JPS6329338A - 光学情報担体デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は光照射により情報再生可能な光学情報担体デ
ィスク（以下ディスクと略す）に関するものである。

従来の技術 従来の情報再生ディスク１の一例を第３図に示す。ディ
スク１にはスパイラル状あるいは同心状の情報トラック
Ｔ１　、Ｔ２　　＊　Ｔ５・・・・・・Ｔｎ・・・と、
それぞれのトラックの１周を所要の数のセクタに分割す
るセクタマークＳ１　ｒ　Ｓ２　　、Ｓ３・・・・・・
Ｓｎ・・・が設けられている。２はセンタ穴である。

第４図はディスク１の一部の情報トラックの拡大斜視図
であり、それぞれの情報トラック”ｎ−ｔ’Ｔｎ　’　
”ｎ＋、には公知の凹凸ドツトｄ１　　・ｄ２・・・・
・・ｄｎ・・にて情報が書き込まれている。

前記セクタマーク部にも同様な凹凸ドツトで情報トラッ
クの番地やセクタ番号等の情報トラック管理のための情
報が設けられている。

第５図はディスク１を情報トラックに沿って断面にした
図で３は凹凸ドツトｄｎ−＋”　ｎ　　”ｎ＋１が形成
された基板であり、その凹凸ドツトは、スタンバと称す
る同じく凹凸ドツトが形成された型からａｌえばインジ
ェクション成形等の方法で転写されて形成される。４は
凹凸ドツトの情報を読みとるために矢印人の方向から照
射された光を反射するための人４等の金層薄膜の反射層
で基板３の凹凸ドツト形成面５に蒸着やスパッタ等の方
法で設けられている。６は反射層４を機械的損傷や空気
中の水分等から保護するための保護板子を反射層に接着
するための接着層である。

発明が解決しようとする問題点 しかしこのような構成の再生専用ディスクでは記録され
ている情報のほんの一部でも訂正、更新あるいは新しい
情報を追加しようとすれば非常に高価なスタンパを作り
直さねばならない等の問題があった。

またディスクの種類には上記のように信号を基板に凹凸
ドツトで設け、その凹凸ドツト形成面に金層反射膜を設
けた再生専用ディスクと、基板表面に光照射により形状
や結晶構造等が変化して情報を記録することが可能な記
録膜を設けた追記型ディスク等がある。

通常再生専用ディスクに用いられている金層反射膜から
の情報読取光の反射光量と、追記型ディスクの記録膜か
らの反射光量とを比較すると、記録膜は光の吸収率を上
げて記録感度を上げなければならない事情があるために
追記型ディスクの反射光量は低くならざるを得ない。

したがって１つの情報読取装置で再生専用ディスクと追
記型ディスクを再生するには互いに反射光量が異なるた
めにディスクの種類に応じて読取条件や信号処理条件を
変えねばならず読取装置の構成が複雑になる等の問題が
あった。

また再生専用と追記型では基板に形成する膜の種類が異
なるために、上記２種類のディスクを作成するには２種
類の膜を形成する装置が必要となる等の問題があった。

問題点を解決するための手段 そして問題点を解決する本発明の技術的な手段は、凹凸
ドツトにて情報が記録された基板の表面に光照射により
情報記録可能な記録層を設けることにある。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち光照射により記録が可能となるので高価なスタ
ンパを作り直すことなく情報の一部訂正。

更新、追加が可能となる。

また再生専用ディスクと追記型ディスクの膜の種類が同
一、すなわち反射率が同一となるので情報４涜取装置に
何ら特別の工夫を必要とすることなく２種類のディスク
の信号を読み出すことが可能となり、情報読取装置を安
価に構成することが可能となる。

さらに再生専用及び追記型共に、同一種類の膜であるか
ら膜形成装置も一種類で良いことになり、設備コストの
低減が可能となる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。但し、従来例と同一構成要素は同一番号にて説明す
る。ディスクの外観は第３図と同様である。

第１図において１０は本発明の一実施例である情報ディ
スクである。１１は従来例における反射層のかわりに設
けた、例えば光照射によって結晶状態が変化して情報記
録可能な記録層である。

このようにすると追記型ディスクだけでなく再生専用デ
ィスクにも同−記録層を設けることになるので従来、追
記型ディスクと再生専用ディスクの２種類のディスクを
製作するには記録層と反射層の２種類の成膜工程を必要
としていたが、記録層１種類のみの成膜工程だけでよい
ことになる。

すなわち追記型ディスクの成膜工程で再生専用ディスク
の成膜が可能となるので再生専用ディスクの生産数量が
少量であっても低コストで生産することができる。

次に本発明の池の実施例について説明する。

凹凸ドツトで記録された情報を訂正したり、更新したり
、あるいは新たな情報を追加したりするには例えば第２
図に示すように記録トラックＴ。

からＴ＋ｏｏｏまでは凹凸ドツトであらかじめ情報を入
れておき、記録トラックＴ、。。、から”１５００まで
は、ブランクトラック、すなわちトラッキングガイド用
の凸条のみを設けておき、このブランクトランクに訂正
後のデータ、あるいは更新データ、あるいは追加データ
を光照射により書き込むことにより容易に行なうことが
できる。

なお凹凸ドツトで記録された情報を消すには消したい凹
凸ドツト上に所定の変調された光を照射して、その所定
の変調された信号を凹凸ドツト上に重ね記録して凹凸ド
ツトの信号を読み出せないようにすればよい。

以上において凹凸ドツト及びブランクトラックは光照射
側、すなわち矢印人の向きに見て凹となるように図では
示したが凸であっても何ら支障はない。

また記録層は光照射により結晶状態が変化するものに限
るものではなく、公知の穴あきタイプのものでも何ら支
障はない。また第１図において保護成子を記録層１１に
接着層６で固着する構造を示したが、保護板子と記録層
１１の間に空気層を設ける公知の構成であってもよい。

また記録層は光照射により、追記記録だけでなく、くり
返し記録消去ができるものでおってもよいつ 発明の効果 本発明は凹凸ドツトにて情報が記録された基板の表面に
光照射により情報記録可能な記録層を設けたものである
。したがって高価なスタンパを作り直すことなく情報の
一部訂正、更新、追加が可能となり、しかも次のような
効果も奏する。

すなわち再生専用及び追記型共に、同一種類の膜である
から反射率も同一となるので情報読取装置に何ら特別の
工夫を必要とすることなく再生専用と追記型の２種類の
ディスクの信号を読み出すことが可能となり、情報読取
装置を安価に構成することが可能となる。

さらに再生専用及び追記型共に、同一種類の膜、すなわ
ち追記記録可能な膜であるから追記型ディスクの成膜工
程で再生専用ディスクの成膜が可能となるので再生専用
ディスクの生産数量が少量であっても低コストで生産す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学情報担体ディス
クの情報トラックに沿った断面図、第２図は本発明の他
の実施例における光学情報担体ディスクを説明するだめ
の一部断面で示す情報トラックの拡大斜視図、第３図は
従来例の光学情報担体ディスクの外観を示す平面図、第
４図は第３図ディスクの一部の情報トラックの拡大斜視
図、第５図は従来例の光学情報担体ディスクの情報トラ
ックに沿った断面図である。 ３・・・・・基板、５・・・・・・凹凸ドツト形成面、
１１・・・・・・記録層、Ｔ、、Ｔ２　・・・・・Ｔｎ
・・・・・・・・・情報トラック。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報トラックに沿って少なくとも前記情報トラッ
   クの管理情報以外の情報が凹凸ドットにより形成された
   基板の表面に、光照射により情報記録可能な記録層を設
   けてなる光学情報担体ディスク。
2. （２）情報トラックの一部には凹凸ドットを、他部には
   連続した凸条あるいは凹条からなるトラッキングガイド
   を設けてなる特許請求の範囲第１項記載の光学情報担体
   ディスク。（３）記録層を光照射により結晶状態が変化
   する材料により構成してなる特許請求の範囲第１項記載
   の光学情報担体ディスク。