JPS63291162A - 文書編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば印刷物上の文書を文字配列画像とし
て取扱い、コンピュータ等の画像処理によって文書を編
集するための文書編集装置に関する。

従来の技術 周知のように日本語ワードプロセッサでは、作成中また
は作成済の文書をディスプレイに表示させ、その文書に
対して挿入・削除・訂正を自由に行なうことができるし
、文字列の移動や複写、タブやインデントなど書式に基
づく編集、作表用のけい線や図などを入れる場所を空け
る枠空けなど、多彩なテキスト編集を行なうことができ
る。

発明が解決しようとする問題点 日本語ワードプロセッサの文書編集処理は、良く知られ
ているように、ディスプレイ上の文書画像に展開する前
の内部のコード情報のレベルで行なっている。基本的に
は、メモリ上の各文字コードの配列を変えたり、追加・
削除によって１文字単位の文書編集の処理を行なう。

この文書編集処理は、文書情報が文字のコード情報の形
でメモリやフロッピーディスク等に保存されているもの
に対して行なえるが、印刷されている文書やファクシミ
リで受信記録した文書のように、文書の画像として用紙
に記録されたものを基にしてワードプロセッサで編集を
行なえる訳ではない３．そのため、印刷文書をワードプ
ロセッサのキーボードで入力し、コード情報の文書をプ
ロセッサ内に作り、それについて編集処理を行なう必要
があった。

この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、例えば印刷文書をイメージスキャナで読
み取って得られた文書画像情報について、それを文字の
コード情報に変換することなく、直接的にワードプロセ
ッサと同様な編集を行なえるようにした文書編集装置を
提供することにある。

問題点を解決するための手段 この発明の文書編集装置は、文書を構成する文字配列画
像を含んだ画像情報の入力手段・記憶手段・表示手段と
、表示されている文字配列画像に対して各文字を１文字
ごとに区分する枠付けを行なうための枠付は入力手段と
、表示されている文字配列画像に対してその改行点を表
すコード情報を付加入力するための改行点入力手段と、
上記枠付は入力手段で１文字ごとに区分された各文字画
像と上記改行点コード情報とに基づいて上記文字配列を
変えることで１文字単位で文書の編集を行なう画像情報
編集手段とを備えたものである。

作用 上記枠付は入力手段によって表示されている文字配列画
像中の各文字を１文字ごとに区分するとともに、上記改
行点入力手段によって上記文字配列画像中の改行点を指
示する。これで編集のだめの準備ができたことになる。

このあと上記画像編集手段によって、区分された各文字
画像の並べ変えを、改行を加未した文書として増り扱っ
て自由に行なうことができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による文書編集装置の概略構
成を示すものであって、ｌは印刷物などの画像情報（文
書を構成する文字配列画像も含まれる）を読み堆る画像
入力手段としてのイメージスキャナ、２はコード情報を
入力するためのキーボード、３は表示画面上の座標情報
を入力するためのポインティングデバイスであるマウス
、４は画像情報を格納するためのイメージメモリ、５は
文字コードを受けて該当の文字画像情報を発生する文字
フォント、６は画像情報を表示するイメージディスプレ
イ、７は画像情報をハードコピーとして出力するイメー
ジプリンタ、８は画像を分割して並べ換え９編集を行な
う画像編集プロセンサ、９は装置の全体的な制御と情報
処理を行なうメインプロセッサである。

以上のように構成された文書編集装置について、以下そ
の動作を説明する。

１ず、文書（文字配列画像）が印刷された原稿をイメー
ジスキャナ１で読み取り、その画像情報をイメージメモ
リ４に格納すると同時にイメージディスプレイ６で表示
する。

次に表示画像を見ながらマウス３またはキーボード２を
操作し、表示画像の中の編集しようとする文書部分の切
り出しを指令する。さらに、切り出されて表示されてい
る文字配列画像に対して、マウス３またはキーボード２
を操作することで、各文字を１文字ごとく区分する枠（
マス目）を表示に付加する。この段階の表示画像の一例
を第２図に示している。ここで符号２１は上記の枠付は
入力操作で付加した枠をさしている。画像情報にこのよ
うな枠２１を付加すること、画像編集プロセッサ８は枠
２１の各マス目の１つひとつを単位画像として取シ扱い
、単位画像の配列を自由に組み換え得る状態となる。

次にキーボード２またはマウス３を操作し、表示されて
いる文字配列画像が横書きの文書であることと、その文
書中の改行点がどこかを画像編集プロセッサ８に指示す
る。これで文書編集の準備が整ったことになる。

第３図と第４図は第２図の文書の編集の一例を示してい
る。この例は、文書部分の右上角に矩形二で示した空き
場所を作る枠窓は処理である。これを行なうには、まず
第３図のように、表示されている文書領域上の所定位置
に、マウス３とキーボード２の操作で矩形ｎを付加表示
させ、続いて「枠空け」の指令を入力する。これを受け
て画像編集プロセッサ８はイメージメモリ４の画像情報
について、前記枠２１による単位画像の区分と、横書き
文書という情報と、改行点の情報と、矩形ηの情報とに
基づいて単位画像の並べ換えを行ない、第４図のように
文書画像情報を組み立ててディスプレイ６に表示しなお
す。なお、第４図の画像中の矩形ｎの領域に別の画像を
はめ込み合成することができ、それを表示上で確認し、
プリンタ７で印刷することができる。

第５図と第６図は別の編集例として文字の削除処理を示
している。第５図に示すように、枠２１で一文字ごとに
区分された文書画像に対し、マウス３とキーボード２を
操作することで、任意のマス目の例えば１等」という文
字をカーソル２４で指示し、続いて「削除」の指令を入
力する。すると第６図に示すように、「等」のマス回内
の画像が消去されるとともに、それ以降のマス目の画像
が横書き文書の前づめの要領で移動する。ただし、改行
点のあとの行までは前づめの移動処理はなされない。

同様にして文字を挿入することができる。挿入位置のマ
ス目をカーソルで指示し、挿入文字をキーボード２と文
字フォント５によって発生させ、画像を合成させる。な
お、マウス３で手書き文字を挿入することもできる。

また、文字の転写（コピー）を行なう場合、転写する文
字のマス目をカーソルで指示して所定のコマンドを与え
、続いて転写光の位置をカーソルで指示する。これを受
けてプロセッサ８が抽出文字の転写処理を行なう。同様
にして、横書き文書を縦書き文書の組み換えたり、その
逆の変換を行なうことができる。

発明の効果 以上詳細に説明したように、この発明に係る文書編集装
置は、表示画像に含まれている文書（文字配列画像）に
対して各文字を１文字ごとに区分する枠付けを行なうと
ともに改行点の情報を付加しておき、その後枠で区分さ
れた単位画像（１文字）を並べ換えたり消去することで
文書の編集を行なうようにしたので、印刷物の文書をワ
ードプロセッサのようなコード情報に作り直さないで、
画像情報のままで、ワードプロセッサと同様な多彩な編
集処理を容易に行なうことができる０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による文書編集装置の概略構
成を示すブロック図、第２図〜第６図は同装置による編
集例を示す文書画像の概略説明図である。 ２１・・・枠、二・・・枠空は処理を指示する矩形、ｚ
ｌ・・・カーソル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 惇　　　　〜 〜 第４図 第５図 第６図 Ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文書を構成する文字配列画像を含んだ画像情報の入力手
   段・記憶手段・表示手段と、表示されている文字配列画
   像に対して各文字を１文字ごとに区分する枠付けを行な
   うための枠付け入力手段と、表示されている文字配列画
   像に対してその改行点を示すコード情報を付加入力する
   ための改行点入力手段と、上記枠付け入力手段で１文字
   ごとに区分された各文字画像と上記改行点コード情報と
   に基づいて上記文字配列画像の配列を変えることで１文
   字単位で文書の編集を行なう画像情報編集手段とを備え
   た文書編集装置。