡易形のレジスタ構造を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、空気調和
装置2から延びるエアダクト3の遊端側に設け、
かつ、インストルメントパネル1の取付孔13に
取付ける車両用空気調和装置のレジスタ構造であ
つて、前記エアダクト3の遊端側に、円筒状のレ
ジスタ本体4を一体形成し、該レジスタ本体4の
周壁に第1吹出孔5を形成すると共に、前記イン
ストルメントパネル1における前記取付孔13の
半径方向外方に、前記レジスタ本体4の外周と同
心円の円弧状係合部9を設け、前記レジスタ本体
4の外周面に回転可能に嵌合する円筒部6aと前
記係合部9に係合する係合部材8とをもつたカバ
ー6を設けて、該カバー6を前記係合部材8の前
記係合部9への係合により、前記インストルメン
トパネル1に回転可能に支持し、このカバー6を
介して前記レジスタ本体4を前記インストルメン
トパネル1に支持すると共に、前記カバー6の円
筒部6a外周に、該カバー6の回転操作に伴い前
記第1吹出孔5と対向する第2吹出孔7を形成し
たのである。
(作用) しかして前記カバーをレジスタ本体に嵌合する
と共に、前記カバーの係合部材を前記インストル
メントパネルの係合部に係合させて、前記カバー
を介して前記レジスタ本体を前記インストルメン
トパネルに回転可能に支持するから、特別なブラ
ケツト等を用いることなく前記レジスタ本体を前
記インストルメントパネルに支持できるし、又、
簡単な構造で前記カバーと前記レジスタ本体とが
インストルメントパネルから離脱しないようにす
ることができるし、また前記カバーのレジスタ本
体からの離脱も防止できるのである。しかも前記
カバーを回転操作して、該カバーに形成する第2
吹出孔を前記レジスタ本体に形成した第1吹出孔
と対向させることにより、これら各吹出孔を介し
て空気調和装置で調和された調和空気を車室内に
吹出すごとくなし、またこの調和空気の車室内へ
の吹出しを行わないときには、前記カバーを回転
させて、該カバーの盲状円筒部で前記第1吹出孔
を密閉状に閉鎖するごとくしたのである。
(実施例) 以下本考案にかかる車両用空気調和装置のレジ
スタ構造を図面の実施例によつて説明する。
図中1はレジスタ本体4を取付ける取付孔13
を備えたインストルメントパネルで、該パネル1
の内方側に空気調和装置2を配置すると共に、こ
の空気調和装置2にエアダクト3を連通状に接続
する一方、前記パネル1の外部側つまり車室内側
に、前記エアダクト3と連通するレジスタ本体4
を設けている。
前記レジスタ本体4は、前記エアダクト3より
径大の円筒状に形成し、かつ該エアダクト3の遊
端側に一体形成するのであつて、前記レジスタ本
体4の周壁には、該周壁一部を周方向に切欠いて
第1吹出孔5を形成するのである。
また前記レジスタ本体4の外周面に密接状に挿
嵌可能な円筒部6aをもつカバー6を形成し、該
カバー6を前記レジスタ本体4の外周面に嵌合さ
せると共に、前記カバー6の円筒部6aには、前
記レジスタ本体4に設けた第1吹出孔5と対応す
る第2吹出孔7を形成し、前記カバー6を回転さ
せて、前記各吹出孔5,7を対向させることによ
り、前記空気調和装置2で調和された調和空気を
前記エアダクト3を介して前記各吹出孔5,7か
ら車室内に吹出し、該車室内の空気調和を行うご
とくなすのである。
前記カバー6における円筒部6aの開口端部側
には、係合部材を構成する複数の係合爪8を一体
に形成し、該各係合爪8を介して前記カバー6を
前記インストルメントパネル1に回転可能に取付
けるのであり、即ち、前記インストルメントパネ
ル1の前記取付孔13の半径方向外方に、前記レ
ジスタ本体4の外周と同心円の円弧状で、前記係
合爪8と係合する長孔、即ち、係合部を構成する
複数の長孔9を形成し、該各長孔9に前記各係合
爪8を挿嵌係止させることにより、前記カバー6
を前記パネル1に前記長孔9の範囲で回転自由に
取付けるのである。
実施例では、前記カバー6における前記第2吹
出孔7の外側で、該吹出孔7の周方向両側に、そ
れぞれ対向する取付ブラケツト10を一体に設
け、該各ブラケツト10間に風向調節フイン11
を支持ピン12を介して揺動可能に支持させ、前
記調節フイン11の揺動操作により前記各吹出孔
5,7から吹出される調和空気の吹出方向を調節
可能としている。
本考案は以上のごとく構成したもので、別に設
けるブラケツト等を用いることなく前記レジスタ
本体4を前記カバー6を介して簡単に前記インス
トルメントパネル1に支持できるし、又、前記カ
バー6と前記レジスタ本体4とを複雑な機構を用
いなくとも簡単な構造で前記インストルメントパ
ネル1からの離脱を防止できるし、カバー6のレ
ジスタ本体4からの離脱も防止できるのであり、
しかも、車室内の空気調和を行うときには、前記
カバー6を回転操作して、該カバー6に形成した
第2吹出孔7を前記レジスタ本体4の第1吹出孔
5と対向させるのであり、すると前記空気調和装
置2で調和された調和空気が前記エアダクト3を
介して前記各吹出孔5,7から車室内に吹出さ
れ、該車室内の空気調和が行われるのである。
また前記レジスタ本体4から調和空気の吹出し
を行わないときには、前記カバー6を回転操作し
て、該カバー6の盲状円筒部6aで前記レジスタ
本体4の第1吹出孔5を気密状に閉鎖するのであ
る。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかるレジスタ構
造では、空気調和装置2から延びるエアダクト3
の遊端側に設け、かつ、インストルメントパネル
1の取付孔13に取付ける車両用空気調和装置の
レジスタ構造であつて、前記エアダクト3の遊端
側に、円筒状のレジスタ本体4を一体形成し、該
レジスタ本体4の周壁に第1吹出孔5を形成する
と共に、前記インストルメントパネル1における
前記取付孔13の半径方向外方に、前記レジスタ
本体4の外周と同心円の円弧状係合部9を設け、
前記レジスタ本体4の外周面に回転可能に嵌合す
る円筒部6aと前記係合部9に係合する係合部材
8とをもつたカバー6を設けて、該カバー6を前
記係合部材8の前記係合部9への係合により、前
記インストルメントパネル1に回転可能に支持
し、このカバー6を介して前記レジスタ本体4を
前記インストルメントパネル1に保持すると共
に、前記カバー6の円筒部6a外周に、該カバー
6の回転操作に伴い前記第1吹出孔5と対向する
第2吹出孔7を形成したから、別に設けるブラケ
ツト等を用いることなく、前記レジスタ本体を前
記カバーを介して簡単に前記インストルメントパ
ネルに支持できるし、又、前記カバーと前記レジ
スタ本体とを複雑な機構を用いなくとも簡単な構
造で前記インストルメントパネルからの離脱を防
止できるし、カバーのレジスタ本体からの離脱も
防止できるのであり、しかも、前記カバーの回転
操作により、前記レジスタ本体の吹出孔を確実に
閉鎖でき、前記レジスタ本体からの空気吹出しを
確実に阻止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる車両用空気調和装置の
レジスタ構造を示す全体的な斜面図、第2図は同
レジスタ構造の縦断面図、第3図はその一部切欠
正面図である。 2……空気調和装置、3……エアダクト、4…
…レジスタ本体、5……第1吹出孔、6……カバ
ー、7……第2吹出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和装置2から延びるエアダクト3の遊端
    側に設け、かつ、インストルメントパネル1の取
    付孔13に取付ける車両用空気調和装置のレジス
    タ構造であつて、前記エアダクト3の遊端側に、
    円筒状のレジスタ本体4を一体形成し、該レジス
    タ本体4の周壁に第1吹出孔5を形成すると共
    に、前記インストルメントパネル1における前記
    取付孔13の半径方向外方に、前記レジスタ本体
    4の外周と同心円の円弧状係合部9を設け、前記
    レジスタ本体4の外周面に回転可能に嵌合する円
    筒部6aと前記係合部9に係合する係合部材8と
    をもつたカバー6を設けて、該カバー6を前記係
    合部材8の前記係合部9への係合により、前記イ
    ンストルメントパネル1に回転可能に支持し、こ
    のカバー6を介して前記レジスタ本体4を前記イ
    ンストルメントパネル1に支持すると共に、前記
    カバー6の円筒部6a外周に、該カバー6の回転
    操作に伴い前記第1吹出孔5と対向する第2吹出
    孔7を形成したことを特徴とする車両用空気調和
    装置のレジスタ構造。
JP1984193240U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPS6330915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984193240U JPS6330915Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JP1984193240U JPS6330915Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS61106415U JPS61106415U (ja) 1986-07-05
JPS6330915Y2 true JPS6330915Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=30750660

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JP1984193240U Expired JPS6330915Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2306303T3 (es) * 2002-03-15 2008-11-01 TRW AUTOMOTIVE ELECTRONICS & COMPONENTS GMBH Purga de aire para sistemas de ventilacion.
JP6567378B2 (ja) * 2015-09-29 2019-08-28 日本プラスト株式会社 風向調整装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524258B2 (ja) * 1973-11-12 1977-02-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524258U (ja) * 1975-06-25 1977-01-12

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JPS524258B2 (ja) * 1973-11-12 1977-02-02

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Publication number Publication date
JPS61106415U (ja) 1986-07-05

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