JPH0327852Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327852Y2
JPH0327852Y2 JP1984038227U JP3822784U JPH0327852Y2 JP H0327852 Y2 JPH0327852 Y2 JP H0327852Y2 JP 1984038227 U JP1984038227 U JP 1984038227U JP 3822784 U JP3822784 U JP 3822784U JP H0327852 Y2 JPH0327852 Y2 JP H0327852Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pivot shaft
air guide
air outlet
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984038227U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60150118U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3822784U priority Critical patent/JPS60150118U/ja
Publication of JPS60150118U publication Critical patent/JPS60150118U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327852Y2 publication Critical patent/JPH0327852Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車における空気調和装置の空
気ガイド構造に関する。
(従来技術) 一般に、自動車の空気調和装置は次のように構
成される。
即ち、車室内に開口する空気吹出口がインスツ
ルメントパネルに設けられ、また、同上吹出口を
開閉可能にすると共にこの吹出口からの空気を車
室の所望方向に案内する樹脂製の空気ガイドが設
けられる。
上記空気ガイドの側板外面には枢支軸が一体的
に突設され、この枢支軸は吹出口の内面に形成さ
れた枢支孔に軸心回り回動自在に嵌入され、これ
によつて上記空気ガイドは吹出口に枢支されてい
る(例えば実開昭53−30646号公報)。
上記構成において、空気吹出口に対して空気ガ
イドを脱着させる際、枢支軸と枢支孔の嵌脱操作
を容易化させるために、次のように構成される場
合がある。即ち、枢支軸近傍の空気ガイドの側板
に一部を残してこの枢支軸ととり囲むような切り
抜き孔が形成され、この場合に切り残された部分
が枢支軸を側板に支持する支持片とされる。そし
て、例えば枢支軸を枢支孔から離脱させる際に
は、上記支持片の弾性変形を伴つて枢支軸が枢支
孔から離脱するようにこの枢支軸を回動させるこ
とができるのであり、これによつて、枢支軸と枢
支孔の嵌脱操作が容易化される。
ところで上記のような構成では、空気ガイドに
よつて空気吹出口を閉じた場合でも、空気吹出口
の上流側の空気が上記切り抜き孔を通つて車室に
流入するおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、空気吹出口の上流側の空気が空気ガ
イドを通つて無意図的に車室に流入しないように
することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、空気ガイドを形成する側板の外面に
この空気ガイドを空気吹出口に枢支させるための
枢支軸が一体的に突設され、この枢支軸近傍の空
気ガイドの側板に一部を残してこの枢支軸をとり
囲むような切り抜き孔が形成された自動車の空気
調和装置において、上記切り抜き孔を閉じると共
に、上記枢支軸が空気ガイドの内方側へ変位する
のを許容する方向に弾性を有する可撓性シール板
が上記空気ガイドの側板内面に貼り付けられた点
にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の空気調和装置で、この空気調和装
置1はインスツルメントパネル2に取り付けられ
た四つの空気吹出部材3を有している。この各空
気吹出部材3は筒状で樹脂製とされ、その各内孔
が車室に開口する空気吹出口4とされる。この各
空気吹出口4の空気入口側はダクト5を介して車
外や、図示しない暖房装置などに連通される。こ
の空気吹出口4には、空気吹出口4を開閉可能に
すると共に、空気吹出口4からの空気を車室の所
望方向に案内する空気ガイド6が設けられる。こ
の空気ガイド6は筒状で樹脂製とされる。
また、上記空気ガイド6の両側板6a,6b間
には仕切板6bが架設され、の仕切板6bは空気
ガイド6の孔芯に平行に設けられる。また、空気
ガイド6の内孔に左右一対の風向変更板7,7が
回動自在に枢支され、これら風向変更板7,7は
連結板8で連結されて同行回動することとされて
いる。そして、特に第3図で示すように、これら
風向変更板7,7の回動で空気の吹出方向が左右
に調整可能とされる。
上記空気ガイド6は空気吹出口4内に回動自在
に枢支される。即ち、上記空気ガイド6を形成す
る各側板6aの外面に枢支軸9が一体的に突設さ
れる。一方、上記空気吹出部材3の内部両側面に
はそれぞれ枢支孔11が形成される。そして、上
記枢支軸9がこれに対応する枢支孔11に軸心回
り回動自在に嵌入され、これによつて空気ガイド
6が空気吹出口4内に枢支される。
図例では、上記空気ガイド6が空気吹出口4を
開とした状態を示しており、この空気ガイド6を
ほぼ90゜回動させれば仕切板6bが空気吹出口4
を閉とする。この場合空気吹出口4を開、もしく
は閉とさせる空気ガイド6の各回動姿勢は枢支軸
9と枢支孔11との接合部に形成された位置決め
手段12で位置決めされる。
13はフエルト製などのシール部材で、空気吹
出部材3の内面と空気ガイド6との間に介在さ
れ、このシール部材13は空気吹出部材3内面に
貼り付けられている。
また、上記枢支軸9の近傍の空気ガイド6の側
板6aに一部を残してこの枢支軸9をとり囲むよ
うな円弧状の切り抜き孔15が形成され、この場
合に切り残された部分が枢支軸9を側板6aに支
持する支持片16とされる。この切り抜き孔15
や支持片16は空気吹出口4に対して空気ガイド
6を脱着させる際、枢支軸9と枢支孔11の嵌脱
操作を容易化させるためのものである、即ち、例
えば、枢支軸9を枢支孔11から離脱させる際に
は、支持片16の弾性変形を伴つて枢支軸9を回
動させることができ、(第4図中二点鎖線図示)、
これによつて、枢支孔11からの枢支軸9の離脱
が容易に達成される。また、逆に、枢支軸9を枢
支孔11に嵌入させる際には、この枢支軸9を空
気吹出部材3の内部両側面に形成された案内溝1
7に挿入し、支持片16を弾性変形させつつ枢支
孔11の位置まで押し込めば、枢支孔11への枢
支軸9の嵌入が自動的に達成される。なお、この
場合、空気吹出部材3の内面に対する枢支軸9の
摺動位置に対応して上記シール部材13に切欠き
13aが形成される。
上記切欠き13aと前記切り抜き孔15とは連
通するように形成されており、このため、例えば
空気ガイド6を回動して空気吹出口4を閉じた場
合でも、空気吹出口4の上流側の空気はこの切り
抜き孔15を通つて車室に流入することとなる。
そのため、このような空気の流入を防止すべく、
上記切り抜き孔15を閉じるように空気ガイド6
の側板6a内面にシール板19が貼り付けられ
る。このシール板19がフエルト材で形成され、
弾性かつ可撓性とされる。
また、前記したように空気ガイド6を空気吹出
口4に対して脱着操作する際には、枢支軸9の回
動でこの枢支軸9は空気ガイド6の内方側に向つ
て変位することになるが、この場合、上記シール
板19は、枢支軸9が上記のように変位するのを
許容する方向に弾性を有しており、このため、上
記枢支軸9の変位時にも、上記シール板19によ
つて、切り抜き孔15は閉じられた状態に保たれ
ることとなる。
(考案の効果) この考案によれば、切り抜き孔を閉じるように
シール板が空気ガイドの側板内面に貼り付けられ
たため、空気吹出口の上流側の空気が切り抜き孔
を通して車室に流入することは防止される。ま
た、この場合、このシール板は、枢支軸が空気ガ
イドの内方側へ変位するのを許容する方向に弾性
を有した可撓性のものとされているため、空気ガ
イドを空気吹出口に対して脱着操作する際に、上
記枢支軸の回動でこの枢支軸が空気ガイドの内方
側へ変位しても、シール板がこれに追従して、こ
のシール板が空気ガイドの側板から剥れることは
防止される。よつてシール板により切り抜き孔を
閉じた状態は良好に保たれる。
従つて、空気吹出口の上流側の空気が空気ガイ
ドを通つて無意図的に車室に流入することは効果
的に防止される。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はインス
ツルメントパネルの全体斜視図、第2図は空気吹
出口部分の側面断面図、第3図は第1図の−
線矢視図、第4図は第3図の部分拡大図、第5図
は第4図の−線矢視図である。 1……空気調和装置、4……空気吹出口、6…
…空気ガイド、6a……側板、9……枢支軸、1
1……枢支孔、12……位置決め手段、15……
切り抜き孔、19……シール板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内に開口する空気吹出口が設けられると共
    に、この吹出口を開閉可能にすると共にこの吹出
    口からの空気を車室の所望方向に案内する筒状の
    樹脂製空気ガイドが設けられ、この空気ガイドを
    形成する側板の外面に枢支軸が一体的に突設さ
    れ、この枢支軸が吹出口の内面に形成された枢支
    孔に嵌入されて上記空気ガイドが空気吹出口に枢
    支され、かつ、枢支軸近傍の空気ガイドの側板
    に、一部を残してこの枢支軸をとり囲むような切
    り抜き孔が形成された自動車の空気調和装置にお
    いて、上記切り抜き孔を閉じると共に、上記枢支
    軸が空気ガイドの内方側へ変位するのを許容する
    方向に弾性を有する可撓性シール板が上記空気ガ
    イドの側板内面に貼り付けられたことを特徴とす
    る空気調和装置の空気ガイド構造。
JP3822784U 1984-03-17 1984-03-17 空気調和装置の空気ガイド構造 Granted JPS60150118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3822784U JPS60150118U (ja) 1984-03-17 1984-03-17 空気調和装置の空気ガイド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3822784U JPS60150118U (ja) 1984-03-17 1984-03-17 空気調和装置の空気ガイド構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60150118U JPS60150118U (ja) 1985-10-05
JPH0327852Y2 true JPH0327852Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=30545028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3822784U Granted JPS60150118U (ja) 1984-03-17 1984-03-17 空気調和装置の空気ガイド構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60150118U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330646B2 (ja) * 1972-07-14 1978-08-29

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330646U (ja) * 1976-08-23 1978-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330646B2 (ja) * 1972-07-14 1978-08-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60150118U (ja) 1985-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0327852Y2 (ja)
JPH1081122A (ja) 車両用空調装置のインテークドア装置
JP2001199241A (ja) 自動車用ドアのエアベント構造
JP2576057Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の制御ドア
JP4092632B2 (ja) ドアの取付構造
JPS6330914Y2 (ja)
JPS6233604Y2 (ja)
JP2508026Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の制御ドア
JPS6330915Y2 (ja)
JPS6146003Y2 (ja)
JPS5854526Y2 (ja) 自動車用ドアのインサイドハンドル装置
JPS5838109Y2 (ja) 自動車用ドア装置におけるインサイドハンドル部の隙間遮閉装置
JPS6221453Y2 (ja)
JPH051521U (ja) 車輌用換気装置
KR200151001Y1 (ko) 공기조화장치
JPS62962Y2 (ja)
JPH0473547A (ja) 空気調和装置の吹出口構造
JP2505278Y2 (ja) 車両用空調開閉ダンパ装置
JP4110871B2 (ja) 車両用物入れのリッド開閉機構
JPH0326973Y2 (ja)
JPS624007Y2 (ja)
JPH0139608Y2 (ja)
JPH0352570Y2 (ja)
JP2555898Y2 (ja) 自動車用空調装置のヒータユニット
JPH0230323Y2 (ja)