JPS624007Y2 - - Google Patents

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JPS624007Y2
JPS624007Y2 JP1981178352U JP17835281U JPS624007Y2 JP S624007 Y2 JPS624007 Y2 JP S624007Y2 JP 1981178352 U JP1981178352 U JP 1981178352U JP 17835281 U JP17835281 U JP 17835281U JP S624007 Y2 JPS624007 Y2 JP S624007Y2
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JP
Japan
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door
link
connecting rod
heater unit
main link
Prior art date
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JP1981178352U
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English (en)
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JPS5881108U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヒーターユニツト内に取付けられた
デフドア、ルームドアおよびベントドアの三つの
ドアを互に連携させて開閉するようにしたヒータ
ーユニツトのドア開閉用リンク機構に関する。
自動車用空気調和装置のヒーターユニツトに
は、フロントガラスの内面に沿つて空気を吹き出
させるためのデフロストダクトと、自動車の前席
の足元に向かつて空気を吹き出させるためのフロ
アダクトと、後席の足元に向かつて空気を吹き出
させるためのリアフロアダクトと、インストルメ
ントパネルから車室内に向けて空気を吹き出させ
るためのインストダクトとが設けられており、こ
れらのダクトを開閉するためヒーターユニツト内
にはデフドアとルームドアとベントドアが装着さ
れている。
従来、これらの三つのドアが互に連携して開閉
するようにするためリンク機構が使用されている
が、連携させるための主リンクと各ドアを回動自
在に支持した軸のそれぞれとを連結させるために
連結ロツドを主リンクおよび回動軸の一つに組付
ける場合、各ドアリンクの姿勢が主リンクおよび
他のドアの開度の姿勢に規制させるため、一人の
作業者が各ドア姿勢を維持しつつ、他の作業者が
連結ロツドの取付作業を行なうことが必要とな
り、作業性が悪いという問題があつた。
本考案はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、一人の作業者でも連結ロツドのドア
の回動軸および主リンクへの組付けを達成するこ
とができるヒーターユニツトのドア開閉用リンク
機構を提供することを目的としている。
以下図面に即して本考案の実施例を説明する。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す図で
あり、まず構成を説明すると、ヒーターユニツト
1内のほぼ中央部にはエンジン冷却水が循環する
ヒーターコア2が設けられ、このヒーターコア2
の外部空間に配風室3が形成されている。
ヒーターユニツト1にはこのヒーターユニツト
1内の配風室3を経た空気をフロントガラスの内
面に沿つて吹き出させるためのデフロストダクト
10と、自動車の足元に向かつて配風室3を経た
空気を吹き出させるためのフロアダクト20と、
インストルメントパネルのベント吹出口(図示せ
ず)から車室内に向けて空気を吹き出させるため
のインストダクト30とが設けられている。更
に、デフロストダクト10へ流れる空気の風量調
整をするためのデフドア11と、フロアダクト2
0へ流れる空気の風量調整をするためのルームド
ア21と、インストダクト30へ流れる空気の風
量調整をするためのベントドア31とがヒーター
ユニツト1の配風室3内に取付けられている。
デフドア11と、ルームドア21と、ベントド
ア31の三つのドアは開閉位置に四つの態様があ
る。その第1の態様は、ベントモードにおける態
様であつて、第1図Aに示すように、デフドア1
1がデフロストダクト10を閉じ、ルームドア2
1がフロアダクト20を閉じ、ベントドア31が
インストダクト30を全開した状態である。した
がつて、ヒーターユニツト1内に流入した空気は
インストダクト30を通つて車室内に吹き出され
る。第2の態様はバイレベルモードの態様であ
り、第1図Bに示すように、デフドア11が閉
じ、ルームドア21およびベントドア31がそれ
ぞれ約2分の1開いた状態である。このとき、ヒ
ーターユニツト内に流入した空気はフロアダクト
20、インストダクト30に送られる。第3の態
様はヒートモードの態様であり、第1図Cに示す
ように、デフドア11が約1/4開きベントドア3
1が閉じ、ルームドア21が全開した状態であ
る。このとき、ヒーターユニツト内に流入した空
気はフロアダクト20に送られると同時にデフロ
ストダクト10からも少し洩れるようにする。第
4の態様はデフモードの態様であり、第1図Dに
示すように、ベントドア31及びルームドア21
が閉じデフドア11が全開した状態であり、デフ
ロストダクト10から大量の空気が吹き出す。
ヒーターユニツト1の外側面には、1つのシフ
トアクチユエータ41によつてこれら三つのドア
11,21,31の開閉を上述した開度に制御す
るためのリンク機構40が組み付けられている。
このリンク機構40について説明すると、シフト
アクチユエータ41は負圧により作動するもの
で、図示しない制御装置により選択された位置に
停止することができる。そしてヒーターユニツト
1に固着された支持板(不図示)にピン42によ
り枢着され、この支持板には主リンク44がピン
43により回動自在に取付けられている。この主
リンク44にはシフトアクチユエータ41のロツ
ド45がピン46により接続されており、主リン
ク44はシフトアクチユエータ41の作動により
ピン43を中心に回動する。またシフトアクチユ
エータ41の他に直接ケーブルによりインストル
メントパネルに設けたコントロール装置のレバー
により回動するようにしてもよい。
デフドア11の回動軸12の一端には自由端に
長孔14を有するドアリンク13が固着されてお
り、このリンク13の長孔14には支持板に軸1
6により回動自在に枢着された従リンク15の一
端に取付けられたローラ17が係合されている。
従リンク15の他端には第2ローラ18が取付け
られ、このローラ18は主リンク44に形成され
たカム孔48に係合している。
ルームドア21はデフドアと共用されている回
動軸12に取付けられており、このルームドア2
1に連結されたロツド23の他端部は主リンク4
4に形成された透孔50に回動自在に嵌合してい
る。
また、ベントドア31の回動軸32の一端には
自由端にスウイベルブロツク34を有するドアリ
ンク33が固着されており、このリンク33のス
ウイベルブロツク34には連結ロツド35のロツ
ド端部35bが回動自在に係合されている。この
ロツド35の他端部は、支持板に軸37により回
動自在に枢着された従リンク36の自由端に形成
された透孔38に回動自在に嵌合しており、従リ
ンク36の中間部にはローラ39が取付けられ、
このローラ39は主リンク44に形成されたカム
孔49に係合している。
前記連結ロツド35の中間部には、第4図に示
すように、ユニツトの組立時に作業者の指が引掛
り主リンク44の姿勢を維持するための突起35
aがロツドの中間部自体をほぼU字形状に彎曲さ
せることにより形成されている。この突起35a
は突片を固着する等他の適当な手段により形成し
てもよい。
このように構成されたヒーターユニツトのドア
開閉リンク機構において、主リンク44が回動す
ると、その回動はカム孔48,49および透孔5
0の形状配置等に応じて従リンク15,36およ
び連結ロツド23の回動に変換され、これらの回
動量に応じてデフドア11、ベントドア31およ
びルームドア21がそれぞれ開閉動作する。
次に組付作業を説明する。
まずデフドア11を開閉させるための回動軸に
固着されたリンク13の長孔14に主リンク44
に組付けられた従リンク15のローラ17を組付
ける。この場合、他のルームドア21およびベン
トドア31は主リンク44に未だ組付けられてい
ないから、それらの姿勢に規制されない。続い
て、ルームドア21を主リンク44に組付ける
が、デフドア11が主リンク44に既に組付けら
れているので、ルームドア21とデフドア11と
の姿勢関係を、第1図について前述したモードの
いずれか一つのモードにおける関係と一致させ
る。この場合、ルームドア21と主リンク44と
の連携は連結ロツド23によつてのみなされるか
らその組付け作業は簡単である。次に、ベントド
ア31を主リンク44に組付ける。この場合、あ
らかじめ主リンク44のカム孔49に従リンク3
6のローラ39を係合させておく。従リンク36
の透孔38に連結ロツド35の一端部を嵌合した
後、第3図に示すように、主リンク44を、デフ
ドア11およびルームドア21がデフモードの態
様となる姿勢に位置せしめロツド35の一端35
bをスウイベルブロツク34の穴に通す。この状
態で、第3図に想像線で示すように左手の親指を
連結ロツド35の突起35aに引掛け、かつ他の
指をベントリンク33に引掛けて左手だけで連結
ロツド35の姿勢を維持する。この姿勢を維持し
たまま、右手でドライバー等を用いスウイベルブ
ロツク34のビスを締めつけロツド35を固定す
る。
なお、前記実施例では、ベントドアを主リンク
に連携させる連結ロツドに突起を設けた場合につ
き説明したが、ルームドアの連結ロツドにも突起
を設けてもよく、また、連結ロツドによりデフド
アを主リンクに連携させた場合には当該連結ロツ
ドに突起を設けてもよい。主リンクと各ドアとの
連携構造は前記実施例に限らないし、組付順序も
前記実施例に限らない。
以上説明してきたように、本考案によれば、連
結ロツドに突起を設けたため、組付作業におい
て、片手で連結ロツドの姿勢を保持することがで
き、ベントドア31がインストダクト30を完全
閉じる事ができる。他の片手によつて連結ロツド
の一端における任意の作業を実施することがで
き、したがつて組付作業を一人で達成することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図A,B,C,Dは各モードにおける各
ドアの位置関係をそれぞれ示す各縦断面図、第2
図は正面図、第3図は組付作業状態を示す正面
図、第4図は連結ロツドの正面図、第5図はリン
ク33とロツド35の結合状態を示す図である。
1……ヒーターユニツト、11……デフドア、1
2……軸、13……ドアリンク、15……従リン
ク。21……ルームドア、22……軸、23……
連結ロツド、31……ベントドア、32……軸、
33……ドアリンク、34……スウイベルブロツ
ク、35……連結ロツド、35a……突起、36
……従リンク、38……透孔、44……主リン
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒーターユニツト内に回動自在に支持したドア
    の回動軸にヒーターユニツトに回動自在に軸支し
    た主リンクを連結ロツドを介して連携させたヒー
    タユニツトのドア開閉用リンク機構において、前
    記連結ロツドの中間部に、ユニツト組立時に作業
    者の指が引掛り前記主リンクの姿勢を維持する突
    起を設けたことを特徴とするヒーターユニツトの
    ドア開閉用リンク機構。
JP17835281U 1981-11-30 1981-11-30 ヒ−タ−ユニツトのドア開閉用リンク機構 Granted JPS5881108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17835281U JPS5881108U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ヒ−タ−ユニツトのドア開閉用リンク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17835281U JPS5881108U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ヒ−タ−ユニツトのドア開閉用リンク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881108U JPS5881108U (ja) 1983-06-01
JPS624007Y2 true JPS624007Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=29973067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17835281U Granted JPS5881108U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ヒ−タ−ユニツトのドア開閉用リンク機構

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JP (1) JPS5881108U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914197U (ja) * 1972-05-09 1974-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914197U (ja) * 1972-05-09 1974-02-06

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Publication number Publication date
JPS5881108U (ja) 1983-06-01

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