JPS63301771A - 発酵調味液の製造方法 - Google Patents

発酵調味液の製造方法

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JPS63301771A
JPS63301771A JP62137690A JP13769087A JPS63301771A JP S63301771 A JPS63301771 A JP S63301771A JP 62137690 A JP62137690 A JP 62137690A JP 13769087 A JP13769087 A JP 13769087A JP S63301771 A JPS63301771 A JP S63301771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
raw material
acid bacteria
extract
fermented
Prior art date
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Pending
Application number
JP62137690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kawamura
雄三 川村
Muneharu Suzuki
宗治 鈴木
Fumio Ono
小野 文夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は乳酸発酵調味液、特に野菜及び水産漬物用とし
て有利に用いられる発酵調味液に係るものである。
〈従来の技術〉 市販の野菜漬物は通常、塩蔵されたきゅうり、大根等の
漬物素材を脱塩、圧搾したのち、醤油、砂糖、グルタミ
ン酸ソーダ等の調味料、香辛料等から成る調味液に漬は
込み、これを必要により袋詰め、殺菌して製品としてい
る。
そして最近ではこれらの調味液を乳酸発酵させたものを
使用する例も見受けられる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、これらの調味液は風味の点で必ずしも満
足できるものではなく、これを用いた漬物に於いてもし
かりである。
そこで本発明者等は、より風味の優れた発酵調味液を得
べく検討の結果、醤油、魚介類エキス、糖原料を主体と
する調味液を乳酸発酵させることにより、風味の良い発
酵調味液が得られるとし・う知見を得た。
本発明はこの知見に基づいて成されたものであって、以
下に本発明を具体的に説明する。
く問題点を解決するための手段〉 本発明で用いられる魚介類エキスは例えば魚介類を熱湯
で抽出した抽出液、これらの濃縮物、魚介類を化学的に
、あるいは酵素的に加水分解したもの等が含まれる。そ
して代表的魚介類エキスとしては、かつおエキス、いわ
しエキス、にぼしエキス、まぐろエキス、さばエキス、
えびエキス、あみエキス、かにエキス、かぎエキス等を
挙げることができる。
また醤油は通常の醤油であれば、濃口、淡口、火入醤油
、生醤油等その種類は問わなし、。
糖原料としては乳酸菌が資化し得る糖であればどのよう
なものでもよく、例えばグルコース、ガラクトース、マ
ルトース、キシロース、アラビノース、マンニトール、
水飴、還元澱粉加水分解物、みりんあるいは野菜エキス
等が使用可能である。
以上の如き魚介類エキス、醤油、糖原料の王者を混合し
、これを発酵母液として乳酸発酵させるのであるが、こ
れらの配合調整は総窒素が0.2〜3.0%、糖が5%
以上、食塩が5%以下となるように調整する。
そして乳酸菌の増殖が促進され、好ましい発酵風味が醸
成されるためには、魚介類、ヱキスニ対し、0.3〜1
.5倍量の醤油を用いることが望ましい。
また・この発酵母液には必要により、香辛料、昆布エキ
ス、グルタミン酸ソーダ等を添加することができる。
こうして調整した発酵母液に乳酸菌、例えばストレプト
コツカス属、ペディオコッカス属、ロイコノストック属
、ラクトバチルス属などに属する乳酸菌を接種し、15
〜40°C13〜10日間発酵させたのち、必要により
濾過、殺菌し発酵調味液を得る。
なお、この発酵調味液は漬物の調味液、例えばメンタイ
ブ調味液、味付タフのたれなどの珍味やトマトスープ、
魚介類スープ煮等にも用いることができる。
〈発明の効果〉 本発明により得られた発酵調味液は風味に優れ、これを
漬物に用いた場合、漬物素材の有する生臭みを消し、風
味豊かな各種漬物を得ることができ、また池の用途にも
使用可能な調味液である。
く実施例〉 実施例1 淡ロ醤油150m/V、本みりん100 yal、あみ
エキス100+++t、昆布エキス20m/、グルコー
ス50 ji 、 CaCO351/を水で11とし、
100″0120分殺菌後ラクトバチルス・プランタラ
ム(Lactobacillus  plantaru
m ) I A M 1041の純粋培養液100 m
lを添加し、30″C,4日間静置培養を行なった。
なお、発酵母液の総窒素は0.28%、食塩3.70%
、糖分10%であった。
得られた発酵調味液の成分分析値は第1表に示す通りで
あり、これは発酵風味の良い酸味の強い調味液であった
第   1    表 ※  ’NaOHmt/試料0.5 me応用例1 実施例1で得られた発酵調味液を用し・て白菜キムチを
製造した。
すなわち、発酵調味液にガーリックペースト、シンジャ
ーペースト、パプリカ色素、並塩、−休店辛子等を混合
し、これに5°Cで1晩下漬した白菜を1:4の割合で
5°C13日間漬は込み白菜キムチを得た。
対照として発酵調味液の代わりに、淡口醤油150m/
、本みりん100mr、あみエキス100ryrt、昆
布エキス20rnl、50%乳酸28g、水610 m
lから成る調味液を用いる以外は上記と全く同様にして
白菜キムチを得た。
これらのキムチを18名のパネルによる2点比較法によ
る官能検査を行なったところ、18名中16名のパネル
が本発明による発酵調味液を用いた方が風味良好という
評価であった。
実施例2 第2表に示す配合の調味液を17!の3角フラスコに入
れ、綿栓をしてオートクレーブにて無圧20分の加熱殺
菌後、予め30°Cで3日間培養した乳酸菌(ラクトバ
チルス・プランタラムIAM1041)(XIO8個/
肩/)を各々25JF/づつ加え、30″C17日間靜
置培養した。
培養終了後、珪藻土濾過助剤を使用して濾過し透明な発
酵調味液を得た。
これらの発酵調味液の成分分析値を第3表に示す。
第    2    表 峯 魚介エキス 試料N+L1   あみエキス 冷凍あみ3 kgを水道水61にて解砕し、プロザイム
(天野製薬製、蛋白分解酵素)6gを添加、40〜45
°Cで撹拌下1.5時間分解後、85°C925分間加
熱し、45メツシユの篩で濾過し、あみエキスを得た。
試料Na2   かつおエキス 市販品、焼津水産化学工業製、K P−2試料&3  
まぐろエキス 市販品、■村松製 試料&4  かきエキス 市販品、大洋漁業製、0YJT 第    3    表 応用例2 実施例2の試料NLI (あみエキス使用)の発酵調味
液を用い、下記の配合で味付タコ用たれを製造した。(
90°C達温加熱溶解) 発酵調味液   400 at 10%食酢    20d 並  塩         13,9 M5G    40.f

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 醤油、魚介類エキス及び糖原料を主体とする調味液に乳
    酸菌を接種し乳酸発酵させることを特徴とする発酵調味
    液の製造方法。
JP62137690A 1987-06-02 1987-06-02 発酵調味液の製造方法 Pending JPS63301771A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364104B1 (ko) * 2000-04-17 2002-12-16 주식회사 보락 자일로스와 자일리톨을 이용한 김치의 저장기간 연장 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125863A (ja) * 1982-12-29 1984-07-20 Nakano Vinegar Co Ltd 乳酸発酵調味液の製造方法

Patent Citations (1)

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