JPH06179524A - 磁気浮上真空搬送装置 - Google Patents
磁気浮上真空搬送装置Info
- Publication number
- JPH06179524A JPH06179524A JP21362492A JP21362492A JPH06179524A JP H06179524 A JPH06179524 A JP H06179524A JP 21362492 A JP21362492 A JP 21362492A JP 21362492 A JP21362492 A JP 21362492A JP H06179524 A JPH06179524 A JP H06179524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- levitation
- displacement sensor
- tunnel
- linear motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送対象物の汚染を抑えることができるとと
もに高真空を達成することができる磁気浮上真空搬送装
置を提供する。 【構成】 隔壁で形成され内部が真空状態に保持された
真空トンネル1と、真空トンネル1内に配置された搬送
台3と、搬送台3を非接触状態にて浮上支持する複数の
浮上用電磁石4と、搬送台3を走行移動させるリニアモ
ータ6と、搬送台3の垂直方向距離を検出する変位セン
サ8とを備えた磁気浮上真空搬送装置において、浮上用
電磁石4、リニアモータ6及び変位センサ8を真空トン
ネル1の外側に配置するとともに浮上用電磁石4、リニ
アモータ6及び変位センサ8を隔壁2を貫通して真空ト
ンネル1内にその一部が露出した薄肉キャップ5,7,
9に収納した。
もに高真空を達成することができる磁気浮上真空搬送装
置を提供する。 【構成】 隔壁で形成され内部が真空状態に保持された
真空トンネル1と、真空トンネル1内に配置された搬送
台3と、搬送台3を非接触状態にて浮上支持する複数の
浮上用電磁石4と、搬送台3を走行移動させるリニアモ
ータ6と、搬送台3の垂直方向距離を検出する変位セン
サ8とを備えた磁気浮上真空搬送装置において、浮上用
電磁石4、リニアモータ6及び変位センサ8を真空トン
ネル1の外側に配置するとともに浮上用電磁石4、リニ
アモータ6及び変位センサ8を隔壁2を貫通して真空ト
ンネル1内にその一部が露出した薄肉キャップ5,7,
9に収納した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上真空搬送装置に
係り、真空中でウエハ等の搬送対象物を載置する搬送台
を磁力により浮上させて軌道に対して非接触状態にして
走行せしめる磁気浮上真空搬送装置に関する。
係り、真空中でウエハ等の搬送対象物を載置する搬送台
を磁力により浮上させて軌道に対して非接触状態にして
走行せしめる磁気浮上真空搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程においては、加工、各種
処理等の工程間のウエハの移送・授受を一貫して真空中
で行う要求が高まっている。特に、半導体製品は不純物
に汚染されると品質不良となり易いので、高度に清浄化
された真空中で搬送することが好ましい。このため、真
空中でウエハ等の搬送対象物を載置する搬送台を磁力に
より浮上させて軌道に対して非接触状態にして走行せし
める磁気浮上真空搬送装置が従来から提案されている。
処理等の工程間のウエハの移送・授受を一貫して真空中
で行う要求が高まっている。特に、半導体製品は不純物
に汚染されると品質不良となり易いので、高度に清浄化
された真空中で搬送することが好ましい。このため、真
空中でウエハ等の搬送対象物を載置する搬送台を磁力に
より浮上させて軌道に対して非接触状態にして走行せし
める磁気浮上真空搬送装置が従来から提案されている。
【0003】図4は従来の磁気浮上真空搬送装置を示す
説明図である。図4において、搬送台21は隔壁で形成
された搬送用真空トンネル22内に配置されている。そ
して、搬送台21を浮上せしめかつ垂直方向制御及び水
平方向案内を行う複数の電磁石23と、搬送台21を走
行移動させるリニアモータ24と、搬送台の垂直方向距
離を検出する変位センサ25とが真空トンネル22内に
配設されている。
説明図である。図4において、搬送台21は隔壁で形成
された搬送用真空トンネル22内に配置されている。そ
して、搬送台21を浮上せしめかつ垂直方向制御及び水
平方向案内を行う複数の電磁石23と、搬送台21を走
行移動させるリニアモータ24と、搬送台の垂直方向距
離を検出する変位センサ25とが真空トンネル22内に
配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来の磁気
浮上真空搬送装置においては、真空トンネル22内に電
磁石23、リニアモータ24及び変位センサ25が配置
されていたため、真空トンネル22内を真空にした時、
電磁石23、リニアモータ24及び変位センサ25を構
成する各構成部品から種々のガスが放出されたり微粒子
が発生するため、搬送対象物を汚染させるという問題点
があった。半導体製造設備においては、搬送対象物とし
てはウエハである場合が多く、搬送中にウエハに汚染物
が付着すると製品の歩留りが悪化する恐れがあった。ま
た前記ガス放出によって、真空度を低下させ高真空が得
られないという問題点があった。
浮上真空搬送装置においては、真空トンネル22内に電
磁石23、リニアモータ24及び変位センサ25が配置
されていたため、真空トンネル22内を真空にした時、
電磁石23、リニアモータ24及び変位センサ25を構
成する各構成部品から種々のガスが放出されたり微粒子
が発生するため、搬送対象物を汚染させるという問題点
があった。半導体製造設備においては、搬送対象物とし
てはウエハである場合が多く、搬送中にウエハに汚染物
が付着すると製品の歩留りが悪化する恐れがあった。ま
た前記ガス放出によって、真空度を低下させ高真空が得
られないという問題点があった。
【0005】そこで、前記電磁石23、リニアモータ2
4及び変位センサ25をそれぞれ薄板で包囲してキャン
化し、真空トンネル22内に配置する方法が考えられる
が、この方法も制御用のケーブルの処理問題や各コイル
のメンテナンス上の問題等があり、このキャン化によっ
て新たな問題点が発生するという欠点があった。
4及び変位センサ25をそれぞれ薄板で包囲してキャン
化し、真空トンネル22内に配置する方法が考えられる
が、この方法も制御用のケーブルの処理問題や各コイル
のメンテナンス上の問題等があり、このキャン化によっ
て新たな問題点が発生するという欠点があった。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、浮上用電磁石、リニアモータ及び変位センサ等を真
空トンネルの外側に配置し、これらを薄肉の容器状の収
納部材に収納することにより搬送対象物の汚染を抑える
ことができるとともに高真空を達成することができる磁
気浮上真空搬送装置を提供することを目的とする。
で、浮上用電磁石、リニアモータ及び変位センサ等を真
空トンネルの外側に配置し、これらを薄肉の容器状の収
納部材に収納することにより搬送対象物の汚染を抑える
ことができるとともに高真空を達成することができる磁
気浮上真空搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明の磁気浮上真空搬送装置は、隔壁で形成され
内部が真空状態に保持された真空トンネルと、該真空ト
ンネル内に配置された搬送台と、該搬送台を非接触状態
にて浮上支持する複数の浮上用電磁石と、前記搬送台を
走行移動させるリニアモータと、前記搬送台の垂直方向
距離を検出する変位センサとを備えた磁気浮上真空搬送
装置において、前記浮上用電磁石、リニアモータ及び変
位センサを前記真空トンネルの外側に配置するとともに
前記浮上用電磁石、リニアモータ及び変位センサを前記
隔壁を貫通して真空トンネル内にその一部が露出した薄
肉の容器状の収納部材に収納したことを特徴とするもの
である。
ため本発明の磁気浮上真空搬送装置は、隔壁で形成され
内部が真空状態に保持された真空トンネルと、該真空ト
ンネル内に配置された搬送台と、該搬送台を非接触状態
にて浮上支持する複数の浮上用電磁石と、前記搬送台を
走行移動させるリニアモータと、前記搬送台の垂直方向
距離を検出する変位センサとを備えた磁気浮上真空搬送
装置において、前記浮上用電磁石、リニアモータ及び変
位センサを前記真空トンネルの外側に配置するとともに
前記浮上用電磁石、リニアモータ及び変位センサを前記
隔壁を貫通して真空トンネル内にその一部が露出した薄
肉の容器状の収納部材に収納したことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、真空ト
ンネル内から搬送台以外の構成部品を全て大気側に出し
たため、各部品からのガスの発生が抑えられるとともに
微粒子の発生が最小限に抑られ、搬送対象物の汚染を最
小限に抑えることができ、かつ高真空を達成することが
できる。また、浮上用電磁石、リニアモータ及び変位セ
ンサを真空トンネルの外側に配置したため、コイルや変
位センサのメンテナンスの容易化を図ることができる。
しかも、これらの部品のメンテナンスを真空を保持した
ままで行うことが可能となる。
ンネル内から搬送台以外の構成部品を全て大気側に出し
たため、各部品からのガスの発生が抑えられるとともに
微粒子の発生が最小限に抑られ、搬送対象物の汚染を最
小限に抑えることができ、かつ高真空を達成することが
できる。また、浮上用電磁石、リニアモータ及び変位セ
ンサを真空トンネルの外側に配置したため、コイルや変
位センサのメンテナンスの容易化を図ることができる。
しかも、これらの部品のメンテナンスを真空を保持した
ままで行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る磁気浮上真空搬送装置の
一実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1にお
いて、磁気浮上真空搬送装置は、隔壁2によって形成さ
れ内部が真空状態に保持された真空トンネル1と、真空
トンネル1内に配置された搬送台3とを備えている。真
空トンネル1の上部には左右に搬送台3を非接触状態に
て浮上支持する浮上用電磁石4,4が配設されている。
これら浮上用電磁石4,4は大気側に設けられるととも
にそれぞれ薄肉の容器状の収納部材を構成する薄肉キャ
ップ5,5に収納されている。薄肉キャップ5は隔壁2
を貫通してその底部が真空トンネル1内に露出して配置
されている。
一実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1にお
いて、磁気浮上真空搬送装置は、隔壁2によって形成さ
れ内部が真空状態に保持された真空トンネル1と、真空
トンネル1内に配置された搬送台3とを備えている。真
空トンネル1の上部には左右に搬送台3を非接触状態に
て浮上支持する浮上用電磁石4,4が配設されている。
これら浮上用電磁石4,4は大気側に設けられるととも
にそれぞれ薄肉の容器状の収納部材を構成する薄肉キャ
ップ5,5に収納されている。薄肉キャップ5は隔壁2
を貫通してその底部が真空トンネル1内に露出して配置
されている。
【0010】図2は浮上用電磁石4(コイルは省略して
いる)及び薄肉キャップ5の詳細を示す図であり、薄肉
キャップ5はその上部にフランジ部5aを有しており、
このフランジ部5aによって隔壁2にボルト10によっ
て固定されている。そして、隔壁2とフランジ部5aと
の間にはOリング11が介装され、真空トンネル1内の
真空をシールするようになっている。また薄肉キャップ
5の底部5bは浮上用電磁石4の磁力を妨げないように
薄肉(t=1〜2mm) に形成されている。そして、薄肉
キャップ5の材料は、セラミックスなどの非金属材料ま
たは常磁性で電気抵抗がアルミと比べて大きい金属材
料、例えばステンレススチール(SUS304)を用い
る
いる)及び薄肉キャップ5の詳細を示す図であり、薄肉
キャップ5はその上部にフランジ部5aを有しており、
このフランジ部5aによって隔壁2にボルト10によっ
て固定されている。そして、隔壁2とフランジ部5aと
の間にはOリング11が介装され、真空トンネル1内の
真空をシールするようになっている。また薄肉キャップ
5の底部5bは浮上用電磁石4の磁力を妨げないように
薄肉(t=1〜2mm) に形成されている。そして、薄肉
キャップ5の材料は、セラミックスなどの非金属材料ま
たは常磁性で電気抵抗がアルミと比べて大きい金属材
料、例えばステンレススチール(SUS304)を用い
る
【0011】一方、真空トンネン2の下部には、搬送台
3を走行移動させるリニアモータ6が配設されている。
リニアモータ6は大気側に設けられるとともに薄肉の容
器状の収納部材を構成する薄肉キャップ7に収納されて
いる。薄肉キャップ7は隔壁2を貫通してその頂部が真
空トンネル2内に露出して配置されている。また薄肉キ
ャップ7の材料は、セラミックスなどの非金属材料また
は常磁性で電気抵抗がアルミと比べて大きい金属材料、
例えばステンレススチール(SUS304)を用いる。
3を走行移動させるリニアモータ6が配設されている。
リニアモータ6は大気側に設けられるとともに薄肉の容
器状の収納部材を構成する薄肉キャップ7に収納されて
いる。薄肉キャップ7は隔壁2を貫通してその頂部が真
空トンネル2内に露出して配置されている。また薄肉キ
ャップ7の材料は、セラミックスなどの非金属材料また
は常磁性で電気抵抗がアルミと比べて大きい金属材料、
例えばステンレススチール(SUS304)を用いる。
【0012】また、真空トンネル1の底部には、左右に
変位センサ8が配置されており、この変位センサ8は隔
壁2を貫通して真空トンネル1内にその頂部が露出した
薄肉の容器状の薄肉キャップ9に収納されている。変位
センサ8は渦電流センサからなり、薄肉キャップ9は渦
電流センサのセンシング作用を妨げないようにセラミッ
クスによって形成されている。図3は変位センサ8と薄
肉キャップ9の詳細を示す図であり、薄肉キャップ9は
フランジ部9aを有し、このフランジ部9aと隔壁2と
の間には真空トンネル1内の真空をシールするためのO
リング11が介装されている。そして、薄肉キャップ9
の頂部9bの肉厚は薄肉(t=1〜2mm) に設定されて
おり、変位センサ8と搬送台3との距離が変位センサ8
のセンシング範囲内に入るようにしている。
変位センサ8が配置されており、この変位センサ8は隔
壁2を貫通して真空トンネル1内にその頂部が露出した
薄肉の容器状の薄肉キャップ9に収納されている。変位
センサ8は渦電流センサからなり、薄肉キャップ9は渦
電流センサのセンシング作用を妨げないようにセラミッ
クスによって形成されている。図3は変位センサ8と薄
肉キャップ9の詳細を示す図であり、薄肉キャップ9は
フランジ部9aを有し、このフランジ部9aと隔壁2と
の間には真空トンネル1内の真空をシールするためのO
リング11が介装されている。そして、薄肉キャップ9
の頂部9bの肉厚は薄肉(t=1〜2mm) に設定されて
おり、変位センサ8と搬送台3との距離が変位センサ8
のセンシング範囲内に入るようにしている。
【0013】図示はされていないが、浮上用電磁石4、
リニアモータ6及び変位センサ8は、搬送台進行方向
(図1の紙面に直角な方向)に等間隔にて設置されてい
る。そして、電磁ブレーキ(図示せず)が搬送台3が停
止するべき位置に設けられている。
リニアモータ6及び変位センサ8は、搬送台進行方向
(図1の紙面に直角な方向)に等間隔にて設置されてい
る。そして、電磁ブレーキ(図示せず)が搬送台3が停
止するべき位置に設けられている。
【0014】前述のように構成された磁気浮上真空搬送
装置によれば、変位センサ8は該センサから搬送台3ま
での垂直方向距離を検出し、検出結果を図示しない浮上
制御装置へ出力する。この浮上制御装置は変位センサ8
からの出力に応答して、浮上用電磁石4に供給される電
流を増減し、搬送台3に作用する磁気的吸引力を制御す
る。以て搬送台3を垂直方向に非接触にて安定して浮上
させることができる。そして、リニアモータ6により搬
送台3を進行方向(図1の紙面に直角な方向)に付勢し
走行せしめる。
装置によれば、変位センサ8は該センサから搬送台3ま
での垂直方向距離を検出し、検出結果を図示しない浮上
制御装置へ出力する。この浮上制御装置は変位センサ8
からの出力に応答して、浮上用電磁石4に供給される電
流を増減し、搬送台3に作用する磁気的吸引力を制御す
る。以て搬送台3を垂直方向に非接触にて安定して浮上
させることができる。そして、リニアモータ6により搬
送台3を進行方向(図1の紙面に直角な方向)に付勢し
走行せしめる。
【0015】本実施例によれば、浮上用電磁石4、リニ
アモータ6及び変位センサ8が真空トンネル1の外側に
配設されており、かつ浮上用電磁石4、リニアモータ6
及び変位センサ8は、それぞれ隔壁2を貫通して真空ト
ンネル1内にその一部が露出した薄肉の容器状の薄肉キ
ャップ5,7,9に収納されている。したがって、真空
トンネル1内には搬送台3以外の構成部品が配置されて
いないため、真空トンネル1内でのガスの発生が抑えら
れるとともに微粒子の発生が抑えられ、搬送対象物の汚
染が防止される。また本実施例によれば、真空トンネル
1内でのガスの発生が抑制できるため、高真空が達成で
きる。
アモータ6及び変位センサ8が真空トンネル1の外側に
配設されており、かつ浮上用電磁石4、リニアモータ6
及び変位センサ8は、それぞれ隔壁2を貫通して真空ト
ンネル1内にその一部が露出した薄肉の容器状の薄肉キ
ャップ5,7,9に収納されている。したがって、真空
トンネル1内には搬送台3以外の構成部品が配置されて
いないため、真空トンネル1内でのガスの発生が抑えら
れるとともに微粒子の発生が抑えられ、搬送対象物の汚
染が防止される。また本実施例によれば、真空トンネル
1内でのガスの発生が抑制できるため、高真空が達成で
きる。
【0016】実施例の説明においては、薄肉キャップと
隔壁との間をシールするためにOリングを用いたが、薄
肉キャップと隔壁との間にメタルシールを介装してもよ
いし、また薄肉キャップを隔壁に溶接して真空トンネル
内の真空をシールすることもできる。
隔壁との間をシールするためにOリングを用いたが、薄
肉キャップと隔壁との間にメタルシールを介装してもよ
いし、また薄肉キャップを隔壁に溶接して真空トンネル
内の真空をシールすることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、真
空トンネル内から搬送台以外の構成部品を全て大気側に
出したため、各部品からのガスの発生が抑えられるとと
もに微粒子の発生が最小限に抑られ、搬送対象物の汚染
を最小限に抑えることができ、かつ高真空を達成するこ
とができる。
空トンネル内から搬送台以外の構成部品を全て大気側に
出したため、各部品からのガスの発生が抑えられるとと
もに微粒子の発生が最小限に抑られ、搬送対象物の汚染
を最小限に抑えることができ、かつ高真空を達成するこ
とができる。
【0018】また、浮上用電磁石、リニアモータおよび
変位センサを真空トンネルの外側に配置したため、コイ
ルや変位センサのメンテナンスの容易化を図ることがで
きる。しかも、これらの部品のメンテナンスを真空を保
持したままで行うことが可能となる。
変位センサを真空トンネルの外側に配置したため、コイ
ルや変位センサのメンテナンスの容易化を図ることがで
きる。しかも、これらの部品のメンテナンスを真空を保
持したままで行うことが可能となる。
【図1】本発明に係る磁気浮上真空搬送装置の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る磁気浮上真空搬送装置における浮
上用電磁石と薄肉キャップとを示す拡大断面図である。
上用電磁石と薄肉キャップとを示す拡大断面図である。
【図3】本発明に係る磁気浮上真空搬送装置における変
位センサと薄肉キャップを示す拡大断面図である。
位センサと薄肉キャップを示す拡大断面図である。
【図4】従来の磁気浮上真空搬送装置を示す断面図であ
る。
る。
1 真空トンネル 2 隔壁 3 搬送台 4 浮上用電磁石 5 薄肉キャップ 6 リニアモータ 7 薄肉キャップ 8 変位センサ 9 薄肉キャップ 11 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中庭 勝 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 臼井 克明 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 隔壁で形成され内部が真空状態に保持さ
れた真空トンネルと、該真空トンネル内に配置された搬
送台と、該搬送台を非接触状態にて浮上支持する複数の
浮上用電磁石と、前記搬送台を走行移動させるリニアモ
ータと、前記搬送台の垂直方向距離を検出する変位セン
サとを備えた磁気浮上真空搬送装置において、前記浮上
用電磁石、リニアモータ及び変位センサを前記真空トン
ネルの外側に配置するとともに前記浮上用電磁石、リニ
アモータ及び変位センサを前記隔壁を貫通して真空トン
ネル内にその一部が露出した薄肉の容器状の収納部材に
収納したことを特徴とする磁気浮上真空搬送装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21362492A JPH06179524A (ja) | 1992-07-18 | 1992-07-18 | 磁気浮上真空搬送装置 |
US08/362,451 US5641054A (en) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Magnetic levitation conveyor apparatus |
DE69316214T DE69316214T2 (de) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Durch magnetische wirkung schwebende transportvorrichtung |
JP50317294A JP3544208B2 (ja) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | 磁気浮上搬送装置 |
EP93914962A EP0648698B1 (en) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Magnetically levitated carrying apparatus |
PCT/JP1993/000930 WO1994001354A1 (en) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Magnetically levitated carrying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21362492A JPH06179524A (ja) | 1992-07-18 | 1992-07-18 | 磁気浮上真空搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179524A true JPH06179524A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=16642246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21362492A Pending JPH06179524A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-18 | 磁気浮上真空搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06179524A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004040089A (ja) * | 2002-05-21 | 2004-02-05 | Otb Group Bv | 基板処理装置 |
JPWO2006059505A1 (ja) * | 2004-11-30 | 2008-06-05 | 国立大学法人九州工業大学 | 磁気吸引型非接触搬送装置 |
US7622006B2 (en) | 2001-12-25 | 2009-11-24 | Tokyo Electron Limited | Processed body carrying device, and processing system with carrying device |
JP2010037092A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Sinfonia Technology Co Ltd | 搬送装置 |
CN101837790A (zh) * | 2010-06-06 | 2010-09-22 | 张耀平 | 动力系统外置式薄壁真空管道磁浮交通系统 |
US8177048B2 (en) | 2008-08-07 | 2012-05-15 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Vacuum processing apparatus |
US8522958B2 (en) | 2008-05-20 | 2013-09-03 | Tokyo Electron Limited | Vacuum processing apparatus |
KR101335643B1 (ko) * | 2011-12-07 | 2013-12-03 | 한국기계연구원 | 무동력 트레이를 갖는 자기부상 반송장치 |
KR20160066397A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 엘지디스플레이 주식회사 | 자기부상 반송장치 |
JP2018525839A (ja) * | 2015-08-21 | 2018-09-06 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 基板を移送するための装置、基板を真空処理するための装置、及び磁気浮揚システムを保守するための方法 |
CN115159131A (zh) * | 2021-04-01 | 2022-10-11 | 广汽埃安新能源汽车有限公司 | 一种磁悬浮输送系统及其运载组件 |
-
1992
- 1992-07-18 JP JP21362492A patent/JPH06179524A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7622006B2 (en) | 2001-12-25 | 2009-11-24 | Tokyo Electron Limited | Processed body carrying device, and processing system with carrying device |
JP2004040089A (ja) * | 2002-05-21 | 2004-02-05 | Otb Group Bv | 基板処理装置 |
JP4578784B2 (ja) * | 2002-05-21 | 2010-11-10 | オーテーベー、ソーラー、ベスローテン、フェンノートシャップ | 基板処理装置 |
JP4802332B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-10-26 | 国立大学法人九州工業大学 | 磁気吸引型非接触搬送装置 |
JPWO2006059505A1 (ja) * | 2004-11-30 | 2008-06-05 | 国立大学法人九州工業大学 | 磁気吸引型非接触搬送装置 |
US8522958B2 (en) | 2008-05-20 | 2013-09-03 | Tokyo Electron Limited | Vacuum processing apparatus |
JP2010037092A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Sinfonia Technology Co Ltd | 搬送装置 |
US8177048B2 (en) | 2008-08-07 | 2012-05-15 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Vacuum processing apparatus |
CN101837790A (zh) * | 2010-06-06 | 2010-09-22 | 张耀平 | 动力系统外置式薄壁真空管道磁浮交通系统 |
KR101335643B1 (ko) * | 2011-12-07 | 2013-12-03 | 한국기계연구원 | 무동력 트레이를 갖는 자기부상 반송장치 |
KR20160066397A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 엘지디스플레이 주식회사 | 자기부상 반송장치 |
JP2018525839A (ja) * | 2015-08-21 | 2018-09-06 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 基板を移送するための装置、基板を真空処理するための装置、及び磁気浮揚システムを保守するための方法 |
CN115159131A (zh) * | 2021-04-01 | 2022-10-11 | 广汽埃安新能源汽车有限公司 | 一种磁悬浮输送系统及其运载组件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4624617A (en) | Linear induction semiconductor wafer transportation apparatus | |
JP3544208B2 (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JP4543181B2 (ja) | 超電導磁気浮上による非接触搬送装置 | |
JPH06179524A (ja) | 磁気浮上真空搬送装置 | |
GB2133757A (en) | A frictionless transport system | |
US5980193A (en) | Magnetically levitated robot and method of increasing levitation force | |
JPH01103848A (ja) | 真空室内搬送装置 | |
JPS60261302A (ja) | 高真空中の物品搬送装置 | |
JPH07176593A (ja) | 搬送装置 | |
JPH07231028A (ja) | 搬送装置および搬送方法 | |
JPH07117847A (ja) | 搬送装置 | |
JP3025591B2 (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JPH07123528A (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JPS63299760A (ja) | 搬送装置および半導体製造装置 | |
JPH07117849A (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JPH03293222A (ja) | 搬送装置 | |
JPH07109024A (ja) | 搬送装置 | |
JPH054718A (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JP2003168716A (ja) | 部品搬送装置及びこれを用いた部品保管装置 | |
JP3447103B2 (ja) | 磁気浮上型搬送装置 | |
JPH07117848A (ja) | 磁気浮上搬送装置 | |
JPH07172579A (ja) | トンネル搬送装置 | |
JPH05277970A (ja) | 搬送装置 | |
JPH04244776A (ja) | 磁気浮上搬送装置及び搬送方法 | |
JPS63174895A (ja) | 磁気浮上式搬送マニピユレ−タ |