JPS63299760A - 搬送装置および半導体製造装置 - Google Patents

搬送装置および半導体製造装置

Info

Publication number
JPS63299760A
JPS63299760A JP62129811A JP12981187A JPS63299760A JP S63299760 A JPS63299760 A JP S63299760A JP 62129811 A JP62129811 A JP 62129811A JP 12981187 A JP12981187 A JP 12981187A JP S63299760 A JPS63299760 A JP S63299760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
magnetic field
superconductor
conveyance
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62129811A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kishi
岸 文夫
Kenji Nakamura
憲司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP62129811A priority Critical patent/JPS63299760A/ja
Publication of JPS63299760A publication Critical patent/JPS63299760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性を有する搬送台を用いた搬送装置に関す
る。更に詳しくは、例えば半導体製造装置など無塵下あ
るいは真空Fにおいて用いられる装置における搬送手段
として好適に利用できる搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、各種の製造装置や加工装置において、原料や
加工される物体などを搬送する搬送装置が多く用いられ
ている。また、特殊な条件下、あるいは人体にとって危
険または有害である条件下で用いる装置における搬送手
段には、遠隔操作や無人操作が可能な搬送装置が必要と
される。そのような従来の搬送装置としては、機械的手
段による搬送装置°、気体の流れや圧力による搬送装置
などが知られている。
一方、近年、例えば電子製品などの高品質化、高集積化
に伴い、それらの製品の製造は無塵下あるいは真空下と
いった特殊な条件下において行われるようになり、上記
の搬送装置もそのような環境下で使用されてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、機械的手段による搬送装置は、各種構成
要素の機械的な接触により、その接触面に磨耗等が生じ
て、金属粉などのゴミが発生し易い。したがって無塵下
であることが必要とされる工程に用いるには、特別な防
塵対策を施さなければならず、そのため装置の構成が複
雑となり、またコスト高となる。
一方、気体の流れや圧力による搬送装置は、当然のこと
ながら真空下では使用できない。
例えば半導体製造装置において、真空であることを必要
としない工程では、搬送路に吹出口を設け、そこから吹
き出る清浄空気によりウェハーを浮上させて移動させる
装置、あるいはその吹出口に逆に陰圧をかけることによ
り吸着し、チャッキングを行う装置などが使用される場
合もあるが、真空下における製造工程(例えば、X線や
電子線による露光工程)には、そのような搬送装置は使
用できない。
よって、そのような製造工程には、機械的手段による搬
送装@(例えば、ベルト上にウェハーを乗せ搬送する装
置)を使用せざるを得なかった。
しかしながら、従来の技術では1分な防塵対策を得るこ
とができないのが現状であり、装置から発生するゴミ等
により、製品の歩留りが大幅に低下してしまうという問
題があった。
本発明の目的は無塵および真空という特殊な条件下での
使用に好適な搬送装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のト記目的は、超伝導体を含む搬送路と、該搬送
路上に載置され磁石を存する搬送台と、該搬送台に磁場
を印加してその移動を制御するための搬送台移動制御手
段とを有することを特徴とする搬送装置、および超伝導
体を含む搬送路と、該搬送路りに載置され磁石を有する
半導体装置用搬送台と、該搬送台に磁場を印加してその
移動を制御するための搬送台移動制御手段とを有する搬
送装置を備えることを特徴とする半導体製造装置により
達成される。
本発明の装置は、磁石を有する搬送台を超伝導体を含む
搬送路上に置いた際に、搬送台に付属した磁石と、搬送
路に含ませた超伝導体とのマイスナー効果による反発力
によって搬送台を浮上させることを利用するものである
なお、マイスナー効果とは、超伝導体がその超伝導性を
示す温度下において、その超伝導体の臨界磁場以下の磁
場を印加すると、その超伝導体が完全反磁性を示すとい
う、超伝導体特有の磁気的性質である。
更に、この浮上した搬送台を移動させるために、搬送台
が有する磁石の極性に対応した磁場を印加する。この磁
場の強さおよび磁力線の方向によって搬送路上での搬送
台の移動速度や移動方向が制御され、かつ搬送台の静止
時の位置決めも行うことかできる。
この搬送台の移動を制御する手段(以後、単に制御手段
という)は、所望の方向に搬送台を移動させるために必
要な磁場の強さ、およびその磁力線の方向を、所望に応
じて制御できるものであればどのような構成のものを用
いてもよいが、例えば複数の電磁石と、搬送台位置感知
センサーとを組み合わせたものなどを用いることができ
る。
また、搬送台に付属する磁石は、電磁石でも永久磁石で
も同じ機能を果たすが、装置の簡素化等の点から、永久
磁石を搬送台に組み込むことが好適である。
また、搬送路に含ませる超伝導体は、搬送台を浮トさせ
ることができればどのような態様も取り得る。例えば、
搬送路全面に、あるいはストライブ状、網目状など部分
的に分布させることもできる。なお、超伝導体として機
能するために低温度条件か必要な場合は、搬送路の必要
部分に冷却手段を設けることが望ましい。
本装置におけるチャッキングは、搬送路内部又は下側に
設けた磁石により、搬送台に付与した磁石を吸着するこ
とにより行うことができる。この方法により、チャッキ
ングの工程も機械的駆動なしで行うことができ、無塵化
を−・層徹底することが可能である。
(実施例〕 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
第1図および第2図は、本発明の半導体製造装置の一実
施例の構成を示す図であり、第1図は断面図、第2図は
平面図である。
この装置は、搬送台2、搬送路9、制御手段から構成さ
れている。
搬送台2は、その下面に複数の永久磁石3が埋め込まれ
ている。また、この搬送台2の上面には加工されるウェ
ハー1が設置される。
搬送路9は上側より、ステンレス薄板4、断熱材5、超
伝導体6、下部断熱層7が順次積層された構成になって
いる。この超伝導体6としては、例えば Pb、 Nb
、 Nb−Ti合金等の超伝導性を示す物質から成る層
を用いることができる。また、この内部にはトンネル状
の穴(不図示)が通っており、液化11eを循環させて
超伝導体6を冷却できる構成になっている。
この例における制御手段は、超伝導体6の下側に設けら
れたチャッキング用電磁石8、搬送路9の両側面に対に
なって交互に並んで設置された搬送台移動用電磁石10
と搬送台位置検知用ホール素il+により構成されてい
る。
チャッキング用電磁石8を励磁すると、その磁場が搬送
路中の超伝導体の臨界磁場を超え、その超伝導状態が破
れて、搬送台2は浮上刃を失うと共に、チャッキング用
電磁石8の発する磁場により、ステンレス薄板4の表面
に吸着される。この際、チャッキング用電磁石8による
磁場の方向と、搬送台2の磁石の方向に対応した方向に
しておくことにより、搬送台2を所望の姿勢で固定する
ことができる。
搬送台2の移動時には、まず搬送台2に埋め込まれた永
久磁石3の磁束をホール素子IIが感知し、搬送台2の
位置を検出し、この位置検出信号に応じて適宜電磁石1
0を励磁して、搬送台2の移動を行う。なお、搬送台2
が搬送路9の中心を通るようにするには、両側の一対の
ホール素子11が等しい磁束を感じるように両側の電磁
石8の強さを制御する手段(以後、単に位置制御系とい
う)を用いればよい。
第3図は、本発明の装置を構成する搬送路の他の実施例
を示す横断面図である。
この搬送路は断面が凹形状であるので、搬送台の側面側
にもマイスナー効果による反発力が働き、搬送台が搬送
路の中心を安定して通る。したがって、例えば上述のよ
うな幅方向の位置制御系を省略することができ、装置を
簡略化できる。更には、この凹型搬送路と位置制御系を
併用すれば、より高精度な位置制御を実施することもで
きる。
第4図は、本発明の装置に光学的手段による搬送台位置
感知用センサーを用いた一実施例を示す正面図である。
この装置における搬送路9の上側表面は、例えば鏡板な
どの反射層(不図示)が設けられている。また、その上
空には、例えば発光ダイオード等の複数の発光素子が一
列に並へられて成る発光素子列12と、例えばフォトダ
イオード等の複数の受光素子が一列に並べられて成る受
光素子列13とが備えられている。その発光素子列12
と受光素子列13は、その列方向が搬送路9の幅方向と
一致するように、また搬送方向に対して交互に配置され
ている。この発光素子列12により照射された光が受光
素子列13に受光されるか否かにより搬送台2の位置が
検出される。
第5図は、本発明の装置に光学的手段による搬送台位置
感知用センサーを用いた他の実施例を示す平面図である
この装置における搬送路9の片方の側面には複数の発光
素子14が並べられており、他方の側面にはそれに対応
する複数の受光素子15が並べられている。この発光素
子14より照射された光が受光素子15に受光されるか
否かにより搬送台2の位置が検出される。
このような光学的手段による搬送台位置感知センサーを
用いれば、ホール素子を用いた場合に比べて電磁石lO
による磁束に影ツされることなく、より高精度な位置検
出が実施できる。
第6図は、本発明の装置に超伝導体加熱手段を設けた一
実施例を示す断面図である。
この装置における超伝導体6の内部にはシート状ヒータ
ー17が内蔵されており、そのF部にはチャッキング用
永久磁石16か設けられている。
ヒーター17に接続されている導線(不図示)より電流
を印加し、その部分の超伝導体6が加熱され、その部分
の臨界磁場が急速に低下し、チャッキング用永久磁石1
6の磁束により、その部分の超伝導性が失われ、搬送路
上に首記磁束が出現し、これにより搬送台をチャッキン
グする。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の装置は真空中のプロセス
においても使用可能であり、機械的駆動部を有さす、更
には磨療面を一切有さないので、ゴミを発生することな
く作動できる。したがって無塵下あるいは真空下で行わ
れるような高精度の製品の製造に利用するのに非常に有
用である。更に、機械搬送に比べて搬送の高速化が容易
であり、生産効率を向上することができる。また更には
、機械的駆動部を有さないので故障が少なく、騒音も無
い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の装置の一実施例を示す
断面図および平面図、 第3図は、本発明の装置を構成する搬送路の−・実施例
を示す横断面図、 第4図および第5図は、本発明の装置に光学的手段によ
る搬送台位置感知用センサーを用いた実施例を示す図、 第6図は、本発明の装置に超伝導体加熱手段を設けた一
実施例を示す断面図である。 l・・・ウェハー     2・・・搬送台3・・・永
久磁石     4・・・ステンレス薄板5・・・断熱
層      6・・・超伝導体7・・・下部断熱層 8・・・チャッキング用電磁石 9・・・搬送路      10・・・駆動用電磁石1
1・・・ホール素子    12・・・発光素子列13
・・・受光素子列    14・・・発光素子15・・
・受光素子 16・・・チャッキング用永久磁石 + 7−・・シート状ヒーター

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超伝導体を含む搬送路と、該搬送路上に載置され
    磁石を有する搬送台と、該搬送台に磁場を印加してその
    移動を制御するための搬送台移動制御手段とを有するこ
    とを特徴とする搬送装置。
  2. (2)前記搬送台の有する磁石が、永久磁石である特許
    請求の範囲第1項記載の搬送装置。
  3. (3)前記搬送台移動制御手段が、搬送台を移動させる
    ための磁場を印加する電磁石と、搬送台の位置を検出す
    るセンサーと、搬送台をチャッキングするための磁場を
    印加する手段とを有した特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の搬送装置。
  4. (4)前記搬送路に含ませた超伝導体を冷却する手段を
    更に有した特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の搬送装置。
  5. (5)前記搬送台をチャッキングするための磁場を印加
    する手段が、前記搬送路上の搬送台をチャッキングする
    位置に、該搬送路に含ませた超伝導体を加熱する手段と
    、磁石とを有した特許請求の範囲第3項記載の搬送装置
  6. (6)超伝導体を含む搬送路と、該搬送路上に載置され
    磁石を有する半導体装置用搬送台と、該搬送台に磁場を
    印加してその移動を制御するための搬送台移動制御手段
    とを有する搬送装置を備えることを特徴とする半導体製
    造装置。
  7. (7)前記搬送台の有する磁石が、永久磁石である特許
    請求の範囲第6項記載の搬送装置。
  8. (8)前記搬送台移動制御手段が、搬送台を移動させる
    ための磁場を印加する電磁石と、搬送台の位置を検出す
    るセンサーと、搬送台をチャッキングするための磁場を
    印加する手段とを有した特許請求の範囲第6項または第
    7項記載の半導体製造装置。
  9. (9)前記搬送路に含ませた超伝導体を冷却する手段を
    更に有した特許請求の範囲第6項〜第8項のいずれかに
    記載の半導体製造装置。
  10. (10)前記搬送台をチャッキングするための磁場を印
    加する手段が、前記搬送路上の搬送台をチャッキングす
    る位置に、該搬送路に含ませた超伝導体を加熱する手段
    と、磁石とを有した特許請求の範囲第8項記載の半導体
    製造装置。
JP62129811A 1987-05-28 1987-05-28 搬送装置および半導体製造装置 Pending JPS63299760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62129811A JPS63299760A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 搬送装置および半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62129811A JPS63299760A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 搬送装置および半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63299760A true JPS63299760A (ja) 1988-12-07

Family

ID=15018806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62129811A Pending JPS63299760A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 搬送装置および半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63299760A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01122846A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Mitsubishi Electric Corp 搬送装置
US5559384A (en) * 1989-06-23 1996-09-24 International Business Machines Corporation Controlled levitation/suspension in a magnet-superconductor system
CN102180341A (zh) * 2011-03-03 2011-09-14 太原理工大学 一种刮板输送机刮板状态检测装置
WO2016184517A1 (de) * 2015-05-20 2016-11-24 Festo Ag & Co. Kg Fördereinrichtung zur kontaktlosen förderung von transportgütern

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01122846A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Mitsubishi Electric Corp 搬送装置
US5559384A (en) * 1989-06-23 1996-09-24 International Business Machines Corporation Controlled levitation/suspension in a magnet-superconductor system
CN102180341A (zh) * 2011-03-03 2011-09-14 太原理工大学 一种刮板输送机刮板状态检测装置
WO2016184517A1 (de) * 2015-05-20 2016-11-24 Festo Ag & Co. Kg Fördereinrichtung zur kontaktlosen förderung von transportgütern
DE112015006310B4 (de) 2015-05-20 2021-11-04 Festo Se & Co. Kg Fördereinrichtung zur kontaktlosen Förderung von Transportgütern und Verfahren zum Betreiben einer Fördereinrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4805761A (en) Magnetic conveyor system for transporting wafers
JPH0419081A (ja) 真空内搬送ロボット
KR100745371B1 (ko) 자기부상형 웨이퍼 스테이지
JPH07257751A (ja) 静電浮上搬送装置及びその静電浮上用電極
KR101957960B1 (ko) 자기 부상 이송 장치
WO1998012737A1 (en) Magnetically levitated robot and method of increasing levitation force
JPS63299760A (ja) 搬送装置および半導体製造装置
JPH01103848A (ja) 真空室内搬送装置
JPH06179524A (ja) 磁気浮上真空搬送装置
JPH07172578A (ja) トンネル搬送装置
JP2547405B2 (ja) 磁気浮上搬送装置
JPS6392205A (ja) 真空装置用磁気浮上搬送装置
JP2023543061A (ja) 非接触式の搬送装置
JP3599782B2 (ja) 磁気浮上搬送装置に於けるワーク検出方法と装置
JPS63288808A (ja) 搬送装置
JPS63202204A (ja) 磁気浮上型搬送装置
JPH07117849A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH07176593A (ja) 搬送装置
JPH07123528A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH0465853A (ja) 真空内搬送ロボット
JPH02291144A (ja) ウェーハ搬送装置
JPH0410553A (ja) 半導体基板搬送用チャッキング装置、半導体基板サセプタおよび半導体基板非接触クリーン搬送装置
JP3447103B2 (ja) 磁気浮上型搬送装置
JPH10129471A (ja) 磁気浮上搬送装置
KOH et al. Wafer handling with levitation