JPH11130251A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH11130251A
JPH11130251A JP9292114A JP29211497A JPH11130251A JP H11130251 A JPH11130251 A JP H11130251A JP 9292114 A JP9292114 A JP 9292114A JP 29211497 A JP29211497 A JP 29211497A JP H11130251 A JPH11130251 A JP H11130251A
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Takamitsu Tadera
孝光 田寺
Narimitsu Kakiwaki
成光 垣脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空中で複数の基板を同時に搬送でき、重量
の大きな搬送にもかかわらず、故障率が低く、パーティ
クルの発生も少ない基板搬送装置を提供する。 【解決手段】 電磁石4は、電流の印加により、永久磁
石3との相互作用により、基板2を搭載した搬送車1が
浮上しないだけの磁力を発生する。V車輪12a及びV
レール13aにより、搬送車1の水平方向への移動を規
制する。また、平車輪12b及び平レール13aは搬送
車1の紙面垂直方向の回転を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD,スパッタ
等の装置において、基板中で複数の基板を同時に搬送す
る基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体および液晶産業において、
基板表面に薄膜を形成するためのスパッタ,CVD,ド
ライエッチングなどの真空処理装置が用いられている。
これらの真空処理装置において、個々に独立した排気系
を有する真空処理室を複数個備えたマルチチャンバ式の
装置が実用化されている。
【0003】従来のマルチチャンバ式真空処理装置の例
を図10に示す。図10は、装置の平面図を示してい
る。中央に位置する搬送室110の周りに複数のプロセ
スチャンバ109とロードロック室107が配置されて
いる。各プロセスチャンバ109と搬送室110間及び
搬送室110とロードロック室107間にはゲートバル
ブV105、ロードロック室107と大気との間にはゲ
ートバルブA106が設けられている。また、各プロセ
スチャンバ109、搬送室110とロードロック室10
7のそれぞれを独立して排気を行う真空ポンプを有して
いる。
【0004】そして、搬送室110には基板109を搬
送するための真空搬送ロボット108が備えられ、紙面
に対し鉛直方向の回転動作と水平面内での伸縮動作によ
り、ロードロック室107内の基板102の各プロセス
チャンバ109への搬入と、各プロセスチャンバ109
からロードロック室107への搬出を行う。真空搬送ロ
ボット108は基板102を1枚毎に搬送する。
【0005】また、大気側には、大気搬送ロボット10
3が設置されており、複数の基板102が収納された基
板カセット104をロードロック室106へ搬送する。
【0006】以下に、上記した装置の動作をより詳細に
説明する。
【0007】まず、大気搬送ロボット103により、大
気側にある複数の基板102の収納された基板カセット
104が、ゲートバルブA106を介してロードロック
室106に搬入される。
【0008】そして、ゲートバルブA106が閉とさ
れ、ロードロック室106内が真空ポンプによって真空
引きされる。ロードロック室106内が所定の真空度に
なるとゲートバルブV105が開とされ、搬送室110
内の真空搬送ロボット108が基板カセット104から
基板102を1枚取り出し、プロセスチャンバ109内
に搬送する。また、プロセスチャンバ109で処理の済
んだ基板102は真空搬送ロボット108により、基板
カセット104に戻される。
【0009】これを繰り返し、基板カセット104内の
すべてが処理済の基板102で一杯になると、ゲートバ
ルブV105が閉じられ、ロードロック室106内が大
気に解放され、ゲートバルブA106が開られて基板カ
セット104がロードロック室106から取り出され
る。
【0010】ところで、近年、半導体および液晶産業に
おいては生産性向上が強く要求されており、そのため、
プロセスチャンバでの処理時間は短縮することが望まし
い。しかしながら、近年の基板サイズの大型化等に伴う
真空搬送系の搬送時間および搬送機構の拡大等により、
従来の搬送装置では処理が終了した基板を直ちに搬出す
ることが困難であるという問題が発生する。
【0011】これらの問題を解決し、スループットを上
げることが可能な装置として、1つのプロセスチャンバ
内に複数のプロセスボックスを設け、同時に多数の基板
に処理を行うバッチ式の真空処理装置がある。
【0012】図11,12にバッチ式の真空処理装置の
概略を示す。図11,12はそれぞれ真空処理装置の平
面図と側面図を示している。なお、ここで図10と略同
一の部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0013】搬送室120の周りにプロセスチャンバ1
21とロードロック室123があり、搬送室120には
複数の基板102を同時に搬送する真空搬送ロボット1
24が設置されている。プロセスチャンバ121内には
プロセスボックス122が複数設置されている。また、
プロセスボックス122は、内部に載置された複数の基
板102に対して一括した処理ができるようになってい
る。
【0014】この真空処理装置では、大気側から大気搬
送ロボット103により、基板カセット104からロー
ドロック室123に基板102が搬入される。
【0015】そして、真空搬送ロボット124により、
ロードロック室123内の複数の基板102が同時に取
り出されプロセスチャンバ121へ搬入される。また、
処理の終わった複数の基板102がプロセスチャンバ1
21から同時に取り出され、ロードロック室123に戻
される。
【0016】上記したように、この装置では、搬送室1
20内において同時に多数の基板をバッチ搬送するた
め、搬送する基板の重量と真空搬送ロボットの基板を支
持するラック部の重量により、その関節部には大きな負
荷がかかり、関節部のベアリング等の寿命が短くなる。
故障、パーティクル発生の原因となる。特に、真空中で
の搬送において、搬送速度が上がり、搬送物の重量が大
きくなると、この現象が顕著に表れる。
【0017】真空中での成膜において、パーティクルの
発生は問題であり、その問題を解決する方法として磁気
浮上搬送がある。磁気浮上搬送は、摺動部をなくし、パ
ーティクルを発生させない搬送方法である。図13の説
明図を用いてこの磁気浮上搬送について説明する。
【0018】磁気浮上搬送装置は、隔壁131によって
形成され内部が真空状態に保持された真空トンネル13
5と、真空トンネル135内に配置された搬送台133
とを備えている。真空トンネル135の上部には左右に
搬送台133を非接触状態にて浮上支持する浮上用電磁
石134が配置されている。
【0019】一方、真空トンネル135の下部には搬送
台133を走行移動させるリニアモータ136と変位セ
ンサ138が配置されている。それぞれは紙面に垂直な
方向に等間隔に設置されている。
【0020】変位センサ138は搬送台133までの垂
直距離を測定し、電磁石134の吸引力を調整し、搬送
台133の位置、姿勢を制御する。そして、リニアモー
タ136により搬送台133を進行方向に走行させる。
【0021】搬送台133は完全に浮上しているため、
摺動部がなく、搬送系でパーティクルは発生しない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気浮
上搬送装置は、本来、真空中での長距離の搬送を行う場
合に適したものであり、真空装置内で基板の受け渡しを
行うような場合の搬送には適していない。それは、プロ
セスチャンバへの基板の搬入出時には基板の位置精度が
重要であり、通常の磁気浮上搬送装置ではその位置精度
を維持することが困難であるからである。実際に上記位
置精度を維持した範囲内で搬送を行うためには、浮上用
の電磁石や駆動用のリニアモータとして高精度の大きな
装置を使用する必要があり、また、搬送台の位置の検出
も精度のよく行う必要(高精度の位置検出器が必要)が
あり、事実上実現不可能である。
【0023】以上のような課題に鑑み、本発明は真空中
で、複数の基板を同時に搬送する基板搬送装置におい
て、重量の大きな搬送にもかかわらず、故障率が低く、
パーティクルの発生も少ない基板搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の基板搬
送装置は、基板を搭載した搬送ローダを所定位置へと移
動させる基板搬送装置において、搬送ローダに、基板を
搭載した搬送ローダが浮上しないだけの浮力を与える浮
力付与手段を具備するものである。
【0025】請求項2に記載の基板搬送装置は、請求項
1に記載の基板搬送装置において、浮力付与手段が、磁
力により前記搬送ローダに浮力を与えるものである。
【0026】請求項3に記載の基板搬送装置は、請求項
2に記載の基板搬送装置において、浮力付与手段が、基
板を搭載した搬送ローダの重量に応じて、磁力を調整す
る磁力調整手段を具備するものである。
【0027】請求項4に記載の基板搬送装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の基板搬送装置におい
て、搬送ローダの移動軌道を規制する規制手段を具備す
るものである。
【0028】請求項5に記載の基板搬送装置は、請求項
4に記載の基板搬送装置において、規制手段が、搬送ロ
ーダと基板の搬送経路に設けた、V字型車輪及びそれと
嵌合するV字型レールを具備するものである。
【0029】請求項6に記載の基板搬送装置は、請求項
5に記載の基板搬送装置において、規制手段が、搬送ロ
ーダと基板の搬送経路に設けた、平車輪及び平レールを
具備するものである。
【0030】請求項7に記載の基板搬送装置は、請求項
4に記載の基板搬送装置において、規制手段が、磁力に
より搬送ローダの移動軌道を規制するものである。
【0031】請求項8に記載の基板搬送装置は、請求項
1乃至請求項7のいずれかに記載の基板搬送装置におい
て、搬送ローダを移動させる多関節ロボットを具備する
ものである。
【0032】以下、本発明の作用を説明する。
【0033】本発明では、搬送ローダにそれを浮上させ
ないだけの浮力を与えるため、搬送ローダの見かけ上の
重量を低減できるため、故障率を低く抑えることが可能
であり、また、搬送ローダの鉛直方向(重力方向)にお
ける位置を正確に制御できる。
【0034】また、磁力により浮力を印加することで、
パーティクルの発生のないクリーンな搬送を実現でき
る。
【0035】さらに、搬送ローダの基板を含めた総重量
に基づいて、印加する磁力を調整すため、使用状況に合
わせて適切な浮力を印加できる。
【0036】また、搬送ローダの移動軌道を規制する手
段を設けているため、より確実な搬送ローダの位置規制
を実現できる。
【0037】また、V字型車輪及びそれと嵌合するV字
型レールで規制すれば、水平方向の移動を確実に規制で
きる。
【0038】さらに、平車輪及び平レールで規制すれ
ば、搬送ローダの移動方向を軸とした回転方向の移動を
確実に規制できる。
【0039】また、搬送ローダの水平方向の移動を磁力
により規制すれば、水平方向の移動規制を移動状況に合
わせて調整できる。
【0040】また、搬送ローダの移動を多関節ロボット
により行えば、摺動部分を無くすことができ、パーティ
クルの発生を抑制できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0042】(実施の形態1)以下、図1〜図5を用い
て本発明の実施の形態1の基板搬送装置について説明す
る。
【0043】図1は、本発明の基板搬送装置を組み込ん
だ真空装置の概略平面図であり、図2,3は、それぞれ
ロードロック室とプロセスチャンバ部の構成を示す側面
図と正面図である。図4,5は、基板を受け渡す機構を
説明する説明図である。
【0044】図1において、6はプロセスチャンバであ
り、5のロードロック室とともに、1つの大気搬送ロボ
ット21に対して放射状に配置している。大気搬送ロボ
ット21は真空中ではなく、大気中に配置している。各
ロードロツク室5の大気搬送ロボット21側にはゲート
バルブA8が設けてあり、各ロードロツク室5のプロセ
スチャンバ6側にはゲートバルブV9が設けてある。ロ
ードロツク室5はゲートバルブA8を介して大気部分と
接触する。ロードロック室5の内部には、プロセスチャ
ンバ6への一方向のみ移動可能な真空搬送車1を配置す
る。
【0045】大気搬送ロボット21は、ロードロック室
5内部の真空搬送車1と連動しており、真空吸着等によ
り基板2を高速搬送する。さらに、大気搬送ロボット2
1は、基板2を直接基板カセット20に出し入れする。
【0046】以下に、この真空処理装置の動作を説明す
る。
【0047】図1において、まず、大気搬送ロボット
21によって、大気中に置かれた基板カセット20から
基板2を取出す。次に、ロードロック室5のゲートバル
ブA8を開き、ロードロック室5の中へ搬送する。ロー
ドロック室5では、大気搬送ロボット21及び真空搬送
車1と連動して、基板2を真空搬送車1に受け渡す。
【0048】次に、ゲートバルブA8を閉じて、ロー
ドロック室5を真空引きする。
【0049】その後、ゲートバルブV9を開き、真空
搬送車1により基板2をプロセスチャンバ6内へ搬送す
る。
【0050】続いて、ゲートバルブV9を閉じ、プロ
セスチャンバ6で基板2に対する処理を実行する。
【0051】処理後、プロセスチャンバ6から基板2
を取り出し、〜の逆の動作で基板2を基板カセット
20に収納する。このような手順で処理が完了する。
【0052】図2,3にそれぞれ示すように、ロードロ
ック室5とプロセスチャンバ6は隔壁11により大気と
遮断されている。ロードロック室5内には搬送車1があ
り、基板2のプロセスチャンバ6への搬入または搬出を
行う。搬送車1は、ロードロック室5の床面に設けられ
たレール13上を往復可能に形成されている。搬送車1
の駆動は、ボールネジ(図示せず)からの動力や、棒状
部材からの押圧力等により行うことができる。
【0053】搬送車1の支柱1aには複数の基板支持爪
10が設けられ、その上に基板2が搭載される。プロセ
スチャンバ6には、複数の基板2を同時に処理できるよ
うに、複数のプロセスボックス7が設置されている。
【0054】図3に示すように、搬送車1の車輪12は
一方にV字型の車輪12aに、他方に平車輪12bを用
いる。それに合わせてロードロック室5にV字型のレー
ル13aと平レール13bを設置する。そして、V字型
の車輪12aとV字型のレール13aにより、搬送車1
の軌道を規制し、平車輪12bと平レール13bで搬送
車1の紙面に対し垂直な軸まわりの回転を止める。
【0055】搬送車1下部には車輪12(12a,12
b)の間に、永久磁石3が固定されており、ロードロッ
ク室5の床面には搬送車1に設けられた永久磁石3に対
向して電磁石4が配設されている。この電磁石4は、搬
送車1の移動方向に延びて形成されており、搬送車1が
移動しても常に永久磁石3に対向する位置に電磁石4が
存在するようになっている。
【0056】電磁石4に電流が印加されると、永久磁石
3と電磁石4との間に反発力が生じて、搬送車1に浮力
が働く。ここで、電磁石4に供給する電力を調整するこ
とで、上記浮力を搬送車1がレールから浮かない程度の
ものとする。なお、ここで、浮力が搬送車1の重心位置
付近にかかるように、永久磁石3、電磁石4の位置調整
を行えば、搬送車1の安定なレール上の移動を実現でき
る。
【0057】上記のような浮力を発生させるために電磁
石4に供給する電力は、予め定められた一定値としてお
いても良いし、また、図3のように調整可能なものとし
ても良い。図3では、基板枚数(あるいは重量)に応じ
た信号を出力する浮力調整器14を具備しており、使用
者からの基板枚数(あるいは重量)の入力に応じて、電
磁石ドライバ15に指令値を出力する。電磁石ドライバ
15は上記指令値に従って、基板枚数(あるいは重量)
に応じた電流を電磁石4に供給する。
【0058】なお、電磁石4への電力の供給は電磁石4
全体に印加しても良いし、また、搬送車1の移動に伴っ
て移動方向に順に供給しても良い。
【0059】本実施の形態の基板搬送装置では、このよ
うに搬送車1が浮かない程度の磁力を与えて搬送車1を
移動させるため、搬送車1の重力が見かけ上減少し、搬
送車1の駆動系にかかる負担を軽減できるとともに、鉛
直方向(重力のかかる方向)に対する位置決めをするこ
とが可能となる。また、搬送車1の軌道をレールによっ
て規制することができ、水平方向に対しても確実に位置
決めをすることが可能となる。また、レールにかかる荷
重が軽減されるため、車輪とレールの摺動によるパーテ
ィクルの発生を抑制することができる。なお、ここで
は、水平方向の位置決めのためにV字型の車輪12aと
V字型のレール13aを使用しているが、これに限るも
のではない。
【0060】なお、電磁石4へ電流を流すのは搬送車1
が移動するときのみであり、搬送車1に取り付けた永久
磁石及び電磁石の発生する磁力がプロセスチャンバ内で
行われるプロセスに影響を与えることはない。
【0061】次に、真空装置内での基板の受け渡し方法
について、図4及び図5を用いて説明する。
【0062】図4は、大気搬送ロボット21,ロードロ
ック室5内の真空搬送車1とプロセスチャンバ6内にあ
る複数のプロセスボックス7内のステージ24の位置関
係を示す斜視図である。
【0063】ロードロック室5及びプロセスチャンバ6
では、大気搬送ロボット21と真空搬送車1とプロセス
ボックス7内の基板受け渡しピン25が連動して、基板
2の受け渡しを行う(この動作については後述する)。
図4に示すように、大気搬送ロボット21はロードロッ
ク室5内の真空搬送車1と、真空搬送車1はプロセスボ
ックス7内のステージ24と基板2の受け渡しを行う。
【0064】基板受け渡しのプロセスの一例を図5を用
いて説明する。
【0065】図5(a)に示すように、基板2が大気搬
送ロボット21のU字型のアーム22に設けられた真空
吸着器23により固定された状態で、アーム22の動き
とともに、ロードロック室5内の真空搬送車1の基板支
持爪10に近づく。
【0066】図5(b)に示すように、大気搬送ロボッ
ト21のアーム22は、ロードロック室5の真空搬送車
1の基板支持爪10の間へ入り込む。基板支持爪10は
搬送車1の動きに従って前後に移動する。
【0067】次に、図5(c)に示すように、大気搬送
ロボット21のアーム22が徐々に降下して、真空搬送
車1の基板支持爪10に基板2が乗るような形で受け渡
しされる。
【0068】続いて、図5(d)に示すように、大気搬
送ロボット21のアーム22をロードロック室5から離
す。一方、真空搬送車1の基板支持爪10は搬送車1の
移動に従い、その動きとともに、基板支持爪10の上の
基板2は、プロセスチャンバ6へ移動する。
【0069】そして、図5(e)に示すように、プロセ
スチャンバ6内のステージ24に設けられたピン25が
突出し、基板2を支持する。
【0070】最後に、図5(f)に示すように、基板支
持爪10が搬送車1と共に、ロードロック室5に戻る。
プロセスチャンバ6内では、ピン25が降下し基板2の
設定が完了する。その後、基板2は所定の処理がされ
る。
【0071】所定の処理がされた基板2は図5(f)か
ら図5(a)へ逆の動作で基板2が搬送される。
【0072】なお、図5では1枚の基板を受け渡す機構
例を示したが、これを縦方向に複数設置することによ
り、複数枚の基板を同時に処理できる。
【0073】以上のように、本実施の形態の基板搬送装
置によれば、真空中で複数の基板を同時に搬送する場合
においても、浮力を供給することで見かけ上の重量を低
減できるため、故障率を低く抑えることが可能であり、
かつ、パーティクルの発生も抑制できる。
【0074】(実施の形態2)図6は、実施の形態2の
基板搬送装置を示す正面断面図である。本実施の形態
は、搬送車1の水平方向の軌道の規制と浮力付与の方法
について実施の形態1と相違するものであり、他の部分
は同一である。このため、ここでは図1から図5と略同
一のものには同一符号を付し説明を省略する。
【0075】本実施の形態では、図6に示すように、搬
送車1の下部の両側にL字型の永久磁石72を固定し、
その永久磁石72に対向するようにロードロック室5の
床面にL字型の電磁石73を設置している。また、搬送
車1の車輪70は全て平車輪であり、ロードロック室5
には平レール71が形成されている。
【0076】以下に、本実施の形態の基板搬送装置の動
作を説明する。
【0077】図6の構成において、電磁石73に電流を
流すと、永久磁石72と電磁石73の間に反発力が発生
する。永久磁石と電磁石73はそれぞれL字型に形成さ
れているため、上記反発力は鉛直方向と水平方向の両方
向きに発生する。そして、鉛直方向に発生する反発力で
搬送車1に浮力を与え、水平方向に発生する反発力で、
搬送車1の軌道を規制する。
【0078】このような基板搬送装置では、実施の形態
1と同様に、鉛直方向に対しては、搬送車1に与える浮
力を基板を搭載した搬送車1を浮かさない程度の力に設
定することで、搬送車1の位置決めを確実に行うことが
できる。
【0079】また、水平方向に対しては、実施の形態1
のように規制のためのレールを用いておらず、磁力によ
って位置規制をしているため、搬送車1の水平方向への
移動をセンサー等を用いて検出し、その検出結果に基づ
き、電磁石73に供給する電力を可変することが望まし
い。
【0080】以上のような本実施の形態によれば、搬送
車1に浮力を供給することで見かけ上の重量を低減でき
るため、故障率を低く抑えることが可能であり、かつ、
パーティクルの発生も抑制できる。
【0081】(実施の形態3)図7は、実施の形態3の
基板搬送装置を示す正面断面図である。本実施の形態は
実施の形態1,2とは搬送車1の水平方向の軌道の規制
方法が異なっているものであり、他の部分は同様であ
る。このため、図1から図6と略同一のものには同一符
号を付し説明を省略する。
【0082】図7に示すように、搬送車1の両側面に永
久磁石75を固定している。また、その永久磁石75に
対向するようにロードロック室5の内壁側面に電磁石7
6を設置している。
【0083】ここで、電磁石76に電流をその大きさを
制御して供給することにより、永久磁石75と電磁石7
6の間に反発力を発生させて、搬送車1の軌道を規制す
ることができる。
【0084】このような基板搬送装置では、実施の形態
1,2と同様に、鉛直方向に対しては、搬送車1に与え
る浮力を基板を搭載した搬送車1を浮かさない程度の力
に設定することで、搬送車1の位置決めを確実に行うこ
とができる。
【0085】また、水平方向に対しては、実施の形態1
のように規制のためのレールを用いておらず、磁力によ
って位置規制をしているため、搬送車1の水平方向への
移動をセンサー等を用いて検出し、その検出結果に基づ
き、電磁石76に供給する電力を可変することが望まし
い。
【0086】以上のように、本実施の形態によっても、
浮力を供給することで見かけ上の重量を低減できるた
め、故障率を低く抑えることが可能であり、かつ、パー
ティクルの発生も抑制できる。
【0087】(実施の形態4)図8は、実施の形態4の
基板搬送装置の構成を示す正面断面図である。本実施の
形態は、実施の形態3と搬送車1への浮力付与の方法が
異なっているものであり、他の部分は同一である。この
ため、図1から図7と略同一のものには同一符号を付し
説明を省略する。
【0088】図8に示すように、搬送車1の上面に永久
磁石80を固定している。また、その永久磁石80に対
向するようにロードロック室5の内壁上面に電磁石81
を設置している。
【0089】この構成の基板搬送装置では、電磁石81
に電流を流すことにより永久磁石80と電磁石81の間
に吸引力を発生させ、搬送車1に浮力を与える。なお、
ここでの吸引力は搬送車1を浮上させないだけの力に設
定しておく。これにより、実施の形態1と同様に、鉛直
方向に対しては、搬送車1の位置決めを確実に行うこと
ができる。
【0090】また、水平方向に対しては、実施の形態1
のように規制のためのレールを用いておらず、磁力によ
って位置規制をしているため、搬送車1の水平方向への
移動をセンサー等を用いて検出し、その検出結果に基づ
き、電磁石76に供給する電力を可変することが望まし
い。
【0091】以上のように、本実施の形態によれば、真
空中で、複数の基板を同時に搬送する基板搬送装置にお
いて、重量の大きな搬送にもかかわらず、故障率が低
く、パーティクルの発生も少ない基板搬送装置が実現で
きる。
【0092】(実施の形態5)図9は、実施の形態5の
真空搬送装置の構成を示す正面断面図である。本実施の
形態は、軌道の規制方法において上述の実施の形態1〜
4と異なっている。このため、図1から図8と略同一の
ものには同一符号を付し説明を省略する。
【0093】図9に示すように、ここでは、搬送車1の
移動を多関節ロボット90を用いて行う。この多関節ロ
ボット90は、所定の軌道に沿って搬送車1を移動させ
る。このため、搬送車1の移動軌道は、鉛直方向及び水
平方向に確実に規制される。
【0094】また、本実施の形態では、永久磁石80と
電磁石81に吸引力を発生させ、多関節ロボット90に
かかる搬送車1の重力を低減しているため、多関節ロボ
ットの各関節に働くモーメントが小さくなり、関節部の
寿命が伸び、信頼性が高くなる。
【0095】なお、実施の形態1〜5では、パーティク
ル抑制等の顕著な効果が得られる真空雰囲気内での搬送
について説明したが、本発明の基板搬送装置が大気中に
おいても使用できることは言うまでもない。
【0096】また、浮力を与える手段としては、磁力以
外に圧空による空気力を使用しても良い。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、搬送車の軌道を規制し
ながら、搬送車にそれを軌道から浮かせないような浮力
を与えるため、位置制御の困難さなしに搬送車を支持す
る部分に働く重力による負担を減らすことができる。し
たがって、搬送装置のベアリング等の摺動部品への重力
による負担が減り、パーティクルの発生が抑えられ、か
つ長寿命化し、基板搬送装置の故障率が低くなる。特
に、真空雰囲気中では、問題となるパーティクルの発生
を抑制できるため有効である。
【0098】また、浮力付与手段により重力の影響を低
減できるため、複数の搬送物が搭載しても問題ない。さ
らに、磁力により搬送対象物に浮力を容易に与えること
ができ、搬送物の重量に応じて浮力の切り替えも容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の基板搬送装置の構成を
示す平面図である。
【図2】実施の形態1の基板搬送装置の構成を示す側面
図である。
【図3】本発明の実施の形態1の搬送車の構成を示す正
面断面図である。
【図4】実施の形態1の基板受け渡し機構を示す斜視図
である。
【図5】実施の形態1の基板受け渡し動作を説明する図
である。
【図6】実施の形態2の搬送車の構成を示す正面断面図
である。
【図7】実施の形態3の搬送車の構成を示す正面断面図
である。
【図8】実施の形態4の搬送車の構成を示す正面断面図
である。
【図9】実施の形態5の搬送車の構成を示す正面断面図
である。
【図10】従来の基板搬送装置の構成を示す平面図であ
る。
【図11】従来の基板搬送装置の構成を示す平面図であ
る。
【図12】従来の基板搬送装置の構成を示す側面図であ
る。
【図13】従来の基板搬送装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送車 2 基板 3,72,75,80 永久磁石 4,73,76,81 電磁石 5 ロードロック室 6 プロセスチャンバ 7 プロセスボックス 12,70 車輪 13,71 レール 14 浮力調整器 15 電磁石ドライバ 20 基板カセット 21 大気搬送ロボット 90 多関節ロボット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を搭載した搬送ローダを所定位置へ
    と移動させる基板搬送装置において、 前記搬送ローダに、前記基板を搭載した搬送ローダが浮
    上しないだけの浮力を与える浮力付与手段を具備するこ
    とを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記浮力付与手段は、磁力により前記搬送ローダに浮力
    を与えることを特徴とする基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記浮力付与手段は、前記基板を搭載した搬送ローダの
    重量に応じて、前記磁力を調整する磁力調整手段を具備
    することを特徴とする基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の基板搬送装置において、 前記搬送ローダの移動軌道を規制する規制手段を具備す
    ることを特徴とする基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記規制手段は、前記搬送ローダと前記基板の搬送経路
    に設けた、V字型車輪及びそれと嵌合するV字型レール
    を具備することを特徴とする基板搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記規制手段は、前記搬送ローダと前記基板の搬送経路
    に設けた、平車輪及び平レールを具備することを特徴と
    する基板搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記規制手段は、磁力により前記搬送ローダの移動軌道
    を規制することを特徴とする基板搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の基板搬送装置において、 前記搬送ローダを移動させる多関節ロボットを具備する
    ことを特徴とする基板搬送装置。
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