JPS63297323A - 眼科薬 - Google Patents

眼科薬

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JPS63297323A
JPS63297323A JP63109221A JP10922188A JPS63297323A JP S63297323 A JPS63297323 A JP S63297323A JP 63109221 A JP63109221 A JP 63109221A JP 10922188 A JP10922188 A JP 10922188A JP S63297323 A JPS63297323 A JP S63297323A
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JP
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acid
corneal
ophthalmic drug
epa
rabbits
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JP63109221A
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ピエール・ブラケ
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Ipsen Pharma SAS
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Societe de Conseils de Recherches et dApplications Scientifiques SCRAS SAS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエイコサペンタエン酸を有効成分とする新規眼
科薬(oph専1mological composi
tion)に関するものである。
エイコサペンタエン酸(以下“EPA”と略称するy#
、: をもつシス−5,8,11,14,17−エイコサペン
タエン酸を意味する。
EPAは海洋食物連99 (marine food 
chain)から得られる既知のポリ不飽和脂肪酸であ
り、プロスタグランジン−3及びトロンボキサン−3群
の生理活性物質の合成のための前駆体として使用されて
いる。この化合物は17位及び18位の炭素原子間に別
の二重結合を含む点でアラキドン酸と区別される。
本発明はアルキルセルロース及び/又はヒドロキシアル
キルセルロースの水溶液中のEPAの懸濁物からなる眼
科薬を提供するものである。
EPAは0.5〜3%の量、より好ましくは約1%の量
で眼科薬中に含まれることが好ましい。アルキルセルロ
ース及びヒドロキシアルキルセルロースの特に好ましい
例はそれぞれメチルセルロース及びヒドロキシプロピル
セルロースであり、該セルロース溶液は約0.5%濃度
の溶液であることが好ましい。
本発明に従う眼科薬の効果を、ウサギの眼に対してエイ
コサペンタエン酸含有眼科薬を用いて行なった以下の実
験により例証する 東進j この実験は体重2.0〜2.5にgの雄の着色された(
pigmentad)チンチラウサギについて行なった
これらのウサギのすべての眼球をまず細隙灯を用いて検
査しそして眼の炎症の徴候が全く認められないウサギの
みをこの実験において使用した。
0.4%のオキシブブロカインにより角膜麻酔を行ない
そしてハイブノーム(Hypnorm、登録商標;フル
アニソンIQmg/l1ll及び体重1にg当り0.2
mgのクエン酸フェンタニル)によって鎮静化した後に
、これらの着色された供試ウサギの免疫感作をモラビエ
ッキ法(Morawleckl method)に従っ
て両眼の角膜中に発熱物質を含まない(pyrogen
 free)ヒト血清アルブミン()IsA、20%溶
液)20μlを注射することによって行なった。
結果は角膜浮腫の形成の測定及び角膜組織中の脂肪酸の
測定によって評価した。
a)    ゛   ≦ の′] 供試ウサギの両眼を分散媒体として0.5%のヒドロキ
シプロピルセルロースを用いて調製した脂肪酸懸濁物で
処置した。これらの懸濁物は使用の直前に調製した。対
照試験用のウサギはこの分散媒体のみで処置した。脂肪
酸製剤による処置、すなわち供試眼薬製剤1滴、30μ
L、を1日3回結膜嚢中に滴下する処置、を免疫感作8
日後に開始しそして実験期間中継続して行なった。ウサ
ギ(ヴエツ5掩(Wesseley)の環)の発生を測
定することによって評価した。角膜の炎症に関係するこ
れらの三つのパラメーターは生体内において十分に観察
し得る。臨床的観察は二重盲検法によって行ないかつ各
供試動物について両眼の測定値の平均を採った。角膜の
状態は不透明な環又は拡散した完全に不透明な角膜が肉
眼で認められた日数及び角膜中に血管が肉眼で認められ
た日数を数えることによって評価した。
Mishlma及びHedbysに従って中心固定釘を
取付けた厚度計を僅えた°Haag−5treit型細
隙灯をこれらの測定に使用した。各々の眼から三つの測
定値の平均値を採用した。
中心の角膜厚はH5^を基貢内に注射する前及び注射後
7.9.11,14.16.18.20.23及び27
日目に測定した。各供試動物について、ISAを眼内に
注射する前及び注射後に行なった態度測定値の間の差を
浮11(=Δ角膜厚)とみなした。
亙亙 炎症の徴候のない両眼をもつ1群4匹のウサギの3群に
、分散媒質(水中のヒドロキシプロピル\\\\セルロ
ースの0.5%溶液)のみ又はこの分散媒質中のコルン
ビン酸の3%懸濁物又はエイコサペンタエン酸の1%懸
濁物である眼薬の1滴、30μm、を1日3回、4日間
投与した。58目に、エイコサペンタエン酸又はコルン
ビン酸の最後の用量を局所投与した4時間後に、ペント
サール(penthothal)の通量を用いてこれら
のウサギを殺し、14m+mの管錐を用いて無疵で摘出
した眼球から角膜を解剖した。これらの角膜を生理的食
塩水中で4回洗浄して局所的に投与された脂肪酸につい
ての分析工程中に汚染が生ずる可能性を阻止した。3群
の供試動物の各々について、右眼及び左眼を脂肪酸の分
析用に別々にプールした。
これらのプールされた試料にメタノール1容を添加しそ
してこれらを生化学分析を行なうまで一60℃で貯蔵し
た。これらの角膜組織から脂質をクロロホルム−メタノ
ール(2:1)の混合物で抽出した。
クロロホルム層を窒素流を用いて濃縮しモして残漬をメ
タノール性塩酸を用いてエステル交換処理した(65℃
、2時間)。
ヘキサン/ジエチルエーテル(50750)の混合物で
抽出しそして窒素流で溶剤を蒸発させた後、脂肪酸エス
テルをシリカカラム上でヘキサン/ジエチルエーテル(
90/10)を溶離剤としてクロマトグラフ処理した。
これらの脂肪酸メチルエステルは窒素流を用いて溶剤を
除去した後、気液クロマトグラフィーによって分析した
。自動試料採取装置(7672A; Hewlett−
Packard)を備えたHP5880型ガスクロマト
グラフ装置及びIC0Tガラス毛細管カラム(CP S
IL 88、長さ25c+a、内径0.22mm)を使
用するFID検出器を使用した。注入温度225℃、検
出温度350℃;100℃から186℃までは2℃/分
の速度で昇温しそして最終温度で10分間保持した。
且肚放1皿 データは関連する変数の分布についての仮説を回避する
ために非母数統計法(non−parametricm
ethods)によって分析した。ウイルコクソン(W
ilcoxon)の符号順位検定(signed−ra
nk test)を炎症期間中の処置群及び非処置群に
ついていくつかの時点で得られた平均厚みデータに適用
しかつマンーホイットニ−(Mann−Whi tne
y)のU−試験を処置群及び非処置群の眼における血管
新生及び角膜混濁化の期間の分析のために任意所与の時
点で適用した。差異の有意性(significanc
e ofcljfferenca)の判断は二つの測定
データ列の観察(two tailed observ
ations)によって与えられ、p<0.05の値を
有意の差異とみなした。
結果 匪11悲里 分散媒体で処置された眼における角膜炎の状態はつぎの
とおりであった。H5Aの角膜的注射後1週間ないし1
0日の時点で、角膜の混濁化が角膜と結膜の連接部で生
起しはじめそして約14〜178目にはヴエッセレイの
環として知られている白い混濁状の環が現われた。
この環は1日〜8日間存在した。2日〜4日の時間内に
角膜の血管新生が角膜と結膜の連接部からはじまり、約
22〜25日まで進行し、ついで急速に退歩して、すべ
ての場合に1(SAの注射後30日できれいな角膜とな
った。
H5Aを注射したすべての供試動物は白色の環の形成及
び血管新生に対して感応を示した。厚度計に記録された
角膜浮腫の形成は7日目頃にはじまり、30日8まで続
いた。
脂 酸による 置 の眼 EPA、コルンビン酸、 DHGL及びγ−リルン酸で
処置されたウサギの場合には、角膜の混濁期間は対照試
験の場合と比較して著しく短縮された。
EPA、コルンビン酸及びγ−リルン酸で処置した後、
血管の生長は著しく減少した(第1表参照)。これらの
物質及びDHGLはさらに角膜浮腫の形成を顕著に抑制
した。
アラキドン酸の局所的適用は炎症反応を増加も減少もし
なかった(第1表参照)。
エイコサペンタエン酸又はコルンバン酸による局所的処
置の4日後、EPAで処置した供試動物は角膜の燐脂質
中にEPA(20:5 n−3)1.8%及びその代謝
中間体(22:5 n−3)2.5%の存在を示した(
第11表参照)。
コルンビン酸で処置した供試動物は角膜の燐脂質中にこ
の脂肪酸5.6%の存在を示した。
EPA及びコルンビン酸の両者で処理した後、アラキド
ン酸(20:4 n−8)の濃度は減少しそして処置さ
れた供試動物中におけるアラキドン酸の22=4n−6
へのそれ以上の代謝は対照動物における3%に比較して
それぞれ1.9%及び2.5%に抑制された。さらに、
EPA及びコルンビン酸で処理された供試動物の角膜燐
脂質中のオレイン酸(18:1)濃度は減少しかつバル
ミチン酸(16:0)濃度は増加した。遊離脂肪酸の合
計量は燐脂質に結合された脂肪酸の量の4%であった。
コルンビン酸及びEPAは遊離脂肪酸部分中に存在して
いたが、これらの脂肪酸の濃度は燐脂質に結合された部
分に比較して小であった。
考察 コルンビン酸、エイコサペンタエン酸及びγ−リルン酸
の脂肪酸類は白血球浸潤、血管新生及び角膜浮腫の形成
の抑制に有効であった。血管新生及び角膜浮腫の形成に
関しては、コルンビン酸かもフとも有効な抑制効果を示
した。エイコサペンタエン酸は白血球浸潤に対するもっ
とも有効な抑制剤であった。DHGL酸は白血球浸潤及
び角膜浮腫の形成に対して顕著な抑制効果を示したが、
血管新生に対しては効果は認められなかった。アラキド
ン酸による処置は免疫複合体角膜炎のパラメータに対し
て抑制効果も刺激効果も示さなかった。
分散媒体のみで処置された供試動物は角膜混濁−化、血
管新生及び角膜浮腫形成について100%の応答を示す
ものとした。角膜中の混濁化不透明環の存在及び血管新
生はこの型の角膜アナフィラキシ−を用いた前述の観察
に従うものである。
投与−薬量学 好ましい投与量はメチルセルロース/ヒドロキシプロピ
ルセルロース水性懸濁物中のEPAo、5〜1重量%程
度である。通常の薬量学(posology)は1日当
り3回の点眼で約10日間である。
里1ぼυi丞 本発明に従う眼科薬組成物は人間及び/又は動物におけ
る任意の眼の炎症の場合に使用されるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルキルセルロース及び/又はヒドロキシアルキル
    セルロース水溶液中のエイコサペンタエン酸の懸濁物か
    らなる眼科薬。 2、エイコサペンタエン酸を0.5〜3%の量で含有す
    る請求項1記載の眼科薬。 3、エイコサペンタエン酸を約1%の量で含有する請求
    項1又は2記載の眼科薬。 4、セルロース溶液が0.5%溶液である請求項1ない
    し3のいずれかに記載の眼科薬。 5、アルキルセルロースがメチルセルロースである請求
    項1ないし4のいずれかに記載の眼科薬。 6、ヒドロキシアルキルセルロースがヒドロキシプロピ
    ルセルロースである請求項1ないし4のいずれかに記載
    の眼科薬。
JP63109221A 1987-05-07 1988-05-06 眼科薬 Pending JPS63297323A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8710780 1987-05-07
GB878710780A GB8710780D0 (en) 1987-05-07 1987-05-07 Opthalmological application of eicosapentaenoic acid

Publications (1)

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JPS63297323A true JPS63297323A (ja) 1988-12-05

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ID=10616936

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JP63109221A Pending JPS63297323A (ja) 1987-05-07 1988-05-06 眼科薬

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BE (1) BE1001075A3 (ja)
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DE (1) DE3815581A1 (ja)
DK (1) DK250088A (ja)
FR (1) FR2614790B1 (ja)
GB (2) GB8710780D0 (ja)
IN (1) IN169811B (ja)
IT (1) IT1217446B (ja)
LU (1) LU87210A1 (ja)
MY (1) MY103079A (ja)
NL (1) NL8801125A (ja)
NZ (1) NZ224363A (ja)
OA (1) OA08843A (ja)
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