JPS63293385A - 防食管継手 - Google Patents
防食管継手Info
- Publication number
- JPS63293385A JPS63293385A JP13274687A JP13274687A JPS63293385A JP S63293385 A JPS63293385 A JP S63293385A JP 13274687 A JP13274687 A JP 13274687A JP 13274687 A JP13274687 A JP 13274687A JP S63293385 A JPS63293385 A JP S63293385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- resin core
- tube end
- end resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、防食管継手に関するものである。
近年、各種の流体輸送に用いる配管において、配管材の
腐食防止または配管材の溶出による流体の汚染防止など
のために、管の内面もしくは外面または両面を、プラス
チックもしくはゴム等の高分子物質でライニング（被覆
）したものが広く用いられるようになった。したがって
、このようなライニングを行なった管を連結するための
部品である管継手にも、当然のことながら、その内外面
の少なくとも一方に、同様のライニング処理の施された
ものが多く使用されている。
腐食防止または配管材の溶出による流体の汚染防止など
のために、管の内面もしくは外面または両面を、プラス
チックもしくはゴム等の高分子物質でライニング（被覆
）したものが広く用いられるようになった。したがって
、このようなライニングを行なった管を連結するための
部品である管継手にも、当然のことながら、その内外面
の少なくとも一方に、同様のライニング処理の施された
ものが多く使用されている。
現在、最も多く使用されているライニング管の配管材は
鋼管であり、また、少なくともその内外面のいずれかの
面にライニングされる物質としては、エチレン系もしく
は塩化ビニル系の高分子材料が最も多く利用されている
が、使用される高分子材料の各種性質の違いに起因する
ライニング処理条件の相違から、特に管内径側のライニ
ング層の厚さに差（たとえば１．２〜１．５■ｌ、内径
差として２．４〜３ 、Ｏｔｍ）が生じる。したがって
、ライニング管継手においては、ライニング管の内径差
に対応し得るよう、異った外径の管端樹脂コアを有する
ものが製造され、市場に供給されているのが現実である
。たとえば、第３図から第６図に示したように、管継手
Ａの管端部に設けられている雌ねじ内面１に管端樹脂コ
ア２を対峙させ、雌ねじ内面１と管端樹脂コア２の外面
とで形成される空間に連結しようとするライニング管の
管端の雄ねじ部分（図示省略）をねじ込む方式のもので
は、管端樹脂コア２の外面が直管式であるために、挿入
される管端の雄ねじ部分の内径に適合する外径のコアと
しなければならず、この適合性が良くなければ雄ねじ部
分の挿入が不能になったり、または透き間が大きくなり
過ぎて流体の漏れ込みを生したりすることになる。した
がって、第５図または第６図に示したように、先端付近
にリング状突起３を設けた管端樹脂コア２によって、挿
入される雄ねじ部分の内面に前記のリング状突起３を圧
着させることによって、ねじ部への流体の漏れ込みを防
ごうとする試みもなされている。なお、第３図および第
５図に示した例は、管継手の内面コーテングの樹脂層と
管端樹脂コア２とが一体成形されたものであり、第４図
および第６図に示した例は内面コーテングの樹脂層とは
無関係に成形された管端樹脂コア２をねじ込んで固定さ
れるものである。
鋼管であり、また、少なくともその内外面のいずれかの
面にライニングされる物質としては、エチレン系もしく
は塩化ビニル系の高分子材料が最も多く利用されている
が、使用される高分子材料の各種性質の違いに起因する
ライニング処理条件の相違から、特に管内径側のライニ
ング層の厚さに差（たとえば１．２〜１．５■ｌ、内径
差として２．４〜３ 、Ｏｔｍ）が生じる。したがって
、ライニング管継手においては、ライニング管の内径差
に対応し得るよう、異った外径の管端樹脂コアを有する
ものが製造され、市場に供給されているのが現実である
。たとえば、第３図から第６図に示したように、管継手
Ａの管端部に設けられている雌ねじ内面１に管端樹脂コ
ア２を対峙させ、雌ねじ内面１と管端樹脂コア２の外面
とで形成される空間に連結しようとするライニング管の
管端の雄ねじ部分（図示省略）をねじ込む方式のもので
は、管端樹脂コア２の外面が直管式であるために、挿入
される管端の雄ねじ部分の内径に適合する外径のコアと
しなければならず、この適合性が良くなければ雄ねじ部
分の挿入が不能になったり、または透き間が大きくなり
過ぎて流体の漏れ込みを生したりすることになる。した
がって、第５図または第６図に示したように、先端付近
にリング状突起３を設けた管端樹脂コア２によって、挿
入される雄ねじ部分の内面に前記のリング状突起３を圧
着させることによって、ねじ部への流体の漏れ込みを防
ごうとする試みもなされている。なお、第３図および第
５図に示した例は、管継手の内面コーテングの樹脂層と
管端樹脂コア２とが一体成形されたものであり、第４図
および第６図に示した例は内面コーテングの樹脂層とは
無関係に成形された管端樹脂コア２をねじ込んで固定さ
れるものである。
以上のように、従来の技術においては、管の内面にライ
ニングされる樹脂の種類によって変化する内径の差異に
それぞれ適合し得るような多種類の外径の管端樹脂コア
２を有する管継手を製造し供給しなければならないとい
う、製造者側としても利用者側としても誠に不都合な問
題点があった。
ニングされる樹脂の種類によって変化する内径の差異に
それぞれ適合し得るような多種類の外径の管端樹脂コア
２を有する管継手を製造し供給しなければならないとい
う、製造者側としても利用者側としても誠に不都合な問
題点があった。
上記の問題点を解決するために、この発明は内面被覆配
管材の雌ねじ部内面に対峙する管端樹脂コアの外面に、
雌ねじ部内面と筒状管端樹脂コアの外面とが形成する空
間が管端部方向に拡大するようなテーパを付け、さらに
このテーパ面上に、軸芯に対して直交するそれぞれ独立
した複数本のリング状の凹凸を設けた防食管継手とする
手段を採用したものである。
管材の雌ねじ部内面に対峙する管端樹脂コアの外面に、
雌ねじ部内面と筒状管端樹脂コアの外面とが形成する空
間が管端部方向に拡大するようなテーパを付け、さらに
このテーパ面上に、軸芯に対して直交するそれぞれ独立
した複数本のリング状の凹凸を設けた防食管継手とする
手段を採用したものである。
この発明における内面被覆配管材は特に鋼管に限定され
るものではなく、また、管継手の型式も、エルボ、十字
、Ｔ字、Ｙ字、ソケット、偏心径違いソケット、ベンド
、返しベンドその他いずれであってもよく、さらに寸法
についても特に限定されるものではない。そして、これ
ら管継手の内面被覆材（ライニング材）は前記のエチレ
ン系または塩化ビニル系の高分子材料（樹脂）に限られ
るものではなく、弾性のあるゴム質のものであってもこ
の発明に支障を来たすものではない。
るものではなく、また、管継手の型式も、エルボ、十字
、Ｔ字、Ｙ字、ソケット、偏心径違いソケット、ベンド
、返しベンドその他いずれであってもよく、さらに寸法
についても特に限定されるものではない。そして、これ
ら管継手の内面被覆材（ライニング材）は前記のエチレ
ン系または塩化ビニル系の高分子材料（樹脂）に限られ
るものではなく、弾性のあるゴム質のものであってもこ
の発明に支障を来たすものではない。
つぎにこの発明における雌ねじ部内面１に対峙する筒状
の管端樹脂コア２は第１図に例示するような内面被覆材
と一体成形されたものであっても、また、第２図のよう
に別の成形品をねじ込んで内面被覆材の層に圧着させる
形式のものであっても勿論よい。したがって、この筒状
管端樹脂コア２の材質はプラスチックス（いわゆる合成
樹脂）に限られるものではなく、弾性のあるゴム質であ
ってもかまわない。そして管端樹脂コア２の外面に付け
るテーパは、対峙する雌ねじ内面１との間に形成される
間隙内に、ライニング処理条件によって肉厚差（外径は
一定であるから内径差を生じることになる）を生じた謹
ねし管の管端部を収納し得る勾配（傾斜度、たとえば０
．３０±０．２５）で管継手の管端部方向に広がってい
ることが望ましい。
の管端樹脂コア２は第１図に例示するような内面被覆材
と一体成形されたものであっても、また、第２図のよう
に別の成形品をねじ込んで内面被覆材の層に圧着させる
形式のものであっても勿論よい。したがって、この筒状
管端樹脂コア２の材質はプラスチックス（いわゆる合成
樹脂）に限られるものではなく、弾性のあるゴム質であ
ってもかまわない。そして管端樹脂コア２の外面に付け
るテーパは、対峙する雌ねじ内面１との間に形成される
間隙内に、ライニング処理条件によって肉厚差（外径は
一定であるから内径差を生じることになる）を生じた謹
ねし管の管端部を収納し得る勾配（傾斜度、たとえば０
．３０±０．２５）で管継手の管端部方向に広がってい
ることが望ましい。
またこのようなテーパ面上に設ける凹凸は突起、溝もし
くは第１図および第２図に例示したような波形の窪みで
あってもよい。しかし、これら凹凸はそれぞれが独立し
て管端樹脂コア２のテーパ付与面を一周して、軸芯に対
して直交するリングを形成することが望ましい。なお、
テーパ面の凹凸は突出した凸部が挿入管の内面に密着し
シール性を保持する役を果たすのであるが、雄ねじ管を
雌ねじ内面１にねじ込む際には凹凸の段差が小さいほど
挿入が円滑に行なえるので、波型の窪みを複数本設ける
ことが最も好ましい。
くは第１図および第２図に例示したような波形の窪みで
あってもよい。しかし、これら凹凸はそれぞれが独立し
て管端樹脂コア２のテーパ付与面を一周して、軸芯に対
して直交するリングを形成することが望ましい。なお、
テーパ面の凹凸は突出した凸部が挿入管の内面に密着し
シール性を保持する役を果たすのであるが、雄ねじ管を
雌ねじ内面１にねじ込む際には凹凸の段差が小さいほど
挿入が円滑に行なえるので、波型の窪みを複数本設ける
ことが最も好ましい。
管継手内面の樹脂コアの筒状部外面をテーパ面とし、複
数本の凹凸を設けることによって、配管内面の多様なラ
イニング材の被覆層厚の差、すなわち、ライニング配管
種の内径の差異によって、゛管継手を選択することなく
配管施工が可能となるばかりでなく、密着性、シール性
の向上およびそれに伴って管端部、ねじ部等の管基材の
露出面と流体との接触が避けられ、防食効果が著しく高
められる。なお、テーパ面に設けられた凹凸の凸部は挿
入される雄ねじ管の内面よって押し付けられ軸芯方向に
圧縮しようとする反面、凹部は逆に盛り上げられて、凹
凸のあったテーパ面は凹凸が消滅する形で挿入管の内面
に全面で密着することになる。したがって、テーパ面に
設けられた凹部もシール性にきわめて貢献するが、ざら
に凹部にシール剤を含ませて施工すればシール性を一層
高め得ることは言うまでもない。
数本の凹凸を設けることによって、配管内面の多様なラ
イニング材の被覆層厚の差、すなわち、ライニング配管
種の内径の差異によって、゛管継手を選択することなく
配管施工が可能となるばかりでなく、密着性、シール性
の向上およびそれに伴って管端部、ねじ部等の管基材の
露出面と流体との接触が避けられ、防食効果が著しく高
められる。なお、テーパ面に設けられた凹凸の凸部は挿
入される雄ねじ管の内面よって押し付けられ軸芯方向に
圧縮しようとする反面、凹部は逆に盛り上げられて、凹
凸のあったテーパ面は凹凸が消滅する形で挿入管の内面
に全面で密着することになる。したがって、テーパ面に
設けられた凹部もシール性にきわめて貢献するが、ざら
に凹部にシール剤を含ませて施工すればシール性を一層
高め得ることは言うまでもない。
第１図および第２図はこの発明の防食管継手の構造を例
示するための縦断面図、第３図から第６図までの各図は
従来の防食管継手の構造を例示するための縦断面図であ
る。 Ａ・・・・・・管継手、１・・・・・・雌ねじ内面、２
・・・・・・管端樹脂コア、３・・・・・・リング状突
起。 第１図 第２図 第５図 δ６０
示するための縦断面図、第３図から第６図までの各図は
従来の防食管継手の構造を例示するための縦断面図であ
る。 Ａ・・・・・・管継手、１・・・・・・雌ねじ内面、２
・・・・・・管端樹脂コア、３・・・・・・リング状突
起。 第１図 第２図 第５図 δ６０
Claims (1)
- 内面被覆配管材の雌ねじ部内面に対峙する筒状管端樹脂
コア部の外面に、雌ねじ部内面と筒状管端樹脂コアの外
面とが形成する空間が管端部方向に拡大するようなテー
パを付け、さらにこのテーパ面上に、軸芯に対して直交
するそれぞれ独立した複数本のリング状の凹凸を設けた
ことを特徴とする防食管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13274687A JPS63293385A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 防食管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13274687A JPS63293385A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 防食管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63293385A true JPS63293385A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15088616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13274687A Pending JPS63293385A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 防食管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63293385A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309252A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Cosmo Koki Co Ltd | 管継手 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6131793A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-14 | 東尾メック株式会社 | 管継手 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP13274687A patent/JPS63293385A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6131793A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-14 | 東尾メック株式会社 | 管継手 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309252A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Cosmo Koki Co Ltd | 管継手 |
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