JPS63293334A - 四輪駆動車用トランスファ装置 - Google Patents
四輪駆動車用トランスファ装置Info
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- JPS63293334A JPS63293334A JP62130196A JP13019687A JPS63293334A JP S63293334 A JPS63293334 A JP S63293334A JP 62130196 A JP62130196 A JP 62130196A JP 13019687 A JP13019687 A JP 13019687A JP S63293334 A JPS63293334 A JP S63293334A
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- Japan
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- wheel side
- shaft
- differential
- joint
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 29
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
- B60K17/346—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear
- B60K17/3462—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear with means for changing distribution of torque between front and rear wheels
- B60K17/3465—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear with means for changing distribution of torque between front and rear wheels self-actuated means, e.g. differential locked automatically by difference of speed
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は四輪駆動車用トランスファ装置に関し、特に
常時四輪駆動車において走行条件に応じて前後輪のトル
ク配分の割合を選択できるようにしたトランスファ装置
に関する。
常時四輪駆動車において走行条件に応じて前後輪のトル
ク配分の割合を選択できるようにしたトランスファ装置
に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来の
この種のトランスファ装置としては、例えば第4,5図
に示すようなものがある。即ち、第4図のものは、エン
ジン側からの入力軸1を遊星歯車装置2のプラネタリギ
ヤ2aに接続するとともに、同サンギヤ2bに前輪側出
力軸3を接続し、同リングギヤ2Cに後輪側出力軸4を
接続し、さらに前輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間
にビスカスカップリング5を介在させてなる。6は前輪
側のデファレンシャルギヤ(図中路)に入力する回転軸
であって、前輪側出力軸3との間に伝動用ベルト7が介
在している。
この種のトランスファ装置としては、例えば第4,5図
に示すようなものがある。即ち、第4図のものは、エン
ジン側からの入力軸1を遊星歯車装置2のプラネタリギ
ヤ2aに接続するとともに、同サンギヤ2bに前輪側出
力軸3を接続し、同リングギヤ2Cに後輪側出力軸4を
接続し、さらに前輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間
にビスカスカップリング5を介在させてなる。6は前輪
側のデファレンシャルギヤ(図中路)に入力する回転軸
であって、前輪側出力軸3との間に伝動用ベルト7が介
在している。
而して、第4図に示すトランスファ装置においては、入
力軸1からの入力が遊星歯車装置2とビスカスカップリ
ング5とを介して前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とに
配分されて前後両輪を駆動する。従って、前輪側出力軸
3と後輪側出力軸4との間に介在するビスカスカップリ
ング5によってセンターデファレンシャルの機能と、こ
れにより分配されて得られる比例した前後出力における
制限された所定範囲での差動回転を得ることができる。
力軸1からの入力が遊星歯車装置2とビスカスカップリ
ング5とを介して前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とに
配分されて前後両輪を駆動する。従って、前輪側出力軸
3と後輪側出力軸4との間に介在するビスカスカップリ
ング5によってセンターデファレンシャルの機能と、こ
れにより分配されて得られる比例した前後出力における
制限された所定範囲での差動回転を得ることができる。
また第5図のものは、入力軸1と後輪側出力軸4とが直
結され、これらと前輪側出力軸3との間をビスカスカッ
プリング5により接続している。
結され、これらと前輪側出力軸3との間をビスカスカッ
プリング5により接続している。
回転用軸6と伝動用ベルト7とは第3図と同様の構成と
なっている。
なっている。
而して、第5図に示すトランスファ装置においては、入
力軸1からの入力により後輪側出力軸4は直接に、また
前輪側出力軸3はビスカスカップリング5を介して夫々
配分され、もって前後両輪を駆動する。この場合には前
記構成であることによって、後輪側出力軸4の出力の変
化は前輪側出力軸3の出力に影響せず、且つかかる再出
力軸3゜4間の出力の関係においてビスカスカップリン
グ5による制限された所定範囲における差動回転を得る
ことができる。
力軸1からの入力により後輪側出力軸4は直接に、また
前輪側出力軸3はビスカスカップリング5を介して夫々
配分され、もって前後両輪を駆動する。この場合には前
記構成であることによって、後輪側出力軸4の出力の変
化は前輪側出力軸3の出力に影響せず、且つかかる再出
力軸3゜4間の出力の関係においてビスカスカップリン
グ5による制限された所定範囲における差動回転を得る
ことができる。
しかしながら、このような従来のトランスファ装置にあ
っては、差動骨を除く前後輪への基本出力配分がトラン
スファ装置の構造により特定されているため、路面状況
等の走行条件に応じて前後輪への出力配分の割合を選択
することができないという問題点があった。
っては、差動骨を除く前後輪への基本出力配分がトラン
スファ装置の構造により特定されているため、路面状況
等の走行条件に応じて前後輪への出力配分の割合を選択
することができないという問題点があった。
また、前後輪への出力配分の可変制御については、例え
ば特開昭61−38226号公報記載のように、多板ク
ラッチのすべりを制御する構成等があるものの、この構
成にあっては制御のための格別の構成が必要になるため
、高価で且つ構造が複雑になるという問題点もある。
ば特開昭61−38226号公報記載のように、多板ク
ラッチのすべりを制御する構成等があるものの、この構
成にあっては制御のための格別の構成が必要になるため
、高価で且つ構造が複雑になるという問題点もある。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたものであり、構造が簡単でコストを抑えたまま、
前記第4図の装置の機能であるセンターデファレンシャ
ルの機能と差動制限装置の機能とを備えた場合と、第5
図の装置のセンターデファレンシャルの機能を備えない
場合と、さらに、前後の出力軸を直結した状態の場合と
を、選択することのできる四輪駆動車用トランスファ装
置を得ることを目的としている。
されたものであり、構造が簡単でコストを抑えたまま、
前記第4図の装置の機能であるセンターデファレンシャ
ルの機能と差動制限装置の機能とを備えた場合と、第5
図の装置のセンターデファレンシャルの機能を備えない
場合と、さらに、前後の出力軸を直結した状態の場合と
を、選択することのできる四輪駆動車用トランスファ装
置を得ることを目的としている。
この発明の四輪駆動車用トランスファ装置は、前輪側出
力軸と後輪側出力軸との間にビスカスカップリングと差
動歯車装置とを並列に介在させ、エンジン側からの入力
軸を前記差動歯車装置の入力側に接続し、前輪側及び後
輪側のうち一方の出力軸と前記差動歯車装置の出力軸と
の間にこれらの間の回転力を断続する第1の継手を介在
させ、入力軸と前輪側及び後輪側のうちの他方の出力軸
との間にこれらの間の回転力を断続する第2の継手を介
在させている。
力軸と後輪側出力軸との間にビスカスカップリングと差
動歯車装置とを並列に介在させ、エンジン側からの入力
軸を前記差動歯車装置の入力側に接続し、前輪側及び後
輪側のうち一方の出力軸と前記差動歯車装置の出力軸と
の間にこれらの間の回転力を断続する第1の継手を介在
させ、入力軸と前輪側及び後輪側のうちの他方の出力軸
との間にこれらの間の回転力を断続する第2の継手を介
在させている。
ここで差動歯車装置は、前後輪側の再出力軸間での差動
を許容しつつ再出力軸へ動力を伝達できる装置を総称し
たものであり、遊星歯車装置、デファレンシャルギヤ装
置を含むものとする。また継手は、2つの軸間で回転力
を断続する継手を総称したものであり、カップリングス
リーブを用いた継手、多板液圧クラッチ等のクラッチ継
手を含むものとする。
を許容しつつ再出力軸へ動力を伝達できる装置を総称し
たものであり、遊星歯車装置、デファレンシャルギヤ装
置を含むものとする。また継手は、2つの軸間で回転力
を断続する継手を総称したものであり、カップリングス
リーブを用いた継手、多板液圧クラッチ等のクラッチ継
手を含むものとする。
第1及び第2の継手を選択的に断続することによって、
次の3つの態様の出力配分を得る。
次の3つの態様の出力配分を得る。
即ち、第1の継手を接続し且つ第2の継手を分断した場
合には、前記第4図に示した場合と同様に、入力軸から
の入力が遊星歯車装置とビスカスカップリングとを介し
て前輪側出力軸と後輪側出力軸とに配分されて前後両輪
を駆動する。従って、前輪側出力軸と後輪側出力軸との
間に介在するビスカスカップリングによって、センター
デファレンシャルの機能と、これにより得られる比例し
た出力で且つ制限された所定範囲での差動回転を得る。
合には、前記第4図に示した場合と同様に、入力軸から
の入力が遊星歯車装置とビスカスカップリングとを介し
て前輪側出力軸と後輪側出力軸とに配分されて前後両輪
を駆動する。従って、前輪側出力軸と後輪側出力軸との
間に介在するビスカスカップリングによって、センター
デファレンシャルの機能と、これにより得られる比例し
た出力で且つ制限された所定範囲での差動回転を得る。
また、第1の継手を分断し且つ第2の継手を接続した場
合には、前記第5図に示した場合と同様に、入力軸から
の入力により前後の各出力軸の一方は直接に、また他方
の出力軸はビスカスカップリングを介して夫々配分され
、もって前後両輪を駆動する。この場合にはセンターデ
ファレンシャルの機能がないため前後一方の出力軸の出
力の変化に対して他方の出力軸の出力は比例せず、且つ
かかる再出力軸間の出力の関係においてビスカスカップ
リングによる制限された所定範囲における差動回転を得
る。
合には、前記第5図に示した場合と同様に、入力軸から
の入力により前後の各出力軸の一方は直接に、また他方
の出力軸はビスカスカップリングを介して夫々配分され
、もって前後両輪を駆動する。この場合にはセンターデ
ファレンシャルの機能がないため前後一方の出力軸の出
力の変化に対して他方の出力軸の出力は比例せず、且つ
かかる再出力軸間の出力の関係においてビスカスカップ
リングによる制限された所定範囲における差動回転を得
る。
さらに、第1,2の両継手を接続した場合には、入力軸
に対して前輪側出力軸と後輪側出力軸とが直結された状
態となって、各軸が一体の回転を得る。
に対して前輪側出力軸と後輪側出力軸とが直結された状
態となって、各軸が一体の回転を得る。
前記両継手の断続操作は、運転者が手動によりなすこと
もできるし、また車速、路面状態、アクセル開度等の走
行条件を検出する検出器からの情報によって自動的に所
定の断続操作をすることもできる。
もできるし、また車速、路面状態、アクセル開度等の走
行条件を検出する検出器からの情報によって自動的に所
定の断続操作をすることもできる。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す図であり、エン
ジン側からの入力軸1が、差動歯車装置をなす遊星歯車
装置2のプラネタリギヤ2aに接続され、遊星歯車装置
2のサンギヤ2bには、第1の継手をなすカンプリング
スリーブ8を介して前輪側出力軸3が接続されている。
ジン側からの入力軸1が、差動歯車装置をなす遊星歯車
装置2のプラネタリギヤ2aに接続され、遊星歯車装置
2のサンギヤ2bには、第1の継手をなすカンプリング
スリーブ8を介して前輪側出力軸3が接続されている。
この前輪側出力軸3は筒状をなしていて入力軸1の外側
で入力軸1とは独立して回転できるように軸支されてい
る。
で入力軸1とは独立して回転できるように軸支されてい
る。
遊星歯車装置2のリングギヤ2Cには後輪側出力軸4が
接続されるとともに、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4
との間にはビスカスカップリング5が介在し、もって前
輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間には遊星歯車装置
2とビスカスカップリング5とが並列に介在される。ま
た前記入力軸1と後輪側出力軸4との間には第2の継手
をなすカップリングスリーブ9が介在する。
接続されるとともに、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4
との間にはビスカスカップリング5が介在し、もって前
輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間には遊星歯車装置
2とビスカスカップリング5とが並列に介在される。ま
た前記入力軸1と後輪側出力軸4との間には第2の継手
をなすカップリングスリーブ9が介在する。
前記第1及び第2の継手8.9は、これらの前後の軸間
の回転力を断続する継手であるから、前記のカップリン
グスリーブに代えて多板液圧クラッチ等のクラッチ機構
を用いることも可能である。
の回転力を断続する継手であるから、前記のカップリン
グスリーブに代えて多板液圧クラッチ等のクラッチ機構
を用いることも可能である。
両継手8.9は、運転者の手動操作によって断続を切り
換える方式を採用することもできるし、走行条件や前後
輪側の検出トルク等に基づいて自動的に切り換える方式
を採用することもできる。
換える方式を採用することもできるし、走行条件や前後
輪側の検出トルク等に基づいて自動的に切り換える方式
を採用することもできる。
また前記前輪側出力軸3は伝動用ベルト7を介して前輪
側のデファレンシャルギヤ(図中路)に入力する回転軸
6を回転させる。
側のデファレンシャルギヤ(図中路)に入力する回転軸
6を回転させる。
次に作動を説明する。
まず、第1の継手8を接続し且つ第2の継手9を分断し
た場合には、入力軸1からの入力が遊星歯車装置2とビ
スカスカップリング5とを介して前輪側出力軸3と後輪
側出力軸4とに配分されて前後両輪を駆動する。従って
、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間に介在するビ
スカスカップリング5によって、センターデファレンシ
ャルの機能と、これにより得られる比例した出力で且つ
制限された所定範囲での差動回転を得る。これは前記第
4図に示した装置と同様の機能をもつことになり、その
特性は第2図Talに示される。ここにおける線Aは前
記センターデファレンシャルの機能によるトルク配分を
示し、斜線の領域は差動領域を示しており、この差動領
域はビスカスカップリング5の設定特性に基づき決定さ
れる。
た場合には、入力軸1からの入力が遊星歯車装置2とビ
スカスカップリング5とを介して前輪側出力軸3と後輪
側出力軸4とに配分されて前後両輪を駆動する。従って
、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4との間に介在するビ
スカスカップリング5によって、センターデファレンシ
ャルの機能と、これにより得られる比例した出力で且つ
制限された所定範囲での差動回転を得る。これは前記第
4図に示した装置と同様の機能をもつことになり、その
特性は第2図Talに示される。ここにおける線Aは前
記センターデファレンシャルの機能によるトルク配分を
示し、斜線の領域は差動領域を示しており、この差動領
域はビスカスカップリング5の設定特性に基づき決定さ
れる。
また、第1の継手8を分断し且つ第2の継手9を接続し
た場合には、入力軸1からの入力により後輪側出力軸4
は直接に、また前輪側出力軸3はビスカスカップリング
5を介して夫々配分され、もって前後両輪を駆動する。
た場合には、入力軸1からの入力により後輪側出力軸4
は直接に、また前輪側出力軸3はビスカスカップリング
5を介して夫々配分され、もって前後両輪を駆動する。
この場合には前記第5図に示した装置と同様の機能をも
つことになり、その特性は第2図(b)に示される。即
ち、ここではセンターデファレンシャルの機能がないた
め後輪側出力軸4の出力の変化に対して前輪側出力軸3
の出力は比例せず、且つかかる両出力軸3.4間の出力
の関係において、ビスカスカップリング5による制限さ
れた所定範囲の差動回転を得る。第2図(blにおける
斜線の領域が差動領域である。
つことになり、その特性は第2図(b)に示される。即
ち、ここではセンターデファレンシャルの機能がないた
め後輪側出力軸4の出力の変化に対して前輪側出力軸3
の出力は比例せず、且つかかる両出力軸3.4間の出力
の関係において、ビスカスカップリング5による制限さ
れた所定範囲の差動回転を得る。第2図(blにおける
斜線の領域が差動領域である。
さらに、第1.2の両継手8.9を接続した場合には、
入力軸1に対して前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とが
直結された状態となって、各軸l。
入力軸1に対して前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とが
直結された状態となって、各軸l。
3.4が一体の回転を得る。このため第2図(C1に示
すように前後輪間における出力配分は固定された状態と
なり且つ前後輪間の差動領域もない。
すように前後輪間における出力配分は固定された状態と
なり且つ前後輪間の差動領域もない。
なお、この実施例において前輪側出力軸3と後輪側出力
軸4とを相互に置換することもできる。
軸4とを相互に置換することもできる。
この場合には、前記出力配分は前後の出力軸3゜4にお
いて前記とは逆になる。
いて前記とは逆になる。
第3図は第2の実施例を示すものであり、差動歯車装置
としてデファレンシャルギヤ装置10を用いた例である
。1がエンジン側からの入力軸であり、これと一体回転
するギヤ1aがデファレンシャルギヤ装置10のリング
ギヤ10aに噛合している。10bはデファレンシャル
ギヤ装置10の入力側をなすデフケース、10cはピニ
オンシャフト、10dはピニオン、10eはサイドギヤ
であり、これらは公知の通りデファレンシャルギヤ装置
10の構成要素である。一方のサイドギヤtoeには後
輪側出力軸4が接続され、他方のサイドギヤ10eには
中間軸11が接続される。中間軸11は多板液圧クラッ
チからなる第1の継手8を介して前輪側出力軸3に接続
され、且つこの前輪側出力軸3とデフケースlObとの
間にはビスカスカップリング5が介在し、またデフケー
ス10bと後輪側出力軸4との間には、多板液圧クラッ
チからなる第2の継手9が介在する。
としてデファレンシャルギヤ装置10を用いた例である
。1がエンジン側からの入力軸であり、これと一体回転
するギヤ1aがデファレンシャルギヤ装置10のリング
ギヤ10aに噛合している。10bはデファレンシャル
ギヤ装置10の入力側をなすデフケース、10cはピニ
オンシャフト、10dはピニオン、10eはサイドギヤ
であり、これらは公知の通りデファレンシャルギヤ装置
10の構成要素である。一方のサイドギヤtoeには後
輪側出力軸4が接続され、他方のサイドギヤ10eには
中間軸11が接続される。中間軸11は多板液圧クラッ
チからなる第1の継手8を介して前輪側出力軸3に接続
され、且つこの前輪側出力軸3とデフケースlObとの
間にはビスカスカップリング5が介在し、またデフケー
ス10bと後輪側出力軸4との間には、多板液圧クラッ
チからなる第2の継手9が介在する。
而して、第1の継手8を接続し且つ第2の継手9を分断
した場合、第1の継手8を分断し且つ第2の継手を接続
した場合、第1の継手8及び第2の継手9の両方を接続
した場合のいずれの場合も、前記第1実施例と同様の駆
動モードを得ることができる。なお、この実施例におい
ても、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とを置換するこ
とも可能である。
した場合、第1の継手8を分断し且つ第2の継手を接続
した場合、第1の継手8及び第2の継手9の両方を接続
した場合のいずれの場合も、前記第1実施例と同様の駆
動モードを得ることができる。なお、この実施例におい
ても、前輪側出力軸3と後輪側出力軸4とを置換するこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の四輪駆動用トランスフ
ァ装置にあっては、センターデファレンシャルの機能と
差動制限装置の機能とを備えたモードと、前後輪側の再
出力軸をビスカスカップリングを介して直列に接続した
形態でセンターデファレンシャルの機能を使わないモー
ドと、さらに、前後の出力軸を直結した状態のモードと
の、3つの走行モードのうち1つを選択することができ
る。
ァ装置にあっては、センターデファレンシャルの機能と
差動制限装置の機能とを備えたモードと、前後輪側の再
出力軸をビスカスカップリングを介して直列に接続した
形態でセンターデファレンシャルの機能を使わないモー
ドと、さらに、前後の出力軸を直結した状態のモードと
の、3つの走行モードのうち1つを選択することができ
る。
このため、多板クラッチのすべり制御等の複雑な構成及
び制御手段を備えることなく、構造簡単にしてコストも
抑えられる構造でありながら、走行条件その他の条件に
応じて四輪の駆動モードを選択することが可能になると
いう効果がある。
び制御手段を備えることなく、構造簡単にしてコストも
抑えられる構造でありながら、走行条件その他の条件に
応じて四輪の駆動モードを選択することが可能になると
いう効果がある。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す説明図、第2図
Ta)〜(C)は第1図における各走行モードのトルク
配分をグラフで示す説明図、第3図は第2の実施例を示
す説明図、第4図は第1の従来例を示す説明図、第5図
は第2の従来例を示す説明図である。 1・・・入力軸、2・・・遊星歯車装置(差動歯車装置
)、3・・・前輪側出力軸、4・・・後輪側出力軸、5
・・・ビスカスカップリング、8・・・第1の継手、9
・・・第2の継手、10・・・デファレンシャルギヤ装
置、loa・・・リングギヤ、10b・・・デフケース
、10c・・・ピニオンシャフト、10d・・・ピニオ
ン、10e・・・サイドギヤ 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水 正 第1v!J (Q) (b) (c)第4
因 第5図 号
Ta)〜(C)は第1図における各走行モードのトルク
配分をグラフで示す説明図、第3図は第2の実施例を示
す説明図、第4図は第1の従来例を示す説明図、第5図
は第2の従来例を示す説明図である。 1・・・入力軸、2・・・遊星歯車装置(差動歯車装置
)、3・・・前輪側出力軸、4・・・後輪側出力軸、5
・・・ビスカスカップリング、8・・・第1の継手、9
・・・第2の継手、10・・・デファレンシャルギヤ装
置、loa・・・リングギヤ、10b・・・デフケース
、10c・・・ピニオンシャフト、10d・・・ピニオ
ン、10e・・・サイドギヤ 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水 正 第1v!J (Q) (b) (c)第4
因 第5図 号
Claims (1)
- 前輪側出力軸と後輪側出力軸との間にビスカスカップ
リングと差動歯車装置とを並列に介在させ、エンジン側
からの入力軸を前記差動歯車装置の入力側に接続し、前
輪側及び後輪側のうち一方の出力軸と前記差動歯車装置
の出力軸との間にこれらの間の回転力を断続する第1の
継手を介在させ、入力軸と前輪側及び後輪側のうちの他
方の出力軸との間にこれらの間の回転力を断続する第2
の継手を介在させたことを特徴とする四輪駆動車用トラ
ンスファ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62130196A JPS63293334A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 四輪駆動車用トランスファ装置 |
US07/196,334 US4890509A (en) | 1987-05-27 | 1988-05-18 | Transfer unit for four wheel drive automotive vehicle drive train |
Applications Claiming Priority (1)
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