JPS5916635Y2 - 流体分岐管装置における漏洩防止構造 - Google Patents

流体分岐管装置における漏洩防止構造

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JPS5916635Y2
JPS5916635Y2 JP9282879U JP9282879U JPS5916635Y2 JP S5916635 Y2 JPS5916635 Y2 JP S5916635Y2 JP 9282879 U JP9282879 U JP 9282879U JP 9282879 U JP9282879 U JP 9282879U JP S5916635 Y2 JPS5916635 Y2 JP S5916635Y2
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JP
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pipe
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ring member
branch
hole
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Application number
JP9282879U
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JPS5610591U (ja
Inventor
雅歳 矢野
Original Assignee
矢野技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主管の分岐口部分に締付は固定した割子字管
に連なる分岐主管と分岐連管とに螺合接続可能なねじ部
を両端に有し、且つ一構成部材からなる制止管の、前記
両端ねし部の中間に、その管軸芯方向に対して垂直又は
ほぼ垂直な面内においてこの制止管内周面に凹周溝を形
成する状態で側方に向かって開口する孔を形威し、この
孔の前記凹周溝内に弾性バッキング環材をこれに対向す
る前記凹周溝の一方の面との間に扁平制止板が挿入引抜
き自在となるように嵌着させてなる流体分岐管装置にお
ける漏洩防止構造に関する。
前記の漏洩防止構造にあっては一般に、主管への穿孔径
分岐連管を接続する際に流体溢れを防止すべく、制止管
に扁平制止板を挿入可能に構成しであるとともに、前記
制止管に形成した扁平制止板ガイド用の凹周溝に弾性バ
ッキング環材を嵌着し、かつ穿孔径制止管内に流出する
流体の圧力によって弾性バッキング環材が前記凹周溝に
連なる扁平制止板挿通用孔の側方開口から抜出さないよ
うにするための構造を施しである。
そして、制止管が一構成部材からなっているために、部
材点数が少なくて製作面での効率化を図ることができる
という利点を備えているものであるが、この抜出防止構
造として従来では、第8図に示すように、扁平制止板挿
通用孔14の側方開口14 b側寄り位置に、弾性バッ
キング環材15の一端を受止め支持する突条14Cを制
止管16から孔14に向けて一体的に突出連設し、かつ
制止管16に分岐連管を接続して扁平制止板を引抜いた
のち開口14bから孔14内に鉛製閉塞部材17を打込
んでいた。
しかしながら、この従来構造によれば、制止管を一構成
部材から形成するために、前記突条14 Cの存在する
状態で孔14を鋳造することが極めて困難であるは゛か
りてなく、突条14 Cの存在のために弾性バッキング
環材15を側方開口14 bから挿入することが困難で
、制止管16の上端開口16 aから挿入しなければな
らないため、この挿入作業に大変手間か゛かかるといっ
た欠点を有していた。
本考案は、かかる従来構造の利点を生かしながら、そこ
から派生する欠点を解消せんとする点にその目的を有す
るもので、以下光ずその実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図において2は主管1の分岐口部分に締付
は固定した割子字管で、これは分岐主管3付きの部材2
Aと二つの分割筒状部材2B、2Bとを夫々のフランジ
部においてボルト・ナツトを介して連結したものである
4は割子字管2の分岐主管3と、分岐連管5との間に介
装される一構成部材からなる制止管で、その両端に両管
3゜5に対する螺合接続用のねじ部4a、4bを有する
6は制止管4の両端ねじ部4a、4bの中間位置に制止
管4軸芯方向に垂直又はほぼ垂直な面内においてこの制
止管4の内周面に凹周溝6aを形成する状態で設けた孔
で、6bはこの孔の側方へ向かう開口を示す。
そして、孔6の凹周溝6a内に弾性バッキング環材7を
、これに対向する四周溝6aの上方の面5a’との間9
に扁平制止板8が挿入および引抜き可能となるよう嵌着
させている。
而して、第3図、第4図のように、前記孔6の開口6b
近傍における制止管4の上下対向壁面6C,6d間に、
前記弾性バッキング環材7と一連一体に連設しである弾
性シール材7Aを挟圧させ、この弾性シール材7A内に
、前記四周溝6aの一方の面6a’とは反対側の壁面6
Cに形成した四部6c’に対して嵌係止可能な抜止め部
10aをもった補強金具10を埋設固定しである。
第5図は穿孔機11を制水管4のねじ部4bに水蜜又は
気密状態で螺合連続し、その穿孔ドリル11Aにて本管
1の分岐口部分に穿孔した状態を示す。
このとき、パツキン環材7が凹周溝6aの上下両面に、
そしてシール材7Aが対向壁面6C56dに弾性的に密
着しており、かつ、穿孔に伴なって制止管4内に流出し
てきた流体の圧力がパツキン環材7を孔6の開口6bか
ら外部に押し出すことを金具10の抜止め部10aと四
部6c′との係止によって防止するから、流体が漏洩す
ることは確実に防止される。
穿孔後ドリル11Aを引上げ、バッキング環材7と囲周
面上方面6a’との間に扁平制止板8を挿入し、しかる
後に穿孔機11を取外し、制止管4に分岐連管5を接続
する。
これが第2図の状態である。
この状態では扁平制止板8にバッキング環材7が圧接す
るから、開口6bからの漏洩は確実に防止される。
そして、分岐連管5を接続したのち扁平制止板8を引抜
く際に、バッキング環材7が共づれ作用を受けて開口6
bから抜出されんとする傾向を生じるが、前記補強金具
10の抜止め部10 aが、凹部6c’に嵌係止して、
抜出し力を受止めることになるのでバッキング環材7を
してその所定位置を保持させたままの状態で扁平制止板
8のみが引抜かれることとなる。
扁平制止板8を引抜いたのち、第6図、第7図のように
孔6の開口6bに対し、シール材12A付き蓋部材12
を当て付け、ポルH3,13を介して締付は固定しであ
る。
この蓋部材12の閉塞によりバッキング環材7と凹周溝
6aとの間に小石などの異物が喰い込むことを確実に防
止するとともに、シール材12Aとバッキング環材7と
の協働で流体の漏洩防止を二重にすることができ、それ
でいて従来の鉛製閉塞部材17の打込みにみられた衝撃
を与えないで済む。
尚、本管1が水道水等の液体輸送管である場合に好適で
あるが、対象は都市ガス等の気体輸送管であっても良い
以上、実施態様について詳細に説明してきたが、本考案
による流体分岐管装置における漏洩防止構造の要旨は、
主管1の分岐口部分に締付は固定した割子字管2に連な
る分岐主管3と分岐連管5とに螺合接続可能なねじ部4
a、 4 bを両端に有し、且つ一構成部材からなる
制止管4の、前記両端ねし部4a、4bの中間に、その
管軸芯方向に対して垂直又はほは゛垂直な面内において
この制止管4内周面に凹周溝6aを形成する状態で側方
に向がって開口6bする孔6を形成し、この孔6の切記
凹周溝6a内に弾性バッキング環材7をこれに対向する
前記凹周溝6aの一方の面6a’との間9に扁平制止板
8が挿入引抜き自在となるように嵌着させてなる流体分
岐管装置における漏洩防止構造であって、前記孔6の開
口6b近傍部における対向壁面6C,6d間に前記弾性
バッキング環材7と一連一体の弾性シール材7Aを挟圧
させ、この弾性シール材7A内には、前記の凹周溝6a
の一方の面5a’とは反対側の壁面6Cに形成した凹部
6c’に対して嵌係止可能な抜止め部10aをもった補
強金具10を埋設固定しであることを特徴とするという
点に存し、次の作用効果を奏するに至った。
即ち、主管1に対する穿孔後ドリル4内に流出してきた
流体の圧力によって弾性バッキング環材7が孔6の開口
6bから押し出されることを防止して、バッキング環材
7をしてその所期のシール作用を確実に発揮させるため
の構成として、前記補強金具10の抜止め部10 aと
、前記凹部6c’との嵌係止という構成を採ったから、
孔6内に従来の如く突条14 Cを存在させなくとも良
く、従って716の鋳造を容易に行なうことができると
ともに、バッキング環材7の凹周溝6aに対する初期セ
ットを孔6の側方開口6bを通して極めて容易かつ迅速
に行なうことができ、それでいて流体圧力に起因したバ
ッキング環材7の抜出しを確実に防止することが可能と
なるに至った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る流体分岐管装置における漏洩防止構
造の実施例を示し、第1図は正面図、第2図は縦断側面
図、第3図は制止管の縦断側面図、第4図はその横断平
面図、第5図は穿孔作業を示す縦断側面図、第6図、第
7図は蓋部材をセットした状態の制止管の縦断側面図と
横断平面図である。 尚、第8図は従来構造における制止管の縦断側面図であ
る。 1・・・・・・主管、2・・・・・・割子字管、3・・
・・・・分岐主管、4・・・・・・制止管、4a、4b
・・・・・・ねじ部、5・・・・・・分岐連管、6・・
・・・・孔、6a・・・・・・凹周溝、6a′・・・・
・・面、6b・・・・・・開口、6C,6d・・・・・
・壁面、6c’・・・・・・凹部、7・・・・・・弾性
バッキング環材、7A・・・・・・弾性シール材、8・
・・・・・扁平制止板、10・・・・・・補強金具、1
0 a・・・・・・抜止め部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主管1の分岐口部分に締付は固定した割子字管2に連な
    る分岐主管3と分岐連管5とに螺合接続可能なねじ部4
    a、4bを両端に有し、且つ一構成部材からなる制止管
    4の、前記両端ねじ部4a。 4bの中間に、その管軸芯方向に対して垂直又はほは゛
    垂直な面内においてこの制止管4内周面に凹周溝6aを
    形成する状態で側方に向かって開口6bする孔6を形威
    し、この孔6の前記凹周溝6a内に弾性バッキング環材
    7をこれに対向する前記凹周溝6aの一方の面6a’と
    の間9に扁平制止板8が挿入引抜き自在となるように嵌
    着させてなる流体分岐管装置における漏洩防止構造であ
    って、前記孔6の開口6b近傍部における対向壁面6C
    ,6d間に前記弾性バッキング環材7と一連一体の弾性
    シール材7Aを挟圧させ、この弾性シール材7A内には
    、前記の凹周溝6aの一方の面6a′とは反対側の壁面
    6Cに形成した四部6c’に対して嵌係止可能な抜止め
    部10 aをもった補強金具10を埋設固定しであるこ
    とを特徴とする流体分岐管装置における漏洩防止構造。
JP9282879U 1979-07-04 1979-07-04 流体分岐管装置における漏洩防止構造 Expired JPS5916635Y2 (ja)

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JPS5610591U JPS5610591U (ja) 1981-01-29
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JPS58106289A (ja) * 1981-12-21 1983-06-24 東京瓦斯株式会社 ガス分岐管の取付方法
JPH082746B2 (ja) * 1989-10-23 1996-01-17 池田物産株式会社 エアバッグ装置

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JPS5610591U (ja) 1981-01-29

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