JPS63291957A - 有機重合体及びその光劣化に対する安定化方法 - Google Patents

有機重合体及びその光劣化に対する安定化方法

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JPS63291957A
JPS63291957A JP63109851A JP10985188A JPS63291957A JP S63291957 A JPS63291957 A JP S63291957A JP 63109851 A JP63109851 A JP 63109851A JP 10985188 A JP10985188 A JP 10985188A JP S63291957 A JPS63291957 A JP S63291957A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定のポリアルキルピペリジン訪導体とマグ
ネシウム又は亜鉛化合物との混合物を添加することによ
る光劣化に対する有機重合体の安定化に関する。
ポリアルキルピペリジン安定化剤の光安定化作用は金属
化合物を添加することにより増加し得ることが知られて
いる。この様に、種々の低分子ポリアルキルピペリジン
と金属化合物、ニッケル、コバルト、マンガン又ハマグ
ネシウムのアセチルアセトネート、ラウリル酸又はエナ
ント酸ニッケル、ラウリル酸亜鉛又は酢酸亜鉛との混合
物は米国比a第4.202,816号に記載されている
。同様の高分子ポリアルキルピペリジンと金属化合物と
の混合物が米国出願筒4.256,627  号に記載
され、金属化合物の例として酢酸ニッケル及びラウリル
酸ニッケル、エナント酸亜鉛及びニッケル及びコバルト
アセチルアセトネートが述べられている。テトラメチル
ピペリジン基を含むある種のポリエステルはマグネシウ
ム又は亜鉛化合物と混合すると、有機重合体の光劣化に
対する安定化において特に顕著な相乗作用を示すことが
見出された。従って本発明は、光劣化に対する安定化剤
として(a)  次式I (式中、几は水素原子又はメチル基を表わし、Aは、炭
素原子数2ないし10の枝分れのない又は枝分れしたア
ルキレン結合基を表わし、nは2ないし50の15!を
表わす) で表わされるポリアルキルピペリジン光安定化剤と (b)  l′ll!化物、水酸化物、カルボン酸塩、
二1ノラート又はフェノラートよりなる系列からのマグ
ネシウム又は亜鉛化合物(但し、ポリエチレンの場合に
は該成分(b)はマグネシウム又は亜鉛の酸化物又は水
酸化物であることはない)とを含む有機重合体に関する
本発明に関し、安定化することができる適当な有機重合
体の例としては下記のものが挙げられる。
t モノオレフィンまたはジオレフィンから誘導される
ポリマー、例えばポリプロピレン、ポリインブチレン、
ポリブチ−1−エン、ポリメチルペンテ−1−エン、ポ
リイノプレン又はポリブタジェン、並びにシクロオレフ
ィン例えばシクロベンタン又はノルボルネンの重合体;
及び(架橋又は架橋していなくてもよい)ポリエチレン
、例えば高密度ポリエチレンCHDPE)、低密度ポリ
エチレン(LDPE )及び直鎖低密度ポリエチレン(
LLDPE)。
21)で述べたポリマーの混合物、例えばポリプロピレ
ンとポリインブチレンとの混合物、プリプロピレンとポ
リエチレンとの混合物(例えばPP/HDPE又はPP
/LDPE )及び異なったタイプのポリエチレン(例
、t ハLDPE/HDPE )の混合物。
五 モノオレフィンおよびジ−オレフィン同士または他
のビニルモノマーとの共重合体、例えば、エチレン/プ
ロピレン共重合体、直鎖低密度ポリエチレン(LLDP
E )及びその混合物の低密度ポリエチレン(LDPE
) 、!:の共重合体、プロピレン/ブチ−1−エン共
重合体、プロビレ//イソブチレン共重合体、エチレン
/ブナ−1−エン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合
体、エチレン−メチルペンテン共重合体、エチレン−ヘ
プテン共重合体、エチレン−オクテン共重合体、プロピ
レン/ブタジェン共重合体、インブチレン/インプレン
共重合体、エチレン/アルキルアクリレート共重合体、
エチレン/アルキルメタクリレ−)共1を合体、エチレ
ン/ビニルアセテート共重合体又はエチレン/アクリル
酸共重合体及びそれらの塩(イオノマー)並びにエチレ
ンとプロピレンおよびジエン、例えばヘキサジエン、ジ
シクロペンタジェン又はエチリデンノルボルネンとの三
元共重合体、並びにこのようなコーポリマーの混合物及
びこれらの上記1)で述べた重合体との混合物、例えハ
ポリプロピレンーエチレン/プロピレン共i合体、LD
PE−エチレン/ビニルアセテート共重合体、LDPE
−エチレン/アクリル酸共11体、LLDPE−エチレ
ン/ビニルアセテート共重合体及びLLDPE−エチレ
ン/アクリル酸共重合体。
5a、炭化水素樹脂(例えば炭素原子数5ないし9)及
びそれらの水素添加変性物(例えば粘着性付与剤)。
4、 ポリスチレン、ポリ−(p−メチルスチレン)l
tボ1J−(α−メチルスチレン)。
S スチレン又はα−メチルスチレンとジエン又はアク
リル誘導体との共重合体、例えばスチレン/ブタジェン
、スチレン/アクリロニトリル、スチレン/アルキルメ
タクリレート、スチレン/ブタジェン/エチルアクリレ
ート、スチレン共重合体と他の重合体、例えばポリアク
リレート、ジエン共重合体又はエチレン/プロピレン/
ジエン三元共重合体とからなる高耐衝重性混合物、及び
スチレンのブロック共重合体、例えば、スチレン/ブタ
ジェン/スチレン、スチレン/イソプレン/スチレン、
スチレン/エチレン−ブチレン/スチレン又はスチレン
/エチレン−プロピレン/スチレン。
& スチレン又はα−メチルスチレンのグラフト共重合
体、例えば、スチレンの結合したポリフ゛タジエン、ス
チレンの結合したポリブタジェン/スチレン共重合体又
はポリブタジェン/アクリロニトリル共重合体又はスチ
レン及びアクリロニトリル(又はメタクリレートl)ル
)の結合したポリブタジェン;スチレン、アクリロニト
リル及びメチルメタクリレートの結合したポリブタジェ
ン;スチレン及びマレイン酸無水物の結合したポリブタ
ジェン:スチレン、アクリロニトリル及びマレイン酸無
水物又はマレイミドの結合したポリブタジェン;スチレ
ン及びマレイミドの結合したポリブタジェン;スチレン
及びアルキルアクリレート又はメタクリレートの結合し
たポリブタジェン;スチレン及びアクリロニトリルの結
合したエチレン/プロピレン/ジエン三元共重合体、ス
チレン及びアクリロニトリルの結合したポリアルキルア
クリレート又はポリアルキルメタクリレート又はスチレ
ンおよびアクリロニトリルの結合したアクリレート/ブ
タジェン共重合体、並びにこれらと5)に述べた共重合
体との混合物、例えば、ABS、MBS、A8A又はA
ES重合体として知られる共重合体との混合物。
l ハロゲン含有共重合体、例えばポリクロロプレン、
塩素化ゴム、塩素化もしくはクロロスルホン化ポリエチ
レン及びエビクロロヒドリンの単独重合体及び共重合体
、特にハロゲン含有ビニル化合物から得られる重合体、
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフ
ッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン;並びにこれらの共
重合体、塩化ビニル/塩化ビニリデン、塩化ビニル/酢
酸ビニル又は塩化ビニリデン/酢酸ビニルのような共重
合体。
a α、β−不飽和酸及びその誘導体から誘導される重
合体、例えばポリアクリレート及びポリメタクリレート
、ポリアクリルアミド及びポリアクリロニトリル。
98)で述べた単量体同士又は他の不飽和上ツマ−との
共重合体、例えば、アクリロニトリル/ブタジェン共重
合体、アクリロニトリル/アルキルアクリレート共重合
体、アクリロニトリル/アルコキシアルキルアクリレー
ト共重合体、アクリロニトリル/ハロゲン化ビニル共重
合体又はアクリロニトリル/アルキルメタクリレート/
ブタジエンタ三元共重合体。
1α不飽和アルコール及びアミン又はそれらのアシル又
はアセタール誘導体から誘導される重合体、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリステアリン酸
ビニル、ポリビニルベンゾエート又ハポリビニルマレエ
ート、ポリビニルブチラール、ポリアリルフタレートま
たはポリアリルメラミン;並びにこれらの上記1項で述
べたオレフィンとの共重合体。
11、lI状エーテルの単独重合体及び共重合体、例え
ばポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、
ポリプロピレンオキシド又はこれらのビス−グリシジル
エーテルとの共重合体。
12、ポリアセタール、例えばポリオキシメチレン、並
びにコーモノマーとして例えばエチレンオキシドを含有
するポリオキシメチレン;熱可盟性ポリウレタン、アク
リレート又はM2Rで変性したポリアセタール。
1S ポリフェニレンオキシド及びポリフェニレンスル
フィド、並びにそのスチレン重合体又はポリアミドとの
混合物。
14、一方の末端に水酸基を有し、他方の末端に脂肪族
又は芳香族ポリイソシアネートを有するポリエーテル、
ポリエステル及びポリブタジェンから誘導されるポリウ
レタン、並び釦それらの前駆体。
1S、ジアミン及びジカルボン酸及び/又はアミノカル
ボン酸若しくは相当するラクタムから誘導されるポリア
ミド及びコーホリアはド、例えばボリアはド4、ポリア
ミド6、ポリアミド6.6、ボリアはドロ、10.6.
9.6゜12及び4.6、ポリアミド11、ポリアミド
12; m−キシレン、ジアミン及びアンピン陵から製
造される芳香族ポリアミド;ヘキサメチンンジアミン及
びインフタル酸及び/又はテレフタル酸及びもし適当で
あるならば変性剤としてのエラストマー、例えばポリ−
2゜4.4−トリメチルへキサメチレンテレフタルアミ
ド及びポリ−m−フェニレンインフタルアミドから製造
されるポリアミド、更に、上記ポリアミドとポリオレフ
ィン、オレフィン共重合体、イオノマー又は化学的に結
合した若しくはグラフト化したニジストマー;又はポリ
エーテル、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール又はポリテトラメチレングリコールと
のブロック共重合体。更にEPDM又はAB8で変性し
たポリアミド又はコポリアミド;加工中に縮合したポリ
アミド(”RIM−ポリアミド系#)。
1& ポリ尿素、ポリイミド、ポリアミド−イミド及ヒ
ポリベンズイミダゾール。
17、ジカルボン酸及びジアルコールから、及び/又は
ヒドロキシカルボン酸又は相当するラクトンから誘導さ
れるポリエステル、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメ
チロールシクロヘキサンテレフタレート、ポリヒドロキ
シベンゾエート、並びに末端水酸基をもつポリエーテル
から誘導されるブロックポリエーテル−エステル:更に
はポリカーボネート又はMBSで変性されたポリエステ
ル。
1a゛ポリカーボネート及びポリエステル−カーボネー
ト。
19  ポリスルホン、ポリエーテル−スルホン及びポ
リエーテル−ケトン。
2Q、一方のアルデヒドと、他方のフェノール、尿素又
はメラミンとから誘導される架橋された重合体、例えば
、フェノール/ホルムアルデヒド樹脂、尿素/ホルムア
ルデヒドl[及びメラミン/ホルムアルデヒド樹脂。
21、乾性及び不乾性アルキド樹脂。
22、飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価アルコールと
のコーポリエステルから誘導される及びビニル化合物を
架橋剤とする不飽和ポリエステル樹脂、並びにそのハロ
ゲン原子を含む難燃性の変性樹脂。
2五置換アクリル酸エステル、例えば、エポキシ−アク
リレート、ウレタン−アクリレート又はポリエステル−
アクリレートから誘導される架橋性アクリル樹脂。
2t  メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリインシアネート
又はエポキシ樹脂で架橋したアルキ−lド樹脂、ポリエ
ステル樹脂及びアクリレート樹脂。
2i ポリエポキシド、例えば、ビスグリシジルエーテ
ル又は脂環式ジエボキシドから誘導される架橋されたエ
ポキシ樹脂。
2&天然の重合体、例えば、セルロース、天然ゴム、ゼ
ラチン及びそれらを重合同族体として化学変性した誘導
体、例えば、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース
、セルロースブチレート及びセルロースエーテル、例え
ばメチルセルロース;並びにロジン及びその誘導体。
2z 上記の重合体の混合物(ポリブレンド)、例えば
PP/EPDM、ポリアミド/EPDM  若L < 
d ABS%PVC/EVA%PVC/ABS、 PV
C/MBS、 PC/ABS、 PBTP/ABC,P
C/AHA。
PC/PBT、PVC/CPE、PVC/アク+3 v
−)、POM/熱可塑性PU几、PC/熱可塑性FUR
POM/アクリレート、POM/MBS%PPO/HI
PS、 PPO/FA &6及び共重合体、FA/HD
PE、PA/PP%PA/PPOゆ合成重合体、特に熱
可塑性樹脂、そしてとシわけポリオレフィン、中でもポ
リプロピレンが好ましい。
前記式1で表わされるポリアルキルピペリジン光安定化
剤は米国出願第4.26へ412号に記載されている。
その基A#i、例えば、ジメチレン基、トリメチレン基
、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレ
ン基又はデカメチレン基、1.2−プロピレン基、1.
2−ブチレン基、1.1.5−トリメチルテトラメチレ
ン基又は2.2−ジメチルトリメチレン基であり得る。
光安定化剤として次式1a (式中、nは5ないし20の値を表わす、)で表わされ
るポリエステルを使用することが好ましい。
式lで表わされる化合物は、1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2,2,6,6−テトラメチルビベリシノー4−
オール又は1−(2−ヒドロキシプロピル)−2,2,
6,6−テトラメチルビベリジノ−4−オール全ジカル
ボン酸HOOC−A−COO)i又はその酸クロリド又
はジアルキルエステルと共に縮重合することによって製
造される。この反応において縮合度nの異なるポリエス
テル混合物が形成される。従って、この種の混合物に対
して測定された値nは平均値を表わす、その慣は2ない
し50であることができ、5ないし20が好ましい。
成分(b)として使用することができるマグネシウム及
び亜鉛化合物は、Mg又はZnの酸化物、水酸化物、カ
ルボン酸塩、エノラート、フェノラートであり得る。カ
ルボン酸塩としては、特に脂肪族又は芳香族モノカルボ
ン酸又はジカルボン酸の塩であり得、そしてもし適当で
あるならば水酸基で置換することができる。炭素原子数
1ないし20の脂肪族モノカルボン酸及び炭素原子数6
ないし12の芳香族モノカルボン酸の塩が好ましい、カ
ルボン酸塩の例としては蟻酸塩、酢酸塩、プロピオン酸
塩、カプロン酸塩、エナント酸塩、カプリル酸塩、ラウ
リル酸塩、バルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ベヘン酸
塩、オレイン酸塩、シ具つ酸塩、コハク酸塩、ゲルター
ル酸塩、アジピン酸塩、セバシン酸塩、マレイン散塩、
クエン酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩又はサリチル酸塩が
挙げられる。このカルボン酸塩は脂肪酸の工業的混合物
の塩であることもできる。
適当なエノラートは、特に炭素原子数5ない20のβ−
ジカルボニル化合物のエノラートである。エノラートの
例としては、アセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、
ジベンゾイルメタン、メチルアセトアセテート又はエチ
ルアセトアセテートのMg又はZn化合物が挙げられる
フェノラートの例としては、フェノール、クレゾール、
キシレノール、高度アルキル化フェノール又は0−アセ
チルフェノールのMg及ヒZn化合物が挙げられる。
これ等化合物の混合物を使用することも可能である。成
分(b)としてマグネシウム又は亜鉛の酸化物又はアセ
チルアセトネート又は脂肪族モノカルボン酸のマグネシ
ウム塩又は亜鉛塩を使用することが好ましい。脂肪族モ
ノカルボン酸は好ましくは1ないし20の炭素原子を含
む。
これ等のマグネシウム化合物及び亜鉛化合物の効果は特
に驚嘆に値する。というのは対応するカルシウム化合物
が実質的に相乗作用を示さないからである。これ等のマ
グネシウム及び亜鉛化合物はそれ自体としては安定化作
用を僅かに有するか、あるいは全く有しな−、従ってこ
れ等の化合物はポリアルキルピペリジン光安定化剤の補
助安定化剤と見做すことができる。
岳加される安定化剤の量は、特に基質及び所望される安
定化度合に依存する。成分(a)は重合体に対しll0
1ないし5重量%、特にα05ないし1重量係加えるの
が好ましい。成分(b)は重合体に対しα005ないし
1重f1%、特にCLO5ないしα5%加えるのが好ま
しい。
この安定化剤は重合体製造の前後又Fi1.J] K添
加することができ、その後の成形の前又は間に添加する
ことができる。安定化剤は、例えば粉末状重合体に混合
したり、あるいは重合体溶融物に添加することができ、
更に例えば5ないし25%の安定化剤を含むマスターバ
ッチの形態で添加することもできる。成分(a)及び(
b)は重合体くそれぞれあるいは混合物として添加する
ことができる。
本発明に係る安定化剤(a)及び(b)に加えて、同様
に他の重合体に対する安定化剤、例えばフェノールタイ
プの酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属奪活剤、亜リン酸
塩及びホスホン酸塩又は有機チオ化合物種の過酸化物分
解剤を加えることもできる。
これ等の例として次のものが挙げられる。
例えば、2.6−ジ第三ブチル−4−メチルフェノール
、2−第三ブチル−4,6ジメチルフエノール、2.6
−ジ第三ブチル−4−エチルフェノール、2.6−ジ第
三ブチル−4−n−ブチルフェノール、2.6−ジ第三
ブチル−4−イノブチルフェノール、2゜6−シシクロ
ベンチルー4−メチルフェノール、2−(α−メチルシ
クロヘキシル)−4゜6−シメチルフエ、ノール、2.
6−シオクタデシルー4−メチルフェノール、2,4.
6−トリシクロヘキシルフエノール、2.6−ジ第三ブ
チル−4−メトキシメチルフェノール、2.6−クツニ
ル−4−メfルフエノール。
1.1  アルキル化すれたヒドロキノン例えば、2.
6−ジ第ミプチルー4−メトキシフェノール、2.5−
 シlE三ブチルヒドロキノン、2.5−ジ第三アiル
ヒト′ロキノン、2.6−ジフェニル−4−オクタデシ
ルオキシフェノール。
1、五  ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル例え
ば、2 、2’−チオビス(6−第三ブチル−4−メチ
ルフェノール)、2.2′−チオビス(4−オクチルフ
ェノール)、4.4’−チオビス(6−IE三ズブチル
5−メチルフェノール)及ヒa、a’−チオビス(6−
第三ブチル−2−メチルフェノール)。
1.4 アルキリデンビスフェノール 例えば、2 、2’−メチレンビス(6−第三ブチル−
4−メチルフェノール)、2.!−メチレンビス(6−
第三ブチル−4−エチルフェノール)、2.2′−メチ
レンビス〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシ
ル)フェノール〕、2.2′−メチレンビス−(4−メ
チル−6−シクロヘキシルフェノール)、2.2′−メ
チレンビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2
.2’−メチレンビス(4,6−ジ第三ブチルフエノー
ル)、2゜l−エチリデンビス(4,6−ジ第三ブチル
フエノール)、2.2’−エチリデンビス(6−第三ブ
チル−4−インブチルフェノール)、2、l−メチレン
ビス(6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノ
ール〕、2s2′−メチレンビス(6−(α、α−ジメ
チルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4.4′−
メチレンビス(2,6−ジ第三ブチルフエノール)、4
.4′−メチレンビス(6−第三ブチル−2−メチルフ
ェノール)、1.1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒド
ロキシ−2−メチルフェニル)−ブタン、2.6−ピス
C3−HIE三ブ三層チル−メチル−2−ヒドロキシベ
ンジル)−4−メチルフェノール、1゜1.3−トリス
(5−第三プチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニ
ル)ブタン、1゜1−ビス(5−g三ブチル−4−とド
aキシ−2−メチルフェニル)−5−n−Vデシルメル
カプトブタン、エチレングリコールビス〔3,3−ビス
(5′−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブチ
レート〕、ビス(S−第三プチル−4−ヒドロキン−5
−メチルフェニル)ジシクロペンタジェン、ビス〔2−
(5′−第三ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メチル
ベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル〕テ
レフタレート。
1.5.ベンジル化合物 例えば、1,3.5−)リス(5,5−ジ第三フチルー
4−ヒドロキシベンジル)−2゜4.6−)リメチルベ
ンゼン、ビス(3,5−シ第三ブチルー4−ヒドロキ7
ベンジル)スルフィド、3,5−ジ第三ブチルー4−ヒ
ドロΦジベンジルメルカプト酢酸インオクチルエステル
、ビス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−シ
メチルベンジル)−ジチオールテレフタレート、1,3
.5−トリス(5,5−シfgニブチル−4−ヒドコキ
ンベンジル)インシアヌレート、1,5.5−トリス(
4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−シメチルベ
ンジル)インシアスレートss、s−ジfR三ブチル−
4−ヒドロキシベンジルホスホン酸ジオクタデシルエス
テル、5 、5− シg三7”?ルー4−ヒドロキシベ
ンジルホスホン酸モノエチルエステルのカルシウム塩、
1,3.5−)リス(3,5−ジシクロへキシル−4−
ヒドロキシベンジル)インシアヌレート。
例えば、4−ヒドロキンラウリル酸アニリド、4−ヒド
ロキシステアリン酸アニリド、2.4−ビスオクチルメ
ルカプト−6−(3゜5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキ
シアニリノ)−3−トリアジン、オクチルN−(5,5
−シ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)カルバメー
ト。
キシフェニル)プロピオン酸の1価又は多例えはメタノ
ール、オクタデカノール、1゜6−へキブンジオール、
ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、
ジエチレンクリコール、トリエチレングリコール、ペン
タエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)インシ
アヌレート及ヒN、N’−ビス(ヒドロキシエチル)オ
キサアミドとのエステル。
例えばメタノール、オクタデカノール、1゜6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
クリコール、ジエチレンクリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエ
チル)インシアヌレート、及びN 、 N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサアミドとのエステル。
例えばメタノール、オクタデカノール、1゜6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
グリコール、ジエチレンクリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキンエ
チル)インシアヌレ−) 及ヒN 、 N’−ヒス(ヒ
ドロキシエチル)シェラ酸ジアミドとのエステル。
例えばN 、 N’−ビス(3,5−ジ第三ブチルー4
−ヒドロキシフェニルプロピオニル)へキサメチレンジ
アミン、N、N’−ビス(3゜5−ジg三プ?ルー4−
ヒドロキシフェニルグロビオニル)トリメチレンジアミ
ン及びN。
N′−ビス(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフ
ェニルプロピオニル)ヒドラジン。
例えば5′−メチル−13’ 、 5’−ジ第三ブチル
ー15′−第三ブチル−15’−(1,1,3゜3−テ
トラメチルブチル)−15−クロロ−5′、5′−ジ第
三ブチルー15−クロロ−5′−第三ブチル−5′−メ
チル−13′−第二ブチル−5′−第三ブチル−14′
−オクチルオキシ−1s / 、 s/−ジ第三アミル
−及びs’ 、 s’−ビス(α、α−ジメチルベンジ
ル)−導体。
z2.2−ヒドロキシベンゾフェノン類例えば4−ヒド
ロキシ−14−メトキシ−14−オクトキシ−14−デ
シルオキシ−14−ドデシルオキシ−14−ベンジルオ
キシ−14、2’、 4’−)リヒト0ロキシー及び2
′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ誘導体。
2、五 置換及び未置換安息香酸エステル例えば4−第
三ブチルフェニルサリチレート、フェニルサリチレート
、オクチルフェニルサリチレート、ジベンゾイルレゾル
シノール、ビス(4−第三ブチルベンゾイル)レゾルシ
ノール、ベンゾイルレゾルシノール、3゜5−ジ第三ブ
チルー4−ヒドロキシ安息香酸2.4−ジ第三ブチルフ
ェニルエステル及び3.5−ジ第三ブチルー4−ヒドロ
キシ安息香酸ヘキサデシルエステル。
L4.  アクリレート 例、t ハα−シアノーβ、β−ジフェニルアクリル酸
エチルエステル又はインオクチルエステル、α−カルボ
メトキシシンナミル酸メチルエステル、α−シアノ−β
−メチル−p−メトキシーシンナミル酸メチルエステル
又はブチルエステル、α−カルゲメトキシーp−メトキ
シーシンナミル酸メチルエステル及びN−(β−カルボ
メトキシ−β−シアノビニル)−2−メチル−インドリ
ン。
2、a ニッケル化合物 例えば2.2′−チオビス(4−(1,1゜5.3−テ
トラメチルブチル)フェノール〕の、所望によpn−ブ
チルアミン、トリエタノールアミン又はN−7クロヘキ
シルジエタノールアミンのような他の配位子を含んでい
てもよい1:1錯体又は1:2錯体、ニッケルジブチル
ジチオカルバメート、4−ヒドロ*7−3.5−ジ第三
ブチルベンジルホスホン酸のモノアル中ルエステル例え
ばメチル又はエチルエステルのニッケル塩、ケトキ7ム
のニッケル錯体、例えば2−ヒドロキジ−4−メチルー
フエニルウンデンルケトンオキシムのニー1ケ錯体、所
望により他の配位子を含んでいてもよい1−フェニル−
4−ラウロイル−5−ヒドロキシ−ピラゾールのニッケ
ル錯体。
例えば4.4′−ジオクチルオキシオキサアニリド、2
.2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ第三ブチルオ
キサアニリド、2.2’−ジ−ドデシルオキシ−5,5
′−ジ第三ブチルオキサアニリド、2−エトキシ−2−
エチルオキサアニリド、N、N’−ビス(3−ジメチル
アミノプロピル)オキサアミド、2−エトキy−5−第
三ブチルー2′−エチルオキサアニリド及ヒこれと2−
エトキシ−2′−エチル−5,4′−ジ第三ブチルオキ
サアニリドとの混合物及びオルト−メトキシ−及びパラ
−メトキシー二蓋換オキサアニリドの混合物並びにオル
ト−エトキシ及びパラ−エトキンm:置換オキサアニリ
ドの混合物。
& 金属不活性化剤 例えばN 、 N’−ジフェニルオキテアミド、N−サ
リチラルーN′−サリチロイルヒドラジン、N 、 N
’−ビス(サリチロイル)ヒドラジン、N 、 N’−
ビス(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル
プロピオニル)ヒドラジン、5−サリチロイルアミノ−
1,2,4−トリアゾール及びビス(ベンジリデン)シ
ェラ酸ジヒドラジド。
例えばトリフェニルホスフィツト、ジフェニルアルキル
ホスフィ−Iト、フェニルジアルキルホスフィツト、ト
リス(ノニルフェニル)ホスフィツト、トリラウリルホ
スフィツト、トリオクタデソルホスフィット、ジステア
リルベンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2
,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフィツト、ジインデ
シルベンタエリトリトールジホスフィ・ソト、ビス(2
,4−第三ブチルフェニル)ベンタエリトリトールジホ
スフィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィ
−Iト、テトラキス−(2,4−ジ第三フチルフェニル
) −4、4’−ビフェニレンジホスホニット、5.9
−ビス(2,4−ジ第三ブチルフェノキシ)−2,4,
8,10−テトラオキサ−3,9−ジホスファスビロ(
5,5)ウンデカン。
& 過酸化物分解化合物 例えばβ−チオジプロピオン酸のエステル、例としては
ラウリル、ステアリル、ミリスチル又ハトリゾシルエス
テル、メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプト
ベンズイミダゾールの亜鉛塩、ジブチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ジオクタデシルジスルフィド及びペンタエリ
トリトールテトラキス−(β−ドデシルメルカプト)グ
ロビオネート。
& ポリアミド安定化剤 例えばヨウ化物及び/又はリン化合物と組合せられる銅
塩及び2価マンガンの塩。
プラスチック工業で慣用的な他の添加剤、例えば顔料、
充填剤、強化剤、関滑剤、防炎加工剤、帯電防止剤、発
泡剤又は可塑剤を添加することも可能である。
このようにして安定化された重合体は広範な形態、例え
ばフィルム、繊維、テープ、ンート、容器、管又はその
他の形態にて使用することができる。
下記実施例によシ本発明をよシ詳細に示す。
ことわりのない限シ部及び幅は重量によって表わしたも
のである。
実施例 100部のポリプロピレン粉末〔メルトフローインデッ
クス2.4g710分(250℃、2160g)〕°を
ドラムミキサーに入れてClO2部のペンタエリトリチ
ルテトラキス−〔β−(3,5−ジa三ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロビオネート〕、(LO5部の
トリス−(2゜4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフィツ
ト、α1部のステアリン酸カルシウム及び表に示された
光安定化剤及び金属化合物t−混合し、次いで混合物を
押出機で温度180ないし220℃で粒状化した。
得られた顆粒を平らなシート聾ダイを有する(温度22
0ないし260℃)第2の押出機でシートに加工し、次
いでこのシートを切ってテープとし、昇温温度で1:6
の比に延伸して巻取った(テープの計測ニア00ないし
900デニール;引張シ強度5.5ないし&5/デニー
ル)。
このようにして製造したポリプロピレンのテープを張力
なしく試料担体に装着し、フロリダでの屋外暴露を実施
した。種々の時間の後5試験種の群を取出し、その引り
強り強度を測定した。テープの引っ張り強度が初期値の
50%に低下するまでの照射エネルギーCキロラングレ
ーで測定)を種々の光安定化剤の保護布用の目安とした
。独立した2系列の試験で得られた値を第1表及び第2
表に示す。
次式 で表わされ、数平均分子量へ500 を有するポリエス
テルを光安定化剤L8−1 として使用した。
第1表 m2表

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光劣化に対する安定化剤として (a)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Rは水素原子又はメチル基を表わし、Aは、炭
    素原子数2ないし10の枝分れのない又は枝分れしたア
    ルキレン結合基を表わし、nは2ないし50の数を表わ
    す) で表わされるポリアルキルピペリジン光安定化剤と (b)酸化物、水酸化物、カルボン酸塩、エノラート又
    はフェノラートよりなる系列からのマグネシウム又は亜
    鉛化合物(但し、ポリエチレンの場合には該成分(b)
    はマグネシウム又は亜鉛の酸化物又は水酸化物でない。 ) とを含むことを特徴とする有機重合体。
  2. (2)成分(a)として、次式 I a ▲数式、化学式、表等があります▼ I a (式中nは5ないし20の値を表わす)で表わされる光
    安定化剤を含む請求項1記載の有機重合体。
  3. (3)成分(b)として、マグネシウム又は亜鉛の酸化
    物、アセチルアセトネート又は脂肪族モノカルボン酸塩
    を含む請求項1記載の有機重合体。
  4. (4)それぞれ重合体に対して0.01ないし5重量%
    の成分(a)と0.005ないし1重量%の成分(b)
    を含む請求項1記載の有機重合体。
  5. (5)有機重合体がポリオレフィンである請求項1記載
    の有機重合体。
  6. (6)有機重合体がポリプロピレンである請求項1記載
    の有機重合体。
  7. (7)成分(a)及び(b)に加えてプラスチック工業
    で慣用の他の安定化剤又は他の添加剤を含む請求項1記
    載の有機重合体。
  8. (8)(a)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Rは水素原子又はメチル基を表わし、Aは、炭
    素原子数2ないし10の枝分れのない又は枝分れしたア
    ルキレン結合基を表わし、nは2ないし50の数を表わ
    す) で表わされるポリアルキルピペリジン光安定化剤と (b)酸化物、水酸化物、カルボン酸塩、エノラート又
    はフェノラートよりなる系列からのマグネシウム又は亜
    鉛化合物(但し、ポリエチレンの場合には該成分(b)
    はマグネシウム又は亜鉛の酸化物又は水酸化物でない。 ) との混合物が添加されることを特徴とする安定化剤の混
    合物を加えることによる光劣化に対する有機重合体の安
    定化方法。
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