JP2506868B2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JP2506868B2
JP2506868B2 JP62319493A JP31949387A JP2506868B2 JP 2506868 B2 JP2506868 B2 JP 2506868B2 JP 62319493 A JP62319493 A JP 62319493A JP 31949387 A JP31949387 A JP 31949387A JP 2506868 B2 JP2506868 B2 JP 2506868B2
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JP
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film
recording
optical disk
optical disc
insulating film
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孝一 東
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオディスク、ディジタルオーディオディ
スク(例えばコンパクトディスク)、静止画、文書ファ
イルなどのディジタル信号を記録、再生および消去可能
な光ディスクに関するものである。
従来の技術 一般に、光ディスクはその情報密度が大きいこと、ノ
イズが少ないことなどから情報媒体として有望視され、
ビデオディスク、ディジタルオーディオディスクとして
商品化されている。
第3図に従来の一般的なディジタルオーディオディス
クであるコンパクトディスクの概要を示す。
コンパクトディスクは、PCM変換されたディジタル信
号が樹脂基板にピット列状に記録され、半導体レーザ光
により再生されるものである。
第3図において、1はディスク、2は樹脂基板、3は
樹脂基板2に刻まれたピット列状のディジタル信号部、
4はその表面に形成された反射膜、5は反射膜4に設け
られた保護膜、6は保護膜5に設けられたレーベル印刷
膜、7は再生用の半導体レーザ光である。
反射膜4はディジタル信号を再生するため、保護膜5
は反射膜を保護するため、レーベル印刷膜6はディスク
を識別するために各々必要なものである。
従来は、あらかじめ情報がピット列状のディジタル信
号にて形成され、それを半導体レーザ光により読み取り
再生される再生専用の光ディスクが主流であった。
また近年、情報を記録し再生する追記型、また情報を
記録し消去する消去可能型光ディスクの研究がなされて
いる。その一般的な構造を第2図に示す。第2図におい
て、樹脂製またはガラス製平板基板8上に記録膜9を形
成し、その上に保護膜10を形成し構成されるものであ
り、絶縁膜および反射膜は存在しない。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、一般に、記録膜
自体の光に対する透過率または反射率等の光学的変化が
小さいため、C/Nが小さくて信頼性に欠けることや、コ
ンパクトディスクとの互換性がないことなどの問題点を
有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、安定性、信頼性が高い光
ディスクを量産性良く提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、樹脂製または
ガラス製平板基板上に絶縁膜を形成し、上記絶縁膜上に
記録膜を形成し、上記記録膜上に反射膜を形成し、上記
反射膜上に保護膜を形成し構成されるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、樹脂製またはガラス
製平板基板上に絶縁膜を形成し、上記絶縁膜上に記録膜
を形成し、上記記録膜上に反射膜を形成し、上記反射膜
上に保護膜を形成し構成されることにより、コントラス
トの小さな記録膜の光学的変化を反射率の高い反射膜で
カバーすることにより安定性、信頼性の高い光ディスク
を量産性良く提供し、しかもコンパクトディスクとの互
換性を可能にした消去可能な光ディスクを提供するもの
である。
実 施 例 以下本発明の一実施例の光ディスクについて図面を参
照しながら説明する。
第1図は本発明の光ディスクを示す断面の要部拡大図
である。11はポリカーボネート(PC)製の平板樹脂基
板、12は上記平板樹脂基板11に設けられた約1000Å酸化
ケイ素(SiO)より構成される絶縁膜である。13は上記
絶縁膜12上に形成された約1000Åのシアニン色素の記録
膜であり、スピナー法により塗布されている。14は上記
記録膜13上に設けられた約1000Åのアルミニウム(Al)
反射膜である。15はアルミニウム(Al)反射膜14上に設
けられた約10μmの紫外線硬化型樹脂の保護膜である。
記録用または消去用のレーザ光(図示せず)が、平板
樹脂基板11の読取面方向から記録膜13に照射されれば、
記録膜13の透過率が変化することにより信号が記録また
は消去される。この場合、記録膜13に光学的な透過率の
変化を生じさせるためには、記録膜13の温度を転移温度
(Tc)以上の温度にあげる必要がある。そのため、樹脂
基板11の温度が上がり熱的な劣化が生じる。これを防止
し、熱的に遮断するために絶縁膜12が必要となる。
このように記録された信号を再生用のレーザ光(図示
せず)にて再生することにより、光学的変化を読み取る
ことができる。
また、アルミニウム(Al)反射膜を設けたことによ
り、反射率を大きくできること、およびコンパクトディ
スクとの互換性が可能となる。
さらに、樹脂基板11が平板であることは、形状が簡単
なことよりディスクを量産的に製造するのに非常に有利
となる。
絶縁膜としては、酸化ケイ素(SiO)の他、酸化チタ
ン(TiO)などの透明耐熱性の無機酸化物、または人造
ダイヤモンドなどの無機薄膜などが有効である。
記録膜としては、シアニン色素の他、書き込み用また
は消去用のレーザ光を照射することにより透過率など光
学的変化することを特徴とする、相変態型のテルル(T
e)、テルル低級酸化物(TeOx;x<2)なども有効であ
る。
反射膜としては、アルミニウム(Al)の他、チタン
(Ti)などの80%以上の反射率を有する金属薄膜も有効
である。
保護膜としては、紫外線硬化型樹脂の他、酸化ケイ素
(SiO)、酸化チタン(TiO)などの無機酸化物、などが
有効である。
発明の効果 以上のように本発明は、樹脂製またはガラス製平板基
板上に絶縁膜を形成し、上記絶縁膜上に記録膜を形成
し、上記記録膜上に反射膜を形成し、上記反射膜上に保
護膜を形成し構成されることにより、シアニン色素の記
録膜自体の光に対する特性はよくないが、アルミニウム
(Al)反射膜の存在により、光学的なコントラストが向
上するためにC/Nが大きくなり、信頼性、安定性の高い
光ディスクを提供することができる。
また、反射膜と絶縁膜とを設けることにより、高い反
射率を有すると共に、信号消去時の熱的な樹脂基板の劣
化を防止することができるため、コンパクトディスクと
の互換性を可能にした消去可能な光ディスクを提供する
ことができる。
さらに、樹脂またはガラス製基板が平板であること
は、絶縁膜、記録膜、反射膜および保護膜の形成が簡単
であるため製造するのに有利となり、信頼性の高い光デ
ィスクを量産的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の光ディスクを示す要部断面拡大図、第
2図は従来の光ディスクを示す要部断面拡大図、第3図
(a),(b),(c)は光ディスクの一種であるコン
パクトディスクの平面図、断面図、および要部拡大図で
ある。 11……平板樹脂基板、12……絶縁膜、13……記録膜、14
……反射膜、15……保護膜。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製またはガラス製平板基板上に絶縁膜
    を形成し、上記絶縁膜上に記録膜を形成し、上記記録膜
    上に反射膜を形成し、上記反射膜上に保護膜を形成し構
    成されることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】絶縁膜は、酸化ケイ素(SiO)、酸化チタ
    ン(TiO)などの透明耐熱性の無機酸化物、または人造
    ダイヤモンドなどの無機物薄膜であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】記録膜は、書き込みおよび消去用のレーザ
    光を照射することにより透過率が変化することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】反射膜は、アルミニウム(Al)、チタン
    (Ti)などの金属薄膜であり、80%以上の反射率を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光ディ
    スク。
  5. 【請求項5】保護膜は、酸化ケイ素(SiO)、酸化チタ
    ン(TiO)などの無機酸化物、または紫外線硬化型樹脂
    などの有機物膜で構成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光ディスク。
JP62319493A 1987-12-17 1987-12-17 光ディスク Expired - Lifetime JP2506868B2 (ja)

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JPH01159841A JPH01159841A (ja) 1989-06-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59110052A (ja) * 1982-12-15 1984-06-25 Sharp Corp 光メモリ素子

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