JPS63299119A - イオン注入方法 - Google Patents

イオン注入方法

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JPS63299119A
JPS63299119A JP62134340A JP13434087A JPS63299119A JP S63299119 A JPS63299119 A JP S63299119A JP 62134340 A JP62134340 A JP 62134340A JP 13434087 A JP13434087 A JP 13434087A JP S63299119 A JPS63299119 A JP S63299119A
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ions
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impurity ions
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Haruhisa Mori
森 治久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 0.5μm以上の膜を通して半導体基板に第1導電型の
不純物イオン注入を行う場合に、隣接するセルへイオン
注入の影響が及ばないようにするため、反対導電型で且
つ横方向の拡がりがこの第1導電型より大きな第2導電
型の不純物イオンを、同じマスク開口より、第1導電型
イオンより低いドーズ量で注入するイオン注入方法。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ROM等の情報書き込み法に係り、特に高エ
ネルギーイオン注入法を用いる情報書き込み方法の改良
に関するものである。
ROMに対する情報書き込み法の一つとして各セルをM
OS)ランジスタで構成し、このトランジスタの闇値電
圧(Vth)を制御する方法がある。
従来、この閾値電圧(9th)制御は不純物導入に使用
するイオン注入装置の加速エネルギーの制約(通常20
0KeV以下)のため、MOS)ランジスタ製造工程内
においてゲート電極形成前に行われるのが普通であった
これに対し、最近では加速エネルギーの高い(0,4〜
3 MeV)イオン注入装置が実用レベルに達し、ゲー
ト電極やゲート電極上の絶縁膜或いは金属膜を通して閾
値電圧(vth)制御を行うことが可能となり、このよ
うにすることにでROM情報書き込み後、製品出荷まで
の手番を大幅に短縮することが可能となった。
しかしながら、このようなイオン注入方法においては、
0.5μ−以上の膜を通して半導体基板に不純物イオン
注入を行う場合に、隣接するセルへのイオン注入の影響
が及ぶ障害が発生する。
以上のような状況からゲート電極やゲート電極上の絶縁
膜或いは金属膜を通して、イオン注入を行っても隣接す
るセルへイオン注入の影響が及ばないようにすることが
可能なイオン注入方法が要望されている。
〔従来の技術〕
従来のイオン注入方法は第4図(a)に示すように、半
導体基板1の上に200人厚0シリコン酸化膜2を形成
し、フォトプロセスにより1μm厚のフォトレジスト1
9にイオン注入セル選択用のマスク孔を形成し、例えば
40KeVの注人工ptkギーでドーズ量5xlO”a
m”のボロンイオン(Bo)を注入する方法である。
その後第4図(b)に示すように、半導体基板1上にポ
リシリコンよりなるゲート電極3を形成し、その両側に
ソース4及びドレーン5を形成し、これらを覆うPSG
よりなる眉間絶縁膜6を形成し、その上に図示しないア
ルミニウム配線層を形成し、更にその上にPSGよりな
るカバー絶縁膜7を形成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明の従来のイオン注入方法で問題となるのは、ユ
ーザーより出される仕様によって製造するR□M等の品
種については、ゲート電極、ソース及びドレーンを形成
する前の半導体基板にROM情報を書き込むためのイオ
ン注入を行わなければならないので、受注後の手番が長
期にわたり、迅速な製品出荷を行うのが困難であること
である。
一方、その対策として受注以前に情報を書き込まない状
態で予め製造工程を先行して行い、受注後に情報の書き
込みを行う方法を採用しているが、この場合には厚い膜
を透過させなければならないので、イオンの飛程は従来
方法に比べて1桁以上大きくなるため、イオンの横方向
の拡がりも大きくなっている。
例えば1.5μ−程度のシリコン酸化膜又はシリコン膜
を通してイオン注入した場合は、イオン注入領域濃度が
1 /100となる点でも10分の数μ園程度の拡がり
となってしまう。
従ってROMセルの集積度が向上し、隣合うセルの間隔
が小さくなってくると、一つのセルへの書き込みが隣接
する周囲のセルにも影響を与えてしまうことである。
本発明は以上のような状況から受注以前に情報を書き込
まない状態で予め製造工程を先行して行い、受注後の情
報の書き込みを隣接する周囲のセルに影響を与えないよ
うに簡単且つ安価に行なえるイオン注入方法の提供を目
的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、0.5μ輪以上の膜を通して半導体基板
に第1導電型の不純物イオン注入を行う場合に、反対導
電型で且つ横方向の拡がりが第1s電型より大きな第2
導電型の不純物イオンを、同じマスク開口より、第1導
電型イオンより低いドーズ量で注入する本発明によるイ
オン注入方法によって解決される。
〔作用〕
即ち本発明においては、第1導電型の不純物イオン注入
を行う場合に、反対導電型で且つ横方向の拡がりが第1
導電型より大きな第2導電型の不純物イオンを、同じマ
スク開口より、第1導電型イオンより低いドーズ量で注
入するので、反対導電型の第2導電型の不純物が第1導
電型の不純物濃度分布のスソを相殺し、隣接するセルへ
第1導電型の不純物イオン注入の影響が及ばないように
イオン注入を行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下第1図〜第3図について本発明の一実施例を説明す
る。
第1図に示す0.8μm間隔のセルに対し、0.6μm
のカバー絶縁膜7と0.5μmの眉間絶縁膜6と0.4
μmのゲート電極3の合計1.5μ翔厚の膜を通して闇
値電圧(vth)制御のイオン注入を行う。
この@0.5μmのフォトレジスト9と高エネルギーの
イオン注入を行うためマスクとして、0.3μmのタン
グステン層8とを用いるが、セルパターンとイオン注入
セル選択用のマスク孔との位置ズレを見込まねばならな
いので、−例として0.3μmの場合を第1図に示して
いる。
第2図にP型不純物のピーク濃度の横方向の分布を示し
ているが、ボロンイオン(B゛)を注入エネルギー0.
8MeV、  ドーズ量1.QXIQ13am−”でイ
オン注入し、500℃で30分間アニールした場合には
、図示の通りマスク開口エツジから0.7μlの位置、
即ち、セルパターンとイオン注入セル選択用のマスク孔
との位置ズレが0.3μmの場合を考えているので、セ
ルパター ンのエツジより1.0μ翔の位置が、半導体
基板1の基板濃度2.0X10′5e11−’となり、
セルの間隔が0.8μ■であるから、隣接セルにイオン
の一部が導入されることになり、隣接セルの一部でも半
導体基板lの濃度より濃度上昇が見られ、Vt&がエン
ハンスト側にシフトしてしまう様子が分かる。
第3図に本発明による不純物濃度分布を示す。
曲線A、B、はそれぞれ下記のイオン種、注入エネルギ
ー、ドーズ量のピーク濃度の横方向の分布を示している
曲線A:イオン種−・・−一−−−−−−−−−−−−
−−・−一−−−−−−−−ボロン(Bつ注入エネルギ
ー・−・−−−−−一−−−−−−−−−・−−一−−
−−−−−−・・−0,8MeVドーズ量−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−2,2X
 10 ” cs −”曲線B:イオン種−一−−−・
−一−−−−−−−−−−−−−−−−〜−−−−−−
−−−−−−・−#(P”)注入エネルギー−−−−・
−−−−−一・−−−−−−−−−−−一−・−・−4
、5MeVドーズ量・−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−1、8X 10 ”備4曲線
Cは上記のボロンと燐を重ねてイオン注入した場合のピ
ーク濃度の横方向の分布を示している。
図より読み取れるように、ボロンイオンのピーク濃度の
横方向の分布曲線Aは、マスクエツジよす0.54μ麟
即ち、セルパターンとイオン注入セル選択用のマスク孔
との位置ズレが0.3μmの場合を考えているので、セ
ルパターンのエツジより0.84μmの位置が、半導体
基板1の基板濃度2.0 X 10’%C1n −’と
なり、セルの間隔が0.8μmであるから、隣接セルに
イオンが注入されることになる。
そこでピーク濃度の横方向の分布が分布曲線Bのような
横方向の拡がりの大きな燐イオンを、同じマスク開口よ
り、ボロンイオンより低いドーズ量で重ねて注入すると
、その結果ピーク濃度の横方向の分布が分布臼、*Cで
示されるようなものになる。
図より読み取れるように、この合成されたピーク濃度の
横方向の分布曲線Cは、マスクエツジより0.34μm
即ち、セルパターンとイオン注入セル選択用のマスク孔
との位置ズレが0.3μ−の場合を考えているので、セ
ルパターンのエツジより0.64μmの位置が、半導体
基板1の基板濃度2.0X10”cffl−’となり、
セルの間隔が0.8μmであるから、セルパターンのエ
ツジより0.80μ請の位!即ち、隣接セルのエツジで
は濃度が1.0X10”am−’よりも蟲かに低い値と
なるので、隣接セルへのボロンイオン注入の影響がなく
なる。
図より明らかなように、合成された曲線Cのピーク値は
2.9X10I?Ca1−’となっており、第2図に示
すボロンのみを照射した場合のピーク値と同様であり、
セル内での実質的濃度は変わらず、一方隣接セルへのボ
ロンイオンの分布のスソは、イオン注入時の横方開拡が
りがボロンイオンより大きな燐イオンの分布のスソによ
り打ち消されている。
燐イオン分布のスソは隣接セルに影響して曲線りで示す
ように不純物濃度を低下させているが、これによるりい
シフトはディプレッション側であり、情報書き込みとは
逆向きとなるためデバイスの機能上には問題は全く無い
このように情報書き込みに用いる第1!電型の不純物イ
オン注入を行う場合に、反対導電型で且つ横方向の拡が
りが第1導電型より大きな第2導電型の不純物イオンを
、同じマスク開口より、第1導電型イオンより低いドー
ズ量で注入することにより、隣接セルへの第1導電型の
不純物イオンの影響がないようにすることが可能となる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、受注以前に情報を
書き込まない状態で予め製造工程を先行して行っておく
ので、受注後の手番を著しく短縮することが可能であり
、受注後の情報の書き込みを行う際、第1導電型の不純
物イオン注入を行う場合に、反対導電型で且つ横方向の
拡がりが第1導電型より大きな第2導電型の不純物イオ
ンを、同じマスク開口より、第1導電型イオンより低い
ドーズ量で注入して、隣接するセルへイオン注入の影響
が及ばないようにイオン注入を行うことが可能となる等
の利点があり、著しい経済的及び、信親性向上の効果が
期待でき工業的には極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例を示す側断面図、第2図
は本発明による一実施例のボロンのみを注入した場合の
不純物濃度曲線を示す 図、 第3図は本発明による一実施例の不純物濃度曲線を示す
図、 第4図は従来のイオン注入方法を示す側断面図、である
。 図において、 1は半導体基板、 2はシリコン酸化膜、 3はゲート電極、 4はソース、 5はドレーン、 6は眉間絶縁膜、 7はカバー絶縁膜、 8はタングステン層、 9はフォトレジスト、 本発明による一実施例を示す側断面図 第  1  図 図面の浄書 第2図 図面の浄畜 tal  イオン注入層形成 カバー絶縁膜の形成 従来のイオン注入方法を示す側断面図 筑  t  (支) 手続補正書彷式) 昭和62年ダ月 7日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  0.5μm以上の膜を通して半導体基板(1)に第1
    導電型の不純物イオン注入を行う場合に、反対導電型で
    且つ横方向の拡がりが前記第1導電型より大きな第2導
    電型の不純物イオンを、同じマスク開口より、前記第1
    導電型イオンより低いドーズ量で注入することを特徴と
    するイオン注入方法。
JP62134340A 1987-05-28 1987-05-28 イオン注入方法 Expired - Lifetime JPH0821555B2 (ja)

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JPH0821555B2 JPH0821555B2 (ja) 1996-03-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0333583A2 (en) * 1988-03-14 1989-09-20 Fujitsu Limited Method of producing a semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0333583A2 (en) * 1988-03-14 1989-09-20 Fujitsu Limited Method of producing a semiconductor device

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JPH0821555B2 (ja) 1996-03-04

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