JPH07123528A - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

Info

Publication number
JPH07123528A
JPH07123528A JP28577193A JP28577193A JPH07123528A JP H07123528 A JPH07123528 A JP H07123528A JP 28577193 A JP28577193 A JP 28577193A JP 28577193 A JP28577193 A JP 28577193A JP H07123528 A JPH07123528 A JP H07123528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
levitation
magnetic
pallet
carrier
displacement sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28577193A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mori
敏 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP28577193A priority Critical patent/JPH07123528A/ja
Publication of JPH07123528A publication Critical patent/JPH07123528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル内搬送等の目視不可能な場合におい
ても搬送台位置を容易に特定し、搬送台の起動を速やか
に行なうことのできる磁気浮上搬送装置を提供する。 【構成】 搬送台を磁気力により浮上させる浮上磁極3
と、該磁極3と組をなす変位センサ4を等間隔で軌道1
に沿って固設し、該変位センサ4により検出された搬送
台2と該浮上磁極3の距離を浮上制御装置によって、該
浮上磁極3が該搬送台2に作用する磁気力を制御して前
記搬送台2を浮上させ、該搬送台2の移動に伴い前記浮
上磁極3系を切り替え該搬送台2を非接触支持する磁気
浮上搬送装置において、前記搬送台2が浮上を開始する
際に、前記変位センサ4の出力を順次検出して、前記搬
送台2の位置を検出する手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上搬送装置に係
り、特に搬送台を磁気力により浮上させ走行制御するに
際して、浮上開始時の該搬送台の軌道上における位置を
特定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、磁気浮上搬送装置の概要を示
す。磁気浮上搬送装置の軌道1には、浮上用電磁石の磁
極(浮上磁極)3a,3b,3c,3d,3eが等間隔
で軌道に沿って列設されている。軌道1の下面1Aに
は、浮上磁極の鉛直方向下部に浮上磁極と対向して変位
センサ4a,4b,4c,4d,4eが同様に列設され
ている。搬送台2には、例えば半導体ウエハなどの被搬
送物が搭載され、軌道1に沿って搬送台2が走行するこ
とにより被搬送物が搬送される。搬送台2の上面には、
磁性体2Aが備えられており、浮上磁極3a,3b,…
の電磁石に励磁電流が印加されることにより、搬送台2
の磁性体2Aに磁気吸引力を作用させ、搬送台2は浮上
する。変位センサ4a,4b…は、搬送台2の下面2B
との距離を測定する変位センサであり、その測定された
距離に基づいて浮上磁極の励磁電流が制御される。
【0003】すなわち、選択器10によって選択された
例えば変位センサ4bの出力は位置検出器11により検
出され、搬送台2の浮上位置を検出し、浮上制御装置1
2により浮上磁極3bの励磁電流が制御され、搬送台2
は目標浮上位置に制御される。このようにして、搬送台
2は、浮上磁極3b,3c,3dにより浮上懸架され
る。軌道1には図示しないリニアモータが備えられ、搬
送台2に水平方向の駆動力を与え、搬送台2は浮上磁極
3a,3b…に浮上懸架された状態で軌道1に沿って走
行する。搬送台2の走行に伴い、搬送台を浮上懸架する
浮上磁極は、浮上制御装置12の指令に基づき選択器1
0により次々に切り替えられる。
【0004】なお、軌道1の図示しないトンネル隔壁内
は真空等の高清浄度の雰囲気となっており、浮上磁極の
電磁石、変位センサあるいはリニアモータ等は真空トン
ネル隔壁外部に配置されている。このため半導体ウエハ
等の被搬送物は、極めて清浄なトンネル空間内を、磁気
浮上された状態でトンネル隔壁と非接触で走行するた
め、機械的な接触による摩耗粉(粒子)の発生というよ
うな問題がなく、極めて高清浄度の環境下でのウエハ等
の搬送を行なうことができる。係る磁気浮上搬送装置の
一例が、本出願人により国際特許出願PCT/JP93
/00930に詳細に開示されている。
【0005】又、特開昭62−203503号公報によ
れば、搬送路に沿って列設されたセンサを、搬送台の走
行前に正常に作動するかどうかを確認する技術が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような磁気浮上搬送装置においては、その起動時に、す
なわち搬送台を最初に浮上させる時に搬送台位置を検出
し、搬送台を浮上させるべき浮上磁極と変位センサを特
定する必要がある。また搬送台位置を目視不可能な、例
えば密閉されたトンネル内搬送では搬送台位置を特定す
ることが困難な場合がある。
【0007】本発明は係る従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、例えばトンネル内搬送等の目視不可
能な場合においても搬送台位置を容易に特定し、搬送台
の起動を速やかに行なうことのできる磁気浮上搬送装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気浮上搬送装
置は、搬送台を磁気力により浮上させる浮上磁極と、該
磁極と組をなす変位センサを等間隔で軌道に沿って固設
し、該変位センサにより検出された搬送台と該浮上磁極
の距離を浮上制御装置によって、該浮上磁極が該搬送台
に作用する磁気力を制御して前記搬送台を浮上させ、該
搬送台の移動に伴い前記浮上磁極系を切り替え該搬送台
を非接触支持する磁気浮上搬送装置において、前記搬送
台が浮上を開始する際に、前記変位センサの出力を順次
検出して、前記搬送台の位置を検出する手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の磁気浮上搬送装置は、搬送台の位置を
検出する手段を備えたことから、人手により搬送台位置
を特定し浮上制御装置に入力することなく、自動的にか
つ確実に搬送台位置を検出できる。特に、目視困難な真
空トンネル内搬送等での搬送台の起動を容易に行うこと
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。本発明の磁気浮上搬送装置において
は、搬送台の浮上を開始する際に、変位センサの出力を
順次検出して搬送台の位置を検出する手段を備えてい
る。図1において、搬送台2は、浮上磁極3b,3c,
3dの直下にトンネル(軌道)の下面1Aに接触して停
止していたものとする。選択器10は、軌道に列設され
た変位センサ4a,4b,4c…を浮上制御装置12の
プログラムに従い位置検出器11の指令に基づいて選択
する。
【0011】選択された変位センサ4a,4b…の出力
信号をあらかじめ設定した比較電圧と比較して、選択し
た変位センサ4a,4b…上の搬送台2の有無を検出す
る。位置検出器11は、搬送台2が存在すると判断した
変位センサ4b,4c,4dのあらかじめ設定した番号
を浮上制御装置12に伝達する。浮上制御装置12は、
搬送台の停止位置を変位センサ4b,4c,4dの番号
が伝達されることから、搬送台2の停止位置を認識し、
浮上に用いる浮上磁極3b,3c,3d及び変位センサ
4b,4c,4dを選択することができる。
【0012】図2及び図3は、搬送台の有無を検出する
手段を説明するものである。変位センサ4から搬送台下
面2Bまでの距離をdとして、変位センサの出力VS
特性を図3に示す。搬送台2の下面2Bが、変位センサ
4の検出面4Aに近接すれば変位センサ4の出力信号は
小さくなり、d=0となれば出力信号VS はVI とな
る。逆に搬送台2の下面2Bが変位センサ4の検出面4
Aから離れると変位センサの出力信号VS は大きくな
り、変位センサ4の検出面4A上に搬送台2が存在しな
い時には、変位センサの出力信号VS はV0 となる。そ
こで比較電圧VC をV0 より若干小さく設定し、その比
較により搬送台の有無を検出することができる。それぞ
れの変位センサ4a,4b,4c…についての比較信号
C を位置検出器11に記憶し、選択器10で選択した
変位センサ4に対応させて用いる。
【0013】又、比較電圧VC をVI より若干大きく設
定し、その比較により搬送台の有無を検出してもよい。
このように、本発明の趣旨を逸脱することなく、種々の
変形実施例が可能である。なお、各図中同一符号は、同
一又は相当部分を示す。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の磁気浮上
搬送装置によれば、人手により搬送台の停止位置を浮上
制御装置に入力することなく、自動的にかつ確実に搬送
台位置を検出して起動することができる。また、目視困
難な密閉されたトンネル軌道での搬送台位置を確実に特
定できるため、例えば極度の清浄度が要求される環境、
或いは高温下の環境等での被搬送物の搬送に好適な磁気
浮上搬送装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気浮上搬送装置の構成を説明する説明図。
【図2】変位センサと搬送台の位置関係を説明する説明
図。
【図3】変位センサの出力特性を示す説明図。
【符号の説明】
1 軌道 2 搬送台 3,3a,3b,3c,3d,3e 浮上磁極 4,4a,4b,4c,4d,4e 変位センサ 10 選択器 11 位置検出器 12 浮上制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台を磁気力により浮上させる浮上磁
    極と、該磁極と組をなす変位センサを等間隔で軌道に沿
    って固設し、該変位センサにより検出された搬送台と該
    浮上磁極の距離を浮上制御装置によって、該浮上磁極が
    該搬送台に作用する磁気力を制御して前記搬送台を浮上
    させ、該搬送台の移動に伴い前記浮上磁極系を切り替え
    該搬送台を非接触支持する磁気浮上搬送装置において、
    前記搬送台が浮上を開始する際に、前記変位センサの出
    力を順次検出して、前記搬送台の位置を検出する手段を
    備えたことを特徴とする磁気浮上搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記浮上磁極及び変位センサはトンネル
    隔壁外部に配置されており、該隔壁を介して前記搬送台
    を浮上制御するものであることを特徴とする請求項1記
    載の磁気浮上搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記トンネル隔壁内が真空であることを
    特徴とする請求項2項記載の磁気浮上搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記変位センサの信号を基準信号と比較
    して前記搬送台の有無を検出することを特徴とする請求
    項1記載の磁気浮上搬送装置。
JP28577193A 1993-10-21 1993-10-21 磁気浮上搬送装置 Pending JPH07123528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28577193A JPH07123528A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 磁気浮上搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28577193A JPH07123528A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 磁気浮上搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123528A true JPH07123528A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17695852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28577193A Pending JPH07123528A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 磁気浮上搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123528A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003015158A1 (en) * 2001-08-06 2003-02-20 Casem (Asia) Pte Ltd Die bonder and method for detecting misaligned workpieces
CN100361287C (zh) * 2006-03-10 2008-01-09 友达光电股份有限公司 基板传送装置
CN109154062A (zh) * 2016-05-18 2019-01-04 应用材料公司 用于传输载具或基板的设备及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003015158A1 (en) * 2001-08-06 2003-02-20 Casem (Asia) Pte Ltd Die bonder and method for detecting misaligned workpieces
CN100361287C (zh) * 2006-03-10 2008-01-09 友达光电股份有限公司 基板传送装置
CN109154062A (zh) * 2016-05-18 2019-01-04 应用材料公司 用于传输载具或基板的设备及方法
CN109154062B (zh) * 2016-05-18 2021-10-26 应用材料公司 无接触对齐载具组件的方法、处理载具组件的基板的方法、和无接触对齐载具组件的设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0648698A4 (en) MAGNETIC EFFECT FLOATING TRANSPORT DEVICE.
JPH0626808A (ja) センサターゲット
US5980193A (en) Magnetically levitated robot and method of increasing levitation force
KR900006246B1 (ko) 부상식(浮上式) 반송(搬送)장치
KR101957960B1 (ko) 자기 부상 이송 장치
JPH01103848A (ja) 真空室内搬送装置
JPH06179524A (ja) 磁気浮上真空搬送装置
JPH07123528A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH07117847A (ja) 搬送装置
JPH0649529B2 (ja) 真空室内における物体の搬送方法
JP2547403B2 (ja) 真空装置用磁気浮上搬送装置
JP3209844B2 (ja) 磁気浮上搬送装置
JPS63133803A (ja) 磁気浮上搬送装置
US4662282A (en) Switching device for pneumatic conveyance linear motor actuated
JP3599782B2 (ja) 磁気浮上搬送装置に於けるワーク検出方法と装置
JPH11130251A (ja) 基板搬送装置
JPS63202204A (ja) 磁気浮上型搬送装置
KR900006247B1 (ko) 부상식(浮上式) 반송장치
JP3347782B2 (ja) 非接触昇降装置
JPS619104A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP3447103B2 (ja) 磁気浮上型搬送装置
JPH10129471A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH07117849A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPS61257828A (ja) 磁気浮上式非接触昇降装置
JPH04370950A (ja) 搬送車