JPS63305076A - 自動車に使用されるパワ−・ステアリング・システム - Google Patents

自動車に使用されるパワ−・ステアリング・システム

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JPS63305076A
JPS63305076A JP62141116A JP14111687A JPS63305076A JP S63305076 A JPS63305076 A JP S63305076A JP 62141116 A JP62141116 A JP 62141116A JP 14111687 A JP14111687 A JP 14111687A JP S63305076 A JPS63305076 A JP S63305076A
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JP
Japan
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control valve
booster
wheels
steering
power steering
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Application number
JP62141116A
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English (en)
Inventor
Bunji Yanagiyuki
柳幸 文治
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63305076A publication Critical patent/JPS63305076A/ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、前輪に関連して、後輪を同位相および逆位
相に操舵し、また、その前輪のみを操舵するところの自
動車に使用されるパワー・ステアリング・システムに関
する。
背景技術 近年、自動車では、前輪および後輪を操舵するところの
四輪操舵が行なわれ、操舵性および走行安定性の向上を
図る傾向にある。
その四輪操舵は、通常、フロント・パワー・ステアリン
グおよびリア・パワー・ステアリングで行なわれ、その
リア・パワー・ステアリングのコントロール・バルブが
、また、長いリレー・ロフトを含むリンク機構でそのフ
ロント・パワー・ステアリングに連結され、そのリンク
機構を介して操舵入力が、そのリア・パワー・ステアリ
ングに与えられ、そのようにして、そのリア・パワー・
ステアリングは、そのフロント・パワー・ステアリング
の操舵に関連させて操舵させられる。
したがって、長いリレー・ロンドを使用するそのリンク
機構では、配置上、スペース的に制約される場合が、し
ばしば生じ、そのリンク機構の配置が非常に困難になっ
た。
また、そのようなリンク機構によらない四輪操舵では、
装置全体が複雑で高価につく傾向にあった。
発明の目的・課題 この発明の目的・課題は、装置全体として容易に、かつ
、廉価に製作可能にし、後輪が、前輪に関連して同位相
および逆位相に操舵可能にされ、また、前輪のみを操舵
可能にし、操舵性および走行安定性を向上するところの
自動車に使用されるパワー・ステアリング・システムの
提供にある。
目的・課題に係る構成上の発明の概要:請求する発明の
内容 上述の目的・課題に関連して、この発明の自動車に使用
されるパワー・ステアリング・システムは、フロント・
ブースタ、およびそのフロント・ブースタに給排される
圧油を方向制御するフロント・コントロール・パルプを
有し、前輪を操舵するフロント・パワー・ステアリング
と、リア・ブースタ、およびそのリア・ブースタに給排
される圧油を方向制御するリア・コントロール・パルプ
を有し、後輪を操舵するリア・パワー・ステアリングと
、そのリア・コントロール・パルプを駆動する電気アク
チュエータと、圧油をそのリア・コントロール・パルプ
に流す電磁方向制御弁と、後輪操舵位相選択スイッチの
同位相位置、逆位相位置、および直進位置に関連して、
車速センサ、および前輪操舵センサからの信号、および
後輪操舵モードに応じて、その電気アクチュエータ、お
よび電磁方向制御弁に流れる電流す制御するコントロー
ラとを含み、そのシステムが全体として、容易に、かつ
、廉価に製作可能になり、後輪が前輪に関連して同位相
および逆位相に操舵可能になり、また、前輪のみを操舵
可能になるところにある。
具体例の説明 以下、この発明に係る自動車に使用されるパワー・ステ
アリング・システムの望ましい具体例について、図面を
参照して説明する。
第1および2図は、トラック50に適用されたこの発明
の自動車に使用されるパワー・ステアリング・システム
の具体例IOを示している。
そのパワー・ステアリング・システム10は、フロント
・ブースタ20、およびそのフロント・ブースタ20に
給排される圧油を方向制御するフロント・コントロール
・パルプ21を有シて前輪55.56を操舵するフロン
ト・パワー・ステアリング11と、リア・ブースタ33
、およびそのリア・ブースタ33に給排される圧油を方
向制御するリア・コントロール・パルプ34を有して後
輪57.58を操舵するリア・パワー・ステアリング1
2と、そのリア・コントロール・パルプ34を駆動する
電気アクチュエータ13と、圧油をそのリア・コントロ
ール・パルプ34に流す電磁方向制御弁14と、後輪操
舵位相選択スイッチ16の同位相位置、逆位相位置、お
よび直進位置に関連して、車速センサ17および前輪操
舵センサ18からの信号、および後輪操舵モードに応じ
て、その電気アクチュエータ13および電磁方向制御弁
14に流れる電流す制御するコントローラ15とを含ん
で構成され、そのトラック50が低速で走行される際に
は、その後輪操舵位相選択スイッチ16の操作によりそ
の後輪57.58が、その前輪55.56に関連して、
具体的には、その前輪55.56にほぼ比例して、同位
相および逆位相に操舵可能になり、また、そのトラック
50が高速で走行される際には、その後輪57゜58が
、その前輪55.56に関連して、最大舵角2度の範囲
で同位相に操舵可能になり、さらに、そのトランク50
がその低速と高速との間の速度、所謂、中間速度で走行
される際には、その後輪57.58は直進状態に維持さ
れ、その前輪55゜56のみが操舵可能にする。特に、
このパワー・ステアリング・システム10では、そのト
ランク50が低速で走行される場合、その後輪操舵位相
選択スイッチ16の操作により、その後輪57゜58が
その前輪55.56に同位相または逆位相に操舵される
が、車速か中間速度に近づくと、そのコントローラ15
によって、その後輪57.58が直進状態になるよう制
御される。
そのフロント・パワー・ステアリング11は、そのフロ
ント・ブースタ20、フロント・コントロール・バルブ
21、油圧ポンプ22、オイル・リザーバ23、ステア
リング・ホイール24、ステアリング・シャフト25、
ピットマン・アーム26、ドラック・リング27、およ
び、ナックル・アーム28を含んで構成されている。
また、このフロント・パワー・ステアリング11では、
そのフロント・ブースタ20、フロント・コントロール
・バルブ21、油圧ポンプ22、およびオイル・リザー
バ23がフロント供給側油圧配管29およびフロント戻
り側油圧配管30で油圧回路に接続されている。
そのフロント・ブースタ20は、シリンダ・ボディ31
にそのフロント・コントロール・バルブ21を組み込み
、また、マニュアル・ステアリング機能を備えた通常の
インテグラル型に製作されたもので、シリンダ・ボア(
図示せず)を備えたそのシリンダ・ボディ31と、その
シリンダ・ボア内に往復摺動可能に嵌め合わせられ、そ
のシリンダ・ボア内に一対のシリンダ室(図示せず)を
区画するピストン(図示せず)と、そのピストンに噛み
合わせられてそのピストンの力および動きをそのピット
マン・アーム26に伝達するセクタ・シャフト32とよ
り構成されている。
また、このフロント・ブースタ20は、その一対のシリ
ンダ室に対応してそのシリンダ・ボアに開口された一対
のオイル・ボート(図示せず)、およびその一対のオイ
ル・ボートをそのフロント・コントロール・バルブ21
の複数のシリンダ・ボート(図示せず)に連絡する複数
の連通路(図示せず)を備えている。勿論、その複数の
連通路は、そのフロント・コントロール・バルブ21に
よって、そのフロント供給側およびフロント戻り側油圧
配管29.30に切り換え接続され、そして、そのフロ
ント・ブースタ20、フロント・コントロール・バルブ
21、油圧ポンプ22、およびオイル・リザーバ23を
油圧回路に接続するところのそのフロント供給側および
フロント戻り側油圧配管29.30の一部分をなしてい
る。
そのように、通常のインテグラル型に製作されたそのフ
ロント・ブースタ20は、そのトラック50のシャシ(
図示せず)の前方に配置された前車軸(図示せず)の両
端にナックル(図示せず)およびキング・ピン(図示せ
ず)を介して揺動可能に連結され、そして、その前輪5
5.56を回転可能に支持した前車輪軸51.52にそ
のピットマン・アーム26、ドラック・リンク27、ナ
ックル・アーム28を介して連結されている。勿論、そ
の前車輪軸51.52は、タイ・ロンド(図示せず)、
および一対のタイ・ロンド・アーム(図示せず)で通常
のように互いに連結されている。
そのフロント・コントロール・バルブ21は、そのフロ
ント・ブースタ20のシリンダ・ボディ31に組み込ま
れ、かつ、複数のポンプ・ボート(図示せず)、および
複数のシリンダ・ボート(図示せず)を備えたスリーブ
(図示せず)と、そのスリーブ内に配置され、かつ、複
数のタンク・ボート(図示せず)を備えてそのステアリ
ング・シャフト25に連結されたスプール(図示せず)
とより通常のロータリ・バルブ型に製作されたもので、
そのステアリング・ホイール24でパルプ切換え操作さ
れる。
また、このフロント・コントロール・バルブ21は、そ
の油圧回路において、そのフロント・ブースタ20にそ
の油圧ポンプ22およびオイル・リザーバ23を接続す
るそのフロント供給側油圧配管29、フロント戻り側油
圧配管30、および複数の連通路に配置されて、その油
圧ポンプ22から吐き出された圧油を方向制御し、その
フロント・ブースタ20に供給し、同時的に、そのフロ
ント・ブースタ20で作業した圧油を方向制御し、その
オイル・リザーバ23に戻す。
その油圧ポンプ22は、そのトラック50に搭載された
ディーゼル・エンジン(図示せず)で駆動され、そのフ
ロント・ブースタ20およびリア・ブースタ33を駆動
する圧油を発生する。勿論、この油圧ポンプ22は、既
存のパワー・ステアリングに使用される油圧ポンプと同
様な構造に製作されたもので、そのフロント・コントロ
ール・バルブ21のポンプ・ボートにそのオイル・リザ
ーバ23を接続するところのそのフロント供給側油圧配
管29に配置され、そのオイル・リザーバ23内の油を
吸い上げ、加圧した圧油が吐き出されるようにしている
そのリア・パワー・ステアリング12は、そのリア・ブ
ースタ33、リア・コントロール・バルブ34、油圧ポ
ンプ22、オイル・リザーバ23、ピットマン・アーム
35、ドラック・リング36、および、ナックル・アー
ム37を含んで構成されている。特に、このリア・パワ
ー・ステアリング12は、そのフロント・パワー・ステ
アリング11の油圧ポンプ22およびオイル・リザーバ
23を共用している。
また、このリア・パワー・ステアリング12では、その
リア・ブースタ33、およびリア・コントロール・バル
ブ34が、リア供給側油圧配管38およびリア戻り側油
圧配管39で接続され、そして、そのリア供給側油圧配
管38およびリア戻り側油圧配管39が、そのフロント
供給側油圧配管29およびフロント戻り側油圧配管30
に対応して接続されてその油圧ポンプ22およびオイル
・リザーバ23を共用する油圧回路に接続されている。
そのリア・ブースタ33は、シリンダ・ボディ40にそ
のリア・コントロール・バルブ34を組み込んだインテ
グラル型に製作されたもので、シリンダ・ボア(図示せ
ず)を備えたそのシリンダ・ボディ40と、そのシリン
ダ・ボア内に往復摺動可能に嵌め合わせられ、そのシリ
ンダ・ボア内に一対のシリンダ室(図示せず)を区画す
るピストン(図示せず)と、そのピストンに噛み合わせ
られてそのピストンの力および動きをそのピットマン・
アーム35に伝達するそのセクタ・シャフト41とより
構成されている。
また、このリア・ブースタ33は、前述のフロント・ブ
ースタ20と同様に、その一対のシリンダ室に対応して
そのシリンダ・ボアに開口された一対のオイル・ボート
(図示せず)、およびその一対のオイル・ボートをその
リア・コントロール・バルブ34の複数のシリンダ・ボ
ート(図示せず)に連絡する複数の連通路(図示せず)
を備えている。勿論、その複数の連通路は、そのリア・
コントロール・バルブ34によって、そのリア供給側お
よびリア戻り側油圧配管38.39に切り換え接続され
、そして、そのフロント供給側およびフロント戻り側油
圧配管29.30に対応して接続され、そのリア・ブー
スタ33、リア・コントロール・バルブ34、油圧ポン
プ22、およびオイル・リザーバ23を油圧回路に接続
するところのそのリア供給側およびリア戻り側油圧配管
38.39の一部分をなしている。
そのような構造に製作されたそのリア・ブースタ33は
、そのトランク50のシャシの後方に配置された後車軸
(図示せず)の両端にナックル(図示せず)およびキン
グ・ピン(図示せず)を介して揺動可能に連結され、そ
して、その後輪57.58を回転可能に支持した後車輪
軸53゜54にそのピットマン・アーム35、ドラック
・リンク36、ナックル・アーム37を介して連結され
ている。勿論、その後車輪軸53.54は、タイ・ロン
ド(図示せず)、および一対のタイ・ロンド・アーム(
図示せず)で互いに連結されている。
そのリア・コントロール・バルブ34は、そのリア・ブ
ースタ33のシリンダ・ボディ40に組み込まれ、かつ
、複数のポンプ・ボート(図示せず)、および複数のシ
リンダ・ボート(図示せず)を備えたスリーブ(図示せ
ず)と、そのスリーブ内に配置され、かつ、複数のタン
ク・ボート(図示せず)を備えたスプール(図示せず)
とより口−タリ・バルブ型に製作されたもので、その電
気アクチュエータ13でバルブ切り換え操作される。
また、このリア・コントロール・バルブ34は、その油
圧回路において、そのリア・ブースタ33にその油圧ポ
ンプ22およびオイル・リザーバ23を接続するそのリ
ア供給側油圧配管38、リア戻り側油圧配管39、およ
び複数の連通路に配置されて、その油圧ポンプ22から
吐き出された圧油を方向制御し、そのリア・ブースタ3
3に供給し、同時的に、そのリア・ブースタ33で作業
゛した圧油を方向制御し、そのオイル・リザーバ23に
戻す。
その電気アクチュエータ13は、ステップ・モータであ
って、回転子(図示せず)の出力軸(図示せず)をその
リア・コントロール・バルブ34のスプールに機械的に
結合し、また、固定子(図示せず)のコイル(図示せず
)をそのコントローラ15の出力回路に電気的に接続し
て、そのリア・コントロール・バルブ34のスリーブ内
にそのスプールを回転させ得るようにして、そのリア・
コントロール・バルブ34を駆動させ、所謂、そのリア
・コントロール・バルブ34にバルブ切り換え動作させ
る。
その電磁方向制御弁14は、センタ・バイパス型の方向
制御弁であって、そのリア供給側油圧配管38およびリ
ア戻り側油圧配管39に配置され、また、ソレノイド・
コイルをそのコントローラ15の出力回路に電気的に接
続して、そのコントローラで制御された電流が流れるそ
のソレノイド・コイル43でスプール(図示せず)がバ
ルブ・ボディ42のスプール・ボア(図示せず)内に摺
動されてバルブ切り換え動作される。
そのコントローラ15は、その後輪操舵位相選択スイッ
チ16、車速センサ17、および前輪操舵センサ18に
入力側を電気的に接続し、また、その電気アクチュエー
タ13の固定子コイルおよび電磁方向制御弁14のソレ
ノイド・コイル43に出力側を電気的に接続し、さらに
、後輪操舵モードが予め入力されてあって、その後輪操
舵位相選択スイッチ16の同位相位置、逆位相位置、お
よび直進位置に関連して、その車速センサ17および前
輪操舵センサ18からの信号、およびその後輪操舵モー
ドに応じて、その電気アクチュエータ13の固定子コイ
ルおよび電磁方向制御弁14のソレノイド・コイルに流
れる電流す制御し、その電気アクチュエータ13でその
スプールがそのスリーブ内に回転されてそのリア・コン
トロール・バルブ34がバルブ切り換えされ、また、そ
のソレノイド・コイル43でそのスプールがそのスプー
ル・ボア内に摺動されてその電磁方向制御弁14がバル
ブ切り換えされるようにするもので、主として、入力お
よび出力回路、記憶回路、演算回路、制御回路、および
電源回路より構成され、その電源回路は、そのトラック
50のバッテリ(図示せず)を共用している。勿論、こ
のコントローラ15は、第2図に示されたところの後輪
操舵モードをその記憶回路に予め入力し、その電気アク
チュエータ13および電磁方向制御弁14に流れる電流
す決定するのに、その後輪操舵モードを使用している。
その後輪操舵モードは、第2図から理解されるように、
低速走行ではその後輪57.58が、その前輪55.5
6の舵角に比例してその前輪55゜56に同位相にも、
また、逆位相にも操舵され、また、高速走行では、その
後輪57.58が、舵角2度の範囲で、その前輪55.
56に同位相に操舵され、そして、それらの中間速度走
行では、その後輪57.58が操舵されずに、直進状態
に維持されるパターンに予め決定されている。
そのように構成されたそのコントローラ15は、このパ
ワー・ステアリング・システム10において、車速およ
び前輪掻舵量に適合された後輪操舵量が得られるように
している。
その後輪操舵位相選択スイッチ16は、同位相位置の接
点(図示せず)、逆位相位置の接点(図示せず)、およ
び直進位置の接点(図示せず)を備えて、そのトラック
50の運転室(図示せず)に配置されている。勿論、そ
れら接点は、そのコントローラ15の入力回路に電気的
に接続されている。
その車速センサ17は、そのトラック50の走行速度を
検出するもので、そのトラック50に搭載されたトラン
スミッション(図示せず)の出力軸に配置され、また、
その前輪操舵センサ18は、そのステアリング・シャフ
ト25の回転速度、回転方向、および回転角度を検出す
る回転センサであって、そのステアリング・シャフト2
5の所定の位置において、そのステアリング・シャフト
25のまわりに配置されている。
次に、上述されたパワー・ステアリング・システム10
の動作をそのトラック50の走行状態に関連して説明す
るに、そのディーゼル・エンジンが運転されいるので、
その油圧ポンプ22が駆動され、その油圧ポンプ22か
ら吐き出された圧油は、そのフロント供給側油圧配管2
9を流れて、そのフロント・コントロール・バルブ21
の複数のポンプ°・ボートに送られ、また、そのリア供
給側油圧配管38を流れて、その電磁方向制御弁14の
ポンプ・ボート(図示せず)に送られる。
そして、そのフロント・コントロール・バルブ21にお
いては、そのポンプ・ボートに送られた圧油は、そのス
プールが中立位置に置かれているならば、そのフロント
戻り側油圧配管30を経てその複数のタンク・ボートか
らそのオイル・リザーバ23に戻される。
また、同時に、そのコントローラ15は、その後輪操舵
位相選択スイッチ16の同位相位置、逆位相位置、およ
び直進位置に関連して、その車速センサ17および前輪
操舵センサ18からの信号、およびその後輪操舵モード
に応じて、その電気アクチュエータ13の固定子コイル
および電磁方向制御弁14のソレノイド・コイルに流れ
る電流す制御し、その電磁方向制御弁14を開閉させ、
また、そのリア・コントロール・バルブ34をパルプ切
換えさせるように、その電気アクチュエータ13を駆動
させる態勢にある。
したがって、その電磁方向側′4i1114がそのコン
トローラ15によって開かれているならば、その電磁方
向制御弁14におけるそのポンプ・ボートに送られた圧
油は、一対のシリンダ・ボート(図示せず)の一方から
そのリア供給側油圧配管38を流れて、そのリア・コン
トロール・バルブ34の複数のポンプ・ボートに送られ
、その圧油は、また、その電磁方向制御弁14において
、その一対のシリンダ・ボートの他方がタンク・ボート
(図示せず)に連絡されるので、そのスプールが中立位
置に置かれているならば、途中において、その電磁方向
制御弁14を経るようにして、そのリア・コントロール
・バルブ34の複数のタンク・ボートからそのリア戻り
側油圧配管39を流れ、さらに、そのフロント戻り側油
圧配管30を流れてそのオイル・リザーバ23に戻され
る。
今、そのトラック50が、道路上、低速で比較的に小さ
く旋回しようとするのであるならば、その後輪操舵位相
選択スイッチ16においては、逆位相位置の接点がドラ
イバによって閉じられるので、そのコントローラ15は
、その車速センサ17および前輪操舵センサ18からの
信号およびその後輪操舵モードにおける低速走行パター
ンに応じて、その電気アクチュエータ13および電磁方
向制御弁14に流れる電流す制御し、その電磁方向制御
弁14は開かれる。
そこで、そのステアリング・ホイール24が旋回方向に
操作されるならば、そのフロント・コントロール・バル
ブ21において、そのスプールがそのステアリング・シ
ャフト25によって、そのスリーブ内に何れか一方に回
転されるので、そのフロント・コントロール・バルブ2
1において、その複数のポンプ・ボートの一方がその複
数のシリンダ・ボートの一方に連絡され、その結果、そ
の油圧ポンプ22から送られた圧油は、その連通路の何
れか一方に流れ、そのフロント・ブースタ20の一対の
シリンダ室の何れか一方に供給され、そして、その際に
は、そのフロント・コントロール・バルブ21において
、その複数のシリンダ・ボートの他方がその複数のタン
ク・ボートの他方に連絡されであるので、そのフロント
・ブースタ20の一対のシリンダ室の何れか他方の圧油
は、そのフロント・コントロール・バルブ21によって
、そのフロント戻り側油圧配管30を流れてそのオイル
・リザーバ23に戻される。
したがって、そのフロント・ブースタ20においては、
そのピストンがそのシリンダ・ボア内に一方のシリンダ
室側から他方のシリンダ室側に摺動されるので、そのピ
ストンに噛み合わせられたそのセクタ・シャフト32が
回転され、その前輪55.56は、そのピットマン・ア
ーム26、ドラック・リンク27、およびナックル・ア
ーム28を介して操舵される。
他方、その前輪操舵センサ18が、そのステアリング・
ホイール24の操舵を感知し、変化された信号がその前
輪操舵センサ18からそのコントローラ15に入力され
るので、その電気アクチュエータ13に流れる電流が、
そのコントローラ15によって、制御され、そのリア・
コントロール・パルプ34において、そのスプールがそ
の電気アクチュエータ13によって、そのスリーブ内に
何れか一方に、すなわち、その前輪55.56と逆位相
方向に回転され、そのリア・コントロール・パルプ34
において、その複数のポンプ・ボートの一方がその複数
のシリンダ・ボートの一方に連絡され、その結果、その
油圧ポンプ22から送られた圧油は、その連通路の何れ
か一方に流れ、そのリア・ブースタ33の一対のシリン
ダ室の何れか一方に供給され、そして、その際には、そ
のリア・コントロール・パルプ34において、その複数
のシリンダ・ボートの他方がその複数のタンク・ボート
の他方に連絡されであるので、そのリア・ブースタ33
の一対のシリンダ室の何れか他方の圧油は、そのリア・
コントロール・パルプ34および電磁方向制御弁14に
よって、そのリア戻り側油圧配管39およびフロント戻
り側油圧配管30を流れてそのオイル・リザーバ23に
戻される。
したがって、そのリア・ブースタ33においては、その
ピストンがそのシリンダ・ボア内に一方のシリンダ室側
から他方のシリンダ室側に摺動されるので、そのピスト
ンに噛み合わせられたそのセクタ・シャフトが回転され
、その後輪57.58は、そのピットマン・アーム35
、ドラック・リンク36、およびナックル・アーム37
を介してその前輪55.56に逆位相に操舵される。勿
論、そのリア・パワー・ステアリング12は、そのフロ
ント°パワー・ステアリング11に同期して、しかも、
その前輪55.56の操舵量にほぼ比例させてその後輪
57.58を操舵する。
そのようにして、そのフロント・パワー・ステアリング
11がその前輪55.56を、そして、そのリア・パワ
ー・ステアリング12がその後輪57.58を互いに同
期して逆位相に操舵するので、そのトラック50は、そ
の道路のカーブに沿って安定して、無理なく曲がる。
また、そのトラック50が、道路上低速で、その前輪5
5.56にその後輪57.58を同位相に操舵したいな
らば、その後輪操舵位相選択スイッチ16においては、
同位相位置の接点が、そのドライバによつて閉じられる
ので、そのコントローラ15は、その車速センサ17お
よび前輪操舵センサ18からの信号およびその後輪操舵
モードにおける低速走行パターンに応じて、その電気ア
クチュエータ13および電磁方向制御弁14に流れる電
流す制御し、その電磁方向制御弁14は開かれ、そのト
ラック50は、斜め方向に前進または後進が可能になる
さらに、そのトラック50が、道路上、高速で走行され
るならば、そのリア・パワー・ステアリング12は、最
大舵角2度の範囲でその後輪57゜58をそのフロント
・パワー・ステアリング11に同位相に自動的に操舵す
る。
したがって、そのトラック50は、その道路上、安定し
た高速走行ができる。
またさらに、そのトラック50が、道路上、中間速度で
走行されるのであるならば、そのコントローラ15が、
その電気アクチュエータ13および電磁方向制御弁14
に流れる電流す制御し、その電気アクチュエータ13は
、そのリア・コントロール・パルプ34において、その
スプールをそのスリーブ内の中立位置に保持し、また、
その電磁方向制御弁14は閉じられる。
したがって、そのリア・ブースタ33において、そのピ
ストンはそのシリンダ・ボア内の中立位置にロックされ
、それに伴って、その後輪57.58は、その前輪55
.56がそのフロント・パワー・ステアリング11で操
舵されても、ステア・ロックされ、直進状態に保持され
る。
そのように、そのトラック50は、そのフロント・パワ
ー・ステアリング11のみで操舵される。
発明の利便・利益 上述よりして、既に提案され、使用されてきているとこ
ろの自動車の四輪操舵装置に比較していえば、この発明
の自動車に使用されるパワー・ステアリング・システム
は、前輪を操舵するフロント・パワー・ステアリングお
よび後輪を操舵するリア・パワー・ステアリングが備え
られ、電気アクチュエータが、そのリア・パワー・ステ
アリングのリア・コントロール・バルブを駆動し、電磁
方向制御弁が、圧油をそのリア・コントロール・バルブ
に流し、そして、コントローラが、後輪操舵位相選択ス
イッチの同位相位置、逆位相位置、および直進位置に関
連して、車速センサ、および前輪操舵センサからの信号
、および後輪操舵モードに応じて、その電気アクチュエ
ータ、および電磁方向制御弁に流れる電流す制御する構
成を備えるので、この発明の自動車に使用されるパワー
・ステアリング・システムでは、装置全体として複雑化
が抑制され、容易に、かつ、廉価に製作可能になり、後
輪が前輪に関連して同位相および逆位相に操舵可能にな
り、低速走行においては機動性が向上され、また、中間
速度による走行では、後輪が直進状態に自動的にステア
・ロックされて前輪のみが操舵可能になり、所謂、通常
の操舵になり、さらに、高速走行では、後輪が前輪に僅
かに同位相に自動的に操舵され、操舵性および走行安定
性が向上され、ドライバが、操舵による肉体的精神的疲
労から開放され、自動車への適用性が向上され、自動車
にとって非常に実用的になる。
発明と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの発明の
具体例からして、この発明の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この発明の
内容が、その発明の課題を遂行ならしめる発明の成立に
必須であり、その発明の性質であるその発明の技術的本
質に由来し、そして、それを内在させると客観的に認め
られる態様に容易に置き換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トランクに適用されたこの発明の自動車に使
用されるパワー・ステアリング・システムの具体例を示
す概説図、および、第2図は、第1図に示すパワー・ス
テアリング・システムに使用された後輪操舵モードの概
説図である。 11・・・フロント・パワー・ステアリング、12・・
・リア・パワー・ステアリング、13・・・電気アクチ
ュエータ、14・・・電磁方向制御弁、15・・・コン
トローラ、16・・・後輪操舵位相選択スイッチ、17
・・・車速センサ、18・・・前輪操舵センサ。 纂f凹 朱 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フロント・ブースタ、およびそのフロント・ブースタに
    給徘される圧油を方向制御するフロント・コントロール
    ・バルブを有し、前輪を操舵するフロント・パワー・ス
    テアリングと、 リア・ブースタ、およびそのリア・ブースタに給排され
    る圧油を方向制御するリア・コントロール・バルブを有
    し、後輪を操舵するリア・パワー・ステアリングと、 そのリア・コントロール・バルブを駆動する電気アクチ
    ュエータと、 圧油をそのリア・コントロール・バルブに流す電磁方向
    制御弁と、 後輪操舵位相選択スイッチの同位相位置、逆位相位置、
    および直進位置に関連して、車速センサ、および前輪操
    舵センサからの信号、および後輪操舵モードに応じて、
    その電気アクチュエータ、および電磁方向制御弁に流れ
    る電流を制御するコントローラ とを含む自動車に使用されるパワー・ステアリング・シ
    ステム。
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