JPS63293275A

JPS63293275A - 型枠位置規制用コ−ン

Info

Publication number: JPS63293275A
Application number: JP12951487A
Authority: JP
Inventors: 誠藤本
Original assignee: SETO BOORUTO KK
Current assignee: SETO BOORUTO KK
Priority date: 1987-05-26
Filing date: 1987-05-26
Publication date: 1988-11-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、型枠用のセパレータに螺合装着されて、それ
に螺合装着した規制具とで型枠を内外方向から挾持する
ことにより、型枠をセパレータに位置固定するための型
枠位置規制用コーンで、詳しくは、長手方向で対向する
端面のうちの一方の端面に、他方の端面を型枠の内面に
当接させるように型枠用のセパレータの端部に螺合装着
するためのねし孔を形成し、他方の端面に、前記型枠の
外面に当接する規制具を螺合装着させるためのねじ孔を
形成してある型枠位置規制用コーンに関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の型枠位置規制用コーンでは、第６図に示
すように、長手方向で貫通する１つのねじ孔（Ｃ）を形
成し、このねじ孔（Ｃ）の一端側をセパレータ（２）へ
の螺合装着用のねし孔（５）とし、他端側を規制具の螺
合装着用のねじ孔（７）としていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記従来のコーンによるときは、貫通す
るねし孔が、それに螺合するセバレ−タによって閉塞さ
れているように思えるものの、セパレータとの螺合部に
隙間があって、止水が完全でないため、セパレータや鉄
筋の錆びを含んだ汚水がコンクリート内に発生し、セパ
レータに沿って流れてきた場合、その汚水が前記螺合部
の隙間を通って外部に流れ出し、コンクリート面を汚す
といった欠点があった。また、ねじ孔にシール材を充填
して汚水の漏出を防止することが考えられるが、これに
よるときは、シール材の充填といった作業が別途必要で
、作業性が悪い。

本発明の目的は、特別なシール作業を要することなく、
ねじ孔からの漏水を防止できる型枠位置規制用コーンを
提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による型枠位置規制用コーンの特徴構成は、前記
２つのねじ孔をともに有底状に形成してある点にあり、
それによる作用・効果は次の通りである。

〔作　用〕各ねじ孔を有底状に形成してあるため、コンクリートか
ら規制具螺合装着用のねじ孔への漏水がなく、しかも、
セパレータへの螺合装着用のねし孔内にセパレータとの
螺合部の隙間を通してコンクリート内の水が侵入してき
ても、それが外部に漏出することがない。

〔発明の効果〕

その結果、ねじ孔に対する特別なシール作業を要するこ
となく、錆を含んだコンクリート内の水がねし孔から外
部に漏れてコンクリートを汚すことがない型枠位置規制
用コーンを提供できるようになった。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を示す。

第１図、第２図に示すように、対向する２つの型枠（１
）間に配置されたセパレータ（２）の両端に装着されて
、それに装着させた規制具（Ａ）とで型枠（１）を内外
方向から挾持することにより、セパレータ（２）に型枠
（１）を位置固定し、第３図に示すように、コンクリー
ト構造物（Ｂ）の作製後もそのコンクリート構造物（Ｂ
）内に残置される埋殺し型のコーンであって、これは、
第３図にも示すように、長手方向で対向する端面（４Ａ
）。

（４Ｂ）のうちの一方の端面（４Ａ）に、他方の端面（
４Ｂ）を型枠（１）の内面に当接させるように前記セパ
レータ（１）のねじ切り端部に螺合装着するためのねじ
孔（５）を有底状に形成し、他方の端部（４Ｂ）に、前
記規制具（Ａ）のうちの型枠（１）を貫通する雄ねじ部
（６）を螺合装着させるためのねじ孔（７）を前記のね
じ孔（５）と同一軸芯（Ｐ）上に位置する状態で、かつ
、有底状に形成したものである。

かつ、コーン（Ａ）は、前記２つのねじ孔（５）。

（７）を形成する芯金部材（８）を、端面（４Ａ）、（
４Ｂ）を形成する樹脂筒（９）で被覆した構造に構成さ
れており、前記樹脂筒（９）の一端側には、抜止め蓋止
水用のフランジ（１０）が一体連設されている。

（１１）は、規制具（八）を取外したねし孔（７）を閉
塞するキャップである。

上記のコーン（Ａ）によれば、ねじ孔（５）　、　（７
）が有底状で、長手方向で貫通しないため、ねじ孔（５
）　、　（７）を介してコンクリート構造物（Ｂ）中の
水を漏出させることがない。

〔別実施例〕

以下、本発明の別実施例を示す。

［１］上記実施例では、芯金部材（８）を樹脂筒（９）
で被覆した構造のコーンを示したが、コーンとしては、
全体が金属や合成樹脂、ゴム等から構成されたものであ
ったも良い。

［２］上記の実施例において、第４図に示すように、外
周面に回転操作用の異径部（ａ）を追加形成する。

［３コ上記実施例では、フランジ（１０）付きのコーン
を示したが、コーンとしては、第５図に示すように、円
錐台形のものであっても良い。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は、本発明の実施例を示し、第１図は
使用状態の断面図、第２図は型枠撤去状態の断面図、第
３図は斜視図であり、第４図、第５図は本発明の別実施
例を示し、第４図は斜視図、第５図は断面図である。第
６図は従来例を示す断面図である。（４Ａ）　、　（４Ｂ）・・・・・・端面、（５）　、
　（７）・・・・・・ねじ孔、（６）・・・・・・規制
具。

Claims

【特許請求の範囲】１、長手方向で対向する端面のうちの一方の端面（４Ａ
）に、他方の端面（４Ｂ）を型枠（１）の内面に当接さ
せるように型枠用のセパレータ（２）の端部に螺合装着
するためのねじ孔（５）を形成し、他方の端面（４Ｂ）
に、前記型枠（１）の外面に当接する規制具（６）を螺
合装着させるためのねじ孔（７）を形成してある型枠位
置規制用コーンであって、前記２つのねじ孔（５）、（
７）をともに有底状に形成してある型枠位置規制用コー
ン。２、前記２つのねじ孔（５）、（７）が同一軸芯（Ｐ）
上に位置するものである特許請求の範囲第１項に記載の
型枠位置規制用コーン。